エンエージェントの評判はひどい？求人数やアドバイザーの質を調査してよい点・気になる点を解説

求人数は公開求人・非公開求人ともに非公開。実際に登録してサポートを申し込むまで、どんな求人があるのか確認できません。担当アドバイザーが優秀でも、希望に合う求人がなく「ひどい」と感じる可能性があります。

「年収400万円以上かつ正社員」の求人数を調査した結果、大手総合型のdodaには約24万件の求人がありました。キャリアの選択肢を広げたい人は、求人が多い大手総合型を登録しておくとよいでしょう。

起業と候補者のマッチング力が高いとはいえません。エンエージェントの利用経験がある人事担当者に意見を聞いたところ、マッチングの制度について厳しめの意見がありました。

なかでも、少しでも要件が合えば推薦してくるという趣旨の意見が気になります。求職者側としても、転職後にミスマッチを感じる可能性がありそうです。

＜人事担当者のコメント＞

1. 「 質より量を重視という感じで、面接しないとわからない面もある」
2. 「正直なところマッチする候補者はあまり上がらない」
3. 「少しでも要件が近しい人は推薦して、かつガッツリ候補者の営業をしてくる」
4. 「エン・ジャパン経由での内定数は正直めちゃくちゃ少ない」
5. 「対策されていないのにしつこく推薦される」
6. 「これまでの在籍企業だとあまり親和性はなかった」
   

コメントは一部抜粋

万が一担当アドバイザーの質がよくないと感じても、担当者の変更はあまりおすすめできません。相性が悪いという理由だけでは、求職者側がクレーマーとみなされ手厚いサポートを受けられない可能性があるからです。

とはいえ、相性のよくない担当者に我慢し続けるのも得策ではありません。サポートが物足りないと感じたときのためにも、ほかのエージェントも併用しておくとよいでしょう。

応募先の企業の情報を得やすいことはメリット。エンエージェントは求職者と採用企業の双方を担当し、両者の橋渡し役を担う両面型です。アドバイザーが企業・求職者のヒアリングを一気通貫で担当するため、応募先の企業についてたくさんの情報を持っています。

人事担当者からは、以下のような好意的なコメントがありました。候補者・企業のどちらともしっかりコミュニケーションを取っている姿勢がうかがえます。

＜人事担当者のコメント＞

1. 「ここが1番候補者へのフォローをしっかりしているイメージがあります」
2. 「仕事に対する考え方や得意分野をコンパクトにアピールできるようにサポートされていると感じた」
3. 「担当者によるが、求人条項の詳細まで細かく対応してくれる」
4. 「頻繁に企業側ともコミュニケーションをとってくれるので状況のアップデートはできている印象」
5. 「ある程度キャリアカウンセラーがしっかり添削していると思う」
6. 「履歴書はテンプレートがあるので、そこにマッチするように記載されている」

コメントは一部抜粋

また、人事担当者からは、書類添削や面接対策の質を評価する声も寄せられました。テンプレートどおりの書類や面接対策ではなく、応募企業に合わせてサポートしてほしい人は利用してみるのもありですよ。