どうしても仕事に行きたくない日は、思い切って休んでしまうのもひとつの手。しかし急な欠勤は、上司や同僚からの信用を失ってしまう可能性があります。当日でも理解を得やすい理由を考えて、連絡しましょう。
そこで今回は、当日の欠勤でも理解を得やすい理由を紹介します。状況別の注意点や伝え方のポイントも解説するので、参考にしてみてください。
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仕事が辛く、どうしても行きたくない日は、休んでしまうのもひとつの手です。
仕事に行きたくないという感情は、体からのSOSの可能性も。無理を続けることで心身ともに限界を迎え、本当に体調を崩してしまっては元も子もありません。思い切って1日休むことで心身をリフレッシュして、翌日から頑張るのも前向きな選択といえるでしょう。
ただし、ズル休みだと思われないように、当日でも理解されやすい理由を考え、上司や同僚からの信用を落とさないようにしましょう。使いやすい理由をこのあと紹介していくので、参考にしてください。
ここでは、当日でも理解されやすい欠勤の理由を紹介していきます。
発熱・頭痛・嘔吐などの体調不良は、当日欠勤でも理解を得やすい理由です。
体調不良は誰にでも突発的に起こり得るもの。たとえば、発熱・頭痛・腹痛・吐き気・頭痛・嘔吐・下痢・歯痛などが挙げられます。1日で治まる症状も多いため、今日だけ休みたいという状況では使いやすい理由です。
ただし、職場によっては病院の受診や診断書の提示を指示される場合も。職場の就業規則で定めている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
腰痛やぎっくり腰など痛みを伴う身体不調も、当日欠勤に使える理由のひとつです。
腰痛やぎっくり腰も突発的に起こることがあり、症状が重い場合はベッドから動けない場合もあるため、出勤できない理由として理解を得やすいでしょう。
ぎっくり腰は回復までに長引くことが多く1週間程度動けないこともあるので、数日休みたい場合の言い訳としても有効です。
家族やペットの不調も、当日欠勤に使いやすい理由のひとつです。
家族やペットの具合が悪くなって、看病や病院受診の同行が必要になったケースを想定。家族の風邪など感染症の可能性がある場合は、同僚に移る可能性もあるため欠勤の正当性が増すでしょう。
ただし、ペットの不調を理由として使えるかどうかは、職場の価値観や雰囲気によるため注意が必要。「ペットの不調くらいで休むなんて」などと、理解されにくい場合もあるので気をつけてください。
事故などの突然のトラブルも、理解を得やすい理由のひとつです。
出勤を妨げるトラブルの事例としては、車の故障や通勤途中の軽い事故、自宅のライフラインのトラブル、カギをなくしたといった状況が挙げられます。
ただし、内容によっては自己管理能力に問題があると見なされ、信用を失ってしまうリスクもがあるので注意。車の故障や自宅の水漏れなど、やむを得ない状況だと理解されやすい理由を伝えましょう。
これらの理由は修理や手続きが終われば出勤できるため、半日だけ休みたい場合などに便利です。
女性限定ですが、生理による体調不良を理由に当日欠勤するのもひとつの方法です。
腹痛や倦怠感など出勤が困難なほどつらい症状が出る場合に、「生理休暇」を申請できることは労働基準法でも定められているため、当日欠勤でも正当性は高いといえます。
しかし、2021年に日経BP総合研究所が行った「働く女性1956人の生理の悩みと仕事と生活」調査によると、生理休暇の利用率はいまだに1割未満でした。職場によっては生理休暇の取得が浸透しておらず、理由として伝えにくい場合もあります。
また、上司が男性の場合は、生理の話をしづらいというデメリットも。生理休暇を理由に使えるかどうかは、職場の雰囲気によって変わってくるでしょう。
ここでは、当日に仕事を休む際の伝え方のポイントを解説します。
当日欠勤する際は、可能な限り上司に電話をして直接伝えるようにしましょう。
最近では、仕事の連絡をLINEなどのメッセージアプリで行う職場も増えてきました。しかし、欠勤連絡をメッセージで伝えるのはマナー違反と捉えられるケースもあります。同僚が電話に出た場合も上司に取り次いでもらい、直接欠勤の理由を伝えましょう。
ただし、職場によってはメッセージによる欠勤連絡をむしろ推奨している場合も。引継ぎのしやすさなどのメリットもあるため、最終的には自社の文化に合わせた方法で連絡するとよいでしょう。
当日に欠勤連絡する場合は、必ず始業時間までに連絡することを心がけましょう。
始業時間までに連絡がないと、職場の人たちは状況を把握できません。通勤途中に事故に遭ったのではないかなど、無用な心配をかけてしまうケースもあります。
連絡は始業時間ぎりぎりではなく、始業の15分前までを目安に行うと印象がよいでしょう。上司がまだ出社していない場合は、仕方がないので同僚に伝言して伝えてもらってください。
職場への迷惑を最小限に留めるよう、仕事の引継ぎをしっかり行うことも重要です。
欠勤によってできなくなった仕事は、スケジュール上の理由などでほかの人にお願いしなければならないケースも。自分の仕事の状況をしっかりと伝え、確実に引継ぎを行いましょう。
細かく伝える必要がある場合は、メッセージなどで要点をまとめて引継ぎするのがおすすめ。それに加えて、電話で謝罪とともに口頭で直接依頼するとより丁寧です。
また、取引先など外部の関係者とアポイントを取っている場合は、自分で直接連絡するとよいでしょう。職場の人に仲介してもらうと、やり取りが多くなって手間をかけてしまう可能性があります。
欠勤連絡する際は、翌日以降の出勤の可否も伝えるようにしましょう。
翌日以降の出勤の可否によって、チームや部署の仕事の段取りが変わる場合もあります。1日だけ休みたい場合は、翌日以降は出勤できる可能性が高いことを伝えておくと上司や同僚が仕事の予定を立てやすいでしょう。
ただし、症状が軽いことを強調しすぎると、今も出勤できる状態ではないかと疑われるリスクも。ずる休みを疑われない程度に自身の体調を伝えましょう。
ここでは、当日休む理由を考える際の注意点を解説します。
家族や親戚の不幸を理由に欠勤するのは、嘘が発覚した場合のリスクが大きすぎるためおすすめしません。
家族や親戚の不幸は突然起こり得ることであり、仕事よりも優先度が高い事態として認められます。その反面、嘘が発覚した際に失う信用は大きく、職場の人間関係に悪影響を及ぼすでしょう。
マナーがしっかりした職場では、出社後にお悔やみを言われたり、お香典をもらう場合も。想定よりも大ごとになって困らないよう、家族や親戚の不幸を理由にするのは極力避けましょう。
月曜などの休日明けばかりに休むと、ずる休みではないかと怪しまれやすいため注意しましょう。
月曜日の朝は憂鬱になる人が多く、「ブルーマンデー症候群」という呼び名で世界的にも認知されています。それだけに、月曜日ばかり休んでいると、気分の切り替えが下手でずる休みをしていると思われる可能性が高くなります。
とはいえ、無理して出勤し続けるのもおすすめしません。厚生労働省が発表した「令和4年版自殺対策白書」によると、1週間のなかで最も自殺者数が多い曜日は月曜日です。仕事のストレスや悩みが限界を迎えると最悪の結果に繋がりかねません。そうなる前に、転職などを視野に入れて今後についてしっかり検討しましょう。
仕事に行きたくない日が続き、心身ともに限界だと感じる場合は転職という選択肢も検討してみましょう。職場や仕事を変えることで、悩みやストレスが解決される場合もあります。
以下の記事では、おすすめの転職サイトや転職エージェントを紹介しています。サービスの上手な選び方やそ活用のポイントも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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