圧縮した空気を利用することで、さまざまなエアーツールの動力源となるエアーコンプレッサー。単にコンプレッサーとも呼ばれ、タイヤ交換や洗車時のホコリ飛ばし、塗装など幅広い用途で活躍するエアー工具で、自宅で使用できる家庭用の商品も発売されています。しかしハイガー・高儀・アストロプロダクツなど、多くのメーカーから販売されており、オイルレス式や給油式などさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
マイベストが定義するベストなエアーコンプレッサーは「スピーディに準備できて使用できる時間が長いうえ、メンテナンスが楽な商品」。徹底検証してわかったエアーコンプレッサーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
国産車ディーラー、車検工場でおよそ15年自動車整備士・大手中古車販売店の本部業務を経験。その後独立し、フリーの自動車ライターに転身。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
マイベストでは「一度の充填で車のタイヤ交換が問題なくできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を15秒以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ストレスに感じないほどスピーディにエアーを充填できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を1Lあたりの充填時間が4秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「使用中も近くで問題なく会話できる商品」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を70dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「作業にかかるストレスがゼロで、メンテナンスが簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
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新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
エアーコンプレッサーとは、タンク内で空気を圧縮する機械のこと。圧縮された空気の力を利用することで、エアーインパクトレンチやエアーダスターガン、エアースプレーガンなど、さまざまなエアーツールを使用できます。
エアーツールは、電動工具に比べて小型・軽量のものが多く狭い場所でも使いやすいうえ、モーターが熱を持たないため連続作業にも向いているといえるでしょう。また、空気の圧力を調節してスピードやパワーをコントロールできるので、さまざまな作業に適していることも魅力のひとつです。このコンテンツではタイヤ交換やダスター作業などの車のメンテナンスに便利な、タンク容量が30L程度かつ家庭用電源で使える100Vのエアーコンプレッサーを紹介しています。
タイヤの空気入れだけが目的の人には、小型・軽量の「車用タイヤ空気入れ」がおすすめ。またプラモデルやガンプラの塗装が目的の人は「エアブラシ用コンプレッサー」や「小型エアーコンプレッサー」、釘打ち・エアータッカーの使用が目的の人は「釘打ちコンプレッサー」のコンテンツをチェックしてください。
エアーコンプレッサーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
エアーコンプレッサーは、用途にあったスペックのものを選ぶことが重要です。用途にあっていないものを選ぶと、思ったとおりに作業が進まずストレスになることも。はじめに、最適な商品を選ぶうえで重要な2つの用語を理解しておきましょう。
まずはタンク容量。その名のとおり、タンクにためられる空気の量を指しており、タンク容量が大きいほど連続して使用できる時間が長くなります。タンク容量が小さすぎると、作業を中断し何度もエアーの充填をする必要があるので注意しましょう。
もうひとつが吐出空気量。1分間に圧縮できる空気の量のことで、吐出空気量が多いほどエアーの充填スピードが速いといえます。逆に吐出空気量が少ないと、エアーの充填に時間がかかって作業がスムーズにできないことも。用途ごとに最適なタンク容量・吐出空気量は以下で紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なおメーカーの公式サイトやECサイトのスペック表には、馬力やタンク内最高圧力といったスペックも表示されています。これらはメーカーによって基準が異なる場合や、タンク容量に比例する場合があるため、単純な比較はできません。馬力やタンク内最高圧力よりもタンク容量・吐出空気量を参考にして選びましょう。
車のタイヤ交換・ダスター作業用に購入する場合は、タンク容量が30L以上のものを選びましょう。
タンク容量が30L以上あると、1回のエアー充填でタイヤ交換やダスター作業が十分できます。一度にたくさんのエアーをためられるので、何度もエアーを充填する必要がなく、手間と無駄な時間を省けるでしょう。
また、作業効率をさらにアップさせるなら最高圧力時の吐出空気量が50L/min以上あるものがおすすめ。今回の検証では、50L/min以上のものは1Lあたりのエアー充填時間が平均5.5秒と非常にスピーディなことがわかりました。
対して、42L/minや37L/minといった吐出空気量が少ない商品がエアーを充填するのにかかった時間は、1Lあたり平均6.49秒。決定的な差があったわけではありませんが、こうした小さな差が使用時の快適さに大きく影響します。
なお、今回の検証のなかだとコメリの「アルミタンク静音コンプレッサー」や高儀の「静音オイルレスエアーコンプレッサー」がおすすめ。とくにエアーを使える時間が長く、スピーディに充填できました。タイヤ交換・ダスター作業をする人は、ぜひチェックしてください。
車の部品やパーツを洗浄したあとの乾燥やダスター作業は意外と時間がかかります。作業範囲が広くなるほどかかる時間も長くなるので、タンク容量が大きいものを選ぶと作業を効率的に進められるでしょう。
エアースプレーガンを使用して車全体の塗装をする場合は、塗装の途中に空気切れを起こさないよう、70~100Lのタンク容量のものを選ぶのが理想です。塗装は中断するとムラの原因になるので、一度で塗り終えることが重要。車の塗装用にエアーコンプレッサーを購入するなら、大きめのタンク容量のものを選びましょう。
とはいえ、タンク容量が70〜100Lの商品はラインナップが少ないうえ、高価な傾向があるので、サブタンクを用意することも検討してください。サブタンクとは、エアーコンプレッサーのタンク部分だけのものを指し、本体とサブタンクをエアーホースでつなぐことでより長い時間エアーを使用できます。
サブタンクをあわせて購入するなら、空気を充填する時間が短くなるよう吐出空気量は100L/minのものを選ぶとよいでしょう。各商品の吐出空気量は、ランキングの「吐出空気量」で確認できますよ。
1センチに満たないキズであれば、エアブラシを使って補修できます。全体の塗装や車のメンテナンスに使用するのなら、容量や圧力は大きいに越したことはありませんが、小さいキズの補修をするならそれほど気にしなくても大丈夫ですよ。
エアーコンプレッサーの種類は、給油式とオイルレス式の2つ。家庭用ならメンテナンスが楽なオイルレス式を選びましょう。
給油式エアーコンプレッサーの内部は金属でできており、接触による劣化を防ぐために潤滑剤のコンプレッサーオイルが必要です。一方オイルレス式は、金属部品の代わりに樹脂部品が使われているため、オイル交換が不要でメンテナンスに手間がかかりません。給油式に比べて耐久性や連続運転時間に制約があるものの、一般的な用途の場合はあまり気にとめる必要はないでしょう。
またオイルレス式は、オイルの混じらないクリーンな空気を出せる点もメリット。オイルが塗料に悪影響を及ぼすことがあるので、塗装をする人は必ずオイルレス式を選ぶようにしましょう。
オイル交換は手間がかかりますし、エアーコンプレッサーのタンク内に水がたまるとオイルとともに水が噴出してきます。一般家庭で使うなら給油式よりオイルレス式のエアーコンプレッサーがおすすめです。
エアーコンプレッサーは、圧縮空気を作り出すためのピストン運動によってエアーの充填時に大きな音が出ます。住宅街で使用する人や夜間に作業をしたい人には、静音タイプのエアーコンプレッサーがおすすめです。しかし検証では、静音タイプを謳っている商品のなかでも作動音に最大で約30dBの差が出る結果に。
静かとはいえないものの、作動音が80dB以下なら比較的音が小さく、近くの人と問題なく会話できました。住宅街で使用したい人は、ランキングを参考にできるだけ静音なエアーコンプレッサーを選びましょう。
今回の検証で使いやすさに大きな差が出たのは、空気圧の調節のしやすさ。圧力ゲージが0.1MPa刻みのエアーコンプレッサーがおすすめです。
吐出圧力とは、エアーコンプレッサーから出る空気の圧力のことを指します。そのため、使用するエアーツールによって吐出圧力の調節が必要です。
今回の検証では吐出圧力を調節する際、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されているものは、針を合わせやすく細かい調節がしやすい印象でした。
一方、目盛りが0.2MPa刻みで表示されていると、0.3MPa・0.5MPaなどの細かい調節がしにくい傾向がありました。どの商品の圧力ゲージが0.1MPa刻みかは、ランキングの「圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか:✓」で確認できるのでチェックしてくださいね。
圧力ゲージは100%正しいとは限りません。正確に吐出圧力を調節するなら、エアーツールとエアーコンプレッサーの間にレギュレーターをかませて、様子を見ながら調節するのがおすすめです。
また、手元にレギュレーターをつけておけばエアーコンプレッサーまで移動せずに圧力を調節できるので、長いエアホースを使用する場合でも調節が簡単ですよ。
使用後のメンテナンスに使うドレンコックは、回しやすいレバー式がおすすめ。空気を圧縮すると、エアーコンプレッサーのタンク内に水滴が発生するため、使用後はタンクの下部にあるドレンコックから水を抜く必要があります。
ドレンコックの形状がネジ式だと、回すのに力が必要でスムーズに開閉しづらいと感じました。一方レバー式だとワンタッチで開閉ができるうえ、ドレンコックを紛失する心配もないのでおすすめです。
また、エアーフィルターの数は1つのものを選ぶようにしましょう。エアーフィルターとは、きれいな空気を送り出すために空気に含まれるゴミや水分を取り除く部品のこと。このフィルターが汚れたり詰まったりすると、動作不良の原因となるため定期的な掃除や交換が必要です。
エアーフィルターの数が少ないものは、手間が少なく掃除も楽な印象。さらに、エアーフィルターが露出していて取り外しのしやすい位置にあるものがおすすめです。カバーの内部に取りつけてあるものは掃除をする際にカバーを取り外す必要があり、わずらわしさを感じました。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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圧力の落ちにくさ | エアーの充填時間の速さ | 音の静かさ | 使いやすさ | オイルタイプ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | タンク容量 | タンク内最高圧力 | 吐出空気量(50Hz) | 吐出空気量(60Hz) | 吐出口規格 | 消費電力 | 電圧 | 吐出可能時間(実測値) | 充填時間(実測値) | 連続使用時間 | 騒音値(実測値) | 静音設計 | ドレンコックの形式 | 圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか | エアフィルターの数 | |||||||
1 | コメリ RETZLINK|アルミタンク静音コンプレッサー|RZ-SA1030EFR | ![]() | 4.64 | 9位 | 住宅街で作業したい人に。静音性と実用性を両立 | 4.34 | 4.74 | 4.96 | 4.50 | オイルレス | 300mm | 600mm | 740mm | 18.5kg | 30L | 約0.8MPa | 150L/min | 165L/min | カプラ1/4in(ソケット) | 50Hz:780W、60Hz:800W | 100V | 8秒(0.78〜0.6MPa) | 2分31秒 | 不明 | 70.9dB | レバー式 | 1 | |||
1 | 高儀 EARTH MAN|静音オイルレスエアーコンプレッサー|ACP-39SLB | ![]() | 4.64 | 3位 | とにかく静かな商品がほしい人に。圧力の落ちにくさも優秀 | 5.00 | 4.47 | 5.00 | 4.25 | オイルレス | 670mm | 370mm | 590mm | 26kg | 39L | 0.8MPa | 約125L/min | 150L/min | ワンタッチソケット1/4 | 620W(50Hz)/740W(60Hz) | 100V | 17秒(0.78〜0.6MPa) | 4分2秒 | 30分 | 68.8dB | レバー式 | 1 | |||
3 | ハイガー HAIGE|コンプレッサー|HG-1300RB-30 | ![]() | 4.58 | 4位 | パワーと静音性を両立。デザインにこだわりたい人にも | 4.61 | 4.65 | 4.88 | 4.25 | オイルレス | 490mm | 320mm | 500mm | 26kg | 30L | 0.8Mpa | 72L/min | 84L/min | カプラ1/4in(ソケット) | 1100W | 100V | 11秒(0.78〜0.6MPa) | 2分42秒 | 約60分(使用環境による) | 72.1dB | レバー式 | 1 | |||
4 | TOP FILM エアーコンプレッサー|air30L | ![]() | 4.44 | 作動音の静かさが魅力。圧力低下が緩やかでタイヤ交換に便利 | 4.73 | 4.46 | 4.75 | 4.00 | オイルレス | 640mm | 320mm | 610mm | 21kg | 30L | 0.8MPa | 128L/min | 128L/min | カプラ1/4in(ソケット) | 850W | 100V | 12秒(0.78〜0.6MPa) | 3分7秒 | 継続的に使用可能 | 75.0dB | ネジ式 | 1 | ||||
5 | 高儀 EARTH MAN|静音オイルレスエアーコンプレッサー|ACP-39SLA | ![]() | 4.43 | 作業のスピードを上げたい人に。エアーを素早く充填できる | 4.90 | 4.54 | 4.39 | 4.13 | オイルレス | 360mm | 570mm | 660mm | 25.6kg | 39L | 0.8MPa | 120L/min | 137L/min | カプラ1/4in(ソケット) | 50Hz:620W、60Hz:710W | 100V | 14秒(0.78〜0.6MPa) | 3分49秒 | 30分 | 82.2dB | レバー式 | 1 | ||||
6 | 藤原産業 SK11|エアコンプレッサSW-231|SW-L30LPF-01 | ![]() | 4.38 | 5位 | 充填スピード重視の人に。音が静かで住宅街でも使いやすい | 4.16 | 4.71 | 4.79 | 4.00 | オイルレス | 360mm | 660mm | 595mm | 29kg | 30L | 1MPa | 62L/min(最高圧力時) | 79L/min(最高圧力時) | ワンタッチソケット1/4 | 50Hz:1100W/60Hz:1200W | 100V | 6.5秒(0.78〜0.6MPa) | 2分35秒 | 不明 | 74.3dB | ネジ式 | 2 | |||
7 | 平城商事 TrueTools|静音コンプレッサー|TRTO-SC30L | ![]() | 4.37 | 7位 | エアーの充填スピードはまずまず。音の静かさはトップレベル | 4.30 | 4.32 | 4.75 | 4.13 | オイルレス | 320mm | 550mm | 610mm | 20kg | 30L | 0.8MPa | 42L/min(最高圧力時) | 52L/min(最高圧力時) | カプラ1/4in(ソケット) | 550W | 100V | 8秒(0.78〜0.6MPa) | 3分32秒 | 20分 | 75dB | ネジ式 | 1 | |||
8 | ワールドツール 縦型サイレントエアコンプレッサー 30L | ![]() | 4.34 | 12秒間エアーインパクトレンチを使えるほど圧力が落ちにくい | 4.70 | 3.99 | 4.64 | 4.13 | オイルレス | 450mm | 410mm | 790mm | 25.5kg | 30L | 0.8MPa | 50L/min(0MPa時) | 62L/min(0MPa時) | カプラ1/4in(ソケット) | 50Hz:760W、60Hz:790W | 100V | 12秒(0.78〜0.6MPa) | 4分39秒 | 30分 | 77.3dB | レバー式 | 1 | ||||
9 | ミナト電機工業 ミナトワークス|エアーコンプレッサー 静音オイルレス型|CP-301A | ![]() | 4.31 | 1位 | 音はやや大きいが、空気が満タンになるまで3分未満と速い | 4.30 | 4.63 | 4.06 | 4.38 | オイルレス | 350mm | 560mm | 600mm | 22kg | 30L | 0.8MPa | 50L/min(最高圧力時) | 61L/min(0.8MPa時) | カプラ1/4in(ソケット) | 50Hz:780W、60Hz:800W | 100V | 8秒(0.78〜0.6MPa) | 2分45秒 | 30分 | 88.8dB | レバー式 | 1 | |||
9 | ファクトリーギア DEEN.J エアーコンプレッサー サイレントタイプ 30L|DNJ13RA14 | ![]() | 4.31 | 手入れにドライバー必須だが、素早く空気を充填できる | 4.53 | 4.56 | 4.36 | 4.00 | オイルレス | 360mm | 570mm | 660mm | 23kg | 30L | 0.8MPa | 60L/min | 70L/min | カプラ1/4in(ソケット) | 50Hz:780W、60Hz:1,080W | 100V | 10秒(0.78〜0.6MPa) | 2分53秒 | 不明 | 82.8dB | レバー式 | 1 |
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 150L/min |
吐出空気量(60Hz) | 165L/min |
騒音値(実測値) | 70.9dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
コメリの「RETZLINK アルミタンク静音コンプレッサー RZ-SA1030EFR」は、実用性と静音性を両立した貴重な1台。エアーコンプレッサーを探しているすべての人におすすめです。ほとんどの検証で高評価を獲得しており、迷ったときの有力候補になるでしょう。
圧力の低下は緩やかで、吐出圧力が0.6MPaに低下するまで8秒かかりました。タイヤの空気入れやダスター作業を難なくできます。作業音が少ない静音タイプのモーターを使用しているとあって、作動中も比較的静か。最大騒音レベルは70.9dBと作業中も近くの人と問題なく会話できる騒音レベルで、日中の閑静な住宅街でも作業しやすいでしょう。
エアーの充填時間もスピーディ。30Lのタンクが満タンになるまでの時間は2分31秒、1Lあたりの充填時間は5.03秒でした。空気が素早くたまるので、効率的に作業できます。
使いやすいのもポイント。目盛りがアナログ式でやや見づらいものの、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されており、細かく調整できます。使用後の水抜きは、レバー式のドレンコックをひねるだけと簡単です。オイルレス式で、オイル交換も必要なし。軽くて錆に強いアルミタンクを搭載している点も魅力です。
幅 | 300mm |
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奥行 | 600mm |
高さ | 740mm |
重量 | 18.5kg |
タンク内最高圧力 | 約0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:780W、60Hz:800W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 不明 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | 39L |
吐出空気量(50Hz) | 約125L/min |
吐出空気量(60Hz) | 150L/min |
騒音値(実測値) | 68.8dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
高儀の「EARTH MAN 静音オイルレスエアーコンプレッサー ACP-39SLB」は、静音性を重視しているすべての人におすすめです。最大騒音レベルは68.8dBと比較したなかでは最も静かでした。閑静な住宅街でも、近隣への迷惑を気にせずに使用できるでしょう。
静音性だけでなく、圧力の落ちにくさでもトップクラスに。同メーカーのACP-39SLAより吐出量が多いのが特徴で、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間は17秒と、検証した商品のなかでは最長の記録でした。タイヤの空気を入れたあとに、続けてエアーインパクトレンチでタイヤ交換もできるレベルです。
39Lのタンクが満タンになるまでの時間は4分2秒、1Lあたりの充填時間は6.2秒を記録と素早いのも特徴。待ち時間が少なく済むので、スムーズに作業ができるでしょう。
使い勝手も良好。タイヤの圧力で使用されることもあるkPaの単位表示はないものの、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで細かく調節できます。ドレンコックはレバー式なので、水抜きの手間はそれほどかかりません。
フィルターも取り外しやすく、お手入れも簡単。オイル交換も必要なく、静かに効率よく作業ができるエアーコンプレッサーです。同シリーズはタンク容量が13・22・25・39Lに分かれているので、気になった人は作業内容に応じたものを選んでくださいね。
幅 | 670mm |
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奥行 | 370mm |
高さ | 590mm |
重量 | 26kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | ワンタッチソケット1/4 |
消費電力 | 620W(50Hz)/740W(60Hz) |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 30分 |
静音設計 |
高儀 EARTH MAN 静音オイルレスエアーコンプレッサー 39L ACP-39SLBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 72L/min |
吐出空気量(60Hz) | 84L/min |
騒音値(実測値) | 72.1dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
ハイガーの「コンプレッサー」は、目に留まりやすい青色のデザインと耐久性が売りの商品。二重構造のエアフィルターを採用しているので、きれいな空気を取り込めて本体の寿命を延ばせると謳っています。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が11秒を記録。緩やかに圧力が低下したので、タイヤ交換は問題なく行えるでしょう。
タンクが満タンになるまでの時間は2分42秒。1Lあたりの充填時間は5.4秒と、非常にスピーディに充填できました。充填完了までの時間がほかの商品に比べて短いので、ストレスなく作業を進められる点が魅力です。
作動音も最大騒音レベルが72.1dBと静か。掃除機の作動音とそれほど変わらない大きさなので、住宅街でも使用しやすいでしょう。
kPaというタイヤの圧力で使用されることがある単位の表示がなかった点は惜しいポイントですが、圧力ゲージの目盛りが0.1MPaごとに長く表示されているので、細かな調整がしやすい印象。ドレンコックはレバー式だったので、使用後のタンク内の水抜きはスムーズに行えます。
幅 | 490mm |
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奥行 | 320mm |
高さ | 500mm |
重量 | 26kg |
タンク内最高圧力 | 0.8Mpa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 1100W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 約60分(使用環境による) |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 128L/min |
吐出空気量(60Hz) | 128L/min |
騒音値(実測値) | 75.0dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
TOP FILMの「エアーコンプレッサー air30L」は、作動音が小さい商品がほしい人におすすめです。最大騒音レベルは75.0dBと比較的静かで、近くの人とも会話できます。静かな住宅街でも使用しやすいでしょう。
圧力の落ちにくさも高評価。検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が12秒を記録しました。圧力の低下が緩やかなので、タイヤ交換を問題なくできます。
エアーの充填時間の速さも十分。30Lのタンクが満タンになるまでの時間は3分7秒、1Lあたりの充填時間は6.23秒でした。待ち時間はそれほど気にならず、快適に空気の充填ができるでしょう。
しかし、使いやすさの評価はいまひとつ。圧力ゲージの目盛りが1kgf/cm2(0.1MPa)刻みで表示されているため調節がしやすい点は好印象でしたが、単位表示にMPaがない点はネック。ドレンコックはネジ式なので、外すのにも手間がかかりました。
使い勝手の面で難はあるものの、タイヤの空気入れやダスター作業などはスムーズにできます。静音性が高いので、周りを気にせずに作業したい人は候補に入れてみましょう。
幅 | 640mm |
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奥行 | 320mm |
高さ | 610mm |
重量 | 21kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 850W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 継続的に使用可能 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 39L |
吐出空気量(50Hz) | 120L/min |
吐出空気量(60Hz) | 137L/min |
騒音値(実測値) | 82.2dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
実際に使うと、タンクが満タンになるまでの時間は3分49秒、1Lあたりの充填時間は5.86秒とタンクつきの商品のなかではトップクラスの速さ。短時間で準備できるうえ、大容量のため何度もエアーを充填する必要がなく、手間や無駄な時間を省けるでしょう。
圧力も落ちにくく、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間は14秒。長時間エアーインパクトレンチを使ってもパワーが落ちにくいでしょう。
タイヤの圧力で使用されることもあるkPaの単位表示はないものの、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されています。目盛りに合わせやすく、細かく調節できるでしょう。ドレンコックはレバー式で、使用後の水抜きも簡単。オイル交換が不要なのもうれしいポイントです。
稼動音の最大騒音レベルは82.2dBと、エアーコンプレッサーのなかでは比較的静かなほう。総合的な使いやすさに不満はないでしょう。作業効率を上げたい人はぜひチェックしてみてください。
幅 | 360mm |
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奥行 | 570mm |
高さ | 660mm |
重量 | 25.6kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:620W、60Hz:710W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 30分 |
静音設計 |
EARTH MAN 静音オイルレスエアーコンプレッサー ACP-39SLAをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 62L/min(最高圧力時) |
吐出空気量(60Hz) | 79L/min(最高圧力時) |
騒音値(実測値) | 74.3dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
藤原産業の「SK11 エアコンプレッサSW-231 SW-L30LPF-01」は、エアーの充填時間の速さや静音性を重視する人に向いています。エアーの充填時間を計測すると、タンクが満タンになるまで2分35秒、タンク1Lあたり5.17秒とスピーディでした。作業効率アップが期待できます。
音の静かさもトップクラスで、最高騒音レベルは74.3dBを記録。近くの人と問題なく会話ができるレベルで、住宅街でも使いやすいでしょう。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが0.1Mpa刻みで、使用するエアーツールに合わせて細かな調節がしやすいと感じました。エアーフィルターがカバーの外に位置していて取り外しやすい点も好印象。一方で、2つあるためメンテナンスには少し手間がかかる点が惜しいポイントです。
検証したなかでは圧力が落ちやすいのも気になるところ。タイヤ交換を想定して、一般的なエアーインパクトレンチの使用圧力である0.6MPaを下回るまでにかかる時間を調べると6.5秒を記録しました。タイヤ4つ分のホイールナットを外すには15秒以上必要だと考えると、エアーを1回充填するだけではタイヤ4本を一気に交換するのは難しいでしょう。
幅 | 360mm |
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奥行 | 660mm |
高さ | 595mm |
重量 | 29kg |
タンク内最高圧力 | 1MPa |
吐出口規格 | ワンタッチソケット1/4 |
消費電力 | 50Hz:1100W/60Hz:1200W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 不明 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 42L/min(最高圧力時) |
吐出空気量(60Hz) | 52L/min(最高圧力時) |
騒音値(実測値) | 75dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
平城商事の「静音コンプレッサー」は、静音設計でエアーの充填時の音が小さく低騒音なことを特徴として謳っています。同シリーズは、タンク容量8L・20L・30L・39Lの4種類の商品展開があります。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が8秒と、圧力の低下するスピードは十分緩やかといえます。短時間であれば、エアーインパクトレンチを使ってタイヤ交換もできるでしょう。
エアーの充填時間の速さの検証については、3分32秒とストレスなく充填を待てました。しかし、1Lあたりの充填時間が7.06秒であったため、空気を充填する性能はそこまで高くないといえるでしょう。
音の静かさの検証は、最高騒音レベルが75dBと検証商品のなかでもトップレベルに静かな作動音でした。使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが1kgf/cm2(0.1MPa)刻みで表示されているため調節がしやすく高評価。一方で、ドレンコックの形状がネジ式だった点が外しにくさを感じ、マイナス評価につながりました。
少し手入れの手間がかかるものの、比較的静かなエアーコンプレッサーがほしいという人におすすめです。
幅 | 320mm |
---|---|
奥行 | 550mm |
高さ | 610mm |
重量 | 20kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 550W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 20分 |
静音設計 |
TrueTools 静音コンプレッサー TRTO-SC30Lをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 50L/min(0MPa時) |
吐出空気量(60Hz) | 62L/min(0MPa時) |
騒音値(実測値) | 77.3dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
ワールドツールのオリジナルブランド、アストロプロダクツの「縦型サイレントエアコンプレッサー 30L」。タンクが縦型なので、一般的な形状のものより小スペースで使えることが特徴です。なお、軽量化された後継品の「縦型 サイレントエアコンプレッサー 30L VSC034」が販売されています。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間は12秒。タイヤ交換ができるほど、圧力の低下するスピードは十分緩やかといえます。エアーの充填時間の速さについては、タンクが満タンになるまでの時間が4分39秒。タンク1Lあたりの充填時間が9.03秒と、空気がたまるまでに時間がかかる印象でした。
音の静かさの検証は、最高騒音レベルが77.3dBと静かな作動音。タンクから50cmの距離でも、会話に支障が出るほどの大きさではありませんでした。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りの刻みが0.2MPa表記のため、0.1MPaごとの調節がしにくいと感じました。一方で、ドレンコックがレバー式なので、タンク内の排水はスムーズに行えました。
充填が完了するまでにやや時間がかかるため、低圧力で少ない空気使用量のエアーツールを使用する人におすすめのエアーコンプレッサーです。
幅 | 450mm |
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奥行 | 410mm |
高さ | 790mm |
重量 | 25.5kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:760W、60Hz:790W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 30分 |
静音設計 |
アストロプロダクト 縦型サイレント エアコンプレッサー 30L VSC034をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 50L/min(最高圧力時) |
吐出空気量(60Hz) | 61L/min(0.8MPa時) |
騒音値(実測値) | 88.8dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
ミナト電機工業の「エアーコンプレッサー 静音オイルレス型」は、エアダスターやエアゲージつきノズルなど、エアーツールとのセット販売も行っています。DIY用には3つ、セミプロ用には5つの商品展開があり、ラインナップが豊富なことが特徴です。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が8秒と十分緩やかな圧力の低下具合でした。エアーインパクトレンチを使用する場合でも、タイヤ交換は問題なく行えるといえます。
エアーの充填時間の速さについては、タンクが満タンになるまでの時間が2分45秒、1Lあたりの充填時間が5.5秒とかなり速いスピードでストレスなく充填を完了できました。
使いやすさの検証では、MPaの単位表示に加えて、タイヤの空気入れに便利なkPaの単位表示がある点が高評価。また、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されているため、調節がしやすいと感じました。レバー式のドレンコックもメンテナンスのしやすさが向上するうれしいポイントです。
幅 | 350mm |
---|---|
奥行 | 560mm |
高さ | 600mm |
重量 | 22kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:780W、60Hz:800W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 30分 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 60L/min |
吐出空気量(60Hz) | 70L/min |
騒音値(実測値) | 82.8dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
ファクトリーギアの「DEEN.J エアーコンプレッサー サイレントタイプ 30L」は、マットブラックのカラーが特徴。吐出空気量は東日本が約60L/min、西日本は約70L/minであると謳っています。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が10秒と比較的高効率で空気を消費できたため、エアーインパクトレンチでタイヤ交換を行うには十分といえるでしょう。
エアーの充填時間の速さについては、タンクが満タンになるまでの時間が2分53秒、タンク1Lあたりの充填時間が5.76秒と、比較的スピーディに充填が完了。音の静かさの検証でも、最大騒音レベルが82.2dBと、比較的静かな作動音といえます。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが0.1MPaごとに長く表示されているため、細かい調節がしやすい印象です。一方で、エアーフィルターはカバーの内部に取りつけられているうえ、ドライバーを使用して複数のネジを外す必要があるため、掃除が非常に手間といえます。
幅 | 360mm |
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奥行 | 570mm |
高さ | 660mm |
重量 | 23kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:780W、60Hz:1,080W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 不明 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 24L |
吐出空気量(50Hz) | 36L/min |
吐出空気量(60Hz) | 43L/min |
騒音値(実測値) | 97.9dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
アネスト岩田の「オイルフリーコンプレッサ ELF」はコンプレッサオイルを使わないため、メンテナンスが楽なオイルレス式のエアーコンプレッサー。ほかにも同シリーズでは、タンク容量が38L・3.8Lの商品を展開しています。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が9秒と十分緩やかに圧力が低下しました。短時間の使用なら、エアーインパクトレンチを使ってタイヤ交換も行えるでしょう。
エアーの充填時間の速さについては、空気が満タンになるまでの時間が2分26秒、1Lあたりの充填時間が5.17秒と素早く充填できました。一方で音の静かさの検証では、最高騒音レベルが97.9dBと、本体から50cmの距離ではかなりうるさく、会話が聞き取りにくい印象です。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されており、調節のしやすさは良好。ドレンコックはボルト式だったものの、つまみがついているためタンク内の排水は比較的スムーズでした。
幅 | 320mm |
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奥行 | 570mm |
高さ | 580mm |
重量 | 22kg |
タンク内最高圧力 | 0.78MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 550W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 30分 |
静音設計 |
オイルタイプ | 給油式 |
---|---|
タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 60L/min |
吐出空気量(60Hz) | 65L/min |
騒音値(実測値) | 99.8dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
圧力の落ちにくさの検証では、0.6MPaの圧力に低下するまでの時間が14秒と検証商品ではトップレベルの結果に。使用空気圧力が0.6MPa程度のエアーインパクトレンチに接続すれば、タイヤを連続して4つ交換できるほど、圧力の低下が緩やかでした。
エアーの充填時間の速さの検証については、タンクが満タンになるまでの時間が2分33秒とかなり早く、1Lあたりの充填時間も5.1秒と最速。充填が完了するまでストレスなく待てます。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが0.2MPa刻みで表示されており、細かい調節がしにくい点が評価を下げました。また、ドレンコックがつまみのないネジ式だったため、メンテナンスのしにくさを感じました。給油式であるため、オイル交換も定期的に行わなければいけない点に注意しましょう。
幅 | 355mm |
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奥行 | 635mm |
高さ | 740mm |
重量 | 31kg |
タンク内最高圧力 | 0.85MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 不明 |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 60分 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
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タンク容量 | 30L |
吐出空気量(50Hz) | 37L/min(最高圧力時) |
吐出空気量(60Hz) | 42L/min(最高圧力時) |
騒音値(実測値) | 96.3dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
藤原産業の「SK11 エアコンプレッサ」は、最高圧力時の吐出し空気量が東日本では37L/min、西日本では42L/minのエアーコンプレッサー。圧力ゲージが確認しやすいよう、上向きに配置されていることが特徴です。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間が11秒とまずまずの評価。狭い範囲のエアーダスター作業やエアーインパクトレンチでタイヤ交換できるでしょう。
エアーの充填時間の速さについては、タンクが満タンになるまでの時間が3分51秒、タンク1Lあたりの充填時間が7.3秒。充填が完了するまでストレスを感じるほどの時間ではありませんが、空気を充填するスピードが速いとはいえませんでした。
音の静かさの検証では、最高騒音レベルが96.3dBとかなり大きな作動音で評価が伸び悩みました。本体の近くにいると会話をすることが難しい印象でした。
使いやすさの検証では、圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みで表示されているため調節はしやすいといえるでしょう。しかし、ネジ式のドレンコックとエアーフィルターを掃除するためにモーターカバーを外す必要があった点がかなり手間に感じました。
幅 | 340mm |
---|---|
奥行 | 590mm |
高さ | 670mm |
重量 | 26kg |
タンク内最高圧力 | 0.8MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 50Hz:560W、60Hz:720W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 不明 |
静音設計 |
オイルタイプ | オイルレス |
---|---|
タンク容量 | |
吐出空気量(50Hz) | 70L/min(0.6MPa時) |
吐出空気量(60Hz) | 70L/min(0.6MPa時) |
騒音値(実測値) | 88.4dB |
圧力ゲージの目盛りが0.1MPa刻みか |
良い
気になる
ハイガーの「静音 エアーコンプレッサ」は、タンクの充填が不要な電子制御モニターつきのタンクレスタイプであることが特徴。また、最高圧力は0.9MPaと比較的高めの圧力です。
圧力の落ちにくさの検証では、吐出圧力が0.6MPaに低下するまでの時間は1秒未満。エアーダスターガンのパワーを維持し続けることは困難でした。エアーダスターガンで長時間空気を噴射したい場合は、後づけのタンクを取りつけることをおすすめします。
エアーの充填時間の速さについては、タンクレスということもあり、空気が満タンになるまでの時間は2.0秒と非常に短時間でした。一方で音の静かさの検証では、最高騒音レベルが88.4dBと、本体から50cmの距離ではややうるさいと感じました。また、タンクがない分充填を行う回数が多いため、より作動音が目立つ印象です。
使いやすさの検証では、電子制御モニターによる目盛りの表示がわかりやすく、調節もしやすかった点が高評価。また、タンクがないため、ドレンコックを開けて水を抜く必要もありません。しかし、エアーフィルターが2つあるため、定期的なメンテナンスはやや手間がかかるといえるでしょう。
幅 | 170mm |
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奥行 | 235mm |
高さ | 350mm |
重量 | 7.7kg |
タンク内最高圧力 | 0.9MPa |
吐出口規格 | カプラ1/4in(ソケット) |
消費電力 | 656W |
電圧 | 100V |
連続使用時間 | 60分 |
静音設計 |
マイベストではベストなエアーコンプレッサーを「スピーディに準備できて使用できる時間が長いうえ、メンテナンスが楽な商品」と定義。
そんなベストなエアーコンプレッサーを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のエアーコンプレッサー14商品を集め、以下の4つのポイントから徹底検証しました。
検証①:圧力の落ちにくさ
検証②:エアーの充填時間の速さ
検証③:音の静かさ
検証④:使いやすさ
今回は車のダスター作業やタイヤの空気入れをメインに使用する場合に適した、1馬力前後・タンク容量30L程度(タンクレスを含む)・最高使用圧力0.78〜0.9MPaのエアーコンプレッサーを選定しました。
今回検証した商品
マイベストでは「一度の充填で車のタイヤ交換が問題なくできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を15秒以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
1. エアーコンプレッサーにエアーダスターガンを接続
2. 圧力を0.78MPaに調節したところから使用を開始
3. 車のタイヤ交換を想定して、一般的なエアーインパクトレンチの使用圧力である0.6MPaを下回るまでにかかった時間を計測
タイヤ4つ分のホイールナットを十分外せる15秒以上は最高スコアとし、時間が長いものほどおすすめとして、おすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ストレスに感じないほどスピーディにエアーを充填できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を1Lあたりの充填時間が4秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1. タンクを空にした状態から空気が満タンになるまでの時間を計測
2. タンク1Lあたりにかかる充填時間を計算
1Lあたりの充填時間が4秒以下のものは最高スコアとし、充填時間が短いものほどおすすめとして、おすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「使用中も近くで問題なく会話できる商品」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を70dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1. 騒音計を使用し、エアーを充填
2. 作業者が操作する位置を想定し、タンクの横から50cm離れた距離で測定を実施
作動音70dB以下は最高スコアとし、作動音が小さなものほどおすすめとし、おすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「作業にかかるストレスがゼロで、メンテナンスが簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
さまざまなタイプがあるエアーコンプレッサーですが、基本的な使い方はどれもほとんど同じ。以下で説明する使い方もぜひ参考にしてください。
電源コードをコンセントに挿して電源を入れ、エアーを充填します。その際に、延長コードは使用しないようにしましょう。
延長コードを使用すると、電圧が下がり本来の能力を発揮しにくくなったり、建物のブレーカーが落ちたりする原因となります。コンセントから離れた場所で使用する場合、エアーコンプレッサー用のエアーホースを使用してください。
満タンになると自動で停止するため、エアーの充填が完了するまで待ちましょう。
エアーコンプレッサーは静音と謳っているものでも70dB以上の大きな音が出るので、住宅街での夜間使用は控えるようにしましょう。
エアーの充填が完了したら、使用するエアーツールを取りつけます。その際、取りつけるエアーツールは、接続口(吐出口)の大きさにあったものを使用しましょう。サイズは1/4インチのソケットがほとんどですが、エアーツールの接続口がエアーコンプレッサーのソケットの大きさにあっているか忘れずに確認してください。
また、バルブを回して圧力ゲージの目盛りを0に調節することを忘れないようにしましょう。圧力が高い状態でエアーツールの取りつけや取り外しを行うと、空気圧の反動によってケガや破損につながるため注意が必要です。
圧縮された空気は想像以上にパワーがあるため、エアーツールやエアホースを脱着する際は、タンク内に空気が残っていたり電源がONになっていたりしないかチェックしましょう。
とくに子どもがいる家庭では、十分注意してほしいポイントです。
接続が完了したら、つまみを回してエアーツールにある指定の圧力に調節します。調節する圧力は、以下を参考にしてください。
圧力の調節が終わればエアーツールを使用できます。吐出する圧力が強すぎた際は、再度つまみを回して圧力を調節するようにしましょう。
エアーツールを使用して空気が減っていくと、モーターが自動で動き、再度エアーが充填されます。
使用後は、タンクの下部にあるドレンコックを回してタンク内にたまった水を排出します。
排出される水は赤錆びで汚れています。汚れに注意するとともに、飛散を防ぐために新聞紙や受け皿を用意しましょう。
また、エアーフィルターは50時間の使用時間を目安にし、定期的な掃除を心がけてください。掃除をする際は、内部のエレメントと呼ばれる部分に付着したゴミを、圧縮空気を使用してエアブローします。その際、外側からブローすると目詰まりが悪化するため、必ず内側から外側に向かってブローしてくださいね。
なお、給油式のエアーコンプレッサーは、オイル交換も忘れないようにしましょう。交換時期は、初回の運転からは50時間後、その次からは100時間ごとが目安です。
エアーコンプレッサーの寿命は商品によって異なりますが、ほとんどのものは5~10年とされています。しかし使用頻度で寿命は変わるので、あくまで参考として覚えておきましょう。
できるだけ長く使うためには、商品ごとに決まっている定格値を守って使用すること大切です。連続使用時間を超えて使うと、コンプレッサーに過度な負荷がかかり寿命を縮めます。コンプレッサーを使用する前に、商品情報や取り扱い説明書でメーカーが推奨する使用方法を確認しましょう。
定期的にメンテナンスをすることも重要です。エアフィルターの掃除やオイル交換などを適切な頻度とタイミングで行ってください。
エアーコンプレッサー以外にも、洗車やタイヤ交換に役立つグッズを紹介します。以下のコンテンツをぜひ参考にしてくださいね!
1位: コメリ|RETZLINK|アルミタンク静音コンプレッサー|RZ-SA1030EFR
1位: 高儀|EARTH MAN|静音オイルレスエアーコンプレッサー|ACP-39SLB
3位: ハイガー|HAIGE|コンプレッサー|HG-1300RB-30
4位: TOP FILM|エアーコンプレッサー|air30L
5位: 高儀|EARTH MAN|静音オイルレスエアーコンプレッサー|ACP-39SLA
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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