
派遣はやめたほうがいい?派遣のメリットデメリットを紹介
「派遣はやめたほうがいい」と人からいわれたり、ネットで見たりした経験がある人もいるでしょう。しかし、何をもって「やめたほうがいい」といわれているのか、わからない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、派遣のメリット・デメリットを紹介します。派遣で働くことを検討している人は参考にしてみてください。

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【デメリット】派遣はやめたほうがよいといわれる理由は?
派遣にはデメリットがあります。はじめに、派遣はやめたほうがよいといわれる理由を確認しましょう。
雇用が安定しない

労働者派遣法では、原則同一の事業所において、派遣可能期間(3年)を超えて派遣を受け入れることはできないと定められています。労働者側が長期で働きたいと望んでも、同じ派遣先では3年が限度です。
派遣契約は、3か月や6か月など、数か月単位で契約を更新していくのが一般的であるため、派遣可能期間を待たずに契約終了となるケースもあります。
契約終了後、次の派遣先を派遣会社が紹介してくれる場合もありますが、派遣で働いている限りは、常に契約終了の不安がつきまとうでしょう。
正社員と比べて収入が低い傾向がある

時給だけを見ればよく思えますが、派遣はボーナスがないことや、お盆や正月の長期休暇は無給となることから、月給制の正社員よりも年収は低い傾向があります。
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況
男女計「正社員・正職員」「正社員・正職員以外」の順
- 全体 約32.8万円 約22.1万円
- ~19歳 約18.5万円 約17万円
- 20~24歳 約22.1万円 約19.6万円
- 25~29歳 約25.5万円 約21.2万円
- 30~34歳 約28.8万円 約21.5万円
- 35~39歳 約32.3万円 約21.3万円
- 40~44歳 約34.7万円 約21.7万円
- 45~49歳 約36.6万円 約21.2万円
- 50~54歳 約38.7万円 約21.1万円
- 55~59歳 約39.6万円 約21.6万円
- 60~64歳 約32.9万円 約25.4万円
- 65~69歳 約29.6万円 約22万円
- 70歳~ 約27.2万円 約20万円
やりがいのある仕事を任せてもらいにくい

派遣は単純作業や雑務のような、やりがいを感じにくい仕事を任されるケースが多いため、物足りなさを感じる人もいるでしょう。任される業務が増えたとしても、役職がついたり、ポジションが変わったりすることがない点も、派遣がやりがいにつながりにくい要因といえます。
キャリアアップ・スキルアップできない可能性がある
また、非正規雇用の経歴はキャリアとして扱われない傾向があるため、キャリアアップ転職も難しいと考えられます。派遣は役職がつくこともないため、派遣のままではキャリアアップ・スキルアップともに難しいといえるでしょう。
派遣会社によっては、OAスキルや語学スキル、CADスキルなどのスキルアップ研修を無料で実施しています。スキルアップ研修が充実した派遣会社に登録して、これからのキャリアに役立つスキルを身につけましょう。
20代なら派遣先での経験がキャリアアップにつながる可能性も

派遣は、契約期間が終わっても、別の派遣先を紹介してもらえるのが特徴です。20代のうちに、派遣でさまざまな職種や業界を経験して、自分の興味・関心や適性を見極めたり、多様なスキルや知識を身につけたりするのもよいでしょう。
20代は、ポテンシャル採用のチャンスも十分にあるため、派遣で自分の適性を見極めてから、正規雇用を目指すのもおすすめです。
正社員と一線を引かれる場合がある

派遣は、あくまで外部の人間という扱いなので、最後まで派遣先になじめないこともあるでしょう。ネットで「派遣先でひどい扱いを受けた」という書き込みを見かけることがありますが、当然ながらすべての派遣先がそうではありません。
家や車のローン審査に通りづらい

派遣は、正規雇用と比べて家や車のローン審査に通りにくい傾向があります。
ローンの審査では、年齢や職業、勤続年数などをもとに返済能力の有無を確認されるのが一般的です。派遣社員をローンの対象外としている金融機関もあるため、派遣社員は正規雇用よりもローンに通りにくいといえます。
派遣社員にも貸付を行っている金融機関では、年収などの条件を満たしていれば問題なくローンを組める場合もあるため、ローンを検討する際は派遣社員が対象かしっかりと確認してから申込みましょう。
派遣で働くメリットはある?
派遣で働くことは、デメリットがある一方でメリットもあります。ここからは、派遣で働くメリットを確認しましょう。
仕事が見つかりやすい

正社員は、内定までに数回の面接がある場合も多いため、1社の内定をもらうまでに数か月を要することも珍しくありません。
派遣の場合は、派遣先の担当者との顔合わせだけの場合が多く、早くて登録から数日で勤務開始が可能です。すぐにでも働かなければならない人にとってはメリットが大きいでしょう。
仕事とプライベートが両立しやすい

正社員はフルタイムでの勤務が多いですが、派遣はあらかじめ派遣会社に希望の曜日や勤務時間などを伝えておけば、条件に合った派遣先を紹介してもらえます。
パートナーの転勤が決まっている場合など、短期間しか働けないときでも、派遣であれば希望の勤務期間で働くことが可能です。
未経験者歓迎の仕事が多い

派遣には、資格やスキルが必要なく、未経験者でも取り組みやすい仕事が豊富にそろっています。未経験者歓迎の職種は、コールセンターや販売、受付などが代表的です。
マニュアルや研修の機会が用意されていることが多いため、未経験でも安心して始められるでしょう。
責任の重い仕事をしなくてよい

正社員の場合、ノルマがあったり、昇進にともない部下の管理をしなければならなかったりと、責任の重い仕事をする機会が多くあります。派遣は、与えられた仕事をこなせばよいので、プレッシャーを感じることなく業務に打ち込めるでしょう。
ただし、責任の重さに違いはあれど、与えられた仕事に責任を持たなくてよいわけではないので注意してください。
派遣とほかの雇用形態との違いは?
派遣とほかの雇用形態には、雇用形態や雇用主などに違いがあります。派遣とほかの雇用形態の違いを確認していきましょう。
正社員との違い

正社員は派遣よりも社会保険や住宅手当、家族手当などの各種手当が充実している傾向があります。しかし、正社員は派遣よりも責任の重い仕事をする必要があるため、精神的な負担が大きいのが一般的です。
契約社員との違い

契約社員の雇用期間は最長3年(高度な専門知識が必要な職種や、労働者が満60歳以上の場合は最長5年)と定められていますが、契約更新は1年単位の場合が多くみられます。
雇用は、契約社員のほうが派遣よりやや安定していますが、失業のリスクがあるのはどちらも同じです。しかし、直接雇用の契約社員は、頑張り次第で正社員登用の可能性もある点が派遣とは異なります。
アルバイト・パートとの違い

アルバイト・パートは、就業先と雇用契約を結ぶ点や、雇用形態が無期雇用と有期雇用(短期)に分かれる点が派遣と異なります。派遣とアルバイト・パートはどちらも時給制ですが、派遣のほうが時給が高いのが一般的です。
ちなみに、パートとアルバイトに法的な違いはありません。どちらも所定労働時間が正規の労働時間よりも短い人のことを指し、パートは主婦や主夫、アルバイトは学生やフリーターを指す傾向があります。
派遣から正社員になることは可能?
派遣から正社員を目指すことは可能ですが、通常の派遣とは異なる契約をする必要があります。ここでは、派遣から正社員になる方法を確認しましょう。
正社員型派遣(常用型派遣)として働く

正社員型派遣とは、派遣会社と無期雇用契約を交わす雇用形態です。通常の派遣よりも安定感があるのがメリットといえます。
正社員型派遣は、派遣期間が終わり働かない期間ができた場合も、派遣会社との雇用契約が続く点が特徴です。その期間も給与や休業手当が支払われます。
ただし、正社員型派遣であっても企業へ派遣される点は通常の派遣と変わりません。
紹介予定派遣で雇用契約する

紹介予定派遣とは、一定期間(最長6か月)派遣として勤務したあとに、双方の合意をもって派遣先企業に直接雇用される制度のことをいいます。
紹介を前提に派遣されるため、派遣される前に書類審査や面接があるのが一般的です。一定期間派遣社員として勤務できるため、直接雇用になったあとのミスマッチが起こりにくいのがメリットといえます。
ただし、直接雇用の際の雇用形態は必ずしも正社員ではなく、契約社員などの場合もあるため、はじめにしっかりと確認しておくことが重要です。
派遣先で直接雇用を目指す

しかし、派遣先で直接雇用を目指すのは現実的ではないといえます。同じ仕事をするなら、正社員よりも派遣社員のほうがコストがかからないため、派遣先で直接雇用される可能性は低いと考えておいてください。
派遣先で直接雇用を目指すなら、派遣先で過去に正社員登用の実績があるか、正社員登用の可能性があるか、前もって担当者に確認しておきましょう。
転職する

派遣先で直接雇用を目指したり、紹介予定派遣を目指しても、必ずしも正社員になれるわけではありません。派遣は3か月など契約期間が定まっているため、働きながら正社員への転職活動を進めやすいのがメリットといえます。
正社員を目指す転職には転職エージェントの利用がおすすめ

派遣から正社員を目指す転職には、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、希望条件に沿った求人を紹介してもらえる転職サービスです。雇用形態は正社員が主であるため、派遣社員から正社員になりたい人にも向いています。転職時期の相談も可能なので、派遣で働きながら転職活動をする場合に、相性のよい転職サービスといえるでしょう。
以下の記事では、人気の転職エージェントを比較検証し、最もおすすめの転職エージェントを紹介しています。転職エージェントを利用する際は、参考にしてみてくださいね。
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