ロードバイクなどのスポーツバイクで、ヘルメットの下にかぶるサイクルキャップ。汗を吸収したり、ヘルメットをかぶりやすくしたりとサイクリングには欠かせないアイテムです。しかし、ツバが長めのものから短いもの、ツバなしと種類が豊富で、どれを選べばよいか迷う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、サイクルキャップのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。普段使いできるモデルもお伝えするので、特殊な形状が似合わないとあきらめた人もぜひ目を通してください。機能的でおしゃれな商品を選んで、サイクリングを楽しみましょう!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
サイクルキャップのメリットは、頭部の汗を吸収する点です。サイクルキャップをかぶっていないと、汗がダラダラと顔に垂れてきて、ときには目に入ってしまうことも。サイクルキャップがあれば、わずらわしい汗だれを軽減できますよ。
ツバがあるサイクルキャップには日よけの効果が期待できるのも魅力のひとつ。アイウェアをしていても、隙間からの日差しは防げません。ツバで顔や目元に影を作れるサイクルキャップで、眩しさを軽減しましょう。ツバつきなら、雨の日にある程度の雨を防げるのもうれしいポイントです。
サイクルキャップをかぶればヘルメットのフィット感が向上し、ズレを軽減できるのも利点。また、顔とヘルメットの間にくっきりした差が生まれ「きのこ頭」と称されるフォルムになることがありますが、ツバをのぞかせればきのこ感が薄まることも。見た目を気にする人にこそサイクルキャップはおすすめのアイテムです。
サイクルキャップを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
サイクルキャップは、大きく分けてツバつきとツバなしの2種類。ツバつきには、ツバが長めのものと短めのものがあります。ツバがどんな効果をもたらすのかを説明するので、自分に合うものを選びましょう。
おしゃれさ重視の人には、ツバつきがおすすめです。ツバ裏にロゴやイラストが描いてあるものを選ぶと、跳ね上げたときにもおしゃれに決まります。また、自転車やウェアの色とツバの色を合わせれば、統一感が出てファッショナブル。シンプルなものが好みなら、無地や小さなロゴのみのツバを選択してください。
普段使いもするなら、長めのツバという選択肢も。主流の短いツバは、ヘルメットを外すとバランスが悪く見えがちですが、長めのツバなら通常のキャップと近い感覚で使えます。しかし、跳ね上げにくく前傾姿勢時の視界が悪くなるため、クロスバイクやエンデュランスロードなど、前傾せずに乗れる自転車向きです。
日除けや小雨をよける用途にもツバつきがぴったり。ツバが日差しや雨をさえぎり、顔への影響が軽減されます。日差しが強い季節にはUVカット機能つき、突然の雨や少しの雨に対応したい人は撥水・防水素材を選ぶとよいでしょう。
すっきりした見た目が好きな人には、ツバなしのビーニーやバンダナがうってつけ。ヘルメットの見た目に影響しづらいのが魅力です。ツバが邪魔にならず、視界をしっかり確保できます。
フィット感を重視するなら、サイズ調整ができるバンダナがおすすめ。頭のサイズに合わせてかぶれば、ぴったりフィットします。かぶり方の自由度が高いため、深めにかぶりたい人もバンダナが狙い目。後ろに余った布を垂らせば、首への日差しを遮れる点もメリットです。
サイクルキャップにはさまざまな生地が使われており、生地によって通気性・速乾性・保温性などが異なります。自分が求めている機能性をふまえて、生地を選んでください。
通気性を重視したいなら、蒸れにくいメッシュ素材がおすすめです。細かい穴が開いたメッシュ素材は空気が抜けやすく、頭部を涼しく保てます。商品によって、メッシュの粗さやメッシュ部分の面積が異なるので、好みに合わせて選びましょう。
暑さ対策には、冷感素材のキャップを選ぶのもあり。暑くなったら水道やボトルの水で濡らして被ると、ひんやりとして快適に走行できます。特に真夏の昼間に日光を長時間浴びながら走る人は、チェックしてみてくださいね。
乾きやすさを求める人は、吸水速乾性の高いポリエステル素材を要チェック。吸った汗を発散するので、不快感の軽減が期待できます。汗をかきやすい人や、真夏に走ることが多い人は要注目。水に濡れてもすぐに乾いて型くずれしにくいため、洗濯しやすいのもうれしいポイントです。
メーカー独自の機能性素材にも注目しましょう。例えばモンベルでは、速乾性が重要な山登りやアウトドア用品で培った、吸水拡散性(水分を吸い上げて生地に拡散させ乾かす機能)に優れた素材のサイクルキャップが見つかりますよ。
やや肌寒い時期にヒルクライムに行く人や、寒さの厳しい冬でも乗る人は、保温性の高いウールやフリースを選択しましょう。暖かさを保ちながら蒸れ防止も期待するなら、外側が通気性のよいポリエステル、内側が裏起毛のモデルがぴったりです。
耳が冷えて痛くなるのが心配なら、耳当てつきがおすすめ。メガネやサングラスといったアイウェアでキャップが浮くのを防ぎたい人は、耳当ての上にアイウェアのツルを通す穴やループがあるものを選びましょう。真冬に乗る場合は、深めにかぶれるデザインがうってつけです。後頭部や首のつけ根を寒さから守れますよ。
サイズが合うか心配な人は、頭囲が記載されている商品を選びましょう。記載されている商品の頭囲と自分の頭囲を照らし合わせれば、大きすぎる小さすぎるという事態を避けられます。サイクルキャップはメンズやレディースの区別がないフリーサイズが主流のため、頭囲は大切な指標です。
実店舗で試着してみるのもひとつの手。ECサイトで購入する場合は、口コミを参考にサイズを探ってみましょう。
手間をかけずに手入れをしたい人は、洗濯機で洗えるサイクルキャップを選びましょう。特にツバつきは、洗濯機を使用するとツバが曲がってしまうことも。ツバつきでも洗濯機OKな商品を選べば、ウェアとまとめて洗えて手入れが楽です。
衛生面が気になるなら、抗菌・消臭加工されている商品を選択しましょう。サイクルキャップは汗をたくさん吸い、蒸れた状態で使用する場面がたくさんあります。抗菌加工は菌の繁殖を防ぐ効果が期待できるので、汗のニオイが気になる人にぴったりです。
デザインや機能性に定評のあるブランドから選ぶのもありです。おしゃれなものがほしい人は、チネリをチェックしましょう。スタイリッシュなデザインで、普段使いしてもおしゃれです。淡い色のキャップを探しているなら、ラファがうってつけ。ベージュやパステルカラーを使用した商品が見つかります。
機能性を重視するなら、通気性に優れた独自の素材を使っているモンベルに注目しましょう。モンベルでは白や黒のシンプルなものから、チェック・幾何学柄のおしゃれなモデルまで取り扱いがあります。公式アウトレットでは2,000円以内の商品も販売されているので、コスパが気になる人は探してみましょう。
サイクル用にこだわらないなら、ノースフェイスなどのアウトドアブランドを確認してください。ツバが短めのランニングキャップなど、通気性・吸収速乾性のよいものはサイクルキャップとしても使えるでしょう。なお、ワークマンでは2023年9月現在、現行商品でサイクルキャップの取り扱いはありません。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||
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対応シーズン | 種類 | 素材 | 頭囲 | 耳当て付き | 抗菌機能 | 防臭機能 | UVカット機能 | 速乾性 | 洗濯機対応 | |||||
1 | ロックブロス ROCKBROS|インナーキャップ | ![]() | トップにメッシュラインを設け、通気性を考慮したデザイン | 夏 | つばつき | メッシュ | 約64cm | 不明 | 不明 | |||||
2 | コカジ NEO CLASSIC CYCLING CAP|FC-004 | ![]() | フィット性・シルエットを追求したこだわりの設計 | 不明 | つばつき | 本体:綿/切替:ポリエステル、ポリウレタン | XS-S:52~55cm/S-M:55~58cm:M-L:58~61cm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
3 | ウミネコ商事 UMINEKO|サイクルキャップ | ![]() | やわらかくて肌触り良好。汗をかいても涼しい | 春、夏、秋 | つばつき | ポリエステル100% | 50~60cm | |||||||
4 | Bao Core バンダナキャップ | ![]() | メッシュ加工で通気性が良い。紐で調整可能 | 不明 | バンダナタイプ | ポリエステル | 不明 | |||||||
5 | Viugreum サイクリングキャップ | ![]() | 快適に着用できて締めつけすぎない23gの軽量キャップ | 夏 | つばつき | ポリエステル、スパンデックス | 52~62cm | 不明 | 不明 | |||||
6 | Yemax インナーキャップ | ![]() | 薄手でスッと被れる。ムレ・ベタつきを解消 | 春、夏、秋、冬 | ビーニータイプ | ポリエステル | 不明 | 不明 | ||||||
7 | パールイズミ メッシュサイクルキャップ|470 | ![]() | 吸汗速乾性に優れたメッシュ素材。再帰反射機能付き | 不明 | つばつき | 不明 | 57~60cm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
8 | ochun インナーキャップ | ![]() | 男女問わず着用できるメッシュ生地のインナーキャップ | 不明 | ビーニータイプ | 不明 | 50~58cm | 不明 | ||||||
9 | Simamile サイクリングキャップ | ![]() | 弾力性がありさまざまなサイズに適応可能 | 不明 | つばつき | ポリエステル | 60cm | 不明 | 不明 | |||||
10 | Luganud サマーサイクリングキャップ | ![]() | 涼しくてドライ。ヘルメットの下にも着用可能 | 夏 | つばつき | ポリエステル | 54~58cm | 不明 |
伸縮率の異なる8枚のパネルで構成することで、アジア人特有の横に広い頭の形状にフィット。独自のカッティングにより、頭の形と顔のバランスが美しく見えるよう工夫されています。ヘルメット着用時のラチェットとの干渉を考慮したやや深めの設計です。
対応シーズン | 不明 |
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種類 | つばつき |
素材 | 本体:綿/切替:ポリエステル、ポリウレタン |
頭囲 | XS-S:52~55cm/S-M:55~58cm:M-L:58~61cm |
耳当て付き | 不明 |
抗菌機能 | 不明 |
防臭機能 | 不明 |
UVカット機能 | 不明 |
速乾性 | 不明 |
洗濯機対応 | 不明 |
吸汗・透湿・速乾・清涼・UVカット・防臭効果・超軽量の、快適性能7大項目を有したサイクルキャップです。やわらかくて肌触りが良好ながら、丈夫なのがポイント。頭部を覆う部分はマイクロメッシュを採用し、熱を逃がして汗をかいても涼しく過ごせます。
対応シーズン | 春、夏、秋 |
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種類 | つばつき |
素材 | ポリエステル100% |
頭囲 | 50~60cm |
耳当て付き | |
抗菌機能 | |
防臭機能 | |
UVカット機能 | |
速乾性 | |
洗濯機対応 |
薄手防風透湿素材ウィンドブレークライトを採用して、頭部を寒風から守るつばつきウォームキャップ。耳を覆う部分には吸湿発熱素材コンフォヒートを使用し、保温性能を高めています。肌面の吸湿発熱糸が身体から出る湿気を吸って発熱し、冬のサイクリングの休憩時も汗冷えしにくい素材です。
対応シーズン | 冬 |
---|---|
種類 | つばつき |
素材 | ナイロン、ポリウレタン |
頭囲 | 不明 |
耳当て付き | |
抗菌機能 | |
防臭機能 | |
UVカット機能 | |
速乾性 | |
洗濯機対応 |
サイクルジャージのように柔らかく涼しい再生竹繊維素材のサイクリングキャップです。汗の吸水・速乾性に優れているので、まさに夏場の長時間のライディングにうってつけのアイテム。つば部分の先端に車のライトに反射するリフレクターが施されているところもポイントです。
対応シーズン | 夏 |
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種類 | つばつき |
素材 | ポリエステル、ナノボン |
頭囲 | 不明 |
耳当て付き | |
抗菌機能 | |
防臭機能 | |
UVカット機能 | 不明 |
速乾性 | |
洗濯機対応 | 不明 |
サイクルキャップとイヤーウォーマーを一体型にしたデザインで、耳先まで覆える長さなので冬は耳が冷たくて痛いと悩んでいる人におすすめです。防風素材と保温性の高いフリース素材を使用した、秋冬に欠かせない防寒アイテム。適度な伸縮性を持たせ、フィット感を高めています。
対応シーズン | 秋、冬、春先の外気温の低い朝晩に |
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種類 | つばつき |
素材 | ナイロン:92%/スパンデックス:8% |
頭囲 | 約59cm前後 |
耳当て付き | |
抗菌機能 | |
防臭機能 | |
UVカット機能 | |
速乾性 | |
洗濯機対応 | 不明 |
対応シーズン | 不明 |
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種類 | つばつき |
素材 | ポリエステル65%、綿35% |
頭囲 | 不明 |
耳当て付き | |
抗菌機能 | 不明 |
防臭機能 | 不明 |
UVカット機能 | 不明 |
速乾性 | 不明 |
洗濯機対応 | 不明 |
サイクリング中に便利な機能のついたサイクリングウェアで、より快適にサイクリングを楽しみましょう。スポーティすぎないカジュアルなウェアは、街乗りでも浮きません。また、お尻の痛みを軽減するサイクルパンツもあわせてチェックして、痛みのストレスから解放されてください。
1位: ロックブロス|ROCKBROS|インナーキャップ
2位: コカジ|NEO CLASSIC CYCLING CAP|FC-004
3位: ウミネコ商事|UMINEKO|サイクルキャップ
4位: Bao Core|バンダナキャップ
5位: Viugreum|サイクリングキャップ
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