作業スペースを確保しやすく、保管もしやすい卓上糸ノコ盤。直線・曲線を自由自在にカットできて、本格的なDIYからちょっとした工作まで幅広いものづくりにおすすめです。とはいえ、マキタなど多くのメーカーから販売されており、カットできる素材の厚み・サイズ・機能もさまざま。どんなものを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、卓上糸ノコ盤のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。より本格的にものづくりを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
「大工・内装工・防音屋・基礎工事」など様々な建築職を経験。2017年に開設したブログ「マエソン小部屋のDIY」(https://maeson-gt.com/)では日曜大工を中心に発信し、月間10万PVほどに成長。趣味は模型など幅広く工具を使うモノづくりが好き。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
卓上糸ノコ盤と形状が似ている電動工具に、バンドソーがあります。リング状の刃を回転させて切断するバンドソーは、厚みがある材料を切るのが得意ですが、細長い糸ノコ刃を上下に動かす卓上糸ノコ盤は細かな加工が得意。厚手の材料の切り出しには向きませんが、曲線を描くように切り出せるのがポイントです。
どちらを購入すればよいか迷う人もいますが、曲線の切り出しや細かな作業を主として考えているなら、卓上糸ノコ盤をそろえておくとよいでしょう。
卓上糸ノコ盤を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
切断できる材料の長さは、ふところ寸法とテーブルの広さで決まります。ふところ寸法とは、糸ノコから奥のアームのところまでの距離のこと。これが狭すぎると、材料を何度も回して加工する羽目になることもあり不便です。
ふところ寸法は一般的に400mmほど必要ですが、大きな材料を切ることが多いなら500mmの大型タイプを選ぶのがおすすめです。
また、あまり狭いと材料を載せにくくなるので、テーブルの広さは最低でも250×250mm(縦×横)以上のモデルを選んでおくとよいでしょう。
糸ノコ盤の切断能力について、まず見るべきはストローク数と幅の2つ。ストローク数は1分間に何回、刃が上下するかの数値で、ストローク幅は上下する幅の長さを表しています。どちらも数値が多いほど、材料の切断スピードが上がります。
切断可能な厚みは、たとえば「切断能力軟木50mm」といったように具体的に記載されていることがほとんどです。ただし木材の場合、その硬さは種類によってさまざま。ケヤキやツゲといった硬い木であれば、切断できる厚みは薄くなることは知っておきましょう。
使用できる糸ノコ刃は、ストレートタイプとピンが付いたピンエンドタイプの2種類があります。ストレートタイプの糸ノコ刃はネジで締め付けて固定するのに対して、ピンエンドタイプはピンを引っ掛けて固定します。しっかり固定できるので作業中に緩んでしまうといった心配が少ないでしょう。
おすすめは、どちらのタイプも取り付けられるモデル。硬い素材はストレートタイプ、柔らかい木材はピンエンドタイプと使い分ければ、それぞれのメリットを生かせますよ。
モデルによっては、便利な機能が付いています。作業効率アップに役立つので、必要な機能がないかチェックしてみてください。
たとえば板を動物の形などにくり抜きたい場合などの細かい作業が必要なら、ストローク速度を自由に変更できる「変速機能」付きがおすすめです。速度をゆっくりにすれば複雑な曲線の部分もケガキ線に沿って動かしやすく、上級者でなくともキレイに仕上げられるでしょう。
材料を斜めに切りたいなら、テーブルを傾斜を付けた状態で固定できる「傾斜機能」が付いているモデルを選びましょう。左は45°、右は15°など、モデルごとに設定できる角度には違いがあるので、作りたいものに合わせて選んでくださいね。
刃の交換が大変だという人は、アーム部分が上に折れ曲がるように作られている「フリーアーム」が付いているモデルを使いましょう。刃部が前の人に来るので刃の交換がしやすく、材料に開けた穴にも入れやすくなりますよ。
ケガキ線に沿って切っていくと、木くずが積もって見えなくなることも。こんなときには、木くずが出たそばから吹き飛ばしてくれる「ブロアー機能」付きや、吸い取り用の集じん機を装着して使える「集じん機取り付け可能」モデルもおすすめですよ。
なお、集じん機はホース先の形状によっては取り付けられないことがあるため、購入予定の糸ノコに集じん機側が対応しているか、あらかじめ確認しておきましょう。
意外と重要なのが、用意したスペースに設置できるかサイズの確認です。大半の卓上糸ノコ盤はメーカーがサイズを公表しているので、まずは幅×奥行き×高さのサイズ確認を行っておくのがおすすめです。
メーカーごとに特徴の異なる卓上糸ノコ盤。ここからは、主な人気メーカーの特徴をご紹介していきますよ。
電動工具メーカーとしてはもちろん、掃除機でも有名なマキタの特徴は、頑丈で故障しにくくサポートもしっかりしていること。全国の営業所で、故障などのトラブルがあってもすぐ対応してくれます。
2018年にブランド名が日立工機から変更になったHiKOKI(ハイコーキ)。他メーカーにはあまり見ないLEDライト搭載など、独自性のある機能が搭載されていることが多いので要チェックですよ。
SK11ブランドで有名な藤原産業は、そのコスパのよさから人気になっているメーカー。販売している卓上糸ノコ盤は、1万円ほどという低価格で購入できるので話題になっています。品質も良く、一般家庭なら十分に使えるスペックなので、価格が高くて手が出せなかった人におすすめです。
アメリカのメーカーで、卓上糸ノコ盤で有名なのがデウォルトです。パワーがあるため気持ちよく切断できるだけでなく、低振動で音も静かなのがポイント。頑丈で故障しにくいため、頻繁に使う人にもぴったりです。
ただ、輸入品のため接続プラグなどが海外仕様になっている点にはご注意を。日本で使う場合は、変換プラグを用意しておきましょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
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ふところ寸法 | テーブル幅 | テーブル奥行 | ストローク数 | ストローク量 | 対応糸ノコ刃 | |||||
1 | 藤原産業 SK11|SK11 卓上糸鋸盤|SSC-400PE | ![]() | 振動と騒音が少ない設計。細かい作業におすすめ | 400mm | 250mm | 410mm | 50Hz:1500回、60Hz:1600回/分 | 18mm | ピンエンドタイプ、ストレートタイプ | |
2 | 高儀 EARTH MAN|スピードコントロール付卓上糸鋸盤 |SS-400SCA | ![]() | 必要な機能をしっかり備えたシンプルモデル | 400mm | 245mm | 405mm | 50Hz:700~1500回、60Hz:400~1300回/分 | 20mm | ピンエンドタイプ | |
3 | マキタ 糸ノコ盤|MSJ401 | ![]() | 幅広いカットに対応。無段変速ダイヤル付き | 406mm | 235mm | 370mm | 400~1600回/分 | 18mm | ピンエンドタイプ、ストレートタイプ | |
4 | DREMEL 万能糸のこ MOTO-SAW | ![]() | テーブルに固定できるクランプ式で場所を選ばない | 250mm | 不明 | 不明 | 1100~1800回/分 | 8mm | 不明 | |
5 | キソパワーツール プロクソン|コッピングソウテーブル EX|27088 | ![]() | 専用クランプで机に固定。エアーポンプも付属 | 不明 | 不明 | 不明 | 500~1700回/分 | 12mm | 不明 | |
6 | 京セラインダストリアルツールズ RYOBI|卓上糸ノコ盤 TFE-450 | ![]() | 錆が出にくいアルミダイカスト製。メンテンスが簡単 | 400mm | 250mm | 380mm | 400~1600回/分 | 18mm | ピンエンドタイプ | |
7 | キソパワーツール プロクソン|コッピングソウテーブル|No.27081 | ![]() | 木くず等を集めながら作業ができる集じんアダプターつき | 300mm | 160mm | 160mm | 不明 | 12mm | 不明 | |
8 | 京セラインダストリアルツールズ RYOBI|卓上糸ノコ盤 TF-5400 | ![]() | 中抜き加工が簡単にできるクイックアーム機構搭載 | 400mm | 248mm | 248mm | 50Hz:950回、60Hz:1100回/分 | 15mm | 不明 | |
9 | 京セラインダルトリアルツールズ RYOBI|卓上糸ノコ盤|TF-535A | ![]() | 木材、鉄、真鍮、アルミなどの板材の直線・曲線切り、中抜加工に。 | 350mm | 248mm | 248mm | 50Hz:950回/分、60Hz:1100回/分 | 15mm | 不明 | |
10 | 新潟精機 パオック|Power sonic 糸ノコ盤|VS-400 | ![]() | 傾斜目盛り付き。より正確なカットが目指せる | 不明 | 255mm | 415mm | 550~1700回/分 | 20mm | 不明 |
振動と騒音が少ない設計で、刃元には木材の跳ね上がりを抑えるプッシャーが付属しています。刃を取り付ける方向を変えれば、長尺の木材も横方向からカットできるでしょう。最大45度の傾斜機能もついているほか、エアーブロー機能搭載で線が見えやすい点も魅力です。
ふところ寸法 | 400mm |
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テーブル幅 | 250mm |
テーブル奥行 | 410mm |
ストローク数 | 50Hz:1500回、60Hz:1600回/分 |
ストローク量 | 18mm |
対応糸ノコ刃 | ピンエンドタイプ、ストレートタイプ |
木材・薄い鉄板・アルミ板・真鍮・プラスチック板まで、幅広い素材に対応したモデルです。シンプルながら必要な機能はしっかり備え、スピードを調整できるのもポイント。荒目・細目の2種類の糸ノコが付属しているので、購入後すぐに使えて便利です。
ふところ寸法 | 400mm |
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テーブル幅 | 245mm |
テーブル奥行 | 405mm |
ストローク数 | 50Hz:700~1500回、60Hz:400~1300回/分 |
ストローク量 | 20mm |
対応糸ノコ刃 | ピンエンドタイプ |
錆が出にくいアルミダイカスト製のテーブルを採用しているため、使用後の手入れが簡単。クイックブレードチェンジ機構により、糸ノコ刃の着脱・交換もスピーディーに行えます。小さめのテーブルサイズで素材が取り回しやすく、直線・曲線切りも思いのままに進められるでしょう。
ふところ寸法 | 400mm |
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テーブル幅 | 250mm |
テーブル奥行 | 380mm |
ストローク数 | 400~1600回/分 |
ストローク量 | 18mm |
対応糸ノコ刃 | ピンエンドタイプ |
卓上糸ノコ盤で切り出した材料の仕上げには、サンディングが欠かせませんよね。ヤスリを使って手で行うこともできますが、研磨用の電動工具があれば、広い範囲も楽に仕上げられます。
以下の記事では、そんなサンディングに便利な電動工具をたくさんご紹介しています。ぜひあわせてご確認くださいね!
1位: 藤原産業|SK11|SK11 卓上糸鋸盤|SSC-400PE
2位: 高儀|EARTH MAN|スピードコントロール付卓上糸鋸盤 |SS-400SCA
3位: マキタ|糸ノコ盤|MSJ401
4位: DREMEL|万能糸のこ MOTO-SAW
5位: キソパワーツール|プロクソン|コッピングソウテーブル EX|27088
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