iPhoneなどのスマホで動画を撮る際に手ブレを軽減できるスマホ用ジンバル・スタビライザー。手ブレを軽減しやすい3軸タイプ・持ち運びに便利な小型タイプなど、さまざまな商品が販売されています。DJI・Insta360・Hohemなど多数のメーカーがあるうえ、日本製・海外製と種類も豊富。安い値段で最強のスマホ用ジンバルを購入するなら、どれがよいか迷う人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のスマホ用ジンバル・スタビライザー14商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのスマホ用ジンバル・スタビライザーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなスマホ用ジンバル・スタビライザーは「ブレのない解像度の高い映像が思い通り撮れるうえ、軽くて扱いやすい商品」。徹底検証してわかったスマホ用ジンバル・スタビライザーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
タイアップやプロモーション映像の制作、大学や自治体等で動画制作のセミナー講師として活動中のビデオグラファー。YouTubeチャンネル『JEMMA’s style』は登録者数7万人を超えており、実践的な撮影技法や編集のコツ、機材レビューなど、初心者からプロ志望者まで幅広く支持される情報を発信中。また、著書『スマホ1台で動画制作はじめます!』は、発売半年で累計1万部を突破する実績を持つ。カメラメーカーのNikonやソフトウェアメーカーのAdobeなど大手企業との協賛実績に加え、日本テレビやABCテレビへの出演経験もあり、多岐にわたって活躍している。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
日常的にスマホを使って動画を撮影する10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「楽に持て、長時間快適に使用できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ホームビデオ用として子どもを見失わずに追いかけられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「クリップがスマホをしっかり固定するので外れにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「コンパクトでカバンに入れやすく、出先でも邪魔になりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「さまざまな機能がリモコンで行えるので、スマホを直接触らずに撮影できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
コンテンツ全体の内容を刷新しました。
スマホ用ジンバルとは、回転台によりカメラを常に水平に保てて、スマホで撮る動画の手ブレを軽減できるスマホアクセサリーのことです。InstagramやYouTubeのShorts動画、X(Twitter)などの各種SNSで、Vlogのような動画投稿をはじめたい人におすすめです。
最近はスマホのカメラにも手ブレ補正等の機能が備わっていますが、ジンバルは細かな振動に加え、歩いたときや走ったときの大きなブレもピタっと補正できる点がメリット。手ブレがないだけで、映像の質が大きく向上し、まるでプロが撮ったような滑らかな映像が撮影できます。さらに、別途カメラを用意する必要がなく、各種SNSにアップロードしやすい点も魅力です。
しかし、サイズが小さいとはいえず、街中で使用すると少々目立つ点がネック。本格的にSNSで動画投稿をはじめたい人は、より小型でスマホを使わずに撮影できるDJIの「Osmo Pocket」などのジンバルカメラも選択肢になります。ただし、値段はスマホ用ジンバルが約20,000円なのに対し、ジンバルカメラは約80,000円とかなり高価なので、より手軽に高精度な撮影ができるアイテムといえるでしょう。
私もVlogの投稿をはじめたばかりのときは、手軽に手ブレを抑えたくてスマホ用ジンバルを使用していました。撮影した動画データをシームレスにSNSへ投稿できたり、画角やズームの変更ができたりする点もメリットといえるでしょう。
今はより小型で撮影中にもスマホを使える点に魅力を感じ、「Osmo Pocket 3」を使用しています。ジンバルカメラは高価なので、スマホ用ジンバルでVlogなどの動画投稿をはじめて、よりこだわりたくなったらジンバルカメラの購入を検討するのがおすすめですよ。
スマホ用ジンバル・スタビライザーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ハイクオリティな映像にこだわる人は、3軸のものを選びましょう。そもそも軸とは、ジンバルを動かせる部分のことで、ティルト(縦)・ロール(回転)・パン(横)と3つがあり、さまざまな方向からの手ブレを補正できる点が特徴です。
軸の数が多いほど、横ブレだけでなく縦ブレまで抑えやすくなるので、スマホ単体では撮れないようなきれいな映像が撮影できます。しかし、商品によって軸の数は違うので注意が必要です。
検証では、実際に撮影した動画をモニター10人に見てもらい、ブレの少なさを比較しました。その結果、3軸のものは1軸に比べてブレが気になりにくい傾向があることが判明。なかでもHohemの「iSteady V3」は、「上下のブレも少なく安定し、方向転換した際も画角が安定していてとても使いやすい」とモニターからも好評を獲得しています。
一方、1軸の商品はロール(回転)しか動かないため、横ブレは軽減できるものの、縦ブレの軽減はできない結果に。とくに走りながら撮影した映像はガタつきが目立ち、高品質とはいい難いものでした。とはいえ、3軸のなかでも評価が低い商品もあったため、選ぶ際は「ブレの少なさ」の検証結果をチェックするようにしてくださいね。
片手でも持ちやすく撮影がしやすいものがほしい人は、持ち手(裏面)の長さが9cm以上で凹みがあるものがおすすめです。
持ち手(裏面)の長さが9cm以上あれば片手でジンバルを持ったまま、親指でボタンの操作がしやすく撮影しやすい点がメリット。さらに持ち手に凹みがあるものなら、しっかりグリップできるため、長時間使っても疲れにくいといえます。実際に扱いやすさを検証したところ、高評価の商品はモニターから「人差し指を置く場所にへこみがあり、強くグリップできた」との声が挙がりました。
また、重さは350g未満の商品がベターです。一般的に重さは、500g以上になると重さを感じやすい傾向があります。また、スマホ本体の重さが約170gなので、スマホ用ジンバル単体の重さが350g未満だと腕や手首の負担を感じにくく、長時間撮影しても疲れにくいといえるでしょう。
実際にモニターが使用した際も、スマホ用ジンバル単体で500gを超えるものは少し腕に重さを感じる結果に。旅行先や運動会などの子どものイベントなど、長時間の撮影が見込まれる場合はとくに、軽量の商品を選ぶようにしてください。
検証ではさまざまなスマホ用ジンバルで撮影しましたが、500gを超える商品は10分ほど使っただけで手が疲れました。とくに長時間の撮影では、重さが大きな負担になります。1日中手に持って使うことを考えると、できるだけ軽量なスマホ用ジンバルを選ぶことがおすすめです。
外出先で使うものだからこそ、コンパクトさもとても重要です。旅行でも持ち運びやすいように折りたたみできるか必ずチェックしましょう。また、三脚が内蔵されている商品ならより荷物を減らせて便利ですよ。
Vlogや旅行時の撮影で使いたい人は、追従できるアプリ付きの商品を選びましょう。追従とは、動いている被写体を自動で追いかけてカメラの向きを動かせる機能のこと。アプリ付きの商品はどれも追従の性能に大きな差はないため、どれを選んでも自撮りなどの撮影に便利だといえます。
とくに子どもの撮影をしたい人は、追従性能にこだわるとよいでしょう。今回検証したなかでは、360度追従できて追従速度も速いInsta360の「Flow 2 Pro」がおすすめです。たとえば子どものサッカーの試合や運動会などでも、子どもを見失わず追従できます。
また、家でジンバルをスタンドに立てて子どもに追従機能を設定しておけば、素早く移動してもスムーズに追従でき、簡単に思い出の動画を撮影が可能です。ただし、基本的には専用アプリのカメラを使用しなければ追従機能が使えない点に注意してください。
アプリにこだわって撮影したい人は、AIトラッカー付きやApple DockKit対応を選びましょう。基本的に、専用アプリを使わなければ追従機能は使用できません。
しかし、AIトラッカー付きやApple DockKit対応の商品であれば、専用アプリを使用しなくても追従機能が使えるため、使い慣れたカメラアプリで撮影したい人にも便利です。
なお、専用アプリの設定や毎回のペアリングの必要もなく、デフォルトのカメラアプリを起動するだけで使用できる点もメリット。お気に入りのアプリで撮影したい人や、ジンバルを使ってライブ配信をしたい人はチェックするようにしてくださいね。
スマホ用ジンバルは、専用アプリを使わなければいけないと思っている人も多いでしょう。実はデフォルトのカメラアプリでも、ジンバルとしてのブレ抑制の機能は使えます。実際に私がスマホ用ジンバルを使う際は、ペアリングが手間でデフォルトのカメラアプリを使用していました。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
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ブレの少なさ | 扱いやすさ | 追従機能の高さ | クリップ性能の高さ | 持ち運びやすさ | リモコンの機能の豊富さ | 本体重量 | 補正軸 | 駆動時間 | ライト付き | 専用アプリあり | ジョイスティック付き | トリガーボタン付き | 内蔵延長ロッド | マグネットスマホホルダー付 | 折りたたみ可能 | 追従可能角度 | 追従可能距離 | AIトラッカー付き | Apple DockKit対応 | 折りたたみ時の全長 | 三脚 | 保証期間 | 充電口の形状 | 付属品 | |||||||
1 | DJI Osmo Mobile 6 | ![]() | 4.65 | 2位 | スマホジンバルを求めるすべての人に!扱いやすく追従機能が高い | 4.44 | 4.83 | 4.75 | 5.00 | 4.14 | 4.90 | 307g(実測値) | 3軸 | 6.5時間 | 334度 | 50m | 18.3cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
2 | DJI Osmo Mobile SE | ![]() | 4.63 | 1位 | ブレが少なく、折りたたむとコンパクトになり持ち運びやすい | 4.47 | 4.60 | 4.75 | 5.00 | 4.46 | 4.70 | 353g(実測値) | 3軸 | 8時間 | 342度 | 50m | 16.7cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
3 | Hohem iSteady V3 | ![]() | 4.59 | 7位 | ブレの少ない映像を撮りたいならコレ!追従機能も高い | 4.67 | 4.31 | 4.75 | 5.00 | 4.59 | 4.14 | 422g(実測値) | 3軸 | 13時間 | 330度 | 50m | 16.1cm | 内蔵 | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
3 | FeiyuTech VB4|FY07429 | ![]() | 4.59 | 13位 | 持ち運びやすさを重視する人に。長時間の使用でも疲れにくい | 4.23 | 4.73 | 4.75 | 5.00 | 4.61 | 4.64 | 337g(実測値) | 3軸 | 6.5時間 | 265度 | 50m | 16.0cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
5 | Insta360 Flow 2 Pro | ![]() | 4.55 | 4位 | 360度追従!日常から運動会まで子どもの撮影にぴったり | 4.29 | 4.52 | 5.00 | 5.00 | 4.24 | 4.50 | 360g(実測値) | 3軸 | 10時間 | 360度 | 50m | 17.8cm | 内蔵 | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
6 | insta360 Flow Pro|CINSCBBA | ![]() | 4.45 | 旅先でパノラマ撮影をしたい人に。持ち運びやすいサイズ | 4.32 | 4.10 | 5.00 | 5.00 | 4.56 | 4.10 | 368g(実測値) | 3軸 | 10時間 | 360度 | 50m | 16.2cm | 内蔵 | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | |||||||||||
7 | AOCHUAN Smart XE | ![]() | 4.37 | 9位 | コスパよし!安価であるうえ、ブレが少なく扱いやすい | 4.49 | 4.52 | 4.45 | 4.00 | 4.14 | 4.34 | 361g(実測値) | 3軸 | 10時間 | 345度 | 50m | 16.3cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル | ||||||||||
8 | Hohem X3 SE | ![]() | 4.35 | 5位 | 1日中使えるバッテリー持ちのよさ。折りたたむとコンパクト | 4.02 | 4.48 | 4.45 | 5.00 | 4.19 | 4.34 | 367g(実測値) | 3軸 | 11時間 | 330度 | 50m | 16.1cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
9 | Hohem iSteady XE Kit | ![]() | 4.31 | 11位 | コストを抑えて、ライト付きのジンバルがほしい人に | 4.35 | 4.59 | 4.75 | 4.00 | 3.82 | 3.84 | 259g(実測値) | 3軸 | 8時間 | 320度 | 50m | 17.9cm | 外付け | 1年 | Tyep-C | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ | ||||||||||
10 | AOCHUAN SMART S2 | ![]() | 4.22 | 12位 | アクロバティックな動画にはコレ!バッテリー持ちは16時間 | 4.35 | 3.92 | 4.70 | 5.00 | 3.40 | 4.04 | 645g(実測値) | 3軸 | 16時間 | 360度 | 50m | 外付け | 1年 | Tyep-C | 収納ケース |
本体重量 | 307g(実測値) |
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駆動時間 | 6.5時間 |
良い
気になる
DJIの「Osmo Mobile 6」は、スマホ用ジンバルを探しているすべての人におすすめです。全体的に評価が高く、とくに扱いやすさの面では本体が307gと軽く、持ち手は表が8.5cm・裏が10.2cmと十分な長さがありました。さらに、持ち手には滑りにくい素材が使われており、凹みがあるので持ちやすいでしょう。バッテリーは6時間半もち、旅行先でもホテルで充電しておけば日中は電池切れせずに使えそうです。
実際にジンバルを使用して動画を撮影すると、ブレはおおむね抑えられました。とくに走ったときのブレが小さく「歩いているときと変わらないように思えた」との声が。ただ、左右に腕を振る動作や、内カメでの撮影時にはややブレを感じた人がいます。
追従機能も高く、50m先で動いても追従できました。子どもの運動会やサッカーの試合などもしっかり撮影できるでしょう。近距離での追従機能も良好で、1.5mの距離で早歩きする人もフレームアウトせず撮影できました。追従可能角度は334度で、人の後ろ姿や転がるボールなどにも反応。AIトラッカー・Apple DockKitには非対応ですが、どんな人・ものでも追いかけて撮りやすいでしょう。
クリップはスマホの内側に食い込む形状なのでしっかり固定できるうえ、滑り止め付き。収納ポーチはありますが、折りたたんだときの全長が18.3cmと大きめであることは惜しい点です。
リモコンの機能は非常に豊富。スマホの角度調節を行うスティックやジェスチャー機能、クリップがマグネットで取り外しできる機能などが搭載されています。撮影したい状況に合わせて、簡単にスマホを調整できるでしょう。
スポーツイベントでの撮影はもちろん、ホームビデオ用にもぴったり。スマホ用ジンバル選びに悩んでいる人に自信を持っておすすめできる逸品です。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 334度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 18.3cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
DJI Osmo Mobile 6の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本体重量 | 353g(実測値) |
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駆動時間 | 8時間 |
良い
気になる
DJIの「Osmo Mobile SE」は、ブレが少なく、小型で持ち運びやすい商品を探している人におすすめ。歩いたり走ったりして動画を撮影しても、ほとんどブレは気になりませんでした。同メーカーの上位商品と比較すると、左右に腕を振ったときや内カメでの撮影時のブレも小さめで「ブレがあまり気にならず、景色もきれいに撮れていた」との声が挙がっています。
本体は353gと軽め。持ち手に凹みがあるので指にフィットしやすく、ザラザラしていて滑りにくい素材が使われています。長さも表が9.7cm・裏が8.2cmと、持ちやすい印象です。バッテリーの持ちは8時間で、1日中の撮影にも対応できるでしょう。
AIトラッカーやApple DockKitといった機能はないものの、追従機能の高さも申し分なし。342度まで追従でき、50m以上離れた場所で動く人も感知できました。スポーツイベントなどの撮影にぴったりです。1.5mの近距離での動きにも反応したので、元気に動き回る子どもも撮りやすいでしょう。マスクをつけた人やものの動きも感知しています。
クリップは内側に食い込み、スマホをしっかり固定。滑り止めもあるので、スマホがズレて落ちるリスクは低いでしょう。折りたたむと16.7cmとコンパクトで、持ち運びやすいこともメリット。収納ポーチも付属しています。
リモコンには、角度調節用のスティック・ジェスチャー機能・縦横自動切換え機能などを搭載。クリップはマグネットで手軽に取り外しできます。スマホを思いどおりに調節しやすい機能がそろっているといえるでしょう。
しっかり追従できてブレも少ない1台。小型で持ち運びしやすいので、携帯性に優れたスマホ用ジンバルがほしい人は、ぜひチェックしてください。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 342度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.7cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
DJI Osmo Mobile SEの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本体重量 | 422g(実測値) |
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駆動時間 | 13時間 |
良い
気になる
Hohemの「iSteady V3」は、ブレの少ないきれいな映像を撮りたい人におすすめ。歩く・走る・左右に腕を振るなどの動作をしながらジンバルを使ったところ、撮影した動画にほとんどブレがありませんでした。内カメでもブレがかなり抑えられており、「上下のブレも少なく安定し、方向転換した際も画角が安定していてとても使いやすい」との声が。自撮りでVlogを撮りたい人に向いているでしょう。
バッテリーの持ちは13時間と長め。1日中使ってもバッテリーが切れる心配が少ない点はうれしいポイントです。持ち手の長さは表が8.9cm・裏が9.2cmで、滑りにくい素材であるものの、指を置く場所には凹みがありません。また、本体は422gと軽くないので、手が疲れないように休みながら使ったほうがよさそうです。
マスクをつけた人や転がるボールなども追いかけられたので、どんな人・ものでも追従しやすいといえます。子どもの運動会やサッカーの試合などを想定し、50m以上離れた場所で歩いた場合もしっかり反応。330度と広めの範囲で、近い場所にいる被写体も追従できたので、ホームビデオ用としても使いやすいでしょう。AIトラッカー機能も搭載しているので、収納アプリ以外のカメラアプリでも被写体を追従できます。
クリップはスマホの内側に食い込んでしっかり固定できるうえ、滑り止め付き。使用中にスマホがズレる可能性は低いでしょう。そのうえ、折りたたんだときのサイズは16.1cmとコンパクトで、付属のポーチに入れて手軽に持ち運べます。
リモコンにはジェスチャー機能・縦横自動切換え機能などが搭載されていますが、角度を調節できるスティックがないことは惜しい点。とはいえ、どんな動きにも対応しやすい安定性のあるスマホ用ジンバルを求める人にはぴったりです。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 330度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.1cm |
三脚 | 内蔵 |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
本体重量 | 337g(実測値) |
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駆動時間 | 6.5時間 |
良い
気になる
FeiyuTechの「VB4 FY07429」は、持ち運びやすさを重視する人におすすめ。折りたたんだ際の全長が16.0cmと、検証した商品のなかでトップレベルに小型でした。収納ポーチも付属しており、日常的に持ち歩きたい人に向いています。
実際にジンバルを使って動画を撮ると、歩いたときのブレはかなり抑えられており「ほとんど揺れずきれいに撮影されていた」との声が挙がりました。ただ、走ったときや内カメでの撮影時は上下のブレがやや気になった印象。また、腕を左右に振ったときは「映像が少し歪むようにも見えた」との指摘がありました。
一方、扱いやすさは高評価。持ち手は表が8.2cm・裏が10.3cmとちょうどよい長さです。本体は337gと軽量で、長時間使っても手が疲れにくいでしょう。持ち手の素材は滑りにくいうえ、凹みがあるので握りやすいつくり。バッテリーは6時間半程度持つので、日常での使用には十分足りそうです。
被写体を専用のカメラアプリを使わずに追従機能を使えるAIトラッカーが付属していることも魅力。追従機能は高く、50m先で動く人もしっかり追えたので、サッカーや運動会といった子どものイベントでも重宝しますよ。追従可能角度も広く、近距離での早歩きも追従可能。顔が見えない場合や、ボールを転がした際にも反応したので、人やものなどを隔てなく追いかけやすいでしょう。
滑り止め付きのクリップでホールド力も優秀。スマホの角度はスティックで調節でき、ジェスチャー機能や縦横自動切換え機能なども搭載されています。クリップをマグネットで取り外しできる機能がないのは惜しい点です。
ブレの少なさでは上位商品に1歩およびませんでしたが、折りたたむとかなりコンパクトに。頻繁に持ち歩く人は検討しましょう。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 265度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.0cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
本体重量 | 360g(実測値) |
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駆動時間 | 10時間 |
良い
気になる
Insta360の「Flow 2 Pro」は、子どもを撮影したい人におすすめ。360度の追従が可能で、三脚に立てて置いておくだけで子どもと遊ぶ様子が撮影できます。iPhoneなら専用のカメラアプリ以外でも追従機能を使用できるApple DockKitに対応。1mの近距離にいても追いかけられたうえ、50m先の動きもしっかり感知しました。後ろ姿やボールの動きにもしっかりついて行けますよ。
歩いたときのブレはおおむね抑えられており、モニターからは「歩き方に気をつければ安定した映像が撮れそう」とのコメントがありました。一方、走ったり左右に腕を振ったりするとブレが目立ち始め、内カメで撮った映像にも「端がブレる感覚が大きかった」という声が挙がっています。
扱いやすさは申し分なし。持ち手は表・裏ともに11.0cmと、持つのにちょうどよい長さです。本体は360gと軽めであることに加え、バッテリー持ちが10時間と長く、長時間使いやすいポイントがそろっています。持ち手には滑りにくい素材が使われており、環境を問わず扱いやすいでしょう。
クリップには滑り止めがあり、スマホをつかんできちんと固定できます。折りたたむと17.8cmとやや大きいものの、収納ポーチが付属しており持ち運びはしやすいでしょう。
リモコンに角度調節用のスティックがない点は惜しいものの、ジェスチャー・縦横自動切換え機能や、トリガーも搭載しています。360度追従でき、スポーツイベントでの活躍も期待できるので、子どもがいる家庭にはうってつけのスマホ用ジンバルです。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 360度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 17.8cm |
三脚 | 内蔵 |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
Insta360 Flow 2 Pro CINSABQBの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本体重量 | 368g(実測値) |
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駆動時間 | 10時間 |
良い
気になる
insta360の「Flow Pro CINSCBBA」は、外出先で360度のパノラマ撮影をしたい人におすすめです。追従可能角度は360度。近距離・遠距離のいずれの場所で動いても反応し、マスクをつけていても追いかけられました。スマホをジンバルにセットして三脚で立てれば、美しい景色を前に歩くだけでパノラマ映像が撮影できるでしょう。iPhoneなら専用のカメラアプリを使わずに追従機能を使用できるApple DockKitにも対応しています。
実際に使用した動画では、走ったときのブレはおおむね抑えられており、モニターからは「スマホ単体と比べるとブレは少なく、走っているのに見やすかった」との声が。ただ、歩いたときや内カメで撮影したときはブレが見られ、左右に手を振る動作では「走って左右に振ると縦揺れして、歪んだ映像に感じた」との指摘がありました。
バッテリーの持ちは10時間と長く、1日中の撮影にも十分対応できるでしょう。一方、持ち手が表・裏ともに5cm前後とかなり短いことは懸念点。握ったときに滑りにくい工夫も施されていないうえ、凹みがないので持ちにくい可能性があります。重量も368gとそこまで軽くありません。
折りたたんだ際の全長は16.2cmとコンパクト。付属の収納ポーチに入れて旅先などに持って行きやすいのはうれしいポイントです。360度追従できる性能も魅力なので、これからInstagramやYouTubeなどでVlogの投稿を始めたい人は、チェックしてくださいね。
補正軸 | 3軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 360度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.2cm |
三脚 | 内蔵 |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
Insta360 Flow Pro CINSCBBAの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本体重量 | 361g(実測値) |
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駆動時間 | 10時間 |
良い
気になる
AOCHUANの「Smart XE」は、コスパのよい商品を探している人におすすめ。価格が1万円前後と安価ながら、全体的な評価は悪くありません。とくにブレが少なめで、モニターからは「ジンバルがない場合と比べて横揺れがかなり軽減されていた」との感想が。内カメの映像にも、「外カメと比較しても遜色なかった」という声が挙がりました。
本体は361gと軽量なほうで、持ち手は表が9.2cm・裏が9.8cmと持ちやすい長さ。滑りにくい工夫も施されており、長時間の使用でも手が疲れにくい印象です。ただ、持ち手に凹みがなく、指にフィットしにくいことは惜しい点。バッテリーは10時間と長持ちなので、フル充電しておけば夕方まで十分対応できるでしょう。
追従機能も良好です。遠距離にいる被写体もしっかり追従でき、顔が隠れていても感知して追いかけられました。345度と追従の範囲も広めですが、2m以内に接近すると被写体に反応しづらい結果に。AIトラッカーやApple DockKitといった、専用のカメラアプリを使わずに追跡機能を使える機能はありません。
折りたたんだときの長さは16.3cm。収納ポーチは付属していませんが、バッグに入れて持ち運びやすいサイズです。惜しい点もありますが、安価ながらジンバルに必要な性能のポイントをきちんと押さえている商品といえるでしょう。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 345度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.3cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル |
本体重量 | 367g(実測値) |
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駆動時間 | 11時間 |
良い
気になる
Hohemの「X3 SE」は、外出先でバッテリー切れを気にせず、1日中使いたい人におすすめ。バッテリー持続時間が11時間とかなり長いので、途中で充電が必要になることはほとんどないでしょう。そのうえ、持ち手は表が8.9cm・裏が9.2cmとちょうどよい長さで、持ち手には滑りにくい素材が使われています。
実際に歩いたり走ったりしながらジンバルを使って動画を撮影すると、ブレが抑え切れていない印象で、「1歩踏み出すごとに微細に上下左右に揺れていた」「長時間見ているとしんどくなりそう」との意見が。ただ、ほかの商品がブレやすかった内カメではブレが抑えられており、「意外にも外カメと比べて全体的にそこまでブレていなかった」という声もありました。
追従可能角度は330度。50m先で動いても追従できたので、子どもの運動会やサッカーの試合などでも使いやすいでしょう。被写体が近すぎると追従できずフレームアウトしましたが、後ろ姿でも感知しました。
収納ポーチが付属しており、折りたたむと16.1cmと小さくなるので、持ち運びしやすいでしょう。バッテリー残量を気にすることなく、スポーツイベントやアウトドアで長時間の撮影を楽しみたい人に向いているスマホ用ジンバルです。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 330度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.1cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
本体重量 | 259g(実測値) |
---|---|
駆動時間 | 8時間 |
良い
気になる
Hohemの「iSteady XE Kit」は、ライト付きでコスパのよい商品を探している人におすすめ。ライトがあるので夜間の撮影がしやすいうえに、1万円程度と安価で購入できます。ジンバルを使って実際に動画を撮影すると、歩行・内カメ使用時のブレが少なめで「よく見ると細かく揺れていた程度」との声が。ただ、走行・左右に腕を振る動作時はブレが気になりました。
本体は259gとかなり軽量で、長い時間使っても手に負担がかかりにくいでしょう。持ち手は表の長さがやや物足りず、凹みがない点はネックですが、滑りにくい素材を使用しています。バッテリー持ちも8時間と日常使いには十分です。
追従機能は高く、運動会やサッカーの試合などを想定した遠距離で動くと、しっかり追従できました。1.5mの近い場所にいる人の動きも感知。追従可能角度は320度で、後ろ姿・転がるボールも追いかけられたので、どんな人・ものでも撮影しやすいといえるでしょう。専用のカメラアプリを使わずに追跡機能を使えるAIトラッカーやApple DockKitは非搭載です。
折りたたんだ全長は17.9cmと大きめで、収納のポーチもなし。持ち運びはしにくいものの、ライトを別途用意しなくてよいことはメリットなので、夜間・早朝に魚釣りの動画などを撮りたい人には向いていそうです。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 320度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 17.9cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
本体重量 | 645g(実測値) |
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駆動時間 | 16時間 |
良い
気になる
AOCHUANの「SMART S2」は、アクロバティックな動画を撮影したい人におすすめです。ジンバルの軸が360度回転する無限インセプションモードを搭載。また、追従機能も高性能で50m先の動きにもしっかり反応し、1.5mと近距離でも追従できました。顔が判別できなくても追えたので、縦横無尽に動き回っても撮影できるでしょう。
実際にスマホをセットして撮影すると、歩行・走行・内カメでの撮影時にはややブレが気になった程度でした。上位商品ではブレることが多かった、腕を左右に振る動作時のブレはかなり抑えられており「階段を降りる場面も含めて、ブレは最小限に抑えられている」との声が。激しく動かしてもブレの少ない動画が撮影できるでしょう。
バッテリーの持ちは16時間と、検証した商品のなかでもトップクラスの長さ。持ち手に凹みがない点は惜しいものの、長さはちょうどよく、滑りにくい加工済みです。ただ、重量が645gとかなり重いことは覚えておきましょう。
収納ポーチはありますが、折りたためず、32.8cmと大きめなのでかさばる点にも注意が必要。AIトラッカー・Apple DockKitには対応していませんが、さまざまな角度からブレにくい動画を撮影できるものがよいなら候補になります。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 360度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | 収納ケース |
本体重量 | 374g(実測値) |
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駆動時間 | 8時間 |
良い
気になる
KOSCHEALの「ジンバルスタビライザー L7B pro」は、収納ケース付きの商品がほしい人におすすめ。ポーチに加えてケースまで付属しており、本体を傷つけずに持ち運べます。折りたたむと15.2cmとかなりコンパクトになり、手軽に持ち運べるでしょう。
ジンバルを使って撮影した動画は、どの撮り方でもブレが少し気になりました。大きなガタつきが目立つほどではありませんが、「乗馬しているような縦ブレが常にあった」「階段の上り下りの際にはとくに揺れがわかりやすかった」との声が挙がっています。
本体は374gと軽めで、持ち手の長さもちょうどよいつくり。ただ、持ち手に凹みがないうえ、滑りにくい工夫もありません。バッテリーは8時間程度持続するので、途中で充電が必要ない点はメリットでしょう。
追従角度は340度まで追えたものの、近距離・遠距離で動いている人・顔が判別できない場合には反応しませんでした。AIトラッカー・Apple DockKitも非搭載。追従機能は低いものの、破損を防ぎやすいケースに入れて持ち運びをしたい人の選択肢には入るでしょう。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 340度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 15.2cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 3か月 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ、収納ケース |
本体重量 | 653g(実測値) |
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駆動時間 | 12時間 |
良い
気になる
Hohemの「iSteady M7」はスマホで本格的な映像を撮影したい人におすすめです。拡張可能な穴がついており、マイクやライトを別途取り付けできます。また、パン軸が360度回転するのでさまざまな角度で撮影が可能です。
ジンバルを使って撮影した動画は、細かいブレは抑制できていましたが、縦の大きな揺れが抑えきれていない印象。モニターからは「足が着地した時の上下のブレが少し気になりました」「穏やかな路面電車の車窓を見ているような感覚」などと緩やかな縦揺れに関する意見が目立ちました。
持ち手の長さや形状は持ちやすかったものの、本体重量が653gと重く長時間の撮影は難しい印象。ただ、バッテリーの持続時間は12時間と長く1日中使っても充電切れの心配はありません。
追従機能の性能はトップレベル。近距離・遠距離でも素早く、正確にトラッキングでき、追従角度も360度と見切れることがありません。AIトラッカーと呼ばれる別付きのカメラが搭載されており、専用のカメラアプリを使用せずに追従機能を使える点も魅力です。
折りたたみできないうえ、33.6cmと大きいため、持ち運びには適しませんが、自分好みにカスタムして、スマホを一眼レフカメラのように使いたい人は選択肢に入るでしょう。
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 360度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ケース |
本体重量 | 218g(実測値) |
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駆動時間 | 5時間 |
良い
気になる
Beingの「スマホジンバル」は、ブレがやや大きいことが懸念点。1軸のジンバルなのでブレがあまり軽減できておらず、モニターからは「ジンバルがない場合と変わらないように感じられた」「画面酔いしそうだった」との声が挙がりました。また、専用アプリも付属していないため、追従機能を使えません。
1軸とあって本体は218gとかなり軽量。持ち手も11.5cmと持ちやすい長さですが、滑りやすく指にもフィットしづらい形状です。バッテリーの持ちは5時間と短いので、充電が切れる心配もあります。
収納ポーチは付属しておらず、折りたたんでも全長が19.3cmと大きめ。1軸ジンバルゆえ、ブレの軽減効果の低さが目立ったので、ブレを抑えたい人や撮影に慣れない初心者には不向きなスマホ用ジンバルでしょう。
補正軸 | 1軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | |
追従可能距離 | |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 19.3cm |
三脚 | 内蔵 |
保証期間 | 6か月 |
充電口の形状 | microUSB |
付属品 | microUSBケーブル |
本体重量 | 270g(実測値) |
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駆動時間 | 4時間 |
良い
気になる
エレコムの「スタビライザー P-STB01BK」は、1軸のジンバルなのでブレを抑えにくいうえに、折りたたんでも大きいので持ち運びにくいことが難点。実際にスマホをセットして撮った動画を見たモニターからは、「縦横斜めとさまざまなブレが生じ、安定したカメラワークとはいえなかった」との声が挙がりました。また、専用アプリも付属していないため、追従機能を使えません。
持ち手の長さは12.0cmとちょうどよいものの、凹みがないうえ、滑りにくい素材も使われていません。本体は270gとかなり軽量ですが、バッテリーの持ちが4時間とかなり短いので、半日程度の撮影でも使いづらいでしょう。
折りたたんでも全長21.3cmとコンパクトにならないうえ、持ち運び用のポーチもありません。ジンバルが本来持っている機能を最大限に活かして使いたい人は、ほかの商品もチェックすることをおすすめします。
補正軸 | 1軸 |
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ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | |
追従可能距離 | |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 21.3cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | microUSB |
付属品 | microUSBケーブル |
マイベストではベストなスマホ用ジンバル・スタビライザーを「ブレのない解像度の高い映像が思い通り撮れるうえ、軽くて扱いやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のスマホ用ジンバル・スタビライザー14商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:ブレの少なさ
検証②:扱いやすさ
検証③:追従機能の高さ
検証④:クリップ性能の高さ
検証⑤:持ち運びやすさ
検証⑥:リモコンの機能の豊富さ
今回検証した商品
日常的にスマホを使って動画を撮影する10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
1.スマホ用ジンバル・スタビライザーを使い「歩き」「走り」「腕を左右に振る」「内カメラ」の動画を撮影。
2.同様の動画をスマホ用ジンバル・スタビライザーを用いずにスマホ単体で撮影
モニターは上記の動画を見比べ、ブレの少なさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「楽に持て、長時間快適に使用できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.スマホ用ジンバル・スタビライザー本体のみをはかりで計測する
330g以下は最高スコアとし、軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.メーカーの公式サイトからバッテリーの持続時間を確認する
10時間以上は最高スコアとし、長くバッテリーが持つものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.持ち手の表側の長さをメジャーで計測
モニターが持ちやすいと評価した長さを基準に85mm以上は最高スコアとし、持ち手が長いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.持ち手の裏側の長さをメジャーで計測
モニターが持ちやすいと評価した長さを基準に100mm以上は最高スコアとし、持ち手が長いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
その他扱いやすさのポイント
マイベストでは「ホームビデオ用として子どもを見失わずに追いかけられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
追従可能角度
1.公式ページから追従可能な角度をリサーチする
360度を最高スコアとし、追従可能角度が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
追従可能距離(遠距離)
1.撮影者と被写体の距離を50m、40m、20m、10mとし、被写体が歩いた際追従可能か確認する
2.被写体は早歩きを想定し、歩幅70cm・120bpmで統一して検証した
50mを最高スコアとし、遠距離でも追従できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました
追従可能距離(近距離)
1.撮影者と被写体の距離を1m、1.5m、2m、2.5m、3mとし、被写体が歩いた際追従可能か確認する
2.被写体は早歩きを想定し、歩幅70cm・120bpmで統一して検証した
1mを最高スコアとし、近距離でも正確に追従できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました
人・モノを追従できるか
1.追従機能を使い「正面の顔」「後ろ向きの顔」「マスクをつけた正面の顔」「木」を追従できるか確認
2.人・モノを映す際は撮影者と被写体の距離を3mとし、撮影者が70cm・120bpmの速度で歩いて検証を行う
マイベストでは「クリップがスマホをしっかり固定するので外れにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「コンパクトでカバンに入れやすく、出先でも邪魔になりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
畳んだ時の全長
1.スマホ用ジンバル・スタビライザーを畳み、メジャーで計測する
140mm以下は最高スコアとし、畳んだ時の全長が短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
その他持ち運びやすさのポイント
マイベストでは「さまざまな機能がリモコンで行えるので、スマホを直接触らずに撮影できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: DJI|Osmo Mobile 6
2位: DJI|Osmo Mobile SE
3位: Hohem|iSteady V3
3位: FeiyuTech |VB4|FY07429
5位: Insta360|Flow 2 Pro
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
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就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
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