Kugoplay リクライニングチェアをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
足を乗せて快適に座れると人気の、Kugoplay リクライニングチェア。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「立ち上がりにくい」「収納が不便」などのネガティブな評判もあり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか？
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター＆ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ！マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年01月までの情報です
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。
【総評】購入は要検討。安定感はあるが、ひじ掛けを押し下げるリクライニング方法が難点
今回検証したKugoplayのリクライニングチェアは、座ったまま左右に向きを変えてもグラつかない安定感が魅力です。
生地のハリもちょうどよく、疲れることもありません。重さが5kgと比較的軽いため、持ち運びがしやすいのも好評でした。たたんだ際の高さはあるものの、コンパクトに収納しやすい商品です。
ただし、リクライニング機能はいまいち。ひじ掛けを押し下げる特殊なタイプで、力が必要でした。背もたれを後ろに倒しても身体を十分に預けられず、リクライニングチェアとしての評価は残念な結果になりました。
さらに、肩や背もたれ部分の窮屈さも気になります。より快適に座れるリクライングチェアは他にもあるので、レビューを参考にチェックしてみてください。
Kugoplay リクライニングチェアとは
今回紹介するKugoplayのリクライニングチェアは、足置き・ミニ枕つきの折りたたみ椅子です。
座面シートは、蒸れを防ぐメッシュファブリック仕上げ。通気性に配慮してつくられているので、アウトドアや屋外のレジャーにぴったりです。
また、シートは丸洗いできるのもうれしいポイント。屋外での使用で汚れたときも、ポール部分は拭くだけでOKです。お手入れが簡単なのも魅力のひとつですね。
フレームは、サビがつきにくく強度の優れたアルミ合金を採用。耐荷重は約150kgと、大人でも安心して使用できます。
肘掛け部分にはドリンクホルダーが付いています。ちょっとした飲み物を置けるので便利ですよ。チェアのサイドにはポケットがあるので、サングラスやスマホをまとめて収納できます。
カラーは、ブラウン・グリーン・ブルーの3色展開。自然に馴染みやすいカラーなので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
実際に使ってみてわかったKugoplay リクライニングチェアの本当の実力！
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：座り心地
検証②：リクライニング機能
検証③：携行性
検証① 座り心地
男女3人のモニターが、実際にリクライニングチェアを使用。グラつかないか・簡単に立ち上がれるか・フィット感はあるかの3点を軸に評価しました。
背もたれ・肩部分は窮屈なものの、安定感は優秀
実際に男女3人のモニターが座ってみると、座り心地は良好でした。
脚がしっかり地面に固定されるので、座ったまま左右に向きを変えてもグラつきません。シートに適度なハリがあるため、リラックスした体勢で座れます。
ただし、背もたれや肩の部分に窮屈さを感じます。また、座面が少し低く、やや立ち上がりにくいとの声も。
安定感・フィット感はあるものの、上位商品に一歩届かない使い心地となりました。
検証② リクライニング機能
次に、リクライニング機能の検証です。
男女3人のモニターが実際に座り、リクライニング調整は簡単にできるか・調整幅はどれくらいあるかを評価しました。
リクライニングの機能性は低い。力を必要とし、足置きの幅も狭い
今回検証した他商品と比べると、リクライニング機能は低評価となりました。
ひじ掛け部分を押し下げる特殊なタイプで、力を必要とするのがネック。調整方法が分かりにくく、手間がかかりました。
背もたれは1段階しか調整できず、リクライニングさせても十分に身体を預けられません。
また、足置きの幅が狭いのが気になります。モニターからは「足が真ん中に寄ってしまう」との意見がありました。
身体を倒すだけで調整できる上位商品もある中、リクライニングチェアとしての機能はいまいちといえるでしょう。
検証③ 携行性
最後に、携行性の検証を行いました。
男女3人のモニターが、リクライニングチェアをキャリーワゴンに入れて実際に持ち運びます。コンパクトかどうか・重すぎないかをチェックしました。
携行性は及第点。高さはあるものの、比較的軽く持ち運びしやすい
脚を1か所に収束させるタイプの折りたたみ式で、ほどほどにコンパクトになりました。携行性は合格ラインといえるでしょう。
折りたたんだ際に多少高さが気になりますが、キャリーワゴンに入れても他の荷物を入れる余裕はあります。
また重さが約5kgと、比較的軽いのもメリットといえるでしょう。
リクライニングのしやすさを重視する方には、こちらの商品がおすすめです！
Kugoplayのリクライニングチェアは、リクライニング機能が充実していない点が残念でした。最後に、他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
座り心地を重視したい方は、コールマンジャパンのインフィニティチェアがおすすめです。座面の生地に適度なハリがあり、フィット感のよさが魅力。また、身体を傾けるだけで簡単にリクライニングできるので機能面もばっちりです。
小さめのサイズのチェアをお探しの方は、SUGGESTのリクライニングチェアをチェック。今回検証した同タイプの商品と比べて一回りほど小さく、持ち運びに優れています。生地がしっかり縫い込まれていてフィット感も◎。風を通しにくいため、肌寒い季節のレジャーにおすすめです。
Newell BrandsColeman ｜ インフィニティチェア ｜ 2000033139
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