【徹底比較】酸素系漂白剤のおすすめ人気ランキング

サラヤの「アラウ. 酸素系漂白剤」は、合成界面活性剤・合成香料・着色料・保存料不使用で赤ちゃん用の衣類にも安心して使用できると謳った商品。ラベンダーとスペアミントの天然ハーブの香りが特徴です。

漂白力の検証では、洗濯機洗いとつけ置き洗いした場合の両方で高評価を獲得。とくにワインや血液の汚れに効果的でした。

Tシャツに疑似汗臭・生乾き臭をつけて洗濯したところ、つけたニオイが消えたため消臭力は申し分ない結果に。加えて、天然ハーブがうっすら香り、爽快感のある仕上がりだったのも魅力のひとつです。

また、ほとんど色落ちもなく、色柄物への使用も問題ないでしょう。洗濯洗剤だけでは落ち切らない、頑固な食べ飲みこぼしの漂白用に購入するなら第一候補としてくださいね。

洗濯機洗いでの漂白力はまずまずでしたが、40℃のお湯でつけ置き洗いすると漂白力がアップ。ワインや血液の汚れがほかの商品に比べてきれいに落ちました。また、洗濯後の布の色落ちも少なく、色柄物への使用も問題ありません。

消臭力の検証では、疑似汗臭や生乾き臭は感じられず高評価を獲得。しかし、酸素系漂白剤独特の成分の香りがするため仕上がりの爽やかさに欠けたのが惜しい点でした。

洗濯機洗いでの漂白力はそこそこでしたが、40℃のお湯でつけ置き洗いをした際にワインや血液の汚れがより落ちました。洗濯後の布の色は洗濯前とほとんど変わらず、色柄物に使用しても問題ないでしょう。

消臭力の検証では、疑似汗臭や生乾きのイヤなニオイは感じられず高評価を獲得。酸素系漂白剤独特の香りもなく無香状態に仕上がったため、ニオイに敏感な人でも使いやすい商品といえます。洗濯だけでなく幅広い用途で使えるものを探しているなら、選択肢のひとつになり得るでしょう。

調理用品の漂白・除菌・消臭や洗濯槽の手入れにも使える、地の塩社の「酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）」。

洗濯機洗いでは十分な漂白効果を得られませんでしたが、40℃のお湯でつけ置洗いした場合はワインや血液の汚れ落ちが良好でした。目視でわかるほどの色落ちもしておらず、色柄物に使用しても問題ないでしょう。

また、疑似汗臭や生乾き臭がせず、無香状態に仕上がったため消臭力も高いといえます。漂白力は高評価を得た商品には劣りますが、衣類以外の漂白に使えるものを探している人や部屋干しのイヤなニオイを解消したい人にはすすめられる商品です。

紀陽除虫菊の「オキシウォッシュ」は、今回検証を行った容量120gのほかに680gのボトルタイプや1kgの大容量タイプも販売されており、使用頻度に合ったものを選びやすいのが利点です。

洗濯機洗いをした場合は汚れ残りが目立ったものの、40℃のお湯でつけ置きした場合はワイン・泥・血液の汚れ落ちが良好でした。また、目視で認識できるほどの色落ちはしておらず、色柄物への使用も問題ないでしょう。

疑似汗臭や生乾き臭は感じられず、消臭力も高評価を獲得。ただし、商品特有の香りが残っていたため、香りに敏感な人は気になる可能性があります。

グラフィコの「オキシクリーンEX」は、衣類の漂白のほかに洗濯槽の掃除やコップについた茶渋の除去にも使えます。

洗濯機洗いでの漂白力は、ワイン・ミートソース・血液などの汚れ残りが目立ち、評価はいまひとつの結果に。しかし、40℃のお湯で30分間つけ置きした場合は、洗濯機洗いで落とせなかった汚れも落とせました。色落ちもほとんどないため、色柄物に使用しても問題ないでしょう。

加えて、消臭力も高評価で、洗濯後のTシャツからは疑似汗臭や生乾き臭が感じられませんでした。ただし、つけ置きしないと頑固な汚れは落とせないため、手軽に洗濯したい人には不向きといえます。

天然由来の酵素を配合した、宮崎化学の「ファイブクリーン」。衣類の洗濯のほかに、調理器具の油汚れや焦げ落とし、トイレの黒ずみ落としなど幅広い用途で使えます。

商品特有の香りが残るため香りに敏感な人は気になる可能性がありますが、疑似汗臭や生乾き臭は感じられず、消臭力は高評価を得ました。また、目視で認識できるほどの色落ちはしていなかったため、色柄物への使用も問題ないでしょう。

しかし、肝心の漂白力の検証では、洗濯機洗いとつけ置き洗いの両方でミートソースや泥の汚れ残りが目立つ結果に。頑固な汚れを落とすには不向きといえます。

日本ガーリックの「酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）」は、衣類の漂白だけでなく洗濯槽の掃除や、まな板・食器・哺乳瓶などの除菌・消臭・茶渋の漂白にも使えます。

消臭力の検証では、疑似汗臭や生乾き臭を感じないうえに酸素系漂白剤特有の製品臭もしなかったため、高評価を獲得しました。目視で認識できるほどの色落も見られなかったため、色柄物への使用も問題ないでしょう。

つけ置き洗いではワインや血液の汚れをある程度漂白できましたが、それに比べて洗濯機洗いでの漂白力の効果は薄く、総合評価の足を引っ張りました。

ミヨシ石鹸の「暮らしの酸素系漂白剤」は、発泡パワーで汚れを浮かせて落とすと謳った商品。衣類の黄ばみ・シミ抜きのほかに台所用品の漂白・除菌・消臭にも使えます。

洗濯機洗いをした場合はワインや血液の汚れ残りが目立つ結果に。しかし、つけ置き洗いをすると漂白力が高まり、ワインや血液汚れが薄くなりました。

また、消臭力が高く、酸素系漂白剤特有の香りもしないのが利点です。染料染めと顔料染めの2種類の布も目視で認識できるほどの色落がしておらず、色落の少なさも高評価に。とはいえ、肝心の漂白力が高評価を得られなかったのが惜しいポイントでした。