転職のプロから求人探しや面接に関するアドバイスを無料で受けられる転職エージェント。転職活動を進めるなかで、転職エージェントは複数登録したほうがよいのか、それによってどのようなデメリットやメリットがあるのかわからずに迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、転職エージェントは複数登録したほうがよいのか、それによってどのようなメリット・デメリットがあるのかを詳しく解説します。転職エージェントを複数登録する際に押さえるべきポイントもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
転職活動を堅実に進めたいのであれば、転職エージェントは複数登録したほうがよいといえます。2~4社の転職エージェントを併用することで、応募できる求人の幅が広がるだけでなく、より自分に適した転職エージェントを見つけやすくなるためです。
大手転職サイト・リクナビNEXTのリサーチによると、転職に成功した経験がある人の転職エージェント登録数は平均4.2社。また、転職エージェントを利用した人たちの平均登録社数は2.3社というデータも発表されており、複数の転職エージェントを併用して職活動を進めている人が多いことがわかります。
しかし、転職エージェントの併用は、スケジュールの管理が厳しくなるなどデメリット面もいくつかあるため注意しましょう。転職エージェントを複数登録する際のメリットやデメリットはこのあと詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
転職エージェントを併用するメリットとして、多くの求人からより自分に適したものを見つけやすくなることなどが挙げられます。以下で詳しく紹介するので、転職エージェントを利用する際の参考にしてください。
転職エージェントを掛け持ちするメリットとして、より多くの求人から自分の希望に合った企業を選択できることが挙げられます。会社によって保有している求人の数が異なるため、利用する転職エージェントの数を増やすことで選択肢も増えやすくなるためです。
mybestが代表的な転職エージェントの公開求人数をリサーチしたところ、リクルートエージェントは約38万件、dodaは約19万件と大きな差があることがわかりました。自分により適した求人を見つけるためには、複数の転職エージェントを掛け持ちすることが大切だといえます。
また、登録後はインターネット上に掲載されていない非公開求人も紹介してもらえる可能性もあるため、いくつかのサービスを併用したほうが選択肢を広げやすいといえるでしょう。
転職エージェントを併用することで、複数のキャリアアドバイザーからさまざまな観点でアドバイスを受けることができます。キャリアアドバイザーによって実績や経歴、得意とするジャンルが異なるためです。
自分が経験したことのない業界で働いた経験のあるキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることで、視野が広がる可能性もあります。ただし、複数のアドバイザーから異なる意見を受けることで迷ってしまう可能性もあるため注意しましょう。
最終的に判断を行うのは自分自身であることを念頭に置き、希望条件やキャリアビジョンを明確にしておくことが大切です。
転職エージェントを複数登録するメリットとして、利用者の目的に合わせてサービスを活用できることも挙げられます。転職エージェントによって強みとするサービスは異なるため、複数の転職エージェントに登録することで1社だけで補えないサービスを他社でフォローしやすくなるためです。
転職エージェントには、総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの2種類があります。総合型転職エージェントは幅広い業界から求人の紹介を行うのに対し、特化型転職エージェントでは特定の業界に関して豊富な知識を備えたキャリアアドバイザーが対応する点が特徴です。
異なるタイプの転職エージェントを併用することで、たとえば自分の得意な分野での転職をメインに考えながら、条件のよいものがあれば未経験の分野にも挑戦するといった柔軟な進め方ができます。希望する業界が定まっていない場合、まず総合型転職エージェントに登録し、専門性を高めたい業界が見つかったら特化型転職エージェントもあわせて利用するとよいでしょう。
転職エージェントを併用するデメリットとして、スケジュール管理の手間が増えてしまうことや、同じ求人に応募してしまう可能性があることなどが挙げられます。転職活動の失敗を防ぐためにぜひ参考にしてください。
複数の転職エージェントを利用するデメリットとして、スケジュール管理が忙しく手間が増えることが挙げられます。転職エージェントを併用することで応募する求人数が増える可能性もあるため、限られた時間のなかで日程を細かく調整しなければいけません。
登録する転職エージェントの数が多いほど、同じ月に複数の転職エージェントとの面談が入ったり、面接や選考が同じ日に指定されてしまったりする可能性が高まります。専用の手帳や携帯のカレンダー機能を使用するなど、日程をわかりやすく確認するための工夫を行いましょう。
同じ求人に応募してしまう可能性があることも、転職エージェントを併用するデメリットといえます。同時に利用する転職エージェントの数が増えるほど管理が難しく、すでに応募した求人かどうかを判断しにくくなるためです。
たとえば、ある転職エージェントですでに応募した求人を保留中のものだと勘違いしてしまい、別の転職エージェントをつうじて二重に応募してしまうケースなどが考えられます。二重応募を防ぐため、ツールアプリなどを利用してスケジュール管理をしっかり行いましょう。適切なスケジュールの管理方法がわからない場合は、担当のキャリアアドバイザーに相談してみることでアドバイスを受けられるケースもあります。
複数のキャリアアドバイザーからさまざまなアドバイスを受けることで、情報量が増えてしまい判断に迷ってしまう可能性があります。キャリアアドバイザーはそれぞれ異なる経歴をもっており、転職活動において重視するポイントが全く異なることもあるためです。
たとえば、あるキャリアアドバイザーからはA社を勧められているが、他社のキャリアアドバイザーからは業界が違うB社やC社へ挑戦してみてはどうかと勧められるケースなどが考えられます。最終的な判断に迷ってしまった場合、特に優先したいポイントや目指すキャリアプランはどのようなものなのかを改めて整理してみましょう。
転職エージェントを複数利用する際のポイントとして、2~4社から1~2社に絞り込むことや、キャリアアドバイザーとの相性を重視することなどが挙げられます。キャリアアドバイザーにあらかじめ伝えておくべき内容についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
複数の転職エージェントを利用する際は、まず2社〜4社を登録し、あとから1〜2社に絞りこむとよいでしょう。利用するサービスを絞りこむことで、スケジュール管理の手間が省ける、各社とのやりとりがどこまで進んだかを整理しやすくなるなどのメリットがあります。
自分が働きたい業界に特化した会社や、キャリアアドバイザーが丁寧に対応してくれる会社など重視したいポイントに合わせて絞るとよいでしょう。絞りこむ段階でいくつかの転職エージェントを退会する場合、キャリアアドバイザーへ速やかにその旨を連絡し、お礼の言葉を伝えることが大切です。
キャリアアドバイザーの質や相性も重視しましょう。キャリアアドバイザーのスキルや実績は人によって違います。自分と相性のよいキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることで、転職活動をスムーズに進めやすくなるためです。
興味がある業界の最新知識に詳しい人がいい、待遇や人間関係など不安に感じやすいポイントを相談しやすい人がいいなど、キャリアアドバイザーに求める条件をあらかじめ整理しておきましょう。また、レスポンスを速やかに行ってくれるかどうか、相談を丁寧に受けてくれるかなどのポイントもあわせてチェックすることをおすすめします。
あらかじめ、転職エージェントを併用している旨を担当のキャリアアドバイザーへ伝えておきましょう。他社と紹介する求人が被ってしまったり、面接や選考の日程が被ってしまったりするのを防ぐためです。
キャリアアドバイザーは求職者が転職エージェントを併用している可能性を視野に入れています。そのため、仮に他社の選考状況を質問された場合は素直に答えてよいでしょう。万が一、複数の転職エージェントを併用していることを伝えて対応によくない変化があった場合は、退会や別の転職エージェントの使用を検討しましょう。
複数の転職エージェントを掛け持ちすることで、自分に合った求人を見つけやすくなるだけでなく、複数のキャリアアドバイザーから幅広いアドバイスを受けられるメリットもあります。転職エージェントによって公開求人数や得意とする分野は異なるため、気になる会社を比較しながら選びましょう。
mybestでは、主に20代から50代の転職者におすすめの転職エージェントを徹底比較しています。求人数の多さや使いやすさなどのポイントから詳しく紹介していますので、ぜひ転職活動を行う際の参考にしてくださいね。
マイベストは有料職業紹介事業の許認可を受けています。(13-ユ-315911)
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