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派遣会社に複数登録しても良いの?メリットと注意点を解説

派遣会社に複数登録しても良いの?メリットと注意点を解説

派遣会社を利用する際、複数の派遣会社に登録してよいか気になるところでしょう。興味のある派遣会社が複数あっても、念のため1社だけの登録にとどめている人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、派遣会社に複数登録しても問題ないか解説します。派遣会社に複数登録するメリットも紹介しているので、派遣会社の利用を考えている人は参考にしてみてください。

2025年01月09日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

佐々木里緒のプロフィール
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目次

派遣会社人気TOP5

1

スタッフサービス・ホールディングス

スタッフサービス
スタッフサービス

就業中の派遣スタッフ専用のメンタルヘルスラインを設置

2

アデコ

Adecco
Adecco

ハッピーなキャリアを創るためのセミナーも開催

3

パーソルテンプスタッフ

テンプスタッフ
テンプスタッフ

充実した福利厚生とキャリアサポートが魅力

4

パソナ

PASONA
PASONA

働き続けるためのサポートが充実。就業中も相談が可能

5

ランスタッド
ランスタッド

「思い」に寄り添い心地よく感じられる仕事探しをサポート

派遣会社に複数登録しても大丈夫?

ここでは、派遣会社に複数登録しても問題ないかを紹介します。複数登録が問題ないか確認したうえで派遣会社に登録しましょう。

派遣会社に複数登録するのは問題ない

派遣会社に複数登録するのは問題ない
派遣会社に複数登録するのは問題ありません派遣会社には、複数登録するのが一般的です。

アデコなど大手の派遣会社でも、公式サイトに「複数登録は問題ない」と記載されているため、派遣会社も複数登録を容認していると考えられます。


一般社団法人日本人材派遣協会が行った過去の調査では、派遣会社に登録している人の約7割が2社以上に登録していることがわかりました。派遣社員を目指す人が派遣会社に複数登録することは、一般的といえるでしょう。

一応登録しておくだけでも大丈夫

一応登録しておくだけでも大丈夫

派遣会社には、一応登録しておくだけでも大丈夫です。登録したからといって、その派遣会社から就業しなければいけないわけではありません。


登録をすませておけば、条件のよい求人を見つけたときに応募がスムーズに行えることがメリットといえます派遣会社に登録するのは無料のため、就職活動を始める際に、複数登録しておくのもよいでしょう。

派遣会社に複数登録するメリットは?

派遣会社に複数登録するメリットには、応募できる求人の選択肢が広がることや、同じ派遣先へより良い条件で就業できることなどがあげられます。


ここでは、派遣会社に複数登録するメリットを確認しましょう。

応募できる求人の選択肢が広がる

応募できる求人の選択肢が広がる
応募できる求人の選択肢が広がることは、派遣会社に複数登録するメリットのひとつです。複数の派遣会社に登録することで求人の母数が増えるため、応募できる求人の数も増えます。


条件に合う求人が見つからないと悩んでいる人は、選択肢が少ないことが原因で、よい求人と出会えていないだけかもしれません。派遣会社によって得意な業界・職種が異なるため、複数登録して比較することをおすすめします。

同じ派遣先へより良い条件で就業できる

同じ派遣先へより良い条件で就業できる
同じ派遣先へより良い条件で就業できることも、派遣会社に複数登録するメリットといえます。同じ企業が複数の派遣会社に求人を出すことはめずらしくありません。


しかし、同じ求人でも派遣会社によって待遇が異なるため注意してください。待遇は、派遣会社と企業の関係性や、マージン率、営業の交渉力などで変わります。求人を確認して条件が同じであれば、時給の高いほうを選ぶとよいでしょう。

派遣期間終了後すぐに次の仕事を紹介してもらえる

派遣期間終了後すぐに次の仕事を紹介してもらえる
派遣期間終了後、すぐに次の仕事を紹介してもらえることも、派遣会社に複数登録するメリットのひとつです。派遣会社に複数登録しておけば、求人を紹介してもらえるチャンスが増えます


登録が1社だけの場合、現在の派遣契約が終了すれば、次の派遣先を紹介してもらえるまでは待機が必要です。待期期間は原則無給のため、金銭面の不安を抱えることになるでしょう。


複数の派遣会社に登録しておけば、派遣契約が終了しても、すぐに次の派遣先を紹介してもらえる可能性が高いといえます。派遣期間にブランクができるリスクを減らすためにも、派遣会社の複数登録がおすすめです。

派遣会社との相性を確認できる

派遣会社との相性を確認できる
派遣会社との相性を確認できることも、派遣会社に複数登録するメリットのひとつです。


派遣会社によって、「事務系」「製造系」など、得意な業界や職種が異なるほか、福利厚生の内容や保有している求人数にも違いがあります。複数登録することにより、派遣会社の持つ強みと、自分の希望条件のマッチ度合いを確認できるでしょう。


また、派遣会社の担当者との相性も、就職活動を成功させるために重要です。担当者とうまくコミュニケーションが取れなければ、希望条件に合う求人を紹介してもらえない可能性があります。複数登録することで、相性のよい担当者と出会える可能性も高まるでしょう。

それぞれの派遣会社でスキルアップ制度を利用できる

それぞれの派遣会社でスキルアップ制度を利用できる
それぞれの派遣会社でスキルアップ制度を利用できることも、派遣会社を複数登録することで得られるメリットです。

特に大手の派遣会社では、福利厚生の一環としてスキルアップ制度を設けています。スキルアップ制度とは、OAスキルや語学スキルなど、仕事に役立つ内容について、自宅でe-ラーニングが受けられたり、提携校にスタッフ価格で通えたりできる制度です。


派遣会社によって、提供しているスキルアップ制度の内容は異なります。複数の派遣会社のスキルアップ制度をうまく利用すれば、幅広いスキルを身につけることが可能です。


派遣で働きながらスキルアップもしていきたいと考えている人は、スキルアップ制度が用意されている派遣会社に登録しましょう。

派遣会社に複数登録するデメリットは?

派遣会社に複数登録するデメリットには、担当者からの連絡が多くなることや、スケジュール管理が難しいことなどがあげられます。


ここでは、派遣会社に複数登録するデメリットを確認しましょう。

担当者からの連絡が多くなる

担当者からの連絡が多くなる
担当者からの電話やメールでの連絡が多くなることは、派遣会社に複数登録するデメリットといえるでしょう。


登録する派遣会社が多いほど、仕事紹介の連絡も多くなります。場合によっては、条件に合わない仕事を紹介されるケースもあるでしょう。


連絡の件数が多くなると、重要な紹介を見落としてしまうリスクがあるため注意してください。条件に合わない仕事を紹介をされた場合は、条件に合う仕事以外は紹介不要であることを伝えて、機会損失のリスクを減らしましょう。

スケジュール管理が難しい

スケジュール管理が難しい
派遣会社に複数登録することで、スケジュール管理が難しくなるのもデメリットのひとつです。

複数の派遣会社に登録していると、複数の選考が同時に進むケースあります。複数の選考が同時に進んでいるときに発生しやすいのが、「どの派遣会社経由の紹介かわからなくなる」「面接の日程がダブルブッキングする」などの問題です。

ダブルブッキングは双方の派遣会社に迷惑がかかるだけでなく、自身の信用を失うことにもつながります。面接の予定をスケジュール帳に書き込むなどして、しっかりと対策を行いましょう

登録する派遣会社の数だけ登録手続きが必要

登録する派遣会社の数だけ登録手続きが必要
登録する派遣会社の数だけ、登録手続きが必要なこともデメリットといえるでしょう。派遣の仕事は、派遣会社に登録することで紹介してもらえる仕組みです。

1社の派遣会社に登録するために、移動や面談、スキルチェックなどで、最低でも1~2時間程度はかかります。複数の派遣会社に登録する場合、特に働きながら就職活動を行う人にとっては、登録にかかる手間がネックとなるでしょう。

最近はwebで登録が完結する派遣会社もあるため、必要に応じて来社登録とweb登録を使い分けてください

派遣会社に複数登録する際のポイントは?

派遣会社に複数登録する際のポイントには、派遣会社に複数登録していることを伝えておくことや、スケジュール管理を徹底することなどがあげられます。


ここでは、派遣会社に複数登録する際のポイントを確認しましょう。

派遣会社に複数登録していることを伝えておく

派遣会社に複数登録していることを伝えておく
派遣会社に複数登録する場合は、それぞれの派遣会社に複数登録していることを伝えておきましょう


複数の派遣会社に登録していても、仕事の紹介に不利となることはありません。就職意欲が高いと評価されるケースもあります。複数登録していることを伝えておけば、複数の選考が並行して進みそうな場合に、派遣会社ごとに面接の日程をしてもらえるでしょう。


なお、複数登録していることを伝えるのは、派遣会社に登録する際の面談時がおすすめです。「気になる求人があれば、他社でも積極的に応募予定」と伝えておきましょう。

スケジュール管理を徹底する

スケジュール管理を徹底する
スケジュール管理を徹底することも、派遣会社に複数登録する際に欠かせません

複数の派遣会社から仕事の紹介を受けているときに、避けなければならないのが面接日程のダブルブッキングです。早く派遣先を決めたい焦りから紹介を受けすぎた結果、複数の面接日程が重なるケースがあります。

派遣会社の担当者に派遣会社に複数登録していることを伝えていても、他社のスケジュールにまでは関与できません。スケジュール管理は自分でしっかりと行いましょう。

同じ企業の求人に複数の派遣会社から応募しない

同じ企業の求人に複数の派遣会社から応募しない
同じ企業の求人に複数の派遣会社から応募しないように注意しましょう。まれに複数の派遣会社から、同じ派遣先を紹介されるケースがあります。


しかし、複数の派遣会社から同じ企業に応募しても、複数回選考のチャンスがあるわけではなく、1社以外は辞退しなければなりません


複数の派遣会社から応募していることが判明すれば、応募先企業や派遣会社から「問題を起こす人」として、不信感を抱かれてしまいます。


もし気づかずに複数の派遣会社から同じ求人に応募してしまったときは、気づいた時点で派遣会社に連絡を入れて、早めの対応をしてもらいましょう

選考を辞退する場合は早めに連絡する

選考を辞退する場合は早めに連絡する
選考を辞退する場合は、早めに派遣会社へ連絡しましょう派遣の契約が決まった場合、同時期に選考が進んでいる仕事があれば、選考を止めてもらう必要があります。

契約が決まったら、すみやかに選考を辞退することを派遣会社へ連絡してください。このとき、「ほかの派遣会社から紹介を受けた企業と契約するとにしたため、辞退します」と正直に伝えてください


なお、登録しているだけで仕事の紹介を受けていない派遣会社には、連絡を入れる必要はありません。

契約が決まった仕事は辞退しない

契約が決まった仕事は辞退しない
契約が決まった仕事は辞退しないことが鉄則です。契約が決まった仕事を辞退するのはマナー違反のため、派遣会社からの信頼を失うでしょう。

契約後に、別の派遣会社からより良い条件の紹介を受けるケースもありますが、「縁がなかった」と割り切ることも必要です。派遣会社に今後もお世話になることを考えて、不誠実な対応は取らないようにするのが賢明といえます。

派遣会社を複数登録した場合の社会保険はどうなる?

派遣会社を複数登録した場合の社会保険はどうなるのか、「複数登録していて1社から派遣されている場合」や、「複数登録していて2社以上から派遣されている場合」など、条件別に紹介します。

社会保険の適用条件を確認

社会保険の適用条件を確認
まずは、社会保険の適用条件を確認しましょう。「雇用期間」や「週の所定労働時間」など、社会保険の適用条件は、社会保険の種類によって異なります。種類別の適用条件を確認しましょう。

【健康保険・厚生年金保険の適用条件】


  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 勤務期間が1年以上見込まれる
  • 月額賃金が8.8万円以上
  • 学生以外
  • 従業員501人以上の企業に勤務

【雇用保険の適用条件】


  • 31日以上引き続き雇用されることが見込まれる
  • 1週間の所定労働時間が20時間以上

【労災保険の適用条件】


すべての労働者が無条件に加入


【介護保険の適用条件】


40歳になれば自動的に資格を取得し、保険料は医療保険料と一体的に徴収される


なお、派遣の場合は、1社から派遣されている場合と、2社以上から派遣されている場合で、社会保険の手続きが異なるため注意が必要です。

派遣会社に複数登録していて1社から派遣されている場合

派遣会社に複数登録していて1社から派遣されている場合
「派遣会社に複数登録していて、1社から派遣されている場合」の社会保険の手続きについて確認しましょう。

派遣会社に複数登録していて、そのうち1社から派遣されている場合、社会保険への加入は派遣元の1社で加入条件を満たしているかどうかで判断されます。


派遣先企業が1社だけの場合は、その1社で「勤務時間」や「雇用期間」などの加入条件を満たしていれば、社会保険への加入が可能です。同じ派遣元から2社以上へ派遣されている場合は、すべての派遣先の契約状況から判断されます。


例えば、同じ派遣先からA社へ週20時間、B社へ週15時間派遣されている場合、1週間の労働時間は合計35時間です。この場合、どちらか片ほうの派遣先で2か月以上の契約が見込まれる場合、社会保険の加入対象となる可能性があります。


A社へ週8時間、B社へ8時間派遣されている場合、1週間の労働時間は合計16時間です。この場合、雇用保険の加入条件である20時間に満たないため、加入できないと理解しておきましょう。

派遣会社に複数登録していて2社以上から派遣されている場合

派遣会社に複数登録していて2社以上から派遣されている場合
派遣会社に複数登録していて、2社以上から派遣されている場合は、加入条件を満たす派遣元の数で手続きが異なります


派遣元1社だけで加入条件を満たす場合は、その派遣会社でのみ社会保険に加入しましょう。


2社以上の派遣会社から派遣されていて、社会保険の加入条件を満たす派遣会社が複数ある場合、健康保険・介護保険・厚生年金については、加入条件を満たしているすべての派遣会社で加入する必要があるため注意してください。


2社以上の派遣会社から派遣される場合、その事実の発生より10日以内に、被保険者となる派遣社員本人が、「健康保険・厚生年金保険 被保険者所属選択・二以上事業所勤務届」を日本年金機構へ提出する必要があります。


「健康保険・厚生年金保険 被保険者所属選択・二以上事業所勤務届」は、2か所以上の派遣会社で被保険者となる場合、主となる派遣会社を選択するための書類です。


主となる派遣会社を選択すると、その派遣会社を管轄する年金事務所または保険者が、被保険者の健康保険・介護保険・厚生年金への加入義務がある派遣会社の事務手続きを、一括して行ってくれます。


手続きの詳細は、日本年金機構の公式サイトを確認してください。


なお、雇用保険は複数の会社で加入できないため、主に報酬をもらっている1社のみで加入します。

複数登録におすすめの人気派遣会社をチェック

複数登録におすすめの人気派遣会社をチェック

複数登録するにしても、派遣会社の数が多すぎてどの派遣会社を選べばよいかわからない人も多いのではないでしょうか。派遣会社によって得意な職種・業種、福利厚生の内容などが異なるため、自分の希望と合うかを見極めてから登録したいと考える人もいるでしょう。


以下の記事では、おすすめの派遣会社や選び方、派遣会社の仕組み、正社員やアルバイトとの違いなどを詳しく解説しています。複数登録する派遣会社に迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

派遣会社人気TOP5

1

スタッフサービス・ホールディングス

スタッフサービス
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就業中の派遣スタッフ専用のメンタルヘルスラインを設置

2

アデコ

Adecco
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3

パーソルテンプスタッフ

テンプスタッフ
テンプスタッフ

充実した福利厚生とキャリアサポートが魅力

4

パソナ

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働き続けるためのサポートが充実。就業中も相談が可能

5

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