コンパクトサイズかつ軽量で持ち運びやすいと評判のアウトドアベンチ、山善 イーネクストベンチ。インターネット上では高く評価される一方で、口コミのなかには「ぐらぐらする」「少し重い」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、山善 イーネクストベンチを含むアウトドアベンチ全15商品を実際に用意して、座り心地・安定性・携行性を比較しレビューしました。購入を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
こちらの商品はカラーがリニューアルされているため、現行品とは仕様が異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
山善のイーネクストベンチは、持ち運びやすいアウトドアチェアがほしい人におすすめです。比較した全商品の平均重量が3.99kg(執筆時点)だったのに対し、本品は2kgと非常に軽量。「やや重い」との口コミに反して、全商品のなかでもトップクラスの軽さでした。専用の持ち手つき収納袋も付属し、力に自信がない人でも楽に持ち運べるでしょう。
組み立て方式は、左右の脚を中央に折りたたむようにして収納する三つ折り式。展開時サイズの幅115.5×奥行31×高さ36cmに比べて、収納時サイズは幅61×奥行15.5×高さ8.5cmと半分ほどの大きさにまでまとめられます。ラゲッジスペースの狭い車にもサッと積み込めますよ。
座り心地はまずまずの評価です。実際にモニター3人で使うと、座面の高さが36cmとほどよく、楽に立ち上がれました。しかし、背もたれがないうえ座面の奥行が29cmと狭く、フィット感は物足りません。モニターからは「深く座り込めない」との声が寄せられました。
「ぐらぐらする」との口コミどおり、安定性もいまひとつ。座った状態で左右に体を動かすと、強度に不安を感じます。比較した商品内では、重量が5kgに近いものほどどっしり座れる傾向がありました。本品は軽さにより脚部がぐらつきやすく、安定感にこだわる人には向かないでしょう。
コンパクトかつ軽量なため、とにかく持ち運びやすさ重視で選びたい人には適しています。とはいえ、上位商品には座り心地・安定性により優れるものもありました。アウトドアを楽しみながらゆったりくつろぎたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
今回ご紹介するイーネクストベンチは、家電から日用品まで幅広いアイテムを手がける山善から販売されています。
持ち運びやすさにこだわり、収納時のサイズをコンパクトに設計しているのが特徴です。収納時のサイズは幅61×奥行15.5×高さ8.5cmあり、付属品として専用の収納袋がセットになっています。
軽量化を実現するため、フレームの素材にはアルミニウムを採用しています。強度も考慮し、フレームの形状は角タイプ。展開時のサイズは、幅115.5×奥行31×高さ36cmです。
カラーはオレンジ・マスタードの2色が展開されているので、好みにあわせて選んでくださいね。
なお本品は、2023年2月に型番が「EXT-B35」から「EXTE-B35」に変更されました。カラーの種類もグレー・ベージュ・ブラウンの3色から2色に変わっていますが、素材・仕様にリニューアルはありません。
今回は山善 イーネクストベンチを含む、アウトドアベンチ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずはアウトドアベンチを選ぶうえで気になる、座り心地・安定性の検証です。
実際に3人のモニターが各商品に座り、立ち上がりやすさ・フィット感の2点をチェックします。ベンチの中央や片側に座ったときの安定感もあわせて確認しました。
実際に座ったところ、立ち上がる動作はスムーズに行えました。比較したほかの商品には、お尻が深く沈み込んでしまい立ち上がるのに苦戦するものも。対して本品は生地のハリがほどよく、座面の高さも36cmと高めです。
一部のモニターからは「立ち上がる際にフレームが当たる」との指摘がみられたものの、大きな不満は感じませんでした。BBQなど立ち座りを頻繁にするシーンにも適しています。
<立ち上がりやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、フィット感はモニターからの評価が伸び悩みました。生地にはポリエステルが使われており、座り心地はやや硬め。背もたれ・肘掛けがないタイプかつ、座面のサイズは幅103.5×奥行29cmと狭さが気になります。モニターからは「深く座りこめず、落ち着かない」との声も。
比較したなかでは、背もたれつきの商品だと奥行が50cm以上のものが多く、体が包み込まれるようなフィット感を得られました。お尻にフィットしづらいため、ゆったりくつろぐのではなく、作業中のちょっとした休憩スペースとして活用するとよいでしょう。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
「ぐらぐらする」との口コミどおり、安定感も物足りない結果に。片側に座っても倒れる心配は少ないものの、体を左右に揺らすとぐらつきが気になります。モニターからは「強度に不安を感じる」との声が寄せられ、安定性の評価はいまひとつです。
比較した商品内では、重量が5kgに近いものほど安定感が高い傾向がありました。本品はフレームに軽いアルミニウムを使用しているためか、重さ2kgと軽量に設計されています。どっしりした安定感を求める人には不向きでしょう。
しかし、耐荷重は160kgと十分。ぐらつきには注意が必要が必要ですが、大人数で楽しむアウトドアでも役立ちますよ。
<安定性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後は携行性の検証です。各商品のサイズ・体積・重量を計測し、総合的に評価しました。
その結果、軽量かつコンパクトにまとめられ、トップクラスの高評価を獲得。組み立て方式は、脚部を中央に折りたたむようにして収納する三つ折り式です。収納時のサイズは幅61×奥行15.5×高さ8.5cm・体積は0.00803675cm3と、展開時の半分ほどにまで小さくできました。
比較した全商品の平均重量が3.99kg(執筆時点)だったのに対し、重さ2kgと非常に軽いのも利点。「少し重い」との口コミに反し、持ち運びやすく荷室の狭い車にもサッと収納が可能です。持ち手つきの収納袋も付属しているため、力に自信がない人にも扱いやすいでしょう。
山善のイーネクストベンチは、公式通販サイト「山善ビズコム」のほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。
公式通販サイトでの販売価格は税込4,999円(執筆時点)。検証結果を参考にぜひ検討してみてください。
最後に、ほかの魅力をもった商品をご紹介します。
DODのグッドラックソファは、心地よいフィット感を得られるのが魅力。クッションは非常に厚く、まるでソファのようにゆったりくつろげました。フレームの圧迫感もないため、快適に過ごせます。クッションカバーは取り外しでき、夏場はメッシュ素材のベンチとして使えますよ。
安定性を重視する人には、チャムスバッグウィズベンチがおすすめ。フレームは極太で強度が高く、重量は5kgと重さがあります。実際に座って前後左右に動いても、ぐらつきはまったく感じませんでした。座面も38cmと高く、立ち上がりもスムーズ。よく動く小さな子どもがいる人にもぴったりです。
耐荷重 | 160kg |
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座面の高さ | 33cm |
重量 | 5.5kg |
展開時幅 | 100cm |
組み立て方式 | 折りたたみ式 |
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シートの素材 | ポリエステル |
フレームの素材 | アルミニウム合金 |
展開時奥行 | 50cm |
展開時高さ | 74cm |
収納時幅 | 95cm |
収納時奥行 | 67cm |
収納時高さ | 13cm |
ハイバックタイプ | 不明 |
背もたれ付き | |
肘掛け付き | |
クッション性あり | 不明 |
DOD グッドラックソファをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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