お米の鮮度を守りながら虫除け効果も期待できる、米びつ。ライスストッカーとも呼ばれ、最近では冷蔵庫に入れやすいスリムなタイプやおしゃれなデザインの商品も増えています。密閉力の高いものや自動計量機能付きのものなどバリエーションも豊富で、どれを選べばよいか迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の米びつ15商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの米びつをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな米びつは「湿度が一定でお米の品質をしっかり保てるうえ、米の計量もお手入れも簡単な日々の炊飯が楽になる商品」。徹底検証してわかった米びつの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
米類の製造・販売を行う株式会社ミツハシにて、土鍋ごはん専門「GOHANYA'GOHAN」の監修・運営を担当。五つ星お米マイスターの資格を保有し、「もっとおいしいごはんを追求したい」をモットーに、お米のブレンドや炊き方の探求や品種の食べ比べ、学校、企業、イベントなどでお米、ごはんに関する授業なども実施している。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
マイベストでは「米びつ内の湿度は一定に保てていて湿度変化による劣化の心配が少ない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を検証時の米びつ内の湿度の変化が10%以下だったものと定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「計量する手間はあるが、毎日使用してもストレスを感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「お米の残量がわかりやすく米袋から移す作業が苦にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「自動計量が正確に行えるもの」をユーザーが満足できる商品とし、その基準を1合(150g)との差が10g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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米びつを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
お米の鮮度を保つために、桐製のものかフタをしっかり固定できるものを選びましょう。お米の鮮度が落ちる原因は、温度が20℃以上・湿度が60%以上の環境で保管している・米袋のまま保管していることが考えられます。米袋には小さな穴が複数あり、湿気や虫からお米を守れないので注意が必要です。
温度20℃以上・湿度60%以上の環境では、お米の鮮度が落ちるうえ虫が湧きやすくなるといわれているほか、穴の空いた米袋はお米が空気に触れやすく劣化しやすいことがネック。くわえて、袋のままだとにおいが移りやすい傾向もあるので、米びつに移し替えることが重要です。
また、検証では米びつ内の湿度を45±5%に統一し、湿度80±3%の高湿度環境に2時間置いて内部の湿度がどれだけ保たれるかをチェック。その結果、桐製もしくはフタをしっかり閉められる商品であれば、内部の湿度が上がりにくいことがわかりました。
桐製の商品は、吸湿性が高く内部の湿度を一定に保ちやすい特徴があるため、平均1%程度しか上昇しない結果に。また、開閉口にフタがついているタイプや計量カップがフタ代わりの商品は密閉力が高く、平均7%しか上昇しなかったため、お米の鮮度を十分に保てるといえるでしょう。
一方、フタが被さっているだけのタイプや隙間が多い構造の商品は、外気の影響を受けやすく湿度を保ちにくい点に注意が必要です。実際に、湿度が平均28%も上昇し、米びつ内の湿度を保つのは難しいことがわかりました。
お米を楽に移したいなら、補充口が広いタイプを選びましょう。お米の補充のしやすさを検証したところ、補充口の大きさが350cm2以上ある広いものだと米粒がこぼれにくいため、ストレスなく補充できました。
一方、ボトルタイプのようなスリムな形状の商品は補充口が130cm2程度と狭いものが多く、袋からお米を入れるときにこぼれやすい傾向が。また、縦に長いことで安定性が乏しくなり、補充中に倒れる可能性があるので、できるだけ手間を省きたい人は避けましょう。
本体やフタが透明で中が見えるものは残量が分かりやすく、お米を買い足すタイミングが把握しやすい点がメリットです。フタを開けて確認する手間が省けるので、より使いやすいでしょう。
計量を正確に行うために、すりきりができる計量カップ付きのものを選びましょう。計量カップには、すりきりできるものと目盛りに合わせてお米を計量するものの2種類があります。計量カップを使って自分で計量する場合は、すりきり1杯で1合が測れるカップが付属しているものなら、正確かつ手軽に計量できるのが魅力。
今回検証したなかでも、山崎実業の「tower 密閉 シンク下米びつ タワー 3377」は、すりきり1杯で1合が測れるカップ付きかつ、本体の底面が計量カップにフィットする形状をしていました。お米を最後まですくいやすいように形状が工夫されていて便利です。
一方、すりきりができない計量カップは、目盛りにあわせてお米を注ぐ必要があります。目視で確認する必要があるので、毎回の計量がばらつきやすい点に注意しましょう。とくにボトルタイプに付属している計量カップは、すりきりができない商品が多い傾向があります。
なお、米びつには計量カップが付属しているものと付属していないものがあるので、購入前に付属しているかチェックしましょう。
山崎実業の「tower 1合分別 冷蔵庫用米びつ 3760」は、1合ずつ分けて保存できるタイプです。計量不要で炊飯できる一方、補充の際は入れ口が狭く移し替えるのに手間がかかる点には留意しましょう。
計量の手間を省きたいなら、自動計量機能付きの米びつも選択肢になります。レバーを引くだけで決まった量のお米が出るため、手早くスムーズに計量が可能です。
検証したなかでもアスベルの「S計量米びつ」やニトリの「計量米びつ」は、1合をほぼ正確に測れました。3〜5合程度をまとめて炊飯する人は、計量の手間が省けて便利です。とくにアスベルは0.5合ずつの細かい計量が可能なので、炊飯量の調整に役立つでしょう。
しかし、自動計量タイプは密閉性が低く、湿度が上昇しやすいデメリットがあります。長期間の保存には不向きですが、お米の消費が早く簡単に計量したい人は検討するとよいでしょう。
自動計量機能付きの商品は、レバーを下げるだけで一定量のお米が出てくるのでほぼ正確に計量が可能です。しかし、なかには一度に出てくるお米が約10g多く設定されているものもあり1合を正確に測れなかったものもありました。
米びつの容量に迷ったら、お米の消費量に合わせて選びましょう。容量は、2kg・5kg・10kg・30kgが一般的。商品によってはLで表記されているものもあるので、お米1kgは1.2Lに相当すると覚えておきましょう。
お米を常温で保存する場合、消費の目安は精米日から1〜2か月程度。お米は時間が経つと酸化し、風味が落ちたり、虫が湧いたりする原因となるため、1か月以内に食べ切れる量を目安にするとよいですよ。
一人暮らしの人やお米を食べる頻度が低い人は、2kg(2.4L)の米びつがおすすめ。ボトル型のスリムな形状が多く、コンパクトに収納できます。今回検証したなかには自動計量機能付きの商品はなかったため、計量は自分で行う必要がある点に留意しましょう。
自炊をする一人暮らしの人・2人暮らしの人には、5kg(6L)の米びつが選択肢になります。箱型の形状が多く、冷蔵庫や野菜室に保管できるサイズもあり、場所を取りにくいでしょう。また、自動計量機能付きの商品も豊富なので、計量がよりスムーズに行えます。
毎日家族でお米を食べる家庭なら、10kg(12L)の米びつが目安となります。自動計量機能付きの商品が多い点は魅力ですが、サイズが大きく保管場所を取る点には注意が必要です。お米をまとめ買いしたい人には、30kgの米びつもあります。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね。
最近は保冷機能のついた保冷米びつも販売されています。電気を使って温度や湿度を一定に保てる点がメリットです。しかし、電気代がかかったり広めの設置スペースが必要になったりするので、事前に置く場所を確認してから検討するとよいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | こだわりスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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湿度の保ちやすさ | 計量のしやすさ | お米の補充のしやすさ | 自動計量の正確さ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 容量 | 素材 | サイズ展開 | 計量カップ付き | パッキン付き | キャスター付き | 中身が見える | 自動計量機能 | 冷蔵庫に収納可能 | 補充口 | |||||||
1 | 山崎実業 tower|密閉 シンク下米びつ タワー|3377 | ![]() | 4.82 | 2位 | お米の鮮度と使いやすさをどちらも追求する人におすすめ | 5.00 | 4.50 | 4.90 | - | 30cm | 19.7cm | 19.2cm | 0.9kg | 約6L(約5kg) | 本体、フタ:ABS樹脂/パッキン:シリコーン/計量カップ:アクリル樹脂 | 5kg、10kg、20kg | 広い | |||||||
2 | 河淳 KEYUCA|Qucca ライスストッカー|3300313 | ![]() | 4.37 | 6位 | 冷蔵庫で保管ができる。計量カップに注ぎやすい形状 | 5.00 | 4.20 | 3.54 | - | 9.6cm | 17.1cm | 26.6cm | 0.28kg | 約2.4L(約2kg) | 本体:ポリプロピレン、フタ:ポリエチレン/計量カップ:AS | 2kg | 狭い | |||||||
3 | アスベル 密閉米びつ | ![]() | 4.25 | 1位 | 1/4合や3/4合の細かい計量が可能。冷蔵庫保管もOK | 4.69 | 4.20 | 3.55 | - | 16.7cm | 11cm | 29.3cm | 0.25kg | 約2.4L(約2kg) | 本体・フタ・計量カップ:PP/パッキン:シリコーンゴム | 2kg | 狭い | |||||||
4 | パール金属 密閉ハンディーライスストッカー|HB-3898 | ![]() | 4.24 | 3位 | 目盛り付きでお米の残量がわかりやすい。密閉力も魅力 | 4.68 | 4.20 | 3.53 | - | 18.5cm | 11cm | 29.5cm | 0.24kg | 約2.4L(約2kg) | プラスチック | 2kg | 狭い | |||||||
5 | パール金属 RICE お米袋のままストック|HB-2168 | ![]() | 4.20 | お米を袋のまま保管できる。フタの開閉が楽で計量がスムーズ | 4.04 | 4.40 | 4.34 | - | 31cm | 15.5cm | 32cm | 0.64kg | 約6L(約5kg) | ポリプロピレン | 6kg | 広い | ||||||||
6 | ニトリ 計量米びつ|8987741 | ![]() | 4.14 | 自動計量機能付きで手間いらず。ニトリで購入できる | 3.63 | 5.00 | 4.69 | 4.60 | 15cm | 35cm | 36cm | 1.17kg | 約7.2L(約6kg) | 上下本体・フタ・止め具・引出し・キャスター・計量器カバー:ポリプロピレン/計量器・スライドレバー・無洗米アダプター:ABS樹脂 | 6kg、12kg | 広い | ||||||||
6 | 良品計画 無印良品|冷蔵庫用米保存容器 | ![]() | 4.14 | 8位 | シンプルで密閉力が高い。冷蔵庫に入れやすいボトルタイプ | 4.88 | 3.80 | 3.40 | - | 9.2cm | 18.6cm | 29.3cm | 0.48kg | 約2.4L(約2kg) | 上本体:ABS樹脂/下本体:AS樹脂/計量カップ:ポリプロピレン | 狭い | ||||||||
8 | ぼん家具 桐製米びつ 米蔵 | ![]() | 4.12 | 5位 | 湿度を保ちやすい桐製米びつ。スライド式で片手でも開けやすい | 5.00 | 3.30 | 4.05 | - | 25.0cm | 29.5cm | 20.0cm | 0.95kg | 約6L(約5kg) | 天然木(桐材) | 5kg、10kg、15kg、20kg | やや広い | |||||||
9 | LXYYSG 米びつ | ![]() | 4.01 | 見た目にこだわりたいなら選択肢に。計量は正確性に欠ける | 4.41 | 3.40 | 4.34 | - | 24cm | 24cm | 38cm | 1kg | 約5L(約4.2kg) | 高ホウケイ酸ガラス、竹 | 5L、8L | やや広い | ||||||||
10 | 河淳 KEYUCA|桐米びつ 5kg|10552 | ![]() | 3.96 | 7位 | 桐の米びつで湿気と虫から守る。使い勝手はいまひとつ | 5.00 | 3.20 | 3.62 | - | 17cm | 32cm | 23cm | 1.07kg | 約6L(約5kg) | 桐無垢材 | 5kg、10kg | 狭い |
容量 | 約6L(約5kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
山崎実業の「tower 密閉 シンク下米びつ タワー」は、お米の鮮度を保ちやすく、補充や計量もしやすい米びつを求める人におすすめです。フタ全体にパッキンがついており、密閉力が高い点が特徴。湿度の保ちやすさの検証では、湿度が平均2.7%しか上がらず、適切な湿度に保ちやすいといえます。湿度によるお米の劣化を防ぎやすく、消費ペースが速くない家庭にもぴったりです。
フタが透明でお米の残量がわかりやすいこともうれしいポイントです。お米の補充口は約538cm2と非常に広く、移し替える際もスムーズでこぼれにくいでしょう。
プラスチック製であるため、拭きあげたり丸洗いしたりでき、清潔に保ちやすい点も強み。総じて、お米の鮮度と使いやすさを両立させたい人に自信を持っておすすめできる米びつです。
幅 | 30cm |
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奥行 | 19.7cm |
高さ | 19.2cm |
重量 | 0.9kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
山崎実業 密閉 シンク下米びつ タワーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 約2.4L(約2kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
河淳の「KEYUCA Qucca ライスストッカー」は、計量カップにお米を注ぎやすい商品を探している人や冷蔵庫で保管したい人におすすめです。お米の注ぎ口が狭まっているため、計量カップへ注ぎやすい点が特徴。フタが計量カップになり、1合だけでなく0.5合も目盛りに合わせて計量できます。しかし、すり切りができず、量がズレやすいことは惜しい点です。
肝心の湿度の保ちやすさは申し分ありません。検証では平均4.8%の湿度上昇にとどまったので、お米の鮮度や味を長く保てるでしょう。冷蔵庫にも入れられ、立てても寝かせても収納できる点が魅力です。
一方、お米が補充しやすいとはいえません。全体が透明で残量はわかりやすいものの、お米の補充口が約135cm2と狭く、袋から移し替える際はこぼれないよう注意が必要です。
また、持ち手がついていないため、満杯の状態の容器を片手で掴んで持ちあげることは難しい印象。とはいえ、密閉性の高さや冷蔵庫に入れやすい点は強みです。
幅 | 9.6cm |
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奥行 | 17.1cm |
高さ | 26.6cm |
重量 | 0.28kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約2.4L(約2kg) |
---|---|
パッキン付き |
良い
気になる
アスベルの「密閉米びつ」は、1合未満の細かい計量が可能で、冷蔵庫に入れて保管ができるものを探している人におすすめです。付属の計量カップには1/4・1/2・3/4・1合の目盛りがついており、細かい量の調整ができます。ただし、すり切りができないうえに、開閉時にフタを回す手間がある点には注意しましょう。
しかし、お米の補充はしにくい設計。本体が半透明なのでお米の残量がひと目で確認できることは便利ですが、お米の補充口が約137cm2と狭いので、袋から移し替えるときはこぼしたり容器を倒したりしないよう慎重さが求められます。
とはいえ、冷蔵庫に入れられる密閉力が高いボトル容器で、細かい計量もできるのは魅力です。補充の手間が気にならないなら、お米の鮮度や細かな計量にこだわる人に向いています。
幅 | 16.7cm |
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奥行 | 11cm |
高さ | 29.3cm |
重量 | 0.25kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約2.4L(約2kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
パール金属の「密閉ハンディーライスストッカー」は、お米の残量がわかりやすく、冷蔵庫に入れて保管できるものがほしい人におすすめ。透明の容器には残量がわかりやすいように目盛りがついており、残り何合入っているのかすぐに確認できます。しかし、お米の補充口が約132cm2と狭いため、お米を補充する際はこぼさないよう注意が必要です。
米びつの密閉性は高く、検証では湿度上昇を平均8.2%にとどめました。スリムなボトルタイプで冷蔵庫にも入れやすく、長期間の保管にも向いています。
付属の計量カップは、1合だけでなく0.5合の計量が可能ですが、すり切りができないことは惜しい点。計量カップがフタの役割をしており、開ける際はやや力を入れてひねる必要があります。
冷蔵庫保存に適した形状と、お米の鮮度を保ちやすい密閉性の高さが魅力。計量や補充がしやすいとはいえませんが、お米の残量確認をスムーズにしたいなら候補になります。
幅 | 18.5cm |
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奥行 | 11cm |
高さ | 29.5cm |
重量 | 0.24kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
パール金属 密閉ハンディライスストッカーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 約6L(約5kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
パール金属の「RICE お米袋のままストック」は、5kgのお米を袋に入れたまま保管でき、フタの開閉が楽な米びつがほしい人におすすめです。お米の補充口が約362cm2と広いため、袋のまま収納できることが特徴。移し替えの手間がかかりませんが、容器が透明ではないため、残量はわかりにくいでしょう。
湿度の保ちやすさの検証では、平均19.3%湿度が上昇しました。フタの密閉性が高くないため、湿度は変化しやすいといえます。
その分、フタは被せるタイプで片手で簡単に開閉できるため、計量はスムーズにできる印象。付属のカップでは1合だけでなく0.5合も計量できます。
湿度は上がりやすいものの、お米を袋のまま保管でき、簡単にフタを開け閉めできることは便利なポイントです。密閉性より、移し替えの手間のなさやフタの開閉のスムーズさを優先したい人にはよいでしょう。
幅 | 31cm |
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奥行 | 15.5cm |
高さ | 32cm |
重量 | 0.64kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約7.2L(約6kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
ニトリの「計量米びつ」は、自動計量機能付きでお米の計量の手間がない商品がほしいなら選択肢に入る米びつ。レバーを押すだけで1合ずつ自動計量できる仕様で、計量の手間が省けます。計量時にフタを開け閉めする必要もなく、計量を楽に行えるでしょう。
自動計量機能がついている分、米びつに隙間が多く密閉力は劣ります。湿度の保ちやすさの検証では、平均23.7%も湿度が上昇しました。長期間の保存には不向きといえるでしょう。
お米を入れる部分が透けているため残量を確認しやすく、補充のタイミングを逃しにくいことはメリット。お米の補充口も約384cm2と広いのでお米の補充を簡単に行えることもうれしいポイントです。
自動計量の誤差は1合に対して平均8.18gと少なく、正確に量れました。湿度は保ちにくいものの、炊飯量が多い人や炊飯を頻繁に行っている人なら鮮度が落ちる前にお米を食べきれるため、計量の手間が省ける米びつとしておすすめできます。身近な量販店のニトリで販売されており、入手もしやすいでしょう。
幅 | 15cm |
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奥行 | 35cm |
高さ | 36cm |
重量 | 1.17kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約2.4L(約2kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
良品計画の「無印良品 冷蔵庫用米保存容器」は、冷蔵庫でお米を保管したい人におすすめ。冷蔵庫に入れて保管しやすいボトルタイプで、約2kgのお米を保存できます。密閉力も高く、検証では湿度上昇を平均6.2%に抑えました。お米の鮮度を長く保てるでしょう。
しかし、計量には手間がかかります。付属の計量カップに目盛りはあるものの、合数の目盛りはなくccとカップ表示のみ。すり切りもできないため、目盛りを頼りに調節する必要があります。開閉時にフタを回す必要があるのも気になりました。
お米を移し替える際にも、手間取る可能性が高いでしょう。容器が透明で残量はわかりやすいものの、補充口は直径8cmしかない円形で、慎重に移し替える必要があります。
無印でおなじみの良品計画から販売されており、余計なデザインがないシンプルな見た目が魅力。密閉力が高く、冷蔵庫に保管したい人やシンプルなデザインが好みの人の選択肢になるでしょう。
幅 | 9.2cm |
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奥行 | 18.6cm |
高さ | 29.3cm |
重量 | 0.48kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
無印良品 冷蔵庫用米保存容器 約2kg用をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 約6L(約5kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
ぼん家具の「桐製米びつ 米蔵」は、適度な湿度を保ちやすい桐製の米びつ。吸湿性に優れた桐でできており、湿度の高い環境に置いても米びつの中の湿度上昇は平均4.4%と、ほぼ変化がありませんでした。
計量カップが付属しないため別で購入する必要があるものの、すでに持っている人にとっては気にならないでしょう。フタはスライド式で片手でも開けやすく、大きく開くため計量カップでお米をすくいやすい設計です。
お米の補充も、大きく開くフタのおかげでスムーズに行えます。一方、フタを開けないと中身を確認できず残量がわかりにくいことは惜しい点です。
木製なので、キッチンに置いても生活感が出にくいのも魅力。ただし水洗いはできないため、手入れの際は拭きあげる程度にとどめておきましょう。スライド式のフタで片手でも開けやすく、湿度も保ちやすい商品です。
幅 | 25.0cm |
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奥行 | 29.5cm |
高さ | 20.0cm |
重量 | 0.95kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約5L(約4.2kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
LXYYSGの「米びつ」は、見せる収納にこだわりたい人の選択肢に入る米びつです。ガラスと竹でできた、おしゃれな見た目が特徴。容器が透明なガラスであるため、米の残量がひと目でわかります。円形の補充口は直径19cmと広めで、お米の補充もしやすいでしょう。
一方で、計量のしやすさには不満が残ります。レバーを開けている間、お米が注がれる仕様で、一定量を測れるわけではありません。カップに注ぎ入れて目視で確認しながら量る必要があり、正確性に欠けるでしょう。
デザイン性は高いものの、計量機能の使い勝手に課題がある米びつ。おしゃれな見た目にこだわるなら選択肢になりますが、計量の正確さや手軽さを求める人には向きません。
幅 | 24cm |
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奥行 | 24cm |
高さ | 38cm |
重量 | 1kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約6L(約5kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
河淳の「KEYUCA 桐米びつ 5kg」は、お米の鮮度を保って保存したい人なら選択肢になるでしょう。吸湿性の高い桐材が使われており、湿度が高い環境でも米びつ内の湿度を一定に保てました。桐には虫を寄せつけにくい成分(パウロニン、セサミンなど)が含まれているため、お米を害虫から守る効果も期待できます。
一方で、使い勝手はいまひとつ。計量カップが付属していないため、別途用意が必要です。フタは片手で開くものの本体と分離しているため、フタの置き場所に困る可能性が高いでしょう。
残量確認をするには、フタを開けて目視する手間がかかるのも惜しい点。お米の補充口も約215cm2と狭いので、袋から移す際にこぼさないよう注意が必要です。
幅 | 17cm |
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奥行 | 32cm |
高さ | 23cm |
重量 | 1.07kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約7.2L(約6kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
アスベルの「S計量米びつ」は、自動計量機能付きの商品で計量の手間が省けますが、密閉性が低くお米の鮮度を保ちにくい米びつです。自動計量機能がついている分容器に隙間が多く、湿度の保ちやすさの検証では平均27.67%も湿度が上昇。お米の劣化が懸念され、長期間の保存には向かないでしょう。
レバーを押すだけで0.5合ずつお米が出てくるため、計量時にフタの開閉をする必要がなく、手軽に計量できることはメリット。計量の誤差は平均5.52gと少なく、正確に計量を行えることが魅力です。
お米の残量がわかりやすいように小窓がついているため、買い足すタイミングがひと目でわかるのも便利なポイントです。しかし補充口が約202cm2と狭いので、お米の移し替えは慎重に行う必要がありました。
自動計量機能により炊飯時の手間が減らせるうえ正確性も申し分ありませんが、密閉性が低いため短期間でお米を食べきる必要があるでしょう。
幅 | 15.1cm |
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奥行 | 34.2cm |
高さ | 35.3cm |
重量 | 1.6kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約6L(約5kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
サンコープラスチックの「米びつ」は、お米の残量がわかりやすいものの、湿度を保ちにくい米びつです。検証したところ、高湿な環境では平均35%も米びつ内の湿度が上昇しました。密閉性が低く、長期間お米の鮮度を維持することは難しいでしょう。短期間でお米を消費できる家庭向きです。
付属の計量カップは、1合だけでなく0.5合の目盛りの記載があるうえ、すり切りで1合が量れるので正確に計量できることが魅力。フタは片手でワンタッチ開閉でき、本体につながっているため置き場所にも困りません。
全体が透明な容器なので、お米の残量がひと目でわかる点もメリット。補充口も約571cm2と非常に広いため、お米の補充は簡単にできます。
計量や補充がしやすい使い勝手のよい米びつですが、肝心の密閉性には欠ける米びつです。短期間で消費する家庭で保存環境に配慮できるなら候補になるものの、密閉力の高い上位商品もあわせて検討してください。
幅 | 22.6cm |
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奥行 | 32.4cm |
高さ | 15.2cm |
重量 | 0.52kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約2.4L(約2kg) |
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パッキン付き |
良い
気になる
山崎実業の「tower 1合分別 冷蔵庫用米びつ」は、容器の中に仕切りが複数あり、1合ずつ分けて保管が可能。炊飯する際はフタをスライドさせて炊きたい合数分だけ注ぐ仕様で、毎回計量する必要がありません。しかし12合分しか入らず、毎日炊飯する人はすぐに使い切ってしまうでしょう。
密閉性も物足りず、検証では湿度が平均27.23%も上昇。湿度変化によるお米の劣化が懸念されます。また、お米を袋から移す際に仕切りが邪魔をしてこぼれやすいのもネックです。各スペースに満杯になるまでお米を注がないと1合を正確に測れないため、詰め替えに手間がかかります。
スリムなボトルタイプで、冷蔵庫にすっきり収まることはメリットですが、密閉性の低さや補充の手間が懸念点。使い勝手がよくお米の鮮度を保ちやすい上位商品も検討してみてください。
幅 | 18.5cm |
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奥行 | 8.5cm |
高さ | 24.5cm |
重量 | 0.71kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
良い
気になる
クラスフィルの「米びつ」は、スリムな形状で場所を取らず、キッチンの隙間に保管しやすい自動計量付きの米びつです。幅10cmと薄型であるため、少しの隙間にも置けて便利。レバーを押すだけで計量できますが、1回で出てくるお米が160g程度と1合よりも約10g多い点は注意が必要です。
自動計量機能付きなので、本体に隙間が多く湿度を保ちにくいことがデメリット。検証では米びつ内の湿度が平均31.7%も上昇したため、お米の長期保存には不向きでしょう。スリムな分補充口が約180cm2と狭く、お米の補充がしにくいことも難点です。
カラーバリエーションの豊富さが魅力で、キッチンや部屋の雰囲気に合わせて選べます。しかし肝心の密閉性が低いので、お米の鮮度をしっかり保ちたいならほかを検討するとよいでしょう。
幅 | 10cm |
---|---|
奥行 | 40.6cm |
高さ | 47.6cm(キャスター含む:49.1cm) |
重量 | 2.2kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
容量 | 約6L(約5kg) |
---|---|
パッキン付き |
良い
気になる
大創産業の「ダイソー 米びつ兼フードストッカー5.0kg用」は、安価で購入できるものの、密閉性が低い米びつです。ダイソーで440円で手に入る点は魅力ですが、フタは被せているだけでパッキンがなく、密閉性に欠けます。湿度の保ちやすさ検証では、平均31.17%も米びつ内の湿度が上昇しました。
計量カップは付属しておらず、フタを開けるときに力がいることも難点。一方、補充口が約456cm2と広いうえ、全体が透明でお米の残量がわかりやすいため、お米の補充はしやすいでしょう。
とはいえ、しっかり密閉しにくく計量にも手間がかかる商品。お米を鮮度よく保管したい人にはほかの商品を検討することをおすすめします。
幅 | 31cm |
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奥行 | 20cm |
高さ | 18.6cm |
重量 | 0.42kg |
計量カップ付き | |
キャスター付き | |
中身が見える |
マイベストではベストな米びつを「湿度が一定でお米の品質をしっかり保てるうえ、米の計量もお手入れも簡単な日々の炊飯が楽になる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の米びつ15商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:湿度の保ちやすさ
検証②:計量のしやすさ
検証③:お米の補充のしやすさ
検証④:自動計量の正確さ
今回検証した商品
マイベストでは「米びつ内の湿度は一定に保てていて湿度変化による劣化の心配が少ない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を検証時の米びつ内の湿度の変化が10%以下だったものと定めて以下の方法で検証を行いました。
1. 米びつ内の温湿度を調整し、蓋を閉める
2. 高湿度環境に2時間米びつを置いておく
3. 2時間後の湿度を記録し、湿度変化の差分を出す
4. 1〜3を3回繰り返し、湿度変化の平均値を算出する
5%以下は最高スコアとし、湿度変化の少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「計量する手間はあるが、毎日使用してもストレスを感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「お米の残量がわかりやすく米袋から移す作業が苦にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均でおすすめ度をスコア化しました。
お米の移しやすさ
1.米袋から移す際に使用する口の縦幅と横幅を計測する
2.計測した縦幅と横幅から口の面積を算出する
500cm2以上は最高スコアとし、口の面積が大きいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
残量のわかりやすさ
各商品をチェックし、以下のポイントについて点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「自動計量が正確に行えるもの」をユーザーが満足できる商品とし、その基準を1合(150g)との差が10g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.米びつ内をお米で満たし1合を自動計量で測る
2. 自動計量を行ったお米を計りで計測する
3. 基準である1合(150g)に比べどのくらい差があるかを記録
5g以下は最高スコアとし、差が小さいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
お米の鮮度を保ちつつ虫除けもしたいなら、冷暗所または冷蔵庫に入れて保管することがおすすめです。台所のシンク下は湿度が多く、カビが発生しやすいので避けるようにしましょう。
1位: 山崎実業|tower|密閉 シンク下米びつ タワー|3377
2位: 河淳|KEYUCA|Qucca ライスストッカー|3300313
3位: アスベル|密閉米びつ
4位: パール金属|密閉ハンディーライスストッカー|HB-3898
5位: パール金属|RICE お米袋のままストック|HB-2168
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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