重い車体を支えつつ安定した走りを実現するSUV用タイヤ。ミシュランやブリヂストンなどが販売しており、低燃費・高耐久を謳うタイヤから乗り心地重視のモデルまでさまざまです。しかし、値段・寿命・性能・サイズなどは種類によって違いがあるので、愛車にはどのSUV用タイヤが適しているのか迷いますよね。
そこで今回は、SUV用タイヤのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。SUV用とほかの車種向けタイヤとの違いや、自分でタイヤ交換する方法・交換時期も解説。ぜひ本コンテンツを参考に、愛車にぴったりのSUV用タイヤを見つけてください。
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。 2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。 現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、一男一女、保護猫と平和に(?)暮らす日々。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
SUV用タイヤとは、重心が高く重い車体を支えて効率よく走れるよう設計されたタイヤのこと。ほかの車種向けのタイヤとの違いは、悪路を走行できる安定感・グリップ力と高い耐久性を備えている点です。車高が高い分ふらつきやすく、車重によりタイヤが摩耗しやすいSUVの弱点をカバーできるよう工夫されています。
とくにオフロード走行をする機会が多いなら、負荷のかかりやすいタイヤはSUV専用品を使うのがベター。よく走行する路面状況や乗り方に合う性能を備えたタイヤ選ぶことで、より安定した走りを叶えられます。選び方のポイントを押さえ、自身のドライブスタイルに適したSUV用タイヤを選びましょう。
SUV用タイヤを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
SUV用タイヤには、コンフォート・オールテレーン・オフロード・エコタイヤなどさまざまなタイプがあります。走行する路面状況や重視するポイントに合わせて、適切なSUV用タイヤを選択しましょう。
街乗りがメインなら、コンフォートタイヤがおすすめです。乗り心地を重視して設計されており、車体がふらつきにくく走行時の静音性が高いのが強み。燃費性能に優れているため、長距離走行にも向いています。主に通勤や休日のお出かけなどで舗装された道だけを走行する人にぴったりです。
車体が重いSUVは発進と停車を繰り返すと燃費悪化が大きく、ロードノイズも大きい傾向があります。その点、コンフォートタイヤなら街乗りにおけるSUVの弱点をカバー。燃費と静粛性の改良を同時に狙えます。価格相場は、1本10,000~30,000円程度。サイズと予算もふまえ、求める性能を備えたタイヤを選びましょう。
山道や泥道などの未舗装道路の走行をメインとするなら、オフロードタイヤがうってつけ。表面の溝が深く数も多いため、高いグリップ力を発揮します。剛性が高くワイルドなデザインで、耐久性も高め。キャンプや川でのレジャーなど、アウトドアシーンでの運転が多い人に適しています。
ただし、オフロードタイヤは、街走り用と比べると価格が高いものが多い点には注意が必要です。サイズやメーカーによって変動しますが、高いものだと1本70,000円以上するタイヤもあります。性能が高いほど価格も上がるので、自分が必要な性能を明確にして選びましょう。
低燃費で走行したいなら、エコタイヤにも注目しましょう。転がり抵抗性能が高いエコタイヤなら走行時の抵抗を抑え、少しの燃料でより長距離を運転できます。転がり抵抗性能とは、走行中のタイヤと路面の抵抗がどの程度かを示したもので、エコタイヤの等級はAAA・AA・Aに該当。等級が高いものほど低燃費です。
一方、エコタイヤは路面との抵抗が小さいため、雨の日には滑りやすい傾向があります。転がり性能の高いエコタイヤを選ぶときは、同時にウェットグリップ性能にも注目しましょう。ウェットグリップ性能が高いタイヤは、濡れた路面でもグリップ力が低下しにくいのがメリットです。
SUV用エコタイヤの価格相場は、1本あたり4,000~30,000円弱程度とかなり幅があります。転がり抵抗性能やウェットグリップ性能によって価格が変わるため、自分が求める性能に合わせて選んでください。
SUV用タイヤを選ぶうえでチェックしておきたい性能には、静粛性・耐摩耗性・グリップ性などがあります。それぞれの確認方法を把握しておきましょう。
走行音を気にせず快適に走りたい人には、静粛性に優れたSUV用タイヤを選びましょう。静粛性の高いタイヤは、車体が重く走行音が響きやすいSUVでも運転中のロードノイズを低減。音楽を聴きながらの運転時や、後部座席でテレビを視聴する場合にも走行音が気になりにくく快適です。
静粛性が高いタイヤは、内部に吸音スポンジを組み込んだり、タイヤ表面の切込みを工夫したりして走行音を軽減しています。多くのメーカーが、公式サイトで静粛性を含めたタイヤの性能を棒グラフやレーダーチャートで提示しているので、チェックしておきましょう。ロードノイズは口コミも参考になります。
なお、静粛性を高めたい場合は、車内の足元にノイズ低減マットを敷いたり、車のタイヤハウスにデッドニング材(制振材や吸音材)を貼ったりする方法も有効です。デッドニング処理は、デッドニング専門店やカー用品店で施工してもらえるので検討してみてください。
できるだけ長持ちさせたいなら、耐摩耗性に優れたタイヤをチョイスしましょう。耐摩耗性の高いタイヤは道路とタイヤ間の摩擦に強く、タイヤがすり減るスピードが緩やか。タイヤに負荷がかかりやすいSUVにはぴったりです。耐摩耗性が高いタイヤには、非対称パターンを採用したブリジストンのALENZAなどがあります。
タイヤの耐摩耗性は、TREADWEAR(トレッドウェア)を確認しましょう。タイヤの本体やラベルに表記されており、数値が大きいほど耐摩耗性が高いタイヤです。TREADWEARの基準値は100なので、TW200以上あれば耐摩耗性が高いと判断できます。エコタイヤのTWは300~600台です。
耐摩耗性を重視する場合は、扁平率が高いタイヤを選ぶのもひとつの手。扁平率が高ければタイヤと地面の接地面積が狭くなるため、タイヤの摩耗を遅らせられます。扁平率は、タイヤ側面の表記で確認が可能です。「205/60R16」とある場合、Rの前の数値が該当し、60~80だと扁平率が高いと判断できます。
泥道や軽い雪道にも対応しているSUV用タイヤがほしいなら、タイヤの側面に「M+S(マッド・アンド・スノー)」と表記されているものを選んでください。オールテレーン・オフロード・オールシーズン・スタッドレスの4種類のタイヤに多く表記されています。
「M+S」の表記があるタイヤは表面の溝を工夫したり、柔らかいゴムを使ったりしてタイヤのグリップ力を高め、悪路の走行にも対応できるよう設計されています。タイヤの溝に挟まった石を排出するセルフクリーニング機能を兼ね備えている点もメリットです。
ただし、「M+S」のタイヤは、あくまで泥道と軽い雪道にしか対応していません。冬用タイヤ規制がかかった高速道路では走行できないので注意しましょう。本格的な雪道や凍結路を走る場合には「M+S」だけでなく、スノーフレークマークつきのタイヤを装着してください。
SUVのタイヤを交換する場合、純正品と同じサイズを選ぶのが基本です。タイヤのサイズは、タイヤ側面に表記されています。たとえば、「225/65R18」と記されているタイヤは、18インチという意味。最後の数値がタイヤのインチ数です。新車購入時のタイヤと同じインチ数を選べば問題ないでしょう。
一方、SUVはホイールのインチアップやインチダウンして、見た目のかっこよさを楽しむ場合があります。ホイールのサイズを変更する場合は、タイヤの外径は変えないように注意しましょう。サイズ変更をすると、乗り心地やハンドル操作に影響する場合があることも覚えておいてください。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホイールサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 | エコタイヤ | オフロード | |||||
1 | ブリヂストン ALENZA 001 | ![]() | ドライ・ウェット問わず高レベルな性能を発揮 | 18インチ | 245mm | 55% | |||
2 | 横浜ゴム YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 | ![]() | 高いハンドリング性能と静粛性を誇るSUV専用タイヤ | 19インチ | 225mm | 55% | |||
3 | 住友ゴム工業 ダンロップ|DUNLOP VEURO VE304 | ![]() | 走行音を軽減し車内の会話もスムーズに | 19インチ | 235mm | 55% | |||
4 | 横浜ゴム GEOLANDAR CV G058 | ![]() | 新コンパウンド配合で低温でもゴムのしなやかさをキープ | 16インチ | 221mm | 70% | 不明 | ||
5 | 住友ゴム工業 ダンロップ|DUNLOP GRANDTREK PT3 | ![]() | 最適化されたパターンでふらつきを軽減 | 18インチ | 244mm | 55% | |||
6 | 横浜ゴム YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 | ![]() | 高い総合力を発揮する専用トレッドパターン | 19インチ | 233mm | 55% | |||
7 | 住友ゴム工業 FALKEN|ZIEX ZE914F | ![]() | 転がり抵抗を低減したファルケンの低燃費タイヤ | 18インチ | 225mm | 55% | |||
8 | AUTOGREEN SPORT CRUISER SC6|T212127 | ![]() | 高速道路での安定性と静粛性を追求したSUVタイヤ | 18インチ | 235mm | 60% | |||
9 | ブリヂストン ALENZA LX100 | ![]() | 最適化したブロック剛性でライフ性能がアップ | 18インチ | 233mm | 50% | |||
10 | AUTOGREEN SPORT CRUISER SC6 | ![]() | 濡れた路面でも優れたグリップ力を発揮 | 18インチ | 225mm | 55% | 不明 |
SUVに限らず、タイヤの交換時期は溝を見て判断します。車検ではタイヤの溝が1.6mm以上あるかどうかが基準になりますが、一般的には溝が4.0mm以下になると性能が低下するといわれています。タイヤのスリップサインが見えてきたら、交換を検討するとよいでしょう。
タイヤを交換するときには、まずタイヤの組み換えが必要です。タイヤの組み換えは、古いタイヤをホイールから外して新しいタイヤにつけ替える作業。専用の工具や技術が必要なので、できるだけ業者に依頼しましょう。万一、自分で行う場合にはホイールセットのタイヤを購入するのがおすすめです。SUV用タイヤとアルミホイールは重量があるので、自分で作業する場合には十分に注意してください。
タイヤをホイールにセットしたら、次に着脱を行います。着脱作業には、ジャッキやレンチ、輪止めなどの道具が必要です。広くて平坦な場所で作業すること、古いタイヤを外したら車体の下に入れておくこと、ホイールナットは少しずつ締めることなど、着脱時におけるポイントを押さえて作業しましょう。
自分でタイヤ交換をするなら、タイヤの保管や交換に便利なアイテムもチェックしましょう。以下のコンテンツではタイヤのカバーやラック、タイヤ交換の際に車体を持ち上げるジャッキを紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。
1位: ブリヂストン|ALENZA 001
2位: 横浜ゴム|YOKOHAMA BluEarth-XT AE61
3位: 住友ゴム工業|ダンロップ|DUNLOP VEURO VE304
4位: 横浜ゴム|GEOLANDAR CV G058
5位: 住友ゴム工業|ダンロップ|DUNLOP GRANDTREK PT3
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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