iPhoneのデータのバックアップや、写真・動画など大容量データの保存先に役立つiPhone用外部ストレージ。外付けのメモリでiCloudを利用する以外でスマホの容量を増やせる方法の1つです。サンディスクやエレコムといった多くのメーカーから販売されており、USBメモリ・外付けHDD・外付けSSD・SDカードリーダーなどタイプもさまざま。せっかく買うなら、写真や動画を長期保存できるものがほしいですよね。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
目次
iPhoneを長く使っているうちに本体容量がいっぱいになり、写真撮影やアプリのインストールができなくなったことはありませんか。データを整理しようと思っても、思い出の写真や動画を削除するのはためらわれますよね。
そんなときに、iPhone用外部ストレージがあると便利。パソコンを用意せずともiPhoneの写真や動画のバックアップができ、すぐに本体容量を空けられます。iPhone用外部ストレージはパソコンにも接続できるので、急ぎのときは外部ストレージにデータを保存して、あとからパソコンにデータを移して整理することもできます。
また、iPhoneだけでなくiPadでも使えるものも。iPhoneやiPadでよく写真や動画を撮る人は、バックアップ用にiPhone用外部ストレージを1つ持っておくと便利ですよ。
データのバックアップはiPhoneをケーブルでパソコンに繋いでもできますが、パソコンを立ち上げて操作するのが手間だったり難しかったりする人には、外部ストレージが役立つでしょう。
データを保存する方法として、写真や動画などをインターネット上に保存する「クラウドサービス」があります。Apple純正のクラウドサービスである「iCloud」は、iPhoneユーザーなら無料で5GB分のデータを保存可能です。しかし、5GBは写真1,280枚分ほどとバックアップ用としては容量が小さく、iPhone内のデータを保存しきれないケースがほとんどでしょう。
iCloudの容量が不足した場合は、毎月追加料金を支払うことで容量を追加できるほか、自動で写真をiCloudに保存する機能もあります。一方で、写真がどんどん自動追加されてしまうため、いざ写真を整理しようとしても、写真が多すぎてどれを残せばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。
クラウドを利用する場合、データはインターネット上に保存されており、物理メディアで手元にあるわけではないので、きちんとデータが残っているか不安に感じますよね。その点、外部ストレージは物理メディアでデータ保存できるため、確実にデータを手元に置いておけるメリットがあります。また、買い切りで追加料金が不要なので、複雑な契約も必要ありません。
iPhone用外部ストレージを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
iPhoneのデータを簡単にバックアップしたい場合は、iPhone用USBメモリ・iPhone用外付けHDD・iPhone用外付けSSDがおすすめです。iPhoneに繋ぐだけでデータが転送でき、データの保存は専用アプリの指示に従うだけなので、難しい操作は必要ありません。
USBメモリの特徴はコンパクトで値段が安いことです。しかし、容量は少ないので写真だけ保存できれば十分という人や、持ち運びしたい人にぴったりでしょう。
HDDとSSDの特徴はUSBメモリに比べて容量が大きいことです。HDDは安価である一方、SSDに比べてサイズが大きく持ち運びにくい点がネック。SSDはHDDに比べて転送速度が速くコンパクトですが、高価な傾向があります。大容量の外部ストレージを持ち運びたい人は外付けSSD、家でデータを外部ストレージに保存しておくだけならHDDがおすすめです。
iPhone対応USBメモリはデータを整理する時間がない人や、iPhoneの本体容量が足りないもののまだ買い替えられない人が、一時的にiPhoneの本体容量を空けたいときに便利な商品です。
使うときにネットワークやパソコンは必要ありません。iPhoneに挿し、専用アプリでデータを移行するだけ。容量はおおよそ16GBから512GBまでで、容量が大きいほどたくさんのデータを保存できます。外付けHDDと比べると容量は少なめですが、写真を保存するには十分でしょう。目安としては128GBで約3,000枚の写真を保存できます。
コンパクトであることもメリットのひとつ。片手にすっぽり収まるサイズなので、カバンやポケットに忍ばせておけばいつでもiPhoneのデータをバックアップできます。思い出の写真をたくさん撮る旅行先でiPhoneの本体容量がいっぱいになっても、その場でiPhone用USBメモリに古い写真を移行すればすぐに本体容量の空きを作れますよ。
USBメモリやSDカードなどのフラッシュメモリは3年程度が寿命であるため、長期的な保管に適していません。また、サイズも小さいため紛失や破損によるデータ損失のリスクもあります。
USBメモリは一時的な保存場所として活用し、なくしたくない大切なデータはパソコンやHDDに移しましょう。
たくさんの写真や容量の大きい動画ファイルを保存したい人は、外付けHDDを選びましょう。1~4TBの大容量で、USBメモリの倍以上のデータを保存できます。目安として2TBで、写真なら約23万枚、フルHDの動画であれば約230時間分保存可能です。
しかし、すべての外付けHDDがiPhoneに対応しているわけではありません。iPhoneで外付けHDDを使用するには、iPhone用のケーブルが付属しているものや専用アプリに対応しているものを選びましょう。
外付けHDDはサイズが大きく衝撃に弱いため、持ち運びには不向き。自宅やオフィスのデスクで大量のデータを保存するのにおすすめです。
ProResやLogで撮影したデータを直接外部ストレージに保存したい人は、外付けSSDが必須です。書き込み速度は、4K60fpsの映像で220MB/秒・4K120fpsの映像で440MB/秒以上が必要。HDDは書き込み速度が200MB/秒程度なので、録画できない可能性があります。
外付けSSDはコンパクトであるため、外出先でデータ移動を行いたい場合にも便利です。iPhoneで写真や動画をたくさん撮り、その都度外部ストレージに保存しておきたい人は検討しましょう。
一方、価格はHDDが10,000円程度であるのに対し、SSDは15,000円程度と高い点はデメリットです。ProResやLogで撮影しない人や、持ち運びしない人は別のタイプを選ぶほうがよいといえます。
SDカードリーダーとは、iPhoneでSDカードを読み取れるようにするアダプターのことです。iPhoneにはAndroidスマホのようにSDカード用の外部メモリスロットが搭載されていないため、SDカードにデータを保存する場合はカードリーダーを使用する必要があります。
SDカードリーダーは、すでにSDカードを持っている人におすすめです。価格は1,000~2,000円と安価で、容量が小さい16GBでも3,000円以上するUSBメモリを買うよりも安く済ませられます。
ただし、SDカードを持っていない場合はおすすめできません。追加でSDカードも購入する必要があり、カードリーダーと合わせてUSBメモリと同じかそれ以上のお金がかかってしまいます。
コネクタ形状 | Type-C、Lightning |
---|---|
データ移行の成功率 | 100% |
良い
気になる
一方、データ復元のしやすさの検証では、パッと見で復元方法がわからないという人が多くいました。しかし、普段からスマホやパソコンを使う人からは使いやすいとの声も。速度・成功率は優秀で、スマホやパソコンの操作に慣れた人には扱いやすいでしょう。
USB規格 | 不明 |
---|---|
収納方式 | 回転式 |
専用アプリあり |
JDTDC iPhone USBメモリをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コネクタ形状 | Lightning、Micro USB、Type-A |
---|---|
データ移行の成功率 | 100% |
良い
気になる
USB規格 | USB3.0 |
---|---|
収納方式 | キャップ式 |
専用アプリあり |
WEIRUIXIN フラッシュドライブ メモリースティックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コネクタ形状 | Type-A、Lightning |
---|---|
データ移行の成功率 | 100% |
良い
気になる
USB規格 | USB3.0 |
---|---|
収納方式 | 回転式 |
専用アプリあり |
iDiskk USBメモリ IDiskk-U006-128GBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
NASとは、ネットワークに接続して使用できる外付けHDDのことです。通常の外付けHDDはパソコンと1対1でケーブルで繋ぐ必要があり、同時に複数の機器とデータの共有はできません。一方、NASはインターネットに接続するため、ケーブルで繋ぐ必要がなく同時に複数の機器とデータの共有が可能です。
NASがあれば、パソコンはもちろんスマホやタブレットのデータも簡単に共有できます。インターネットを経由して共有するため、手元にNASがない外出先でもデータを保存可能です。
NASはインターネットを経由してデータを共有する点からクラウドサービスに似ていますが、データの保存先に違いがあります。クラウドサービスではデータを運営元のサーバーに保存しますが、NASはNAS内のHDDにデータを保存。物理メディアとして保存先が手元にあるので、データが流失する恐れも少ないでしょう。
ただし、NASは専門知識が必要であり、導入のハードルが高いという点には注意が必要です。それでも、興味があり自分のデータを安全に保存したい人はNASを導入してみましょう。
iPhone用外部ストレージは、パソコンがなくてもiPhoneの写真や動画のバックアップができ、すぐに本体容量を空けられるのがメリット。一方で、物理メディアならではの紛失や破損のリスクがあります。
また、USBメモリやHDDには寿命があるため、長期間データを保存しているとデータが破損してしまうこともあるので注意しましょう。
このようなリスクを回避したい人は、オンラインストレージや写真管理アプリを利用しましょう。月額料金はかかってしまうものの、写真や動画をインターネット上に保存できるので破損することはありませんよ。
外部ストレージを購入したり、クラウドサービスを利用したりしたくない人は、iPhone本体のストレージ容量が大きいものを選びましょう。
マイベストではiPhoneの利用目的ごとにおすすめのストレージ容量を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
外部ストレージ以外にも、iPhoneで使える周辺機器はさまざまです。以下のコンテンツで詳しく紹介していますので、自分の用途に合うものを探してみてくださいね。
マイベストではiPhone用以外の外部ストレージを紹介しているコンテンツがあります。以下のコンテンツで詳しく紹介していますので、自分の用途に合うものを探してみてくださいね。
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