スケートボードのタイヤ部分を指すウィール。四角い形状やソフトウィール、92A・95Aといった硬さ・サイズ・幅など、こだわり1つで乗り心地やパフォーマンスに大きく影響します。しかし、BONES(ボーンズ)・スピットファイヤなど、人気ブランドやメーカーから多くの商品が販売されており、本当におすすめの商品はわかりづらいもの。
そこで今回は、スケートボード用ウィールのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。パンクしにくさ・取り付けやすさ・静かさにこだわった商品もランクイン。記事の後半では、ウィールの交換時期の目安や注意点もご紹介していますので、ぜひご覧ください。
早稲田大学スポーツ科学部にてスポーツ文化学を専攻。野球、柔道、陸上など多岐にわたるスポーツを経験。柔道整復師資格を保有し、現在はライターとして健康系、スポーツ系の記事を多数執筆する。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ウィールは、スケートボードの安定性と滑走時のスピード性を左右する重要なパーツ。素材や形状に気をつけて賢く選べば、自分のスタイルに合わせてデッキの乗り心地を変えられます。
ウィールは比較的交換がしやすいので、スケーターのメンテナンス第一歩にうってつけ。これからスケートボードを趣味にする人、カスタマイズをしてみたい人も、ウィールの選び方から始めましょう。
それでは、スケートボードのウィールの選び方を見ていきましょう。
スケートボードのウィールは、用途によって大きく2つのタイプに分かれています。まず遊ぶ目的や自分の滑るスタイルに合わせて、タイプを選んでいきましょう。
かっこよくトリックを決めたい人は、ハードウィールを選ぶことが大切。硬い素材を使い、接地面が小さい形状に設計されていて、操舵性のよさに特化しています。
ハードウィールは足の動きをデッキに反映しやすいので、ストリートやパークを楽しむのにうってつけ。地面の感覚がダイレクトに伝わり、臨場感のある滑りが味わえるのもうれしいポイントです。
ただし路面が荒いアスファルトで滑るとガーッと大きい滑走音がでて、苦情になりやすいため移動には不向き。グリップも弱いので、公園やスケートパークで楽しみましょう。
ゆったり滑って楽しみたい人には、ソフトウィールがおすすめ。移動メインの人やクルーザーを楽しむのに向いていて、クルーザーウィールとも呼ばれています。
ソフトウィールは柔らかい素材を使い、接地面が大きいので、安定したスピード感ある走りを楽しめるのが特徴。ロングスケートで遊びたい人やサーフィンの練習にも向いています。
滑走音が静かで、街乗りで移動がしやすいのも魅力でしょう。ただし大きくて重いぶん、トリックには不向き。柔らかくて地面で削れやすいので、こまめに点検をしてくださいね。
より丁寧な滑りを求めるなら、ウィールの硬さを示す数字に注目しましょう。多くのメーカーでは硬さをデュロメーターのAスケールで表示していて、Aに続く数値が高いほど硬いことを表しています。
硬さはグリップ力を左右するため、滑り方や目的とともに、遊ぶ場所や路面の状態に合わせて選ぶことが大切。例えば、101A以上は非常に硬く、スピードがでる反面扱いにくいので、プロ向きです。
初心者には、96~99Aがおすすめ。スピードもグリップも良好で、ストリートからパークまで楽しめますよ。クルーザーやロングスケートには85~95A、78~87Aは荒い路面に適しています。
ウィールはサイズによって性能が異なります。取り付けるトラックやデッキとの相性を確認しながら、自分のレベルやプレイスタイルに合わせて直径と幅を厳選しましょう。
ウィールの直径は、滑走時のスピードを左右するので注意が必要。直径が大きいとスピードがでるものの、そのぶんコントロールしにくいので、無理なく楽しめるサイズを選びましょう。
初心者の場合はクルーズ用なら直径56〜60mm、トリックをするなら50〜54mmを選ぶのが目安。55mmくらいを選んでおくと、クルーズにもストリートにも使えて重宝しますよ。
トラックの高さと直径のマッチングも重要です。ハイは52~53mm、ロウは~51mmを目安に、ウィールにデッキがあたるウィールバイトが起こらないか、必ず確認してください。
ウィールの幅は、滑走時の安定感を左右する要因。49〜55mmが主流で、テクニックが必要なものの、細いほうが軽くなってターン性能が向上するため、トリックがしやすくなります。
初心者には、安定感のある52〜53mmがおすすめ。衝撃をよく吸収するので、ランプで高さを出しても快適にこなせます。ただし幅があるぶん重く、脚力がないと蹴り出しにくいので注意しましょう。
ウィールの幅は、取り付けるトラックやシャフトのアスクル幅・デッキ幅との相性確認が必要です。無理なく固定でき、ウィールがデッキからはみ出さない範囲で選んでください。
カラーやデザインにこだわって選び、スケートボードの足下のおしゃれを楽しむのもおすすめ。ウィールだったら気軽に交換できるため、デザインを変えれば気分転換にもなって一石二鳥です。
かっこよさを追求するなら、側面のグラフィックデザインに注目しましょう。ブランドロゴにイラスト・チェック・パターンとさまざまで、滑走中に色が変化しておもしろいですよ。
派手すぎるのがイヤな人には、シンプルな単色ウィールがぴったり。定番のホワイト・ブラック以外のビビットカラーやクリアスケルトン・ラメ入りを選べば、さりげなくおしゃれができるでしょう。
スケートボードのウィール選びに悩んだら、メーカーの特徴に注目するのも手。独自のこだわりで素材や形状の工夫をしているメーカーが多いので、自分の探している商品を見つけやすいですよ。
機能性とデザインのよさを重視する人には、「スピットファイヤー」がぴったり。最高品質の素材を使っていて、機能性・スピードともに文句のつけようがありません。炎のブランドロゴは、プロも愛用しています。
初心者やなめらかさ重視なら、「ボーンズウィールズ」を選びましょう。顧客サービスのよさでもお値段以上。タフで長持ちするものをお探しなら、コアウィール搭載のリクタがおすすめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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トラックタイプ | ウィールタイプ | ウィールの硬さ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | |||||
1 | SanDoll ソフトウィール | ![]() | 小石が落ちている道路もスムーズな、ソフトな使用感 | 不明 | ソフト | 78A | 約45mm | 約60mm | 約60mm | 不明 | |
2 | シルバー・フォックス LED ウィール | ![]() | LED内蔵のホワイトカラーウィール | 不明 | ソフト | 不明 | 不明 | 54mm | 54mm | 不明 | |
3 | マイルズ ソフトウィール | ![]() | 両面に施されたデザインで自分だけのスケボーにカスタマイズ | 不明 | ソフト | 80A | 不明 | 54mm | 54mm | 不明 | |
4 | アールツーテックス OMG|78A SLALON WHEELS | ![]() | 高反発&高品質スラローム。見た目も美しい | 不明 | ソフト | 78A | 幅:51mm/接地面幅:47mm | 65mm | 65mm | 不明 | |
5 | CALIFORNIA STREET クルージング用ソフトウィール | ![]() | 安定感とスピード性能を両立させたソフトウィール | 不明 | ソフト | 78A | 34mm | 54mm | 54mm | 不明 | |
6 | シルバー・フォックス juice ソフトウィール | ![]() | クリアレッドのシンプルで小さめのソフトウィール | 不明 | ソフト | 83A | 不明 | 53mm | 53mm | 不明 | |
7 | RokkyMounTain RMTウィール 78A | ![]() | スピード感のある走りを楽しめるソフトタイプ | ソフト | 78A | 不明 | 56mm | 56mm | 不明 | ||
8 | スピットファイア FORMULA FOUR CLASSIC 99A | ![]() | トリックを楽しむならコレ!操舵性・スピード感に優れたウィール | ハード | 99A | 32mm | 52mm | 52mm | 不明 | ||
9 | ベイリーフ HEAVEN SKATE BOARD|ロンスケ用ウィール | ![]() | ワンプッシュの加速性がよく、小回りが効く | 不明 | ソフト | 78A | 51mm | 62mm | 62mm | 不明 | |
10 | ベイリーフ HEAVEN SKATE BOARD|ソフトタイプ | ![]() | 足への負担が少ない53mmサイズのソフトウィール | 不明 | ソフト | 85A | 32mm | 53mm | 53mm | 不明 |
初心者にもぴったりなオールラウンドに使える硬度78Aの、高反発&高品質スラローム&クルージング用のソフトウィールです。BEARINGをはめ込むセンターハブには透明のポリカーボネイトを採用。推進力の分散を抑え伸びのある滑りを体感できるだけでなく、見た目も美しいことが特徴です。
トラックタイプ | 不明 |
---|---|
ウィールタイプ | ソフト |
ウィールの硬さ | 78A |
幅 | 幅:51mm/接地面幅:47mm |
奥行 | 65mm |
高さ | 65mm |
重量 | 不明 |
BONESのテクノロジーをストリートスケーターのためにつぎ込んだ、ハイスペックウィールSTFシリーズ。ビッグサイズデッキと相性のよい、幅広ワイドカットのV6シェイプです。標準硬度99Aで設計されたEASY STREETSモデルで、さまざまな路面に対応しパフォーマンスを引き出してくれるでしょう。
トラックタイプ | |
---|---|
ウィールタイプ | ハード |
ウィールの硬さ | 99A |
幅 | 不明 |
奥行 | 54mm |
高さ | 54mm |
重量 | 不明 |
ウィールが削れて小さくなり、滑りにくくなったら、そろそろ交換どきです。パワースライドをすると局所的に削れてパンクするので、異音がしたら点検をして、ウィールの交換を検討してください。
ウィールを交換したら、ウィールバイトが起きないか必ず確認しましょう。完成後に足を乗せて、デッキがウィールにあたる場合は、間にライザーパッドを挟んで調整してください。
ウィールはベアリングをはめ込み、トラック・ワッシャー・ウィール・ワッシャー・ナットの順に取り付けるのが基本。ナットの締めすぎに注意して、シャフトから少しはみ出るくらいに留めましょう。
以下の記事では、おすすめのスケボーベアリング・スケボーベアリングオイルをご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
1位: SanDoll|ソフトウィール
2位: シルバー・フォックス|LED ウィール
3位: マイルズ|ソフトウィール
4位: アールツーテックス|OMG|78A SLALON WHEELS
5位: CALIFORNIA STREET|クルージング用ソフトウィール
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