




簡単に接続できるうえ、通話中のノイズも少ないと評判のeMeet OfficeCore M2。バッテリー内蔵型で持ち運びやすい点も好評ですが、「集音できる範囲が狭い」「マイクから離れると声がこもりやすい」といった口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、eMeet OfficeCore M2を含むスピーカーフォン11商品を実際に使用して、マイクの集音性・マイクの音質・スピーカーの音質・使い勝手を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年05月までの情報です
目次
eMeet OfficeCore M2は、自分の声も相手の声も聞き取りやすい、快適なコミュニケーションが図れる携帯性に優れた商品を探している人におすすめです。今回検証したところ、マイク・スピーカーの音質は比較したなかでもトップクラスの好成績に。日本語の子音の周波数である2000〜4000Hzの高音域が強調されており、話の内容をしっかりと聞き取れました。自分も相手も聞き間違いが減り、会議を円滑に進められるでしょう。
しかし、集音性はまずまずの評価に。ある程度の声量があれば本体から150cm離れていても十分に声を拾えましたが、ボソボソとした小さい声はやや拾いにくい印象です。とはいえ、全員が通常の声量で話せば問題ありません。もう少し集音性を高めたい場合は、2台連結して使うとよいでしょう。
最大12時間の連続使用が可能なバッテリーを内蔵しているうえ、重量290gと比較的軽量のため、外出先での使用にもぴったり。操作はタッチ式なので、カチカチと鳴る操作時のノイズが入りづらいのもポイントです。バッテリー残量や接続状況が視覚的にわかるLEDライトも搭載しており、使い勝手は良好といえます。
定価2万円以上とスピーカーフォンとしてはやや高価ですが、性能からすると高コスパな製品です。スピーカーフォンを持ち運ぶ機会が多いなら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそもeMeet OfficeCore M2とは、どのような商品なのでしょうか?あらためて魅力を解説します。
eMeetは、2016年に創業した中国の電機メーカー。自社開発のAI技術を活かした、スピーカーフォンやウェブカメラを主力製品としています。
今回ご紹介するOfficeCore M2は、1台で最大8~10人の会議に対応したスピーカーフォン。4つの全指向性マイクを搭載しており、本体の周囲360度・最大3mの範囲まで集音できると謳っています。2台連結すれば、最大16人の会議でも使えますよ。
スピーカーフォンの最大の魅力は、優れた集音性です。PCの内蔵マイクは集音性が低く、相手の声が聞こえにくい場合があります。しかしスピーカーフォンがあれば、遠くの声や小さな声もしっかりと拾えるため、遠隔コミュニケーションがスムーズに。ヘッドセットのように耳を覆うことがなく、耳が疲れにくいのも魅力です。
本製品に搭載されている「VoiceIA」は、スピーカーフォンから1m以上離れた音を大きく減衰して収音するeMeet独自の音声処理技術。電話の呼び出し音・エアコンやコピー機の稼働音・キーボードの操作音など、会議を妨げるさまざまな雑音を低減できるのが特徴です。
さらに、話し手の方向を自動的に検知して個別に集音力を高める「位置検出機能」も搭載。LEDライトが光るため、音を検知している方向がひと目でわかります。
2600mAhの充電バッテリーが内蔵されており、最大で12時間の連続使用が可能。専用の収納ポーチがついているので、持ち運びにも適しています。本体サイズは幅12.5×高さ12.5×奥行3.5cm、重さは290gです。
接続方式は、USB・Bluetooth・AUX端子の3つに対応。ドライバのインストールは必要なく、各種ケーブルを繋ぐか、Bluetoothを接続するだけで使えます。また付属のBluetoothアダプタを使えば、Bluetooth非対応のPCともペアリングできますよ。
今回はeMeet OfficeCore M2を含むスピーカーフォン11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、スピーカーフォンの要ともいえるマイクの集音性を検証します。スピーカーから男女の音声を流し、マイクを経由して流れてくる音の大きさを確認。スピーカーとの距離や音量を変えながら、遠くの声や小さい声まできちんと拾えるかどうかをチェックします。
使用した機材やツールは以下のとおりです。
<スピーカー>
<ソフト>
集音性はまずまずの評価を獲得。スピーカーとマイクとの距離を最大150cmまで離して検証したところ、通常の大きさで話している限りは十分に声を拾えていました。極端に小さい声は聞こえづらかったものの、PCの内蔵スピーカーより高性能といえます。
位置検出機能を搭載しているため、話し手の方向にフォーカスして集音できるのが魅力です。大きめの会議室で使う場合は、2台接続して話し手とマイクの距離を近付けるとよいでしょう。
次に、マイクの音質を検証します。スピーカーから男女両方の声を流し、マイクが拾った音を音楽制作ソフトウェアで分析。PCの内蔵マイクと比べて、声がクリアに伝わる周波数特性かどうかをチェックしました。
使用した機材やツールは以下のとおりです。
<スピーカー>
<PC>
<ソフト>
マイクの音質は、今回検証したなかでもトップクラスの高評価です。比較したほかのスピーカーフォンよりも高音域がしっかりと強調されており、とても聞き取りやすい音声でした。
日本語の子音は2000〜4000Hzの高音域なので、高音が強調されていると言葉じりまではっきりと伝わります。相手に聞き取りづらいと思わせることはないでしょう。
続いては、スピーカーの音質の検証です。マイクの音質の検証と同じく、スピーカーから男女の声を流し、マイクが拾った音を音楽制作ソフトウェアで分析。PCの内蔵マイクと比べて、声を聞き取りやすい周波数特性かどうかをチェックしました。
使用した機材やツールは以下のとおりです。
<スピーカー>
<PC>
<ソフト>
スピーカーも非常に高音質。男女どちらの声もクリアに聞こえました。マイクの音質の検証結果と同じく、高音域がかなりしっかりと強調されており、相手の声を聞き取りやすかった点が評価につながりました。聞き間違いが減り、相手と円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
最後は、使い勝手の検証です。はじめてスピーカーフォンを導入するなら、使いやすいかどうかは気になるポイントですよね。あると便利な機能をチェックしたところ、結果は以下のとおりでした。
リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、最大12時間の連続使用が可能。本体重量は290gと今回比較したなかでは軽量なので、持ち運びも苦にならないでしょう。
タッチ式のため相手に操作音が伝わりづらく、会議中のノイズを減らせます。スタイリッシュなリング状のLEDライトが光り、バッテリー残量や接続状況が視覚的にわかるのも便利なポイントですね。
最後に、ボソボソとした小さい声もしっかりキャッチできるスピーカーフォンをご紹介します。
ヤマハのユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-330は、マイクの集音性の検証において全商品でトップクラスの評価を獲得。小さな声や遠くの音をしっかり拾うので、4〜10人程度の中規模会議にぴったり。据え置き型のスピーカーフォンをお探しなら、まず候補に入れたい製品です。
同じくヤマハのユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000も、距離・音量に関わらずしっかりと声をキャッチ。とりわけ遠距離に強く、本体の150m先でボソボソ話しても、近距離からとほぼ変わらない音量で聞こえました。オブションでマイクを複数台増設できるので、10人以上の大規模会議が多い人にもおすすめですよ。
| 操作方法 | ボタン式 |
|---|---|
| 連結可能 |
良い
気になる
| 幅 | 23.5cm |
|---|---|
| 奥行 | 22.6cm |
| 高さ | 4.6cm |
| 重量 | 800g |
| エコーキャンセリング機能 | |
| Bluetooth接続 | |
| バッテリー内蔵 | |
| 接続端子 | USB Type-A、EXT |
ヤマハ YVC-330を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
| 総合出力 | 不明 |
|---|---|
| 再生最大周波数 | 20000Hz |
| 再生最小周波数 | 100Hz |
| 電源 | AC電源 |
| 連続再生時間 | |
| ダイナミックレンジ | 不明 |
| 構成 | 不明 |
| 入力端子 | USB Type-A、3.5mmミニプラグ端子 |
| 設置方式 | 不明 |
| タイプ | アクティブスピーカー |
| 能率 | 不明 |
| エンクロージャー | 不明 |
| 入力方式 | USB、RCAピンプラグ |
| ユニット形状 | 不明 |
| おすすめジャンル | 不明 |
| 音圧レベル | 不明 |
| インピーダンス | 不明 |
| 許容入力 | 不明 |
| チャンネル数 | 1.0ch |
| バイワイヤリング接続可能 | |
| Bluetooth対応 | 不明 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 2.1 |
| 対応コーデック | SBC、mSBC |
| Wi-Fi対応 | 不明 |
| ワイヤレス対応 | |
| マルチポイント対応 | |
| Auracast対応 | |
| ハイレゾ対応 | 不明 |
| 空間オーディオ対応 | |
| DTS:X対応 | |
| Dolby Atmos対応 | |
| ペア販売あり | |
| ステレオペア機能 | |
| リモコン付き | |
| マイク付き | |
| 付属マイクの接続方法 | 有線 |
| エコーキャンセリング対応 | |
| ノイズキャンセリング対応 | 不明 |
| NFC対応 | |
| AIアシスタント対応 | |
| 屋外設置可能 | |
| 防水性能 | |
| 防塵性能 | |
| アプリ対応 | |
| アラーム機能 | |
| ライティング機能 | |
| メーカー保証あり | |
| メーカー保証期間 | 12か月 |
| 天井設置方式 | |
| 指向角(水平) | 360度 |
| 指向角(垂直) | 不明 |
| スピーカーユニット種類 | フルレンジ |
| 開口径 | 不明 |
| 幅 | 33.2cm |
| 奥行 | 16.2cm |
| 高さ | 9.5cm |
| 重量 | 本体:1800g/マイク:400g |
| 付属品 | 電源ケーブル(3m)、USBケーブル(5m)、マイクケーブル(5m)、クイックスタートガイド、保証書 |
| 特徴 | 不明 |
| マイクの指向特性 | 単一指向性 |
| 集音範囲 | 推奨3m以内、最大5m(360度) |
| 対応人数 | 8~30人 |
| 操作方法 | ボタン式 |
| ノイズキャンセリング機能 | |
| オートゲインコントロール機能 | |
| エコーキャンセリング機能 | |
| マイク自動ミュート | 不明 |
| 位置検出機能 | |
| Bluetooth接続 | |
| Web会議ソフトウェアとの連携 | |
| NFC接続 | |
| バッテリー内蔵 | 不明 |
| 充電時間 | 不明 |
| 連続通話時間 | 不明 |
| 接続端子 | RCA入力端子、USB音声入力端子、オーディオ出力端子(RCAピン)、外部スピーカー端子(RCAピン) |
| 連結可能 | |
| カメラ搭載 | |
| その他の機能 | 不明 |
| 付属品 | 電源ケーブル(3m)、USBケーブル(5m)、マイクケーブル(5m)、クイックスタートガイド、保証書 |
| 音量調整機能 | |
| 対応プラットフォーム | 不明 |
| 設置タイプ | 据え置き型 |
ヤマハ ユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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