オフィスやテレワーク環境で活躍する片耳用ヘッドセット。エレコム・オーディオテクニカなど多くのメーカーから販売されています。しかし、標準的な片耳用ヘッドセットから小型のイヤホンタイプまで、商品によってデザインや機能が異なるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうでしょう。
今回は、最新商品や売れ筋上位から人気の片耳用ヘッドセットを集め、選ぶ際に欠かせない点で比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの片耳用ヘッドセットをランキング形式でご紹介します。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
片耳用ヘッドセットの魅力は、周囲の音を聴きながら通話やWeb会議ができる点。オフィスや屋外で使用する際、装着していない耳でほかの人からの呼びかけや車両の接近音に気を配ることができます。両耳用ヘッドセットと比べると遮音性の面では劣るものの、周りの音も聴きたい多くのシーンで活躍するでしょう。
片方の耳から周囲の音を聞くことができるので、車やトラックのドライバーにもおすすめ。ただ、運転中のイヤホンの着用は、自治体によっては禁止されている場合があるので注意しましょう。
リモートワークの普及によってWEB会議の機会が増えた現在、軽量でつけっぱなしにしても疲れにくいモデルや、ノイズキャンセリング機能付きで通話品質のよいものが重宝します。また、機器との接続方法もUSBやBluetoothなど様々なので、対象機器や着用シーンから適したものを選択可能です。
片耳用ヘッドセットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ヘッドバンドを使って頭全体に装着するヘッドセットタイプは、耳への負担を和らげたい人におすすめです。ヘッドセットタイプは本体を頭全体で支え、耳にイヤーパッドを当てる形状。イヤーパッド部分にクッション性のある素材を使用したモデルが多く、長時間の装着に適しています。
一方、ヘッドバンドのサイズが合わないと締め付けが強く感じられる点が悩みどころ。ヘッドセットタイプを選ぶ際は、ヘッドバンドの長さを調整できるか確認しておきましょう。また、ヘッドバンドやマイクを収納できるモデルであれば、持ち運びも容易です。
使いやすさを重視するなら、コンパクトなイヤホンタイプを選びましょう。耳に直接装着するため、スムーズな着脱が可能。小型なモデルであれば、カバンやパンツの小さなポケットにも収納できます。ヘッドセットタイプと比べると髪型が乱れず、より自然な見た目のまま使える点も魅力です。
しかし、耳全体にイヤーフックを掛けるモデルや、カナル型のイヤーピースを耳穴に押し込むモデルは、装着時に耳に負担がかかることもしばしば。長時間の会議や接客に使用するのであれば、柔らかいシリコン製のイヤーフックや、サイズの異なる交換用のイヤーピースが付属したモデルがおすすめです。
また、価格が安いイヤホンタイプのなかにはマイクの性能が低いものもある点に注意。マイクの性能が低く、相手にこもったように聞こえてしまったり、マイクの感度が悪く、声が届かないこともしばしば。
また、マイクの感度が悪いことで相手にこもったように聞こえたり、声が届かなかったりすることもあるので、性能に関してはECサイトの口コミも参考にしましょう。
片耳用ヘッドセットを購入するなら、接続方法が使用する機器や用途に合っているか確認しておきましょう。ヘッドセットに採用される接続方式は、USBを使った有線接続やBluetoothによる無線接続が主流。接続方法によって音質や遅延の程度に差があるため注意が必要です。
PCデスクでのオンライン会議や長時間の通話用には、有線接続タイプを選びましょう。無線接続と比べて音質劣化や遅延が起きにくく、機器から給電するためバッテリー切れの心配も不要。ただし、ケーブルが煩わしく感じる可能性もあり、動き回りながらの使用には向いていません。
USB端子を必要としないBluetooth接続タイプは、スマホやタブレットに向いています。有線接続タイプに比べて音質は劣りやすいものの、ケーブルレスによる使いやすさが魅力。ただし、連続使用時間に制限があるため、1日中使うなら8時間以上連続使用できるモデルがおすすめです。
自分の声を正しく相手に伝えるなら、ノイズキャンセリングマイクを搭載した片耳用ヘッドセットがおすすめです。マイクが周囲の雑音をカットするため、通話相手によりクリアな音声を伝えることが可能。騒がしいオフィスや屋外での使用にぴったりです。
マイク用のノイズキャンセリング機能は、cVcノイズキャンセリングと記載されている場合があります。スピーカーのノイズキャンセリングとは異なる点に注意しながら、商品情報をチェックしましょう。
ただし、片耳用ヘッドセットは片耳に装着するため、ノイズキャンセリング機能があったとしてもノイズを100%除去できるわけではありません。
片耳用ヘッドセットは操作性も重要なので、搭載されているボタンの機能を確認しておきましょう。音量調整はもちろん、応答ボタンやミュートボタンを備えたモデルなら、急な着信や来客にもすばやく対応できます。
また、ボタンの位置や大きさにも注目です。有線接続モデルの場合は、ケーブルに搭載されているとボタンの位置が見やすく、より正確な操作が可能。無線接続モデルならば、サイズの大きいボタンだと押しやすいほか、凹凸があると位置が把握しやすいのでおすすめです。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マイクの音質のよさ | ヘッドホン部の音質のよさ | 装着感のよさ | タイプ | 形状 | 重量 | 接続方法 | 接続端子 | ノイズキャンセリングマイク搭載 | ブームマイクの調整可能 | バンド調整可能 | 応答ボタン付き | ミュートボタン付き | |||||||
1 | audio-technica audio-technica|USBヘッドセット|ATH-101USB | ![]() | 4.52 | 1位 | 話す人向けの片耳モデル。マイク音質も優秀 | 4.56 | 4.30 | 4.70 | 片耳タイプ | ヘッドバンド型 | 83g | 有線 | USB Type-A | ||||||
2 | バッファロー ヘッドセット|BSHSBE200 | ![]() | 4.45 | 輪郭のあるクリアな音声。携帯しやすい片耳ヘッドセット | 4.42 | 4.30 | 4.68 | 片耳イヤホンタイプ | イヤーフック型 | 8g | 無線(Bluetooth) | ||||||||
3 | JVCケンウッド KENWOOD|ワイヤレスヘッドセット|KH-M500 | ![]() | 4.32 | 装着感は軽快だがマイクにノイズが乗りやすい | 4.35 | 4.00 | 4.64 | 片耳イヤホンタイプ | イヤーフック型 | 10g | 無線(Bluetooth) | ||||||||
4 | エレコム 片耳オーバーヘッドタイプ USB ヘッドセット|HS-HP29UBK | ![]() | 4.23 | 2位 | ノイズがないクリアな音質。音の自然さと装着感には注意 | 4.36 | 3.90 | 4.35 | 片耳タイプ | ヘッドバンド型 | 72g | 有線 | USB Type-A |
タイプ | 片耳タイプ |
---|
audio-technicaの「ATH-101USB」は、通話やオンライン授業向けに設計された片耳タイプのUSBヘッドセットです。
マイクの検証では、低域から高域まで音声をバランスよくブーストされており、声にハリが感じられるクリアな音質でした。こもりやシャリ付きのない明瞭な音声で、Web会議やオンライン授業などでも安心して発話できるでしょう。
ヘッドホン部の音質は、声の抑揚やニュアンスが丁寧に再現されていました。相手の発言を聞き逃しにくく、スムーズに会話ができるでしょう。
重さはわずか83gと非常に軽いうえ、イヤーパッドには柔らかいスポンジ素材が使われています。長時間の装着でも耳への負担を感じにくい点もメリットといえるでしょう。片耳仕様で自分の声も聞き取りやすいことから、オンライン授業やセミナーの講師業務、カスタマーサポートなど発話の多いシーンにとくにおすすめです。
良い
気になる
形状 | ヘッドバンド型 |
---|---|
接続方法 | 有線 |
接続端子 | USB Type-A |
ノイズキャンセリングマイク搭載 | |
ブームマイクの調整可能 | |
バンド調整可能 |
タイプ | 片耳イヤホンタイプ |
---|
バッファローの「BSHSBE200」は、片耳タイプのヘッドセットです。イヤーフック付きの設計で、使用シーンに応じて耳にしっかり引っかけて固定できる仕様となっています。
マイクの検証では、低域・高域ともにあまり強調されておらず、実際に聞いても音の厚みにやや物足りなさがありました。また、「サーッ」というホワイトノイズがわずかに乗っており、通話中に気になる人もいるでしょう。とはいえ、音の輪郭はしっかりしており、十分に聞き取りやすいと感じられるレベルです。
ヘッドホン部の音質は、声に芯がありながらも輪郭がはっきりしており、クリアな聞こえ方が印象的でした。声の抑揚や強弱もしっかりと把握しやすく、通話の内容を正確に受け取れます。
本体はわずか8gと非常に軽量で、装着時の圧迫感もほとんどありません。コンパクトな片耳イヤホンタイプで目立ちにくく、携帯性にも優れているため、営業時の外回りや移動中の通話用途などにおすすめです。
良い
気になる
形状 | イヤーフック型 |
---|---|
接続方法 | 無線(Bluetooth) |
接続端子 | |
ノイズキャンセリングマイク搭載 | |
ブームマイクの調整可能 | |
バンド調整可能 |
タイプ | 片耳イヤホンタイプ |
---|
KENWOODの「KH-M500」は、Bluetooth接続に対応した片耳イヤホンタイプのヘッドセットです。2つのマイクを搭載しており、通話時の音声をしっかり拾える設計が特徴です。
マイクの検証では、声自体はクリアでハキハキと聞こえ、発音も明瞭でした。ただし、音に芯が感じられにくく、全体的にやや平坦な印象です。また、ノイズが乗りやすい点も気になりました。
ヘッドホン部の音質は、通話音声を聞き取るには十分な明瞭さがありますが、やや平坦で、細かなニュアンスや抑揚は表現しきれていない印象でした。低音は迫力に欠け、高音も細かい音がやや潰れる傾向があります。音楽用途よりもWeb会議や音声通話に向いているでしょう。
本体は10gと非常に軽量で、装着感は一般的なカナル型のワイヤレスイヤホンに近い印象です。耳への圧迫感や蒸れも少なく、長時間の作業や通話でも快適に使用できます。装着感に優れているうえ、片耳が空いていることで自分の声も確認しやすく、オンラインでのセミナー講師など発話の機会が多い人にとくにおすすめです。
良い
気になる
形状 | イヤーフック型 |
---|---|
接続方法 | 無線(Bluetooth) |
接続端子 | |
ノイズキャンセリングマイク搭載 | |
ブームマイクの調整可能 | |
バンド調整可能 |
タイプ | 片耳タイプ |
---|
エレコムの「HS-HP29UBK」は、片耳タイプのヘッドセットで、ヘッドバンドには金属素材が使われている点が特徴です。
マイクの検証では、ノイズがほとんどなくクリアな音質で、発音もハキハキと伝わりました。しかし、声にやや硬さがあり、歯擦音が気になることも。やわらかい声質や自然な響きを求める人には、やや物足りないかもしれません。
ヘッドホン部の音質は全体的に太めで力強い一方、輪郭がややぼやけており、抑揚や細かなニュアンスまでは再現しきれない印象です。また、低音はややのっぺりとして迫力に欠け、高音も細かい音が埋もれやすい点は気になりました。細部の聞き分けには不向きですが、Web会議など声中心のやりとりであれば、問題なく使用できるでしょう。
重量は72gと軽量で、イヤーパッドにはレザー調の合皮素材を採用。本体は軽いものの、長時間装着すると蒸れや、ヘッドバンド側の圧迫を感じることもあります。片耳タイプでコンパクトなヘッドセットを探している人は、選択肢のひとつとして検討できるでしょう。
良い
気になる
形状 | ヘッドバンド型 |
---|---|
接続方法 | 有線 |
接続端子 | USB Type-A |
ノイズキャンセリングマイク搭載 | |
ブームマイクの調整可能 | |
バンド調整可能 |
以下のコンテンツではヘッドセット関連商品を紹介しているので、気になる人はあわせて確認してみてください。
1位: audio-technica|audio-technica|USBヘッドセット|ATH-101USB
2位: バッファロー|ヘッドセット|BSHSBE200
3位: JVCケンウッド|KENWOOD|ワイヤレスヘッドセット|KH-M500
4位: エレコム|片耳オーバーヘッドタイプ USB ヘッドセット|HS-HP29UBK
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
セール・キャンペーン情報
その他