基本性能を搭載したエントリーモデルのサイクルコンピュータ、キャットアイ VELO WIRELESS+。「走行した時間と距離がわかりやすい」と評判な一方で、「反応が鈍い」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のBrytonのサイクルコンピューターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、サイクルコンピューター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
キャットアイのVELO WIRELESS+は、マグネット計測のサイコンがほしい人にはおすすめです。表示項目は走行距離や速度など基本的な10項目のみとかなり限定的なものの、実際にコースを走ると発進・停車の誤差も少なくほぼ正確でした。比較したなかには実際にチェックした走行距離が0.67kmもズレていたものもあったのに対し、本商品はわずか0.07km。ホイールの回転数でデータを計測するため、初期設定でタイヤ周長を細かく設定すれば正しい記録を取得できますよ。
ただし、GPSは非搭載で、走行ログは取得できません。比較したGPS計測のBryton「Rider 420」のように専用アプリや外部サービス・PCと連携する機能もなく、アクティビティを管理しにくいのはネックです。ほかのサービスへログを投稿したり友人とデータを共有したり、交流のツールとしての活用したい人には物足りなさがあるでしょう。
画面の視認性は良好です。ディスプレイサイズは1.8インチと大画面とはいえませんが、数字が大きく表示されるので走行中でもパッと表示を確認できます。「走行した時間と距離がわかりやすい」との口コミどおりの結果です。バックライトつきなので、夜間走行時でも使いやすいでしょう。
電池式を採用しており、バッテリーの持ちが非常によい点も強みです。比較した充電池タイプの商品のなかには半日程度しかバッテリーが持たないものもあったのに対し、本商品は少なくても数か月は使用できます。電池代はかかりますが、長寿命のためコストも気にならないでしょう。
公式サイトのメーカー小売希望価格は税込6,380円(※執筆時点)と、比較したなかでは中価格帯です。「反応が鈍い」との口コミに反して走行記録は正確で、マグネット計測のサイコンがほしい人にはぴったりですよ。豊富なデータを取得したい人やアクティビティを管理したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
キャットアイ VELO WIRELESS+のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
そもそもサイクルコンピューターとは、走行距離や速度を表示・記録するアイテムのこと。リアルタイムで走行状況を把握できるため、ペースの調整がしやすく目標を持ってサイクリングを楽しめますよ。
今回ご紹介するキャットアイのVELO WIRELESS+は、基本性能に絞って搭載されたエントリーモデルです。シンプルで使いやすさを追求した設計を売りとしています。
販売元は、自転車関連商品を手掛ける日本のブランド、キャットアイです。サイクルコンピューターのほか、ライトやリフレクターなど幅広いアクセサリーを手掛けています。
計測方法は、ホイールの回転数から走行距離や速度を割り出す、マグネット計測を採用。本体をセットするブラケットはナイロンタイで取りつけるため、オーバーサイズのハンドルバーやハンドルとフレームの接続部にも取りつけやすいと謳っています。
速度・距離・時間のほかに、消費カロリーの計測も可能。防水等級は最高レベルのIPX8のため、雨の日でも使用できます。
本体サイズは幅3.7×奥行1.7×高さ5.6cm・重量は26gです。画面のサイズは1.8インチ。バックライトつきのため、夜間の使用にも対応できます。
センサーとサイコンを線を使わずに接続できる無線タイプのため、ケーブルの断線による故障リスクはありません。
電源は電池式で、リチウム電池(CR2032)を使用します。電池の交換時期は、アラームにてお知らせされます。また、約10分間信号を受信しないと時刻表示のみに切り替わる節電モードを搭載。再稼働時はMODEボタンを押すだけで計測画面に戻ることができます。
カラーは、ブラックとホワイトの2色展開です。
一方、軽いお出かけ用ならスマホで十分です。サイコンに比べるとバッテリーの持ちが短く雨にも弱いものの、ナビとして使用したり連絡を取ったりと、スマホならではの便利な機能が魅力。気軽に自転車ん乗る程度なら、スマホのほうが扱いやすいでしょう。
今回は、キャットアイのVELO WIRELESS+を含むサイクルコンピュータ10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、項目の豊富さの検証です。使用センサーが増えても十分に対応できる、スマホとも連携し通知をしっかり確認できる商品かチェックしました。
その結果、表示できる項目は10項目とかなり限定的です。比較したはBryton「Rider 420」は80項目以上表示できるのに対し、速度や距離・時間・消費カロリーなどの基本項目に絞られていました。
外部機器やスマホとの連携機能も非搭載で、本格的なトレーニングには物足りなさを感じます。シンプルな機能で十分という人向けでしょう。
続いては、画面の見やすさの検証です。
走行中どんな状況でも、パッと画面の数字が読み取れるかをチェックしました。
カラー表示はできず非反射加工もありませんが、バックライトつきなのもポイント。夜間でも使いやすいのが魅力です。
なお、比較したなかではBrytonの「Rider 15Neo」のように画面サイズが2インチ以上あると、表示内容がひと目でわかりやすい傾向がありました。見やすさで選びたい人は、画面サイズをチェックしましょう。
なお、比較した大半の商品が別売りのマウントを販売しています。純正品にこだわらなければ、マウントやライト・ベルと組み合わせてハンドル周りをすっきりさせることもできますよ。
次は、バッテリーの持ちの検証です。調査の結果、ボタン電池式のため電池の持ちは良好。比較した商品のなかには半日程度しかバッテリーが持たないものあったのに対し、本商品は少なくても数か月は持つでしょう。
電池を購入し交換する手間はありますが、長寿命のためコスパは良好です。週末の軽いサイクリング程度であれば充電を気にせず使用できますよ。
「反応が鈍い」との口コミに反し、発進・停車のラグもともに1.5秒以内と大きなズレはありません。標高計測はできませんが、ホイールの回転数からログを割り出すマグネット計測タイプのため、初期設定でタイヤ周長を細かく設定すれば正しいデータを取得できますよ。
調査の結果、取得データの管理のしやすさは、いまひとつでした。マグネット計測のため、GPSは非搭載。走行ログの保存はできず、専用アプリや外部サービス・PCとの連携にも非対応です。比較したBryton「Rider 420」のように、ほかのサービスへログを投稿したり友人とデータを共有したりなど交流のツールとしての活用したい人には不向きです。
計測方法 | マグネット計測(無線) |
---|---|
画面サイズ | 1.8インチ |
連続使用時間 | 公称値なし(電池寿命3年) |
電源 | 電池 |
専用アプリあり |
良い
気になる
主な計測項目 | 速度、距離、時間、消費カロリーなど |
---|---|
防水性能 | IPX8 |
STRAVA自動連携 | |
ナビ機能 | |
地図表示可能 |
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公式サイトではお近くの販売店の検索もできます。取扱店舗によって在庫状況が異なるため、事前に連絡・確認しておきましょう。
最後に、項目の豊富さとアクティビティ管理のしやすさが高評価だった商品をご紹介します。
BrytonのRider 420は、初心者から中級者におすすめです。走行距離や速度のほか、標高・心拍・ケイデンスなど80項目の測定に対応。データは専用アプリで管理でき、友人とデータの共有もできます。バッテリーの持ちがよさや、走行記録の誤差の少なさも魅力。簡易的なナビとしても活用できますよ。
BrytonのRider 15Neoは、シンプルなGPS計測モデルがほしい人にぴったり。表示項目が距離・速度・標高・心拍数など基本的なものに絞られたエントリーモデルです。測定誤差は少なく、表示のラグも小さめでした。専用アプリから走行記録の確認や管理が行え、交流サービスSTRAVAにも連携できます。
計測方法 | GPS計測 |
---|---|
画面サイズ | 2.3インチ |
連続使用時間 | 35時間 |
電源 | 充電池 |
専用アプリあり |
良い
気になる
主な計測項目 | 距離、速度、消費カロリー、ケイデンス、パワー、心拍、標高、走行時間 |
---|---|
防水性能 | IPX7 |
STRAVA自動連携 | |
ナビ機能 | |
地図表示可能 |
計測方法 | GPS計測 |
---|---|
画面サイズ | 2インチ |
連続使用時間 | 16時間 |
電源 | 充電池 |
専用アプリあり |
良い
気になる
主な計測項目 | 距離、速度、時間、高度、勾配、気温、心拍数など |
---|---|
防水性能 | IPX7 |
STRAVA自動連携 | |
ナビ機能 | |
地図表示可能 |
Bryton Rider 15Neoをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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