
メッシュWi-Fiってなに?メリット・デメリットを解説
メインのルーターだけでなくサテライトルーターを設置することで、網目状にWi-Fiがつながり、インターネットが快適に利用できるメッシュWi-Fi。現在使用している通信機器では接続が不安定で、メッシュWi-Fiの導入を検討している人も多いのではないでしょうか。
今回は、メッシュWi-Fiのデメリットとメリットを解説し、向いている人の特徴や向いていない人の特徴を紹介します。自分にメッシュWi-Fiは適しているのか、導入して後悔しないか確認したい人は、ぜひ参考にしてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また通信サービスだけでなく、ファイナンシャルプランナーの視点含めて固定費などの支出の見直しのガイドもしている。
メッシュWi-FiルーターおすすめTOP5
TP-Link

最新規格Wi-Fi 7対応の超高速モデル!3階建ての広い家に
メッシュWi-Fiのデメリットとは?導入前に確認しよう
メッシュWi-Fiには、初期費用が高くなりやすい、通信速度が遅くなる可能性があるなど、費用や使い心地の面でデメリットがあります。メッシュWi-Fiを導入する前に、以下で8つのデメリットを確認しましょう。
導入費用が高い。広範囲になるほど高額に

メッシュWi-Fiでは、1台あたりの費用が一般的なWi-Fiよりも高く、複数台のサテライトルーターを設置するとさらに高額になる傾向があります。
メッシュWi-Fiとは、複数のサテライトルーターを設置することで、ルーターとの距離や障害物の影響を受けず、快適な通信が可能になる仕組みです。メインのWi-Fiルーターに負担が集中せず、複数のルーターに分散できるため、幅広い範囲に安定した電波を行き渡らせられます。
しかし、メッシュWi-Fiのルーターは通常のWi-Fiルーターよりも高額なものが多く、サテライトルーターの数だけ追加で費用が必要です。広範囲に電波を行き渡らせたいのであれば、その分だけ多くのサテライトルーターを購入しなければなりません。
親機と子機は同メーカーでそろえる必要がある

すでに別のメーカーのサテライトルーターを持っている人でも、メッシュWi-Fiのメインルーターと同じメーカーのサテライトルーターを改めて購入する必要があるといえます。
ルーター単体で使用するより通信速度が遅くなる可能性も

メッシュWi-Fiは、広い範囲で安定して通信することを目的としており、通信速度を高めるためのものではありません。メインルーターの電波が入りやすく、十分に通信しやすい環境であれば、狭い範囲でメッシュWi-Fiを設置すると、かえって通信しにくくなる可能性があります。
メインルーターの通信速度が速くなることもない

一般的なWi-Fiよりも、メッシュWi-Fiのほうがメインルーターへ接続が集中しないメリットがありますが、通信速度の向上に繋がるわけではない点には注意しましょう。
メッシュWi-Fiは、あくまでも広範囲で安定して通信できるようにする仕組みです。サテライトルーターの通信処理も行うため、むしろ通信速度は低下する可能性もあります。
ネットワークの細かいカスタマイズができない

メッシュWi-Fiは、ネットワークの細かいカスタマイズができず、人によっては使いにくいと感じる可能性があります。メッシュWi-Fiは簡単にセットアップができる点が魅力ですが、もともと細かい設定はできない仕組みです。
セキュリティを強化する設定をしたい、ゲスト用のネットワークを作りたい、プライベートと仕事でネットワークを分けたいなど、自分で細かくネットワーク設定をしたい人にはデメリットかもしれません。
通信状態の確認には専用アプリが必要で面倒

メッシュWi-Fiの通信常置を確認するためには、専用のアプリを利用しなければならないケースが一般的です。アプリを事前にダウンロードしてログインし、Wi-Fiの契約情報を入力するなどの手順が必要で、通信状態をすぐに確認したくても時間がかかる可能性があります。
通信状態の確認のほか、Wi-Fiパスワードの変更やアクセス制限の設定など、アプリの必要性が高いメーカーもあるため、操作方法を確認しておくことも必要です。
設置スペースが必要。場所によっては邪魔になる

メッシュWi-Fiは、メインルーターだけでなく複数台のサテライトルーターも設置しなければならないことが多く、設置スペースを想定しておく必要があります。戸建て・建物の2階・地下などの電波が遮られやすい場所では、サテライトルーターを利用する台数に応じて、設置スペースを用意しなければならないことは難点です。
ルーターの設置場所によっては、邪魔になったり、想定していた場所以外に置くことになったりする可能性もあります。サテライトルーターのサイズが想定よりも大きい可能性も加味して、設置場所に余裕はあるか、邪魔にならないかを確認しておきましょう。
利用台数が増えるとその分電気代も増える

メッシュWi-Fiは、メインルーターだけでなくサテライトルーターの電気代もかかり、一般的なWi-Fiよりも電気代が高くなる可能性があります。サテライトルーターの設置台数が多ければ、その分電気代も上がりやすいため、日々のランニングコストにも注意しましょう。
サテライトルーターを利用しないときは電源をオフにして、必要なときにだけ電源をオンにするなどの、日常的な節電対策も必要です。
メッシュWi-Fiのメリットも再確認しよう
メッシュWi-Fiにはおくつかのデメリットもありますが、安定して通信しやすくなるなどのメリットもあります。次は、メッシュWi-Fiのメリットを紹介します。
Wi-Fiの接続設定が自動で完了する

メッシュWi-Fiは、メインのルーターから複数のサテライトルーターへ自動的に命令が送られます。LANルーターや中継器などの接続設定を手動で行う必要がありません。特に、インターネット初心者や部屋数が多い家に住んでいる人に適しています。
長距離・複数端末の同時接続でも安定しやすい

メッシュWi-Fiは、複数のサテライトルーターを設置することで、メインルーターから距離が離れても通信が安定します。
従来のWi-Fiルーターは、ドアや障害物によって通信に影響が出やすく中継器などを置く必要があり、電波を中継するごとに電波強度・通信速度が低下しやすいというデメリットがありました。しかし、メッシュWi-Fiは中継器などの設置が不要で、広範囲で安定した通信が可能です。
また、パソコン・スマホ・スマート家電など複数台の端末をWi-Fiに接続する際は、メインルーターのみだと負担が集中する可能性があります。メッシュWi-Fiの場合は、メインルーターへの負担をサテライトルーターに分散できるため、接続が不安定になりにくいでしょう。
効率的なWi-Fi接続ができる

メッシュWi-Fiは、本体内部にシステムやデータベースが搭載されており、Wi-Fi接続に適した状況を自動的に判断します。メインルーターから、どのサテライトを経由すると最も速くて効率的かをシステムが判断するため、快適な通信環境を自動的に維持できることが大きな特徴です。
セットアップや設定が簡単に行える

多くのメッシュWi-Fi製品は工場出荷時点であらかじめ初期設定がされており、SSIDや周波数などの難しい設定が不要な点もうれしいポイント。オンライン設定からのファームウェアの確認や基本設定のみでセットアップが完了するため、インターネットに不慣れな人でも簡単に使えます。
メッシュWi-Fiの導入がおすすめの人とは?
広範囲でWi-Fiを利用したい人や、Wi-Fiの電波の届きにくさに悩んでいる人には、メッシュWi-Fiはおすすめです。反対に、狭い部屋に住んでいる人など、おすすめしない人の特徴も紹介します。自分はどちらに当てはまるのか、チェックしましょう。
メッシュWi-Fiの導入がおすすめの人

戸建てや広いマンションに住んでいる人、広いエリア内で通信を安定させたい人に、メッシュWi-Fiはおすすめです。メインルーターだけでなくサテライトルーターを分散して設置することで、ネットワークが網目状に広がり、快適に通信しやすくなることがポイント。
メインルーターから離れた場所で通信しにくかったり、ドア・階段・床暖房などがWi-Fiの障害となって繋がりにくかったりする建物内では、メッシュWi-Fiを導入すると快適に通信しやすくなるでしょう。
パソコンやスマホのほか、スマート家電やゲーム機などの複数の端末で同時にWi-Fiを利用したい人にも、メッシュWi-Fiはおすすめです。メインルーターだけでなく、サテライトルーターに負担を分散できるため、安定した接続を維持しやすくなります。
多くの人が同時にインターネットに接続するオフィスなどでWi-Fiの利用を検討している人や、自宅のどこからでも操作できるスマート家電を駆使したい人も、メッシュWi-Fiを導入することで、より日々の作業を快適にできるでしょう。
メッシュWi-Fiは、複数のルーターでWi-Fi環境を構築しながらセットアップが簡単なものが多いため、煩わしい設定を省きたい人にもおすすめです。シンプルな使い心地のWi-Fiを求めている人は、メッシュWi-Fiも検討しましょう。
メッシュWi-Fiの導入をおすすめしない人

メッシュWi-Fiは、広範囲で安定した通信をしやすくするためのものなので、狭い範囲でWi-Fiを利用したい人には必要ないケースが一般的です。ワンルームや部屋数の少ないマンションなどに住んでいる人は、メッシュWi-Fiなしでも快適にインターネットを利用しやすいでしょう。
スマホやパソコンなどを多数所有していない人も、メッシュWi-Fiを導入するメリットを感じにくいといえます。Wi-Fiを接続する端末が少なければ、Wi-Fiルーターにかかる負担が少ないため、サテライトルーターを設置しなくても安定した通信を期待できるでしょう。
通信速度を速めたい人にも、メッシュWi-Fiは不向きです。メッシュWi-Fiは、メインルーターとサテライトルーターのそれぞれで通信処理を行います。Wi-Fiルーター単体での利用よりも通信速度が落ちる可能性がある点は、把握しておきましょう。
メッシュWi-Fiを徹底比較!おすすめを知りたい人はこちらをチェック

メッシュWi-Fiは、広い範囲や複雑な間取り、複数の端末での利用でも、安定して通信しやすい点が魅力です。一方で、導入コストや電気代がかかりやすく、通信速度が落ちる可能性があり、細かい設定をしにくいなどのデメリットもあります。
デメリットとメリットを理解したうえで、メッシュWi-Fiの利用を検討している人は、以下のコンテンツもチェックしましょう。人気のメッシュWi-Fiを、繋がりやすさ・同時に接続できる台数・機能性で比較しています。メッシュWi-Fiの種類や各メーカーの特徴を知りたい人は、参考にしてください。
メッシュWi-FiルーターおすすめTOP5
TP-Link

最新規格Wi-Fi 7対応の超高速モデル!3階建ての広い家に
