ロードバイクのタイヤは、定番のカスタムパーツのひとつです。自分のライディングスタイルにあったタイヤを選びたいところですが、ひとくちにロードバイク用のタイヤといっても、クリンチャー・チューブレス・チューブラーなど種類はさまざま。また、「パンクしにくにくい最強のロードバイク用タイヤがほしい」と思う人も多いでしょう。さらに、タイヤの太さも、23C・25C・28Cとそれぞれ特徴があり、どれを選べばよいのか迷いますよね。
そこで今回は、ロードバイク用タイヤのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ぜひ本コンテンツを参考に、使いやすいロードバイク用タイヤを見つけてください。
自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。
タイヤはロードバイクを構成するパーツのなかで唯一地面に触れるパーツです。故にタイヤがロードバイクの乗り味に与える影響は計り知れません。しかし、完成車の多くはコストを抑えるために廉価な価格帯のタイヤを装備していることがほとんど。タイヤを交換するだけで劇的に乗り味が変わる場合もありますよ。
例えば、重量が軽いタイヤであるほど加速や登りが楽になり、グリップ力が高いタイヤであれば、コーナーで滑りづらいため曲がりやすくなります。また、しなやかで太いタイヤなら路面の振動をしっかり吸収するため、乗り心地がよくなり、分厚い耐パンクタイヤなら、耐パンク性能が高まります。自分の目的に合ったタイヤを見極め、愛車を好みの乗り味に近づけましょう。
タイヤを交換をするときはあわせてホイールの交換を検討するのもおすすめ。気になる人は以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
タイヤのサイズはさまざまで、サイズを意識せずに購入すると取りつけができない場合があるので注意しましょう。タイヤサイズはタイヤの側面に記載があり、多くの場合「700x〇〇C」と表記されています。「700」はほとんどのロードバイクで共通なので、特に気にする必要はないでしょう。
重要なのはタイヤ幅を示す「〇〇C」です。適切な幅のタイヤを選択しないと取りつけができない場合があるので注意してください。サイズの選び方は本コンテンツを参考にしてくださいね。
2020年にタイヤサイズを定義する規格であるETRTO(エトルト)が改定され、同じタイヤ幅表記でも新規格では従来の旧規格タイヤよりも少し細く作られています。
しかし、現在でも市場には新旧規格のタイヤが混在しており、タイヤを選ぶ際の障害になっているのが現状です。新旧規格には互換性があるので取り付けには問題ありませんが、よく理解せずに購入すると想定どおりのタイヤ幅にならない可能性があります。心配な人は専門店に相談しましょう。
人気のロードバイク用タイヤについてご紹介する前に、まずはその選び方についてご説明します。ぜひ、店頭やネットショップでタイヤを選ぶ際の参考にしてくださいね!
ロードバイクのタイヤは主に以下の三種類の規格が存在し、それぞれ対応するホイールが異なります。
自分のロードバイクがどの規格を使用しているかわからない場合は、使用しているロードバイクのメーカー公式サイトや、ホイールのメーカー公式サイトに記載されていることがほとんどなので、チェックしましょう。
2010年代までは、プロを中心としたレーサーの間ではチューブラータイヤが一般的に使用されていましたが、チューブレスタイヤの台頭により今では使っている人は少なくなりました。
もしチューブレス対応ホイールを持っているならチューブレスタイヤをおすすめします。
乗り心地をよくしたりグリップ力を上げたりしたいときは、タイヤの空気圧を低圧に設定するのが一般的です。しかし、クリンチャーを低圧で乗るとチューブが潰れやすくなることで、リム打ちパンクのリスクが。一方でチューブレスなら、そもそも潰れるチューブがないのでパンクのリスクを気にすることなく低圧にできます。
また、クリンチャーは走行中にタイヤとチューブの摩擦による軽微な抵抗が生じますが、チューブレスはその抵抗が生じないので転がり抵抗の軽さでも有利です。
しかし、チューブレスにはタイヤの交換作業が少々面倒というデメリットがあります。パンクした際の修理作業に懸念がある人にはクリンチャーもよい選択肢です。
基本的にタイヤが軽いほど加速や登りが軽くなるので、より軽快さを求める人は25mm前後のタイヤが向いています。一方でグリップ力や乗り心地は悪くなる傾向がある点は理解しておきましょう。たとえ同じ銘柄のタイヤでも太さによって乗り味は大きく変わります。自分の走り方に適した太さのタイヤを選ぶのがオススメですよ。
30mm前後の太めのタイヤは加速や登りで重さを感じる一方で、グリップ力が高くコーナーを曲がりやすいというメリットが。また振動吸収性に優れており、乗り心地がよく疲れにくいことも大きなメリットです。軽快さよりも乗り心地のよさを求める人に向いています。
しかし、太めのタイヤはフレームの形状によっては取りつけられない場合があるので、現在装備しているタイヤよりも太めのタイヤを取りつける場合は、適合するかメーカー公式サイトで確認してから購入しましょう。
ロードバイク用タイヤのなかには、内部にパンクしづらい工夫を施しているものが多くあります。とにかくパンクをしたくない人はそういった耐パンク性能の高いタイヤがおすすめです。パンクには貫通パンクやサイドカットなどいくつか種類があり、それぞれのパンクの対策方法も違います。
貫通パンクの対策として、分厚い耐パンクベルトをタイヤの中に仕込むことで、ものが刺さってもタイヤの内側まで穴が到達することを防ぐことが可能。また、サイドカットの対策であれば、サイドウォールを保護膜で覆うことでケーシングに傷がつくことを防ぎます。
ひとくちに耐パンク性能が高いタイヤといっても、どの種類のパンクにどう強いのかに違いがあるので、気になる人はメーカー公式サイトなどで確認するとよいでしょう。
ロードバイクのタイヤの性能はTPIである程度はかれます。TPIとはThread Per Inchの略で、ケーシング(タイヤの形を保つ骨格)1インチあたりに含まれる繊維の本数のことです。
一般的にTPIが高いほど高性能なタイヤとされており、レースに用いられるタイヤのなかには300TPI以上のものもあります。TPIが高いタイヤはしなやかで乗り心地がよいうえに軽量な傾向が。一方で一本一本の繊維が細いため耐久性が低く、パンクに弱いというデメリットもあります。耐パンク性に懸念はあるものの、それを考慮しても大きなメリットがあるため、はじめてタイヤを交換するならTPIが高いタイヤの購入がおすすめです。
TPIが低いタイヤは逆の特徴を持っており、重量があり乗り心地が比較的悪い一方で、ケーシングの繊維が太いことで耐久性が高いというメリットがあります。丈夫に作られていることが多いので、通勤・通学などで毎日使う人におすすめです。
高性能なタイヤはTPIの違いだけでなく、ビード(タイヤを保持する芯)の素材も違います。一般的に完成車についているタイヤのビードは、金属製のワイヤービード。高性能なタイヤは非金属の繊維であるケブラーを採用しており、ワイヤービードよりも軽量でより軽快に走れます。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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種類 | タイヤの直径 | 幅 | 耐パンク性 | |||||
1 | パナレーサー Panaracer|クローザープラス|F26125-CLSP-B | ![]() | 軽い走りをもっと気軽に!軽量なミドルクラスモデル | クリンチャー | 26インチ | 1.25インチ | ||
2 | パナレーサー アジリスト|F723-AG-AX | ![]() | 高次元でグリップ力・耐パンク性能を発揮 | クリンチャー | 不明 | 不明 | ||
3 | パナレーサー パセラ ブラックス|8W723-18-B | ![]() | サイド部をゴムで補強、サイドカットに強い | クリンチャー | 不明 | 不明 | 不明 | |
4 | 井上ゴム IRC JETTY PLUS|pi-651592 | ![]() | 転がり抵抗を削減してグリップ力を向上 | クリンチャー、チューブレス | 不明 | 25mm | ||
5 | パナレーサー Panaracer|カタリストスポーツ | ![]() | 耐久性に優れた、お得なタイヤセット | クリンチャー | 不明 | 25mm | 不明 | |
6 | GORIX Gtoair | ![]() | 普段使いから通勤通学、レースやサイクリングにも | クリンチャー | 不明 | 不明 | 不明 | |
7 | GORIX 自転車用タイヤ | ![]() | 柔らかくしなやかでカスタマイズ可能な自転車用タイヤ | クリンチャー | 700mm | 32mm | ||
8 | Continental GRAND PRIX 5000 | ![]() | ナノカーボン粒子を採用し、高いグリップ力を発揮 | クリンチャー | 不明 | 不明 | ||
9 | Continental UltraSport3 | ![]() | 耐久性が高くシャープなデザインのエントリーモデル | クリンチャー | 不明 | 不明 | ||
10 | パナレーサー アジリスト デューロ|F725-AGD-B | ![]() | ロードバイク向け。軽量・耐パンクの高性能タイヤ | クリンチャー | 622mm | 25mm |
種類 | クリンチャー |
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イエロー・ライムグリーン・ココナッツミルクなど全10色の豊富なカラーからチョイス可能。丈夫なナイロンコードを採用し、縁石への乗り上げなどで生じるタイヤサイドのカットへの耐性を高めています。リーズナブルな価格設定でコスパが良好です。
耐パンク性 | 不明 |
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種類 | クリンチャー |
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耐パンク性能を強化したクリンチャータイプで、独自の構造によりカットや穿孔・リム打ちなどあらゆるパンク要因からタイヤを守ります。ZSGアドバンスコンパウンドを採用し、ウェットな路面でも安定感あるグリップ力を発揮。サイドのカラーはブラックまたはブラウンから選べますよ。
パンクが心配な荒れた路面を走るレースやロングライドに活躍するでしょう。
耐パンク性 |
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種類 | チューブレス |
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トレッドがケーシングに完全に一体化した、100%シームレスなタイヤです。グラフェンとシリカコンパウンドにより、さまざまなコンディションでスピードとグリップを確保。プロライダーが慣れ親しんだしなやかさ・柔軟性・快適さを提供しているため、信頼性の高いタイヤといえるでしょう。
耐パンク性 |
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ロードバイクの乗り味はタイヤの空気圧である程度調整ができます。タイヤの指定空気圧範囲はタイヤサイドに記載されているので、その範囲のなかで調整しましょう。
基本的に空気圧が高いほど軽快さを感じやすくパンクのリスクが少ない一方、コーナーで滑りやすかったり、振動を感じやすく乗り心地が悪かったりする傾向が。空気圧が低いほどコーナーでグリップしやすく乗り心地がよい一方で、走りに抵抗を感じやすくパンクのリスクが高い傾向があります。走るコースのコンディションや、乗り味の好みによって調整しましょう。
また、タイヤの空気は何もしなくても徐々に抜けます。特にロードバイクのタイヤは細いため空気の抜けが早い傾向が。ライド前には空気圧をチェックする習慣をつけましょう。
1位: パナレーサー|Panaracer|クローザープラス|F26125-CLSP-B
2位: パナレーサー |アジリスト|F723-AG-AX
3位: パナレーサー|パセラ ブラックス|8W723-18-B
4位: 井上ゴム|IRC JETTY PLUS|pi-651592
5位: パナレーサー|Panaracer|カタリストスポーツ
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