年会費無料でさまざまな特典が受けられる楽天カード。空港ラウンジサービスも充実している楽天カードですが、「持っているカードで利用できるラウンジがわからない」「家族や友人と利用できるのか知りたい」など多くの疑問を抱えている人も少なくないはずです。また、ゴールドやプレミアムなど階級によってサービスが異なるかどうかも気になるところですよね。
本コンテンツでは、楽天カードで使える空港ラウンジをゴールド・プレミアムなど種類別に解説します。空港ラウンジサービスを活用すると、出張や旅行をより快適なものにできるので、ぜひ参考にしてください。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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種類によって利用できるラウンジが異なる点が楽天カードの特徴です。まずは、楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードで利用できるラウンジをそれぞれ詳しく紹介します。
楽天ゴールドカードの場合は、羽田空港や関西国際空港などの国内主要空港とハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを年2回まで無料で利用できます。1年の周期は9月1日から翌年の8月31日までに設定されているので、勘違いのないように注意しておきましょう。
各ラウンジは楽天ゴールドカードと当日空港券または半券を提示するだけで利用できます。家族カード会員も本カード会員同様に無料で利用できるのもうれしいポイントです。利用できるサービスはラウンジによって異なりますが、シャワールームが使えたり、アルコールを楽しめたりするラウンジも多く、搭乗前後の時間を快適に過ごせます。
なお、楽天ゴールドカードはプライオリティ・パスが付帯していないので、ハワイを除く海外の空港ラウンジは利用できません。
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスを無料で申し込めるので、国内主要空港だけでなく、世界中にある1,400か所以上のラウンジが利用可能です。年間5回まで無料で利用でき、6回目以降は1回35ドルで利用できます。
プライオリティ・パスのプレステージ会員は、通常であれば400ドル以上の年会費が必要なサービスです。楽天プレミアムカードの年会費は11,000円なので、旅行や出張が多い人には非常にお得な特典といえるでしょう。
プライオリティ・パスを利用する際は、ラウンジの受付でプライオリティ・パス会員カードと航空券または半券を提示する必要があります。家族カード会員はプライオリティ・パス特典の対象外なので注意しておきましょう。また、楽天プレミアムカードに付帯しているプライオリティ・パスで利用可能なのはラウンジのみで、そのほかの施設は対象外です。
通常の楽天カードの場合、国内の空港ラウンジは利用できませんが、ハワイ最大のショッピングモールにある楽天カードアラモアナラウンジが無料で利用できます。同伴者も本カード会員1人につき5人まで利用できるので、家族や友人との旅行にも役立つでしょう。
アラモアナラウンジでは、フリードリンクサービスやWi-Fiの利用はもちろん、荷物の一時預かりや観光情報の案内などもすべて無料。キッズスペースや授乳室も完備され、ベビーカーの貸し出しもあるので、子ども連れの旅行にもぴったりです。日本語に対応できるスタッフがいるのも安心ですね。
楽天ブラックカードはプライオリティ・パスを無料で申し込めるので、世界1,400か所以上の空港ラウンジが無料で利用できます。プレミアムカードのような回数制限はなく、何回でも無料で利用できる点がメリットです。
ラウンジを利用する際は、受付でプライオリティ・パス会員証と航空券または半券を提示しましょう。プレミアムカードと同様、家族カード会員はプライオリティ・パス特典の対象外ですが、同伴者2名まで無料で海外の空港ラウンジを利用できます。同伴者が3名以上の場合は、1名につき35ドルでラウンジの利用が可能です。
楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードの魅力のひとつである付帯サービス「プライオリティ・パス」は、2025年1月1日より内容が改定されました。
1つ目の変更点は、利用回数と利用料金の請求方法です。楽天プレミアムカードの会員はこれまで提携施設を無料で無制限に利用できましたが、年間5回までと制限つきに。6回目以降の利用には、1回35USドルの料金が発生します。
また、プライオリティ・パスを所有していない同伴者は有料で利用が可能ですが、利用料金は1人あたり3,300円から35USドルでの計算に変更されました。なお、楽天ブラックカードは料金の計算方法のみが変更されたただけで、提携施設は無制限に利用できます。
2つ目の変更点は、利用できる施設です。これまでプライオリティ・パス社が提供する国内外すべての施設が対象でしたが、2025年1月2日以降は国内外のラウンジ施設のみに限定されます。利用できるラウンジは、プライオリティ・パスの公式サイトで確認しましょう。
楽天カードを所有していると、オアフ島内にある2つのハワイラウンジを無料で利用できます。利用できるラウンジは、インターナショナルマーケットプレイス1階にあるワイキキラウンジと、アラモアナショッピングセンター エヴァウィング3階にあるアラモアナラウンジです。
ハワイラウンジのサービス内容は、Wi-Fi・フリードリンク・マッサージチェア・荷物の一時預かり・店内での携帯充電器貸出しなど。おむつ交換台や授乳室もあり、離乳食の温めにも対応できます。数に限りがあるものの、ベビーカーの貸出しも行っていますよ。
すべての楽天カードが対象で、カード会員1名につき同伴者5名まで無料で利用できます。日本語対応スタッフが常駐しているので、カードの盗難・紛失などのトラブルの際もスムーズです。
楽天カードで国内の空港ラウンジを利用する場合は、同伴者も有料で利用可能です。同伴者の利用料は本カード会員に請求されます。
ラウンジの利用料は空港によって異なりますが、羽田空港のエアポートラウンジが1,100円、那覇空港のラウンジ華~hana~が1,320円など、1,000~2,000円程度で利用できる場合がほとんどです。
ハワイ最大のショッピングモールにある楽天カードアラモアナラウンジであれば、同伴者も本カード会員1人につき最大5人まで無料で利用できます。楽天プレミアムカード会員が利用できる専用スペース「Premium Room」に同伴できるのは、13歳以上かつ1名に限られるので注意しておきましょう。
楽天カード特典による空港ラウンジ利用の回数を確認する方法は公表されていないため、利用する際にラウンジの受付で確認しなくてはなりません。
楽天ゴールドカードでラウンジを無料で利用できるのは、9月1日~翌年8月31日の1年間で2回までです。3回目以降は各ラウンジの一般料金を支払う必要があるので、いざというときのためにも計画的な利用を心がけましょう。
10,000ポイントをもらうための条件は、新規の申し込みで楽天カード/楽天PINKカードを発行することと、カード利用期限までに1円以上、1回以上利用すること。カード申し込み日の翌々月末までにカード利用店舗から楽天カードへのカード利用情報の到着が必須なので、発行したら早めに1回以上利用してくださいね。
また、対象となるカードは楽天カードと楽天PINKカードのみです。楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなどは対象外である点にも注意してください。
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