タイヤ内の空気を保持するのに欠かせない自転車用タイヤチューブ。自分でチューブ交換したい人も多いのではないでしょうか。しかし、サイズはもちろん、ブチルやラテックスなど素材の種類もさまざま。バルブの規格によって適合するチューブも異なるので、どれがよいのか迷いますよね。
そこで今回は、自転車用タイヤチューブのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。記事の後半では、タイヤチューブの装着方法や外し方、寿命についても解説するので参考にしてください。
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自転車用チューブにこだわるメリットは、より快適な走りが得られること。自転車のタイヤはチューブで空気を保持する仕組みによって膨らんでいるため、性能のよいチューブに変えるだけで走行性・耐パンク性・乗り心地などがアップします。
とくにロードバイクやクロスバイクなどでの走りにこだわる場合、軽量なチューブに変えるだけで加速度が向上する可能性が大。柔軟性の高いものにすれば、走行時の抵抗が減って路面への食いつきがよくなり、より効率よく快適に走れるようになります。
街乗り用の自転車も弾力性の高いチューブにすれば、凸凹道でも振動を吸収して走りがしなやかに。耐久性の高いものだと、通勤通学時の急なパンクを防ぐのにも役立ちます。街乗り・オフロード・レース用など用途に適したチューブを使用し、より快適にサイクリングを楽しみましょう!
自転車用タイヤチューブを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
空気を入れるためのバルブは、自転車に適合する種類を選びましょう。主なバルブの種類は、英式・米式・仏式の3種類。一般的なシティサイクルや電動自転車ならオーソドックスな英式、アメリカ製のマウンテンバイクなら米式がよく使われます。
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクで採用されている仏式は、バルブの長さも要チェック。標準サイズは4〜6cmで、そのなかでも4.8cmが主流です。空気の入れやすさを考慮し、リムより1.5〜3cm程度長めを選択しましょう。バルブが合わないものにはアダプターをつけて使えます。
チューブのサイズは、タイヤと同じ大きさの商品を購入しましょう。自転車のタイヤのサイズは、側面に記載されている外径×幅で確認できます。自転車の種類によってサイズの見方が異なるので、しっかりチェックしてください。
一般的なママチャリや電動自転車は、インチ×分数で表示。26インチ×1と3/8、27インチ×1と3/8のように記されています。マウンテンバイクやキッズバイクはインチ×cmで表示し、18インチ×1.75cm、20インチ×1.75cmのように記されているので確認してください。
ロードバイクやクロスバイクは、700×25CのようにCで表記。Cはmm表示なので、タイヤの直径が70cmで幅は2.5cmという意味です。700×25Cなら、700×20~25Cや700×25~32Cといったサイズが適合します。サイズが共通する2種類で迷ったら、細いほうを選ぶとよいでしょう。
自転車用タイヤチューブの素材は、ブチル・ラテックスなど大きく4つに分けられます。耐久性の高さを重視するのか、軽量さを求めるのかといった機能性に注目して選びましょう。
扱いやすいものがほしい人には、ブチルチューブがうってつけ。空気が抜けにくく、手入れの手間がかからないのがメリットです。ママチャリやロードバイクなど幅広い自転車のタイヤに使われている、一般的なタイヤチューブです。
耐候性と耐熱性に優れるので、サイクリングやトレイルライドなど負荷が大きな場面でも活躍します。段差や悪路でも走りやすいでしょう。ただし、1本で100〜150g程度と重い傾向があるため、レース用やスピードを出したい人には不向きです。
耐久性と重さのバランスを求める人には、R'AIRなどの軽量ブチルチューブがおすすめ。1本60g前後とチューブ自体が軽いため、スピードを出しやすい点が魅力です。
伸縮性と振動吸収性にも優れており、快適な乗り心地を味わえます。長時間の運転でも疲れにくく、ロングライドを楽しみたい人にもぴったりです。
レース用には、薄くて軽量のラテックス素材が合っています。ラテックス製チューブは1本45〜80g程度と軽いため、スピードが必要なシーンにうってつけ。走り心地がなめらかで、高い快適性を実現します。
伸縮性に優れており、パンクしにくい点も強み。オフロードを走ることが多い場合に向いています。空気が抜けやすいため、使い終わったあとは毎回空気を入れてメンテナンスしましょう。
スピードを出したい人には、40g以下ととくに軽量のTPUチューブがぴったり。軽いためスピードを出しやすく、軽快な乗り心地を楽しめます。TPUとは熱可塑性ポリウレタンのことで、弾力性と柔軟性を兼ね備えた次世代チューブです。
伸縮性があるので乗り心地もしなやかで、快適な走りを楽しみたい人にもうってつけ。なかには25g程度の商品もあります。ただし、1,000円前後が相場のタイヤチューブのなかで、3,000〜4,000円前後と値段は高め。コストを気にせず、スピーディな走りを追求する人におすすめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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バルブ種類 | バルブ長さ | 素材 | 対応サイズ | |||||
1 | パナレーサー Panaracer|Cycle Tube|0TW700-25F-NP | ![]() | 豊富なラインナップのレギュラータイプチューブ | 仏式 | 34mm | 不明 | W/O 700×23~26C | |
2 | パナレーサー Panaracer|Super Tube|0TW728-32F-SP | ![]() | 厚手のゴムで破れにくい。デイリー使いに◎ | 仏式 | 34mm | ブチル製 | 700×28~32C | |
3 | YunSCM 自転車チューブ|YunSCM20200901 | ![]() | 耐久性と気密性を兼ね備えた厚み強化チューブ | 仏式 | 60mm | ブチル製 | 700X25-32C | |
4 | オオトモ HAKUBA TIRE|自転車チューブ|60719 | ![]() | 耐久性に優れパンクにも強い1.2mm肉厚チューブ | 仏式 | 60mm | 合成ゴム | 700×23C/25C | |
5 | 井上護謨工業 自転車用チューブ|28949J | ![]() | 肉厚設計でさまざまなパンク原因に耐久力を発揮 | 仏式 | 40mm | ブチル製 | 700×28~35C | |
6 | Ralf Bohle 自転車用チューブ|SV15 | ![]() | 耐久性の高いブチル製で空気圧をしっかりキープ | 仏式 | 40mm | ブチルゴム | 700×18~28C | |
7 | Continental Race28|RACE28 (700C) | ![]() | シームレス構造により快適なライディングを実現 | 仏式 | 60mm | 不明 | 700×18~25C | |
8 | ジーアールケー 自転車 チューブ | ![]() | 20インチタイヤに対応した自転車チューブ | 英式 | 33mm | 不明 | 20×1.75~2.125 | |
9 | Hutchinson SPECIAL|CV657191 | ![]() | リーズナブルで初心者でも購入しやすい2本セット | 仏式 | 48mm | 不明 | 700×20~25C | |
10 | MOHEGIA ロードバイク用自転車チューブ|B0D3V17Q4W | ![]() | 持ち運びにも便利なロードバイク用チューブ | 仏式 | 48mm | ラテックス | 700×25~28C |
ブチルを使用したチューブで耐久性に優れており、エア漏れが少ないため時間が経っても空気圧をキープ。豊富なラインナップと伸びのよいワイドレンジで、幅広いタイヤに対応可能です。すべてのモデルでバルブコアを取り外せるので、シーラントやパンク防止剤を簡単に入れられます。
バルブ種類 | 仏式 |
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バルブ長さ | 40mm |
素材 | ブチルゴム |
対応サイズ | 700×18~28C |
タイヤチューブには寿命があるため、時期がきたら交換が必要です。交換時期の目安と自分で交換する方法、お店に依頼した場合のおおよその値段についてお伝えします。
タイヤチューブの交換目安は、3,000km走るか使い始めて2〜3年以上経つ頃です。頻繁に自転車に乗らない人でも、時期がきたら交換しましょう。パンク修理を繰り返すと、チューブが劣化してしまうため、3回目のパンクをした際にも交換してください。
自分で交換するときはまず、自転車のタイヤの空気を抜きます。バルブの反対側にタイヤレバーを差し込み、ホイールからタイヤのビードを引き出してください。片側のビードを外したら、タイヤ内にあるチューブを取り出して完了です。
装着するときは、チューブの折れがなくなるくらいを目安に空気を少し入れておきます。バルブを差し込み、傷をつけないよう丁寧にタイヤ内にチューブを収めていきましょう。工具を使うと傷つきやすいため、手で行うのがベターです。
お店に依頼した際の相場は、前輪が2,000〜4,000円、後輪が3,000〜5,000円程度です。チューブ本体の料金も含まれている場合がほとんどですが、選ぶタイヤのグレードによっても価格は異なります。自分での交換が難しいときには、お店に依頼しましょう。
自転車用タイヤチューブを購入したら、メンテナンスするためのアイテムも一緒に準備しましょう。パンクを防ぐリムテープや、適正空気圧を保つためのロードバイク・クロスバイク用空気入れがほしい人は、以下のコンテンツをチェックしてください。
1位: パナレーサー|Panaracer|Cycle Tube|0TW700-25F-NP
2位: パナレーサー|Panaracer|Super Tube|0TW728-32F-SP
3位: YunSCM|自転車チューブ|YunSCM20200901
4位: オオトモ|HAKUBA TIRE|自転車チューブ|60719
5位: 井上護謨工業|自転車用チューブ|28949J
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