キャンプやピクニックなどで活躍する軽量・コンパクトなアウトドアチェア。折り畳みチェア・キャンプチェアなどとも呼ばれており、手軽に持ち運べる点が魅力です。しかし、多くのブランドやメーカーから展開されており、デザイン・サイズ・耐久性もさまざまであるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の軽量のアウトドアチェア14商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの軽量のアウトドアチェアをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな軽量のアウトドアチェアは「簡単に持ち運びでき、手軽に設営できる座り心地のいい商品」。徹底検証してわかった軽量のアウトドアチェアの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
身長168-174cm・体重64-70kgの30-50代男性5人、身長152-162cm・体重47-57kgの30-50代女性5人が以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「子供でも簡単に設営できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「収納袋に余裕があり、入り口が大きく問題なく入れられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「肩にかけて両手が自由にでき、片手でも楽に持てる軽さで、リュックにも収まるコンパクトサイズかつ足の汚れをカバーできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「ポケットに小物やペットボトルを収納でき、背もたれの角度を変えられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
14商品を検証し、2025年3月31日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
「軽量なアウトドアチェア」とは、軽量で持ち運びがしやすい屋外用の椅子のこと。明確な定義はありませんが、マイベストでは重量が2kg以下であることをひとつの目安としています。片手で持てるほど軽いため、どこへでも気軽に持ち運びやすいでしょう。
設営が簡単なモデルも多く、広げるだけで素早く使える点もメリット。公園でのピクニック・子どもの運動会・キャンプ・フェスなどのさまざまなシーンで活躍します。
短時間腰かける程度なら十分な座り心地ですが、座面が狭かったりクッション性に欠けていたりするモデルも多く長時間座りたい人には不向き。ゆったりと長く座ってくつろぎたいシーンで使用する人はローチェアやハイチェアといった商品がおすすめです。
軽量・コンパクトなアウトドアチェアを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
チェアを選ぶうえで、やはり持ち運びやすさは重要なポイントです。できるだけ軽くてコンパクトなモデルを選ぶことで、移動時の負担を減らせます。目安として、片手で持ち運びやすいものがほしい人は、500g以下のモデルがおすすめ。ほかの荷物と一緒にリュックに入れても、気にならない程度の重さでしょう。
特に、子ども連れのシーンではどうしても荷物が増えがち。軽量であれば荷物が軽くなるのはもちろん、肩に掛けられると両手が空くので移動時の負担が大きく軽減されますよ。
軽量・コンパクトなアウトドアチェアを選ぶなら、収納袋が付属している商品がおすすめです。屋外で使うチェアは土や砂が付きやすいもの。収納袋にしまえば、ほかの荷物を汚す心配なく持ち運べます。
商品によっては袋の口が狭く、収納しづらいものも。選ぶ際は、口が大きく広いものがおすすめです。マイベストでは収納のしやすさも比較しているので、ぜひランキングを参考にしてください。
軽量・コンパクトなアウトドアチェアは、タイプによって設営方法が異なります。タイプは、折りたたみ式・収束式・組み立て式の3種類で、それぞれに特徴が異なるため、自分に合ったモデルを選びましょう。ここでは、タイプによる違いについて解説します。
アウトドアレジャーで手軽に使うなら、折りたたみ式か収束式がおすすめ。ワンタッチでフレームが開いてすぐに展開できるモデルが多いため、設営に力もコツも不要です。ぱっと広げてすぐ座れるので、荷物を降ろしたらすぐに座りたいシーンでも活躍します。
公園で子どもを遊ばせているときや、ちょっとしたおやつ休憩の時などに、気軽に椅子を広げて腰掛けられますよ。数秒でサッと収納できるものもあり、場所を変えたいときもストレスになりにくいでしょう。
キャンプで使用するなら、組み立て式のチェアがおすすめです。リラックスしやすい背もたれ付きのチェアでも、脚部を折りたたんでコンパクトに収納可能なので持ち運びやすく、荷物を減らしたいキャンパーにおすすめです。
一方で、設営には少し手間がかかります。脚部とフレームを組み立てたあとに生地を取り付ける必要があり、力と時間が必要。しかし、一度設営してしまえば頻繁に片付ける必要がないキャンプでは、大きな負担にはなりにくいでしょう。
組み立て式の軽量・コンパクトなアウトドアチェアはツーリングキャンプやバックパックキャンプにもおすすめです。軽量でコンパクトさに優れているため、バイクや自転車に積載したり、バックパックに収納したりしても邪魔になりにくいでしょう。同じ大きさの椅子であれば、ほかのタイプに比べて組み立て式の方が収納時により小さくまとまります。
軽量・コンパクトなアウトドアチェアは、座り心地も要チェック。軽量のチェアは、一般的にほかのアウトドアチェアに比べて座り心地が悪い傾向があるので、できるだけ快適に座れるものを選びましょう。
特に長時間座る際は背もたれが付いていると体をしっかり預けられリラックスしやすくおすすめです。また、座面が三角形で面積の小さいものは安定感に欠けることがあるため、できるだけ座面が広めのデザインを選ぶとよいでしょう。
軽量・コンパクトなアウトドアチェアは耐荷重に注意して選びましょう。耐荷重とはチェアが支えられる最大重量のことです。軽量タイプのアウトドアチェアは構造上、耐荷重が低めのものもあるため、耐荷重に注意して商品を選びましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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座り心地の良さ(軽量のアウトドアチェア) | 設営のしやすさ(軽量のアウトドアチェア) | 収納のしやすさ | 持ち運びやすさ(軽量のアウトドアチェア) | 機能性の高さ(軽量のアウトドアチェア) | 組み立て方式 | シートの素材 | フレームの素材 | 耐荷重 | 収納時の体積 | 座面の高さ | 重量 | 展開時幅 | 展開時奥行 | 展開時高さ | 収納時幅 | 収納時奥行 | 収納時高さ | 背もたれ付き | ドリンクホルダー付き | 収納バッグ付き | |||||||
1 | mimire 折りたたみ椅子 | ![]() | 4.71 | 2位 | 持ち手付きで持ち運びやすい!軽くて設営も簡単なベストバイ | 4.09 | 5.00 | 5.00 | 4.80 | 4.80 | 収束式 | 610Dオックスフォード生地 | カーボンスチール | 200kg | 3098cm3 | 31cm | 0.6kg | 29cm | 29cm | 31cm | 12cm | 12cm | 40cm | ||||
2 | BIKYO 折りたたみ椅子 | ![]() | 4.62 | 7位 | 耐荷重180kgが特徴的。高めの座面で立ち座りがしやすい | 4.17 | 5.00 | 5.00 | 4.60 | 4.00 | 折りたたみ式 | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 180kg | 3522cm3 | 6.5~45cm | 1.15kg | 25cm | 25cm | 6.5~45cm | 25cm | 25cm | 6.5cm | ||||
3 | ニューウェルブランズ・ジャパン Coleman|コンパクトクッションチェア|2000038834 | ![]() | 4.50 | 8位 | 座り心地のよさと手軽な設営が魅力。収納もしやすい商品 | 4.59 | 5.00 | 4.55 | 4.16 | 4.00 | 収束式 | ポリエステル | スチールほか | 約80kg | 11803cm3 | 約33cm | 1.3kg | 約39cm | 約39cm | 約58cm | 約13cm | 約12cm | 約58cm | ||||
4 | モンベル L.W.トレールチェア 40|#1122786 | ![]() | 4.44 | 設営と収納がスムーズ。軽さをとくに重視する人におすすめ | 3.89 | 5.00 | 5.00 | 4.32 | 4.00 | 収束式 | ポリエステル(ウレタンコーティング) | アルミニウム合金 | 約80kg | 1656cm3 | 40cm | 0.57kg | 35cm | 32cm | 40cm | 8cm | 8cm | 51cm | |||||
5 | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) CAPTAIN STAG CS 三脚チェア|M-3876 | ![]() | 4.37 | 5位 | 登山や徒歩キャンプにおすすめ。設営と収納がとにかく手軽 | 3.53 | 5.00 | 4.70 | 4.52 | 4.00 | 収束式 | ポリエステル | 鋼(エポキシ樹脂塗装) | 70kg | 1984cm3 | 40cm | 0.72kg | 35cm | 35cm | 40cm | 8cm | 8cm | 52cm | ||||
5 | カインズ コンパクトチェア|CC-3857BE | ![]() | 4.37 | 背もたれと座面のフィット感が魅力。設営も簡単な商品 | 4.34 | 5.00 | 4.00 | 4.02 | 4.80 | 収束式 | ポリエステル | スチール | 80kg | 9560cm3 | 34cm | 1.31kg | 38cm | 38cm | 57cm | 27cm | 27cm | 45.5cm | |||||
7 | DesertFox アウトドアチェア | ![]() | 4.28 | 組み立てに時間がかかる商品。しかし座り心地は魅力 | 4.82 | 4.16 | 4.65 | 3.99 | 4.80 | 組み立て式 | ポリエステル | アイアン | 150kg | 11235cm3 | 40cm | 2.0kg | 55cm | 40cm | 90cm | 43cm | 13cm | 13cm | |||||
8 | Qboo アウトドアチェア | ![]() | 4.23 | 1位 | 設営も収納も簡単。軽くて持ち運びやすい商品 | 3.45 | 4.50 | 5.00 | 4.49 | 4.00 | 折りたたみ式 | 600Dオックスフォード布 | アルミニウム | 85kg | 1827cm3 | 26.5cm | 0.32kg | 29.5cm | 22cm | 26.5cm | 29.5cm | 10.5cm | 3.5cm | ||||
9 | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) レジャーチェア|M-3878 | ![]() | 4.20 | 3位 | 設営が簡単な商品。荷物を減らしたい人におすすめ | 3.58 | 5.00 | 4.70 | 3.99 | 4.00 | 折りたたみ式 | ポリエステル | 鋼(エポキシ樹脂塗装) | 60kg | 2323cm3 | 24cm | 0.78kg | 28cm | 27cm | 41.5cm | 28cm | 33cm | 5cm | ||||
10 | NEMO NEMO|ムーンライト リクライニングチェア|NM-MLCH | ![]() | 4.10 | 座り心地と安定感が魅力。バックパックキャンパーにおすすめ | 4.05 | 3.88 | 5.00 | 4.13 | 4.20 | 組み立て式 | ポリエステル | アルミニウム | 136kg | 3923cm3 | 64cm | 0.95kg | 49cm | 53cm | 64cm | 10cm | 10cm | 35cm |
組み立て方式 | 収束式 |
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重量 | 0.6kg |
収納時幅 | 12cm |
収納時奥行 | 12cm |
収納時高さ | 40cm |
良い
気になる
mimireの「折りたたみ椅子」は、日本のアウトドアブランドが手がけた軽量アウトドアチェアです。人気番組「所さんの世田谷ベース」でも紹介されたことで話題となり、アウトドア好きを中心に注目されています。設営・持ち運びがしやすいほか、手に取りやすい価格帯も魅力の商品です。
設営のしやすさは特に優れており、力を一切使わずに開くだけで展開できる仕組みのため、目的地に到着後すぐに設営できます。加えて、重量は0.6kgと軽量で、スリングタイプの持ち手も装備。肩に掛けられるので子どもと手を繋ぎながら移動できるでしょう。
収納時の出し入れは非常にスムーズで、本体と収納袋のサイズにしっかり差があるため、余裕をもって収められます。さらに、小物の収納に便利なポケットも備えており、使いやすいでしょう。
軽さと設営の手軽さを重視する人にとっては最善の選択肢ともいえる商品。子どもと公園で過ごすときや、フェスなど多様なアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
シートの素材 | 610Dオックスフォード生地 |
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フレームの素材 | カーボンスチール |
展開時幅 | 29cm |
展開時奥行 | 29cm |
展開時高さ | 31cm |
組み立て方式 | 折りたたみ式 |
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重量 | 1.15kg |
収納時幅 | 25cm |
収納時奥行 | 25cm |
収納時高さ | 6.5cm |
良い
気になる
BIKYOはアウトドア用品ブランドで、シンプルかつ実用性を重視した設計が特徴です。「折りたたみ椅子」は、設営の手軽さと携帯性が特徴のモデルで、価格も控えめで手に取りやすい商品でしょう。
設営は力を使わずにスムーズに行える仕様で、アウトドア初心者でも安心です。座面は高めに設計されており、立ち座りがしやすいため、膝や腰への負担を軽減したい人にも適しています。さらに、180kgの耐荷重を実現しており、体格を問わず安心して使用できる点も魅力です。
6.5cmから45cmまで、12段階で高さ調整が可能な設計となっており、使う人に応じた最適な高さに簡単に調整できます。公園でのくつろぎからフェス、ちょっとした休憩まで、さまざまなアウトドアシーンで快適に活躍するでしょう。しかし本体がプラスチック製なので、長期使用や暑さ・寒さによる劣化で破損する可能性があるので注意が必要です。
収納袋には余裕があり、本体の出し入れもスムーズに行えます。重量は1150gとやや重いものの、スリングタイプの持ち手が付いており、肩に掛ければ移動時も両手が自由に使えるので、お子さんと手をつないで移動したい人にはとくにおすすめの商品です。
シートの素材 | ポリプロピレン |
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フレームの素材 | ポリプロピレン |
展開時幅 | 25cm |
展開時奥行 | 25cm |
展開時高さ | 6.5~45cm |
組み立て方式 | 収束式 |
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重量 | 1.3kg |
収納時幅 | 約13cm |
収納時奥行 | 約12cm |
収納時高さ | 約58cm |
良い
気になる
コールマンは、アメリカ発祥の老舗アウトドアブランドで、世界中のキャンパーから高い支持を集めています。「コンパクトクッションチェア」は、シリーズのなかでも設営のしやすさに優れたモデルで、手に取りやすい価格帯のアイテムです。
座面の高さやフィット感、クッション性において高い評価で、長時間座っていても疲れにくい座り心地でした。モニターからは「膝や腰への負担が少なく、前後左右に体重をかけても安定していた」との声もあり、安定感と座り心地のよさを重視する人にはおすすめできる商品です。加えて、設営は収束式で、力を必要とせず、初心者でも迷うことなく扱える点も魅力。
収納袋のサイズは非常にコンパクト、かつ出し入れもしやすい設計でした。重量は1.3kgとやや重めですが、スリングタイプの持ち手付きで、持ち運びはスムーズ。
フィット感・クッション性が高く、折りたたみ式で設営もしやすいため、座り心地と設営のしやすさを優先したい人には、おすすめの商品です。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | スチールほか |
展開時幅 | 約39cm |
展開時奥行 | 約39cm |
展開時高さ | 約58cm |
組み立て方式 | 収束式 |
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重量 | 0.57kg |
収納時幅 | 8cm |
収納時奥行 | 8cm |
収納時高さ | 51cm |
良い
気になる
モンベルは日本のアウトドア総合ブランドとして登山道具、キャンプ道具など様々な商品を展開しているブランド。「L.W.トレールチェア 40」は、同ブランドのなかでも携帯性と設営のしやすさに優れた軽量モデルです。
設営は非常にしやすく、収束式で力を使わずに簡単に展開できる構造でした。コンパクトで、荷物の多いアウトドアシーンでも無理なく収まります。また、重量0.57kgで、徒歩や自転車の移動でも使いやすいでしょう。
一方、座り心地の検証では三角形の座面は小さめで、長時間座ると痛みを感じやすいという結果でした。クッション性やフィット感を重視する人にとっては、座り心地には物足りなさを感じるでしょう。
軽さ・携帯性・設営のしやすさを優先したい人には、おすすめなチェアといえます。必要最低限の機能で、荷物をできるだけ減らしたいミニマル志向のアウトドアスタイルにぴったりです。
シートの素材 | ポリエステル(ウレタンコーティング) |
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フレームの素材 | アルミニウム合金 |
展開時幅 | 35cm |
展開時奥行 | 32cm |
展開時高さ | 40cm |
組み立て方式 | 収束式 |
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重量 | 0.72kg |
収納時幅 | 8cm |
収納時奥行 | 8cm |
収納時高さ | 52cm |
良い
気になる
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)は日本の老舗アウトドアブランドで、初心者からベテランまで幅広く支持される実用的なアイテムを多数展開しています。「CS 三脚チェア」は、シリーズのなかでも軽量性と設営のしやすさに優れたモデルで、手に取りやすい価格帯の製品です。
設営はしやすく、収束式で力をまったく使わずに簡単に組み立て可能でした。収納性にも優れており、収納袋こそ付属していないものの、重量0.72kgと軽量。スリングタイプの持ち手付きで、登山や徒歩移動など荷物を最小限にしたいシーンで活躍します。
一方で、座面は小さな三角形で、背もたれがないため長時間の使用には不向きです。また、ややぐらつきやすいという声もあり、安定感を求める人には注意が必要。しかし、座面の高さはほどよく、膝や腰への負担は少なかったとの意見もあり、短時間の休憩用としては十分な性能といえるでしょう。
とくにバックパックキャンパーや徒歩移動が多い人にとって、必要最小限の装備で携帯しやすい一脚としておすすめできます。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | 鋼(エポキシ樹脂塗装) |
展開時幅 | 35cm |
展開時奥行 | 35cm |
展開時高さ | 40cm |
組み立て方式 | 収束式 |
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重量 | 1.31kg |
収納時幅 | 27cm |
収納時奥行 | 27cm |
収納時高さ | 45.5cm |
良い
気になる
カインズは、全国に店舗を展開するホームセンターブランドで日用品からDIY用品、ペット用品、自転車関連商品まで幅広く取り扱っています。「コンパクトチェア」は、設営のしやすさと軽さに重きを置いたモデルで、比較的手に取りやすい価格帯です。
設営する際は、力を使わずに展開可能。背もたれ付きで座面の高さもほどよく、立ち座りがしやすく、短時間なら快適に座れます。しかし、長時間座る際は座面の金具が太ももに当たることもあるため、長時間の使用には向かないでしょう。
収納のしやすさの検証では、収納袋からの出し入れがしづらく、使用後に収納する際に手間を感じる可能性があります。しかし収納袋には持ち手も備わっており、重量も1.31kgと軽量なので、携帯性にも配慮されています。公園で使用したい人にはおすすめです。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | スチール |
展開時幅 | 38cm |
展開時奥行 | 38cm |
展開時高さ | 57cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 2.0kg |
収納時幅 | 43cm |
収納時奥行 | 13cm |
収納時高さ | 13cm |
良い
気になる
DesertFoxは中国・深圳を拠点に展開するアウトドアブランドで、コストパフォーマンスと機能性を両立させたアイテムに定評があります。「アウトドアチェア」は、座り心地と収納性を兼ね備えた軽量チェアで、手に取りやすい価格帯です。
座面は高すぎず低すぎず、膝や腰に負担をかけにくい設計で、クッション性とフィット感にも優れていました。長時間でも快適に座り続けられ、体を預けても安定して支えられる構造が特徴です。リラックスした姿勢を保ちたい人や、チェアの快適性を重視したい人に向いたモデルといえるでしょう。
設営は組み立て式で、組み立てる時間と力が必要になりますが、ポケットが付属しており、スマートフォンや小物類の収納にも便利。一方で、重量は2kgとやや重く、持ち運びには不向きです。
長時間の使用でも快適に過ごせる、アウトドアチェア。座り心地を重視する人にとっては、おすすめの商品です。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | アイアン |
展開時幅 | 55cm |
展開時奥行 | 40cm |
展開時高さ | 90cm |
組み立て方式 | 折りたたみ式 |
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重量 | 0.32kg |
収納時幅 | 29.5cm |
収納時奥行 | 10.5cm |
収納時高さ | 3.5cm |
良い
気になる
Qbooは中国のアウトドア用品ブランドで、コストパフォーマンスに優れた製品展開を強みとしています。アウトドアチェアは、手に取りやすい価格帯で、携帯性を兼ね備えた製品として展開されています。
設営や収納のしやすさにおいては、座面収納式の構造で、目的地についてすぐに設営できます。また、収納袋のサイズも十分で出し入れのしやすい商品。0.32kgの重量で持ち運びやすさを重視する人にはおすすめです。
一方で、座り心地の検証では座面が低く、立ち座り時に膝や腰に負担がかかるほか、クッション性の不足や座面の狭さが気になります。長時間の使用やリラックス目的での使用には向いていないでしょう。
荷物をできる限り軽くしたい人、設営と収納の手間を省きたい人にはおすすめの商品です。
シートの素材 | 600Dオックスフォード布 |
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フレームの素材 | アルミニウム |
展開時幅 | 29.5cm |
展開時奥行 | 22cm |
展開時高さ | 26.5cm |
組み立て方式 | 折りたたみ式 |
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重量 | 0.78kg |
収納時幅 | 28cm |
収納時奥行 | 33cm |
収納時高さ | 5cm |
良い
気になる
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)は、日本の老舗アウトドアブランドで、初心者からベテランまで幅広く支持されるアイテムを多数展開しています。「レジャーチェア」は、シリーズのなかでも設営のしやすさに優れた軽量・コンパクトモデルで、手に取りやすい価格帯の商品です。
設営のしやすさでは、力を使わずに簡単に展開できる折りたたみ式で、力に自信がない人やアウトドア初心者でもスムーズに扱えます。一方で、重さは0.78kgと軽量ですが、収納袋や持ち手が付属していないため、移動時に持ち運びづらい可能性があります。
座り心地の検証では、モニターから「座面が低くフィット感やクッション性に欠ける」との声もあり、座り心地がよい商品を探している人には最適な選択肢とはいえないでしょう。
力を使わずに簡単に設営でき手頃な価格を重視するファミリーにおすすめのモデルです。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | 鋼(エポキシ樹脂塗装) |
展開時幅 | 28cm |
展開時奥行 | 27cm |
展開時高さ | 41.5cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 0.95kg |
収納時幅 | 10cm |
収納時奥行 | 10cm |
収納時高さ | 35cm |
良い
気になる
NEMO(ニーモ)はアメリカ・ニューハンプシャー州ドーバー拠点で、快適性と機能性を追求した革新的なギアづくりで知られています。「ムーンライト リクライニングチェア」は、ミニマル設計ながら背もたれの角度を自在に変えられる携行性重視の一脚です。
座り心地の検証では、モニターから「背中まで包み込まれるようなフィット感がある」や、「背もたれが広い」などの声があがりました。一方で、メッシュ素材が滑りやすく、軽さゆえに座るたびに位置がズレるといった指摘も。
設営のしやすさの検証では、組み立て時に力が必要で、スムーズに設営を済ませたい人にとっては不向きな結果でした。重量0.95kgと比較的軽量。持ち運びやすさでは、収納袋付きながら持ち手が小さいためバックパックに入れての持ち運びがメインとなります。
装備を最小限に抑えたい人に向いたチェアで荷物の軽量化が重要なバックパックキャンパーやツーリングキャンパーにおすすめです。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | アルミニウム |
展開時幅 | 49cm |
展開時奥行 | 53cm |
展開時高さ | 64cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 0.53kg |
収納時幅 | 10cm |
収納時奥行 | 10cm |
収納時高さ | 35cm |
良い
気になる
Helinox(ヘリノックス)は韓国発のアウトドアブランドで、軽量かつ高機能なギアを展開していることで知られています。チェアゼロは重量を極限まで抑えたモデルで、軽量チェアシリーズのなかでも特に携行性に優れた設計です。価格帯としてはやや高めながらも、コンパクトさを求めるユーザーから支持されています。
重量は0.53kgと軽量。収納袋も付属しており、袋への出し入れもスムーズでした。携帯性を重視する人にとっては魅力的なアイテムといえるでしょう。
一方で、座り心地の検証では座面が低く膝に負担を感じるという声や、クッション性に欠ける点、後傾時の安定感に不安がある点などが指摘されました。また、設営のしやすさでは、組み立てには力が必要で、力に自信がない人や慣れていない人にとっては難しさを感じる可能性があります。
収納性・軽量性を最優先に選びたい人や、極力荷物を減らしたいバックパックキャンパーやツーリングキャンパーにはおすすめ。携帯性を重視したい場面で活躍する商品です。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | アルミニウム |
展開時幅 | 52cm |
展開時奥行 | 48cm |
展開時高さ | 64cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 0.94kg |
収納時幅 | 35cm |
収納時奥行 | 13cm |
収納時高さ | 11cm |
良い
気になる
Moon Lenceは中国発のアウトドアブランドで、手に取りやすい価格帯とコストパフォーマンスの高さを特徴としています。アウトドアチェアは、同ブランドのなかでも軽量モデルとして展開されており、収納性や携帯性を意識したエントリークラスの製品です。
座り心地の検証では、背もたれの安定感や包み込まれるようなフィット感がありました。長時間の使用でも、比較的リラックスしやすい設計と感じられます。さらにポケット付きで荷物の仮置きなどに便利でした。携帯性においても重量0.94kgと軽量であるうえ、持ち手付きの収納袋があるため、持ち運びしやすいでしょう。
一方で、設営には力が必要で、初心者や力に不安のある人にはやや扱いにくい傾向が見られました。また、収納時に手間取る可能性があります。
ゆったりとした座り心地と持ち運びの利便性も確保したい人におすすめです。価格を抑えながらも快適性と実用性を両立させたい人には、有力な選択肢となるでしょう。
シートの素材 | 900Dオックスフォード布 |
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フレームの素材 | アルミニウム合金(A7075ジュラルミン) |
展開時幅 | 60cm |
展開時奥行 | 53cm |
展開時高さ | 65cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 0.98kg |
収納時幅 | 35cm |
収納時奥行 | 10cm |
収納時高さ | 12cm |
良い
気になる
Helinox(ヘリノックス)は韓国を拠点とするアウトドアブランドで、軽量なキャンプ道具を展開しています。チェアワンはその代表モデルであり、軽量チェアのなかでもスタンダードな位置づけです。比較的高価格帯で、座り心地と携帯性を両立したバランス型モデルとして知られています。
座り心地の検証では、モニターからは「座面の高さが適切で膝や腰への負担が少ない」点や、「包み込まれるようなフィット感がある」との声があがりました。クッション性もあり、リラックスして使いたいシーンにも適しています。加えて、重量は0.98kgと比較的軽量で、収納袋に持ち手もあるため、持ち運びやすいでしょう。
一方で、設営のしやすさでは組み立てに必要な力は大きめで、初心者や力に自信のない人には扱いづらさが残る印象です。また収納袋が小さいため手間がかかる可能性があります。
フィット感や座面の快適さを重視しつつ、携帯性にも妥協したくない人におすすめです。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | 超軽量合金 |
展開時幅 | 52cm |
展開時奥行 | 50cm |
展開時高さ | 66cm |
組み立て方式 | 組み立て式 |
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重量 | 0.67kg |
収納時幅 | 30cm |
収納時奥行 | 11cm |
収納時高さ | 11cm |
良い
気になる
ヘリノックスは韓国発のアウトドアブランドで、軽量かつコンパクトなギアに強みを持っています。グラウンドチェアはそのなかでも特に座面が低い設計で、シリーズのなかでもよりロースタイル向きの商品。比較的高価格帯ながらも、バックパックキャンプやツーリングキャンプに選ばれています。
重量は670gと軽量かつコンパクトな設計でした。収納袋には持ち手がないものの、バックパックキャンプやツーリングキャンプなど荷物を軽くしたい場面にはおすすめです。
一方で、座り心地の検証では課題がありました。座面が非常に低く、モニターからは「立ち座りしにくい」という声がありました。また、設営には力を要し、力に自信がない人には扱いにくいでしょう。
軽さを最優先する、キャンパーに適したモデルです。快適性よりもコンパクトさを重視する人は検討してもよいでしょう。
シートの素材 | ポリエステル |
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フレームの素材 | アルミニウム |
展開時幅 | 52cm |
展開時奥行 | 50cm |
展開時高さ | 49cm |
マイベストではベストな軽量のアウトドアチェアを「簡単に持ち運びでき、手軽に設営できる座り心地のいい商品 」と定義。
そんなベストな軽量のアウトドアチェアを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の軽量のアウトドアチェア14商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。
検証①:座り心地の良さ(軽量のアウトドアチェア)
検証②:設営のしやすさ(軽量のアウトドアチェア)
検証③:収納のしやすさ
検証④:持ち運びやすさ(軽量のアウトドアチェア)
検証⑤:機能性の高さ(軽量のアウトドアチェア)
今回検証した商品
身長168-174cm・体重64-70kgの30-50代男性5人、身長152-162cm・体重47-57kgの30-50代女性5人が以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターは椅子に座り、体重を前後左右にかけたり立ち座りを数回繰り返したりして、座り心地のよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「子供でも簡単に設営できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
組み立てのタイプ
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
組み立てに必要な力の大きさ
1.組み立て式のローチェアのフレームに一箇所を除いて座面を取り付ける
2.最後の取り付け箇所にフォースゲージ(かかる力を測定する機器)を引っかけて座面を引っ張り、フレームに装着する
3.フレームに引っ掛ける際にかかる力をフォースゲージで3回測定し、その平均値を評価する
30N未満を最高スコアとし、より少ない力で装着できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
検証機器
マイベストでは「収納袋に余裕があり、入り口が大きく問題なく入れられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納袋の大きさ
1.収納袋の周りの長さを測定
2.ローチェアを折りたたんだ際の周りの長さを測定
3.収納袋とローチェアの周りの長さの差分から収納袋の余裕を算出しました
3cm以上を最高スコアとし、余裕があるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
入れやすさ
1.収納袋を開いた状態の口の周りの長さを測定
2.軽量・コンパクトなアウトドアチェアの収納袋に最初に入れる箇所の周りの長さを測定
3.収納袋の入り口と軽量・コンパクトなアウトドアチェアの周りの長さの差分から、収納袋の口の余裕を算出しました
3cm以上を最高スコアとし、余裕があるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「肩にかけて両手が自由にでき、片手でも楽に持てる軽さで、リュックにも収まるコンパクトサイズかつ足の汚れをカバーできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納時の体積
1.軽量・コンパクトなアウトドアチェアを収納した状態の長さや幅を測定し、体積を算出する
3000㎤以下を最高スコアとし、サイズが小さいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
収納時の重量
1.収納時の重量を測定
300g以下を最高スコアとし、重量が軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ポケットに小物やペットボトルを収納でき、背もたれの角度を変えられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: mimire|折りたたみ椅子
2位: BIKYO|折りたたみ椅子
3位: ニューウェルブランズ・ジャパン|Coleman|コンパクトクッションチェア|2000038834
4位: モンベル|L.W.トレールチェア 40|#1122786
5位: CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|CAPTAIN STAG CS 三脚チェア|M-3876
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