今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の車用タイヤ空気入れとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、車用タイヤ空気入れ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
SAKURAE エアーコンプレッサーは、使いやすい機能が充実した商品がほしい人におすすめです。電源は車から給電できるシガーソケット式で、オートストップ機能やLEDライトを搭載。比較したなかには国産車の空気単位が表示されない商品もあるなか、こちらは国産車・外車ともに4種類の単位が設定できます。自転車やボール用のアタッチメントも多く、さまざまな作業シーンに役立ちますよ。
タイヤの空気圧のバランスも良好です。タイヤ4本を指定空気圧まで充填したところ、各空気圧のバラけ具合は4kPaとわずか。また、指定圧と比べた誤差も8~12kPaと比較したなかでも少なめでした。充填後に圧調整を行わなくても、問題なく走行できるといえます。
作動音の実測値は平均76.8dBと、全体平均の80dB(※執筆時点)を下回りました。地下鉄の車内レベルの音のため静かとはいえませんが、比較したなかでは抑えられています。日中など、時間を選んで稼働させるとよいでしょう。
ただし、タイヤ4本分の充填スピードは特別速いとはいえませんでした。比較した商品の約半数が十数分だったなか、本商品は9分31秒。全体で見れば悪くありませんが、ほかのシガーソケット式は4~6分で完了しており、同タイプのなかでは時間がかかりやすい印象です。スピーディに空気を入れたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にSAKURAE エアーコンプレッサーと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ車用タイヤ空気入れと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
SAKURAE エアーコンプレッサーの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
エンデュランス
単位換算不要で、精度も高い!ポケットに入れて持ち歩ける
今回は、生活用品から車用品までさまざまな製品を展開するSAKURAEから、エアーコンプレッサーをご紹介。車の電源から給電するシガーソケットタイプで、設定した空気圧に達すると自動停止するオートストップ機能や、空気圧を記憶できるメモリー機能を搭載しています。暗いところでも作業できるよう、LEDライトもついていますよ。
本体のサイズは幅132mm×奥行53mm×高さ203mm、重量は460g。ホースの長さは約360mmです。またアタッチメントの種類が豊富にあり、自転車用は米式・英式・仏式の3種類。そのほかにもボール用・浮き輪用のアタッチメントが付属しています。
公式サイトには、バッテリーで稼働する充電式のものが販売されているので、用途に合わせてチェックしてみてください。
空気圧が150kPaのサマータイヤに、空気圧が220kPaになるまで空気を充填。計4回(車1台分)の時間を計測し、5分を上限に時間が短いものほどおすすめとしました。
空気を充填した結果、タイヤ1本にかかった時間は平均約2分22秒、車1台では約9分31秒かかりました。比較した商品の半数近くが十数分以上かかったことを考えると、充填速度は特別遅くはありません。
しかし、バッテリーが分離した充電式やシガーソケット式は充填速度がより速い傾向があり、4~6分で車1台の充填が終わる商品も多くありました。これをふまえると、本商品はシガーソケット式のなかではやや時間がかかる印象です。
スピーディには作業しにくいため、充填の際は時間に余裕があるときに作業するのがよいでしょう。
220kPaの指定空気圧で充填を行い、エアゲージを使用してタイヤの空気圧を測定。充填と計測を4セット行い、計測した空気圧の平均と指定空気圧の誤差が±10kPa以内か・4回計測した空気圧に大きな差がないかをポイントにチェックしました。
空気圧の精度の高さは優秀です。充填後の空気圧は228~232kPaを記録し、指定空気圧より8~12kPaの上昇にとどまりました。また、タイヤ4本の空気圧のバラけ具合もわずか4kPaと、比較した商品の平均とほぼ同等の誤差。この程度のずれであれば、問題なく走行できるでしょう。
比較したなかにはバラけ具合が10kPaになる商品もあったなか、空気圧の調整に手間がかかりにくいといえます。また、空気圧が10kPaほど高くなりやすいことを把握しておけば、設定したい空気圧に合わせやすいですよ。
作業性しやすく、自転車や浮き輪などにも空気が入れられるかどうかを、以下の点をポイントにチェックしました。
<チェックポイント>
本品の重量は460g・サイズは幅132mm×奥行53mm×高さ203mmと、片手で持てるサイズ感。リュックにいれてもかさばりにくく、持ち運びも簡単です。収納ポーチも付属しているため、バッグの中でバラバラになることも防げますよ。
また、車のDC電源から給電できるシガーソケット式なのもうれしいポイントです。比較した充電式の商品と比べると、車から届く範囲かつ連続使用時間以内であれば、電池切れを気にせず使用できます。
とはいえ、シガーソケットにつないだコードが邪魔になりやすいのは惜しいところ。右側から左側のタイヤに移動するときは、足にひっかからないよう注意してくださいね。
さらに、機能も充実しています。LEDライトが搭載されており、暗い場所や夜でも作業がしやすいのが魅力。エアバルブの位置がはっきりとわかるため、手探りで探す必要もありません。
空気の単位表示もkgf/cm²・kPa・PSI・barの4種類に対応しています。比較したなかには1~2種類しか対応していない商品もありましたが、本商品なら国産車・外車・バイク・自転車への空気充填する際にも、単位変換の手間がいりません。
また、付属しているアタッチメントも、自転車用(米式・仏式・米式)・ボール用・浮き輪用と種類が豊富。オートストップ機能も搭載しているため、空気を充填しながら、ほかの作業に取りかかれます。幅広い作業に対応でき、レジャーでの使用にもうってつけでしょう。
3回測定した結果、作動音の平均は地下鉄の車内レベルの76.8dB(参考:環境省)。比較した全商品の平均約80dB(※執筆時点)より小さめですが、ややうるさく感じました。
検証の結果、最も音が小さかったものでも70dB弱と、どの商品も基本的に音が大きい傾向があるようです。使用の際は昼間のほうがよいでしょう。
電源 | シガーソケット式 |
---|---|
オートストップ機能 | |
充填スピード(実測値) | 約2分22秒(タイヤ1本) |
騒音レベル(実測値) | 76.8dB |
良い
気になる
幅 | 132mm |
---|---|
奥行 | 53mm |
高さ | 203mm |
重量 | 460g |
LEDライト付き | |
ホースの長さ | 約360mm(実測) |
付属品 | アタッチメント×3、シガーソケット充電器 |
検証結果を参考に、購入を検討してみてください。
電源 | シガーソケット |
---|---|
オートストップ機能 | |
充填スピード(実測値) | 約1分7秒(タイヤ1本) |
騒音レベル(実測値) | 76.1dB |
良い
気になる
幅 | 99mm |
---|---|
奥行 | 218mm |
高さ | 190mm |
重量 | 1,590g |
LEDライト付き | |
ホースの長さ | 780mm |
付属品 | アダプターノズル×5、バルブキャップ×4、収納ケースなど |
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電源 | 充電式(バッテリー分離)、シガーソケット式 |
---|---|
オートストップ機能 | |
充填スピード(実測値) | 約1分41秒(タイヤ1本) |
騒音レベル(実測値) | 83.4dB |
良い
気になる
幅 | 83mm |
---|---|
奥行 | 148mm |
高さ | 263mm |
重量 | 782g |
LEDライト付き | |
ホースの長さ | 約100mm(実測) |
付属品 | 収納バッグ、バッテリーパック、ACアダプター、カーアダプター |
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