水泳でバタ足やキックを練習する際の補助用具のひとつ「ビート板」。学校の授業や水泳教室では、練習用具として重宝されています。しかし、ミズノやアリーナなどさまざまなメーカー・ブランドから販売されているうえ、浮力や形状に違いがあり、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ビート板のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。各素材の特徴や浮力の選び方、おすすめメーカーなどを解説。コンテンツの後半では、ビート板の基本的な使い方もお伝えします。自分のレベルに合うビート板を見つけて、効率的にスキルアップしましょう。
早稲田大学スポーツ科学部にてスポーツ文化学を専攻。野球、柔道、陸上など多岐にわたるスポーツを経験。柔道整復師資格を保有し、現在はライターとして健康系、スポーツ系の記事を多数執筆する。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ビート板を使うメリットは、浮力を得られることです。そもそもビート板とは、主に水泳初心者がバタ足やキックを練習するときに使う補助用具。自分で上手く浮けない人でもビート板を使えば体が浮き、泳ぐ練習ができます。下半身が沈みにくく体を水平に保てるため、きれいなフォームを定着させたい人にもぴったりです。
ビート板は筋力トレーニングにも活用可能。例えば、ビート板を足に挟みキックできない状態で泳げば、上半身を効果的に鍛えられるでしょう。
ビート板は学校や水泳教室でレンタルできることがほとんど。しかし市民・区民プールなどではレンタルできない場合もあります。学校や水泳教室以外で自主練するなら、1枚用意しておくとよいでしょう。レベルや練習目的に合うものを選び、上達に役立ててください。
ビート板を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ビート板の素材は、ポリエチレン・EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)の2種類が代表的です。各素材の硬さ・耐久性といった特徴を解説するので、使いやすいほうを選択しましょう。
はじめてビート板を購入する場合は、オーソドックスな素材であるポリエチレンをチェックしてください。ミズノやアリーナといった有名メーカーでも多く採用されており、デザインや形状のバリエーションも豊富です。
ポリエチレンは、高密度ポリエチレンと発泡ポリエチレンの2つに分かれます。水が苦手な人には、体がしっかり浮く高密度ポリエチレンがおすすめ。適度な硬さで上半身をしっかり支えるため、水に恐怖心を持たず落ち着いて練習を進められるでしょう。
一方、幼児や小学校低学年の子どもには、発泡ポリエチレンがうってつけです。高密度ポリエチレンよりやわらかく、子どもでも握りやすい魅力があります。ただし、厚みの大きい商品は子どもの小さな手では持ちにくいため、子どもが使う場合は厚さが4cm程度の商品を選んでください。
耐久性に優れた素材を使いたいなら、EVAを選択しましょう。EVAはポリエチレンに比べて丈夫で、柔軟性と弾性にも優れています。活発な子どもが勢いよく動かしても、割れる心配が少ない素材です。波のある海で使っても水圧で壊れにくいでしょう。軽量な商品が多いため、ビーチで持ち歩きやすいのも魅力です。
コストを抑えたい人も、EVAに注目してください。1,000円以下で買える商品の多くは、EVAを採用している傾向があります。メーカーではトーエイライトがEVAを積極的に使っているため、要チェックです。
水泳のレベルに応じて、浮力を選びましょう。浮力とは、ビート板を浮かせるために働く力のことです。初心者は浮力が約3〜4kgの沈みにくいものに注目しましょう。大きいサイズほど浮力が高い傾向ですが、子どもには持ち運びにくい可能性があるためバランスを見て選んでください。
一方で、上級者には浮力が2kg程度で小さめの商品がおすすめです。浮力が低いほどバランスを取りにくいため、筋肉に適度な負荷をかけられます。なお、サイズと浮力は必ずしも比例するわけではないので、注意してください。ECサイトの商品説明に浮力の具体的な記載がない場合は、メーカーに確認するのがベターです。
デザインや形状にこだわる人は、有名メーカーの特徴を比べてみましょう。子どもでも使いやすいビート板がほしいなら、ミズノがおすすめです。子どもが持ちやすい適度な厚みで丈夫な商品が豊富なので、泳げない子どもでも落ち着いて練習できるでしょう。
水泳初心者なら、トーエイライトをチェックしてください。大きめの商品が多いため、バタ足の前段階であるけのびやバタ足の練習でも安定感が得られます。トーエイライトは学校や水泳教室でも多く使用されるメーカーなので、子ども用を探している人はミズノとあわせてチェックしましょう。
一方、上級者のトレーニングに使うなら、アリーナが狙い目です。一般的なビート板と比べてコンパクトで浮力の低い商品が多い傾向があります。体が浮きすぎないため、筋肉に負荷をかけたいときやフォームの改善を図りたいときに役立つでしょう。
握りやすいものがよいなら、山本光学のスワンズに注目。持ちやすさを追求し、先端に水平なグリップ形状を採用した商品が代表的です。下端がU字型にカットされている商品が多く、顔をつける練習が行いやすいという魅力もあります。
本格的にスキルを磨きたい人は、プルブイとしても使用できる商品を選びましょう。プルブイとは、太ももに挟んで下半身を浮かせることで、上半身をトレーニングできるアイテムです。体を水面近くの理想的なポジションにキープできるため、正しいフォームで泳ぐ感覚を定着できるでしょう。
通常のビート板でも同様のトレーニングは行えるものの、しっかり鍛えたいならプルブイ兼用品がベターです。プルブイは、真ん中のくびれた部分を太ももに挟むのが基本的な使い方。例えば、プルブイを足に挟んだ状態でクロールをすると、腕の動きを重点的に鍛えられます。目的に合わせて挟む位置を変えるのもOKです。
プルブイは、初心者や子どもが基本的なフォームを身につける練習にもぴったり。例えば、けのびの際に足が沈みやすい人は、プルブイを活用すると体をまっすぐ保てます。プルブイのラインナップをチェックしたい人は、以下のコンテンツも参考にしてください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
幅 | 奥行 | 厚さ | 重量 | 素材 | 浮力 | プルブイ使用 | |||||
1 | デサント arena|ビート板|ARN100N | ![]() | キックの練習にも。アリーナの定番ビート板 | 230mm | 280mm | ‐ | 不明 | 発泡ポリエチレン | ‐ | ||
2 | ミズノ MIZUNO|プルブイ|85ZB750 | ![]() | プルブイやビート板としても使える | 24cm | 28cm | 6cm | 95.25g | 発泡ポリエチレン | 不明 | ||
3 | ミズノ MIZUNO|スイムマスタービート|85ZB751 | ![]() | 大人から子どもまで使える軽量ビート板 | 28cm | 45cm | 4cm | 200g | 発泡ポリエチレン | 不明 | ||
4 | 山本光学 SWANS|SWANSロゴ入りビート板|SA-9 | ![]() | ロゴが映えるデザイン。プールや海でのレジャーに。 | 31.2cm | 40.5cm | 3.3cm | 不明 | 発泡ポリエチレン | 不明 | ||
5 | トーエイライト カラービート|B-3272 | ![]() | 肌触りがよく長持ちするスタンダードタイプ | 幅28cm | 長さ43cm | 厚さ3cm | 170g | EVA | 不明 | ||
6 | デサント arena|キックボード|AEAMGX20 | ![]() | 本体の穴に指を入れて安定感を向上 | 290mm | 415mm | 30mm | 260g | EVA樹脂100% | 不明 | ||
7 | トーエイライト スイムマルチボード|B-6096 | ![]() | 小さめのサイズでプルブイとしても使える | 幅24cm | 長さ27cm | 厚さ6cm | 150g | ポリエチレン | 不明 | ||
8 | Wakaka ビート板 | ![]() | キックとストローク練習におすすめなビート板 | 280mm | 430mm | 40mm | 不明 | EVA | 不明 | ||
9 | エバニュー スイムボード|EHA012 | ![]() | ブイとしても使用できるビート板 | 幅23cm | 長さ28cm | 厚さ6cm | 150g | 発泡ポリエチレン(ポリエチレンフォーム) | 不明 | ||
10 | トーエイライト ソフトブイ|B-3529R | ![]() | 浮力約3.5kg。ポリエチレン30倍発泡を採用 | 7.5cm | 22.5cm | 12.5cm | 60g | ポリエチレン30倍発泡 |
大人から子どもまで使える柔らかくて軽いビート板。両手で持って浮力補助として使うことはもちろん、足に挟んでプルブイの代わりとしての使用も可能です。パープルやイエロー、ブルーなど5色の豊富なカラーバリエーションから選べます。
幅 | 28cm |
---|---|
奥行 | 45cm |
厚さ | 4cm |
重量 | 200g |
素材 | 発泡ポリエチレン |
浮力 | 不明 |
プルブイ使用 |
ビート板は腕を伸ばした状態で、先端に指を引っ掛けるように持つのが基本です。初心者はビート板の左右の端を掴みがちですが、左右を掴むとビート板が水中に沈みやすいため姿勢を保ちにくくなります。正しい持ち方を意識すれば、効率的に正しいフォームを身につけられるでしょう。
基本の持ち方で正しいフォームを保てるようになったら、ビート板の持ち方を変えてみてください。中央付近に手を置くと浮力が低くなるため、自分の力を活かしつつフォームを維持する練習ができます。正しい使い方を意識して、初心者のうちにきれいなフォームを定着させましょう。
子どもが水泳を始めるなら、ゴーグルやスイミングキャップもチェックしましょう。以下のコンテンツで、各アイテムの選び方やおすすめ人気ランキングを紹介しています。子どもの好きな色やデザインも重視して、やる気がアップするアイテムを選んでくださいね。
1位: デサント|arena|ビート板|ARN100N
2位: ミズノ|MIZUNO|プルブイ|85ZB750
3位: ミズノ|MIZUNO|スイムマスタービート|85ZB751
4位: 山本光学|SWANS|SWANSロゴ入りビート板|SA-9
5位: トーエイライト|カラービート|B-3272
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