ヒモで固定でき風に飛ばされにくいと謳う、ダイソー 自転車カバー。高評価の口コミが多い一方、「破れやすい」と気になる評判も存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のLiquidnessやcréerなどの自転車カバーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。自転車カバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
ダイソー 自転車カバーは、使い切りと割り切るなら購入してもよいといえる商品です。防水性の高さでは高評価を獲得。シャワーで水をかけたところ、自転車はまったく濡れませんでした。比較したほかの商品では水が浸みこんだものもあったなか、雨をしっかりとブロック。
一方で、アパレル・服飾雑貨の専門家である深沢さんがチェックしたところ、「破れやすい」との口コミどおり、手で引っ張れば破れるほど生地が薄めでした。比較したほかの商品のような、強度を高めた縫い方もされておらず、耐久性の低さが気になります。
実際に使用したモニターからは「生地が薄くすぐ破れそうで、気を遣いながら着脱した」との声が。さらに、比較したなかにはロゴで前後がわかりやすかったものもあるのに対し、前後左右がわかりにくく自転車の形にフィットしないため、着脱にはやや手間取ります。
税込110円(※執筆時点・公式サイト参照)と安いので、一時しのぎ用としては十分といえます。しかし、中・長期的に使いたいなら、やはり耐久性の低さが仇に。メーカーが謳うとおりヒモで固定でき風に飛ばされないのはメリットですが、そのヒモも耐久性に乏しくモニターから「ちぎれそう」との声が挙がっています。
比較したほかの商品では防水性が高いうえ耐久性にもすぐれていたものもあるので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
実際にダイソー 自転車カバーと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車カバーと、防水性・着脱のしやすさ・耐久性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ダイソー 自転車カバーよりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
自転車カバーは、自転車を長持ちさせるためには必須のアイテム。雨水で錆だらけになるのを防ぐだけでなく、紫外線による日焼けでサドルがボロボロになったり色褪せたりするのを防ぐ効果も期待できます。修理などで余計な出費が増える前に、カバーをかけて自転車をきれいな状態に保ちましょう。
今回ご紹介するダイソー 自転車カバーは、ヒモつきで風に飛ばされにくいと謳う商品。撥水加工はないものの、水を通しにくい素材を採用したとアピールしています。冬場でも硬くなりにくい、PEVA樹脂を使用しているのも特徴。サイズは17.5×0.7×27.9cmです。
販売元は、100均でおなじみのダイソー。さまざまな生活雑貨を低価格で提供しています。こちらの商品ももちろん、税込110円(※執筆時点・公式サイト参照)ですよ。
今回は、ダイソー 自転車カバーを含む自転車カバー全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、防水性の検証です。ハンドル・カゴ・サドル・荷台(チャイルドシート)の4か所にポストイットを貼りカバーをかけます。その上から1か所につき30秒ずつシャワーで水をかけ、濡れていないかをチェック。
結果、自転車に貼ったポストイットは1枚も濡れず高評価を得ました。比較したほかの商品では、カバーの中まで水が浸みこんだものもあるなか、雨水をしっかりブロック。
止水テープは施されていませんが、縫い目に直接水をかけても水は入りこみませんでした。雨水でいつの間にか錆びだらけになっていたという事態を、回避できそうです。
次は、着脱のしやすさの検証です。
男女5名のモニターが実際にカバーをかけたり外したりして、スムーズに着脱できるかをチェックしました。
自転車にかける際は、上からふわっとかぶせるだけですが、印などがなく前後左右がわかりにくいのがネック。比較したほかの商品ではロゴが目印となりサッと取りつけられたものもあるなか、やや手間取ります。
留め具はヒモを結ぶだけと手順は簡単なものの、すぐに取れてしまいそうな点は気になるところ。モニターからは「ちぎれそうで気を遣う」との声が寄せられました。
結果、「前後左右の向きがわかりやすい・固定具が使いやすい」と回答したモニターは5名中2名。評価は伸び悩みました。
素材が薄く軽いため着脱・折りたたみはスムーズ。ただし、薄いがゆえに「すぐに破れそう」との声が目立ちました。実際に「スムーズに着脱できる・簡単に折りたたんでまとめられる」と回答したモニターは5名中3名。
比較したなかには、生地が丈夫で楽に着脱できたものもあるのに対し、こちらは破れないように気を遣いながら着脱する必要があります。何も考えずサッと着脱したい人には、向かないでしょう。
最後は、耐久性の検証です。
アパレル・服飾雑貨の専門家である深沢さんが、2年間使用したときの劣化を想定し、耐久性をチェックしました。
専門家がチェックしたところ、手で引っ張るだけで生地が破れてしまい、評価はいまひとつ。縫い目も引っ張るだけですぐに広がります。比較した上位商品のなかには、厚く丈夫な生地を使用しているうえ、強度を高めるために丁寧な縫製が施されたものも。
対してこちらは、「破れやすい」との口コミどおり一度の使用でも破れる可能性があります。中・長期的に使いたい人には向かないでしょう。
ダイソー 自転車カバーは、ダイソーの店舗、または公式通販のダイソーネットストアで購入できます。
公式通販では、税込11,000円未満の場合送料がかかるうえ、出荷は注文確定から3〜7日かかる点に留意しましょう。
最後に、防水性・着脱のしやすさ・耐久性すべてが高評価だった商品をご紹介します。
電動アシスト自転車なら、Liquidnessの自転車カバーがおすすめです。270Dの太い糸が使用されているうえ、縫い方も耐久性の高い方法を採用。カバーにはファスナーが備わっているので、バッテリー交換も容易です。ロゴがあるため前後がわかりやすく、着脱もスムーズでした。
ママチャリやスポーツ自転車には、créerの自転車カバーがうってつけ。わかりやすい配色に加え持ち手つきのため、着脱は楽ちんです。生地が丈夫なうえ、コーティング加工や丁寧な縫製が施されているため、耐久性も優秀。長期的に使用できるでしょう。
厚さ | 270D |
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ファスナー付き | |
子ども乗せ自転車対応 | |
止水テープあり |
良い
気になる
使用時幅 | 205cm |
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使用時奥行 | 70cm |
使用時高さ | 110cm |
素材 | ポリエステル |
収納袋付き | |
付属品 | 収納袋、リペアシート |
Liquidness 自転車カバーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
厚さ | 210D |
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ファスナー付き | |
子ども乗せ自転車対応 | |
止水テープあり |
良い
気になる
使用時幅 | 200cm |
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使用時奥行 | 70cm |
使用時高さ | 110cm |
素材 | オックスフォード |
収納袋付き | |
付属品 | 収納袋 |
créer 自転車カバー C017をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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