シールドケーブルに煩わされずにギターを弾けるギター用ワイヤレスシステム。ギターとアンプの間を無線化できるため、ライブで使うプロミュージシャンもいます。しかし、安いモデルから高価なものまで価格帯は幅広く、使用する周波数帯域やチャンネル数も異なるので、どれにすべきか迷いますよね。
そこで今回は、ギター用ワイヤレスシステムのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ギター用ワイヤレスシステムの仕組みや、基本的な使い方も解説。ローランド・Line 6といった有名メーカーのモデルも登場します。使いやすいワイヤレスシステムを手に入れて、自由に演奏を楽しみましょう。
演奏活動をしながら、音楽教室での指導を行う音楽指導専門家として活動。音楽教室「ヨシオカ楽器」を営む実家に生まれ、楽器に囲まれた環境を生かし、3歳からさまざま楽器に触れ基礎を学ぶ。広島大学在学中にはバンド関係の楽器や、音響に関しての知識を身につける。現在は楽曲のアレンジを提供したり、演奏会などを行う他「上田流尺八」に所属し、伝統文化の継承を目指しながら、和楽器での現代POPsのアレンジなども行う。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ギター用ワイヤレスシステムとは、シールドケーブルを使わずに無線でギターとアンプを接続できる装置のこと。シールドケーブルに煩わされず、自由にライブパフォーマンスをしたいギタリストにはうってつけです。広い会場での演奏時はもちろん、自室での練習時もケーブルの制限を受けず楽な姿勢で演奏を楽しめます。
ワイヤレスシステムは、ギター側のトランスミッター(送信機)とアンプ側のレシーバー(受信機)の間で音の信号をやり取りする仕組みを採用。ノイズや音飛びの発生を防ぐために、機器同士が干渉せず電波の影響を受けにくいモデルを使うことが重要です。ワイヤレスシステムを導入し、自由に演奏を楽しみましょう。
ギター用ワイヤレスシステムを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
ギター用ワイヤレスシステムの最大使用チャンネル数を確認しましょう。最大使用チャンネル数とは、同じ周波数帯で同時に接続できる楽器の数のこと。目安として、最大チャンネル数が使用する楽器数プラス2つ以上のモデルがおすすめです。使用する楽器の数が流動的なら、チャンネル数がより多いモデルを選びましょう。
ステージでのライブでは、ベースやマイク、PA機材などでもワイヤレスを使う場合があります。同じ周波数帯で複数のワイヤレス機材を使うと、電波干渉が起こりかねません。使用環境によっては混線も起こり得ます。電波干渉・混線によるトラブルを防ぐために、チャンネル数は余裕を持って選びましょう。
ギター用ワイヤレスシステムに使われる使用周波数帯域には、主に2.4GHz帯とB帯(800MHz帯)の2種類があります。それぞれ適した使用シーンが異なるので、チェックしておきましょう。
自宅やスタジオで使う場合には、2.4GHz帯のギター用ワイヤレスシステムがおすすめです。2.4GHz帯のモデルはチャンネル数が多く、音質がよい傾向がある点が大きなメリット。壁を隔てた別室からの影響を受けにくいことも強みです。B帯のモデルより商品数が多いうえ、安いモデルだと5,000円前後で手に入ります。
ただし、2.4GHz帯はWi-FiやBluetoothでも使われる周波数帯なので、スマホやパソコンを使用中の環境ではノイズや音飛びが発生しやすいのがネックです。ライブなどで2.4GHz帯のギター用ワイヤレスシステムを使う場合は、電波干渉によるリスクを低減できる混線回避機能つきを選ぶようにしましょう。
ライブでワイヤレスシステムを使いたい場合には、B帯(800MHz帯)を採用した製品が向いています。B帯はWi-FiやBluetoothによる電波干渉の影響を受けにくく、障害物にも強いことが利点。ノイズや音飛びを極力避けたい場合にぴったりです。2.4GHz帯より信号を遠くに飛ばせるので、広い会場での演奏にも適しています。
一方、2.4GHz帯の製品と比べると、B帯の製品はやや音質が落ちる点がデメリットです。チャンネル数も少なめなので、同時に複数の楽器を接続して使う用途にはあまり向きません。少人数のバンドでライブをするときや、野外で演奏するときなどに使いたい人は検討しましょう。
使用シーンに合わせて、必要な通信可能範囲を備えているかも確認しましょう。たとえば、大きなステージで演奏する場合には、通信可能範囲が40〜60mまで対応しているモデルがおすすめ。小さめのライブハウスでの演奏がメインの場合は、20〜30m程度でも十分です。
自宅やスタジオで使用する場合、通信可能範囲は15m前後あればよいでしょう。ただし、使用場所の状況により通信範囲は変動することが多め。通信可能範囲を超えてしまうと、混線していなくてもノイズや途切れの原因になる可能性があります。安定して接続するためにも、通信可能範囲は余裕をもって選んでください。
ギター用ワイヤレスを便利に活用したければ、使いやすさにもこだわって選びましょう。給電方式やサイズ・重さをチェックし、使用シーンや使い方に合うモデルを探してください。
ランニングコストを抑えたいなら、充電式がぴったりです。充電式は電池の買い替えをしなくてもよいため、コスパがよい点がメリット。高頻度で使う人に向いています。バッテリーが切れると使えなくなるため、連続使用時間が長いモデルが狙い目です。16~24時間連続で使えるモデルもあるので、探してみてください。
一方、バッテリー切れによる急なトラブルを回避したいなら、電池式がおすすめ。乾電池はどこでも手に入るので、急に電池切れになっても交換すればすぐに使用可能です。ただし、電池切れの度に新しい電池を購入するのはコストが掛かります。時折使う場合や、サブ用として備えておく場合に検討するとよいでしょう。
ギター用ワイヤレスシステムは、コンパクトで軽量なモデルがベターです。小型モデルを狙うなら、幅10cm以内で100g以内に収まる程度が目安。小型だと持ち運びやすく、演奏の邪魔にもなるのも避けられます。ただし、あまりに小さいと機能性や耐久性に劣る場合もあるので、スペックをしっかり確認して決めましょう。
なお、ギター用ワイヤレスシステムのサイズ・形状・ギターの機種によっては、物理的に接続できないこともある点には注意してください。レビューや商品説明のほか、取りつけ位置をよくチェックして、自分のギターに適合するモデルを購入しましょう。
有線と同等のレスポンスのよさを期待するなら、レイテンシーの数値が低いギター用ワイヤレスシステムを選んでください。レイテンシーとは、ギターを弾いてからアンプで音が鳴るまでの時間のこと。レイテンシーの数値が低いほど遅延が少ないので、音ズレなどのリスクを気にすることなく演奏できるでしょう。
レイテンシーは20msを超えるとモニターにも使いづらく、違和感を生じやすいといわれます。しかし、実際の演奏では気になるほどの音の遅延を感じることは多くありません。あくまで目安として捉えておくとよいでしょう。音に敏感な人は、レイテンシーが20ms以下のモデルを探してみてください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
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最大チャンネル数 | 混線回避機能 | 使用周波数帯 | 通信可能範囲 | 電源 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | |||||
1 | ローランド BOSS|BOSS Wireless System|WL-20 | ![]() | 自由に楽器演奏を楽しむことができるワイヤレス | 14 | 不明 | 2.4Ghz | 15m | 充電式リチウムイオン電池、DC IN 5V端子 | 8.7cm | 2.5cm | 3.8cm | 60g | |
2 | ローランド BOSS|BOSS Wireless System|WL-50 | ![]() | セッティングが簡単で安定した信号伝送を実現 | 14(使用場所の状況により変動) | 不明 | 2.4GHz | 見通し20m(使用場所の状況により変動) | レシーバー:アルカリ電池(単3形)×2、ACアダプター(別売)、トランスミッター:充電式リチウムイオン電池、DC IN 5V端子より取得 | レシーバー:72mm、トランスミッター:87mm | レシーバー:121mm、トランスミッター:22mm | レシーバー:56mm、トランスミッター:36mm | レシーバー:220g、トランスミッター:43g | |
3 | LEKATO ギターワイヤレスシステム | ![]() | 長時間のショーでもパフォーマンスを落とさない | 4 | 不明 | 不明 | 100m | 充電式リチウム電池 | 11cm | 4.5cm | 17cm | ‐ | |
4 | XIAOKOA ギターワイヤレスシステム | ![]() | さまざまな楽器に対応したワイヤレスギターシステム | 15 | 不明 | 50m | 充電式 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
5 | XIAOKOA ギターワイヤレスシステム | ![]() | 急速充電&長持ちする500mAh充電式バッテリー | 最大15 | 不明 | 50m | 500mAh充電式バッテリー | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
6 | ZhaoGangLi ギターワイヤレスシステム | ![]() | ギターやベースに対応。同時に6台の機器がサポートされる | 6 | 2.4GHz帯 | 約30m | 充電式 | 3.8cm | 1.2cm | 13cm | 180g | ||
7 | LEKATO ギターワイヤレスシステム | ![]() | 混線を気にせず70チャンネルまで同時にサポート | 70 | 20Hz〜20kH | 40m | 充電式リチウムバッテリー | 9.2cm | 3.5cm | 11.6cm | 0.16kg | ||
8 | DOACT ワイヤレスギターサウンド伝送システム | ![]() | 長時間使用可能なワイヤレスオーディオシステム | 5 | Uバンド周波数 | 不明 | 充電式 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
9 | ZhaoGangLi ギターワイヤレスシステム | ![]() | ロングバッテリーで使いやすい | 4 | 不明 | 20Hz~20kHz | 50m | 充電式リチウム電池 | 4.3cm | 1.7cm | 11cm | 130g | |
10 | ZhaoGangLi ギターワイヤレスシステム | ![]() | 充電式で長時間使える | 4 | 不明 | 20Hz~20kHz | スルーウォール:30m/障害物なし:30m | 充電式リチウム電池 | 4.5cm | 1.5cm | 11cm | 220g |
わずらわしいケーブルから解放され、自由に楽器演奏を楽しむことができるワイヤレス。独自の高性能ワイヤレス・テクノロジーを搭載しており、ダイナミック・レンジの広い高音質を実現しています。ダイナミックで楽しいライブパフォーマンスが可能です。
最大チャンネル数 | 14 |
---|---|
混線回避機能 | 不明 |
使用周波数帯 | 2.4Ghz |
通信可能範囲 | 15m |
電源 | 充電式リチウムイオン電池、DC IN 5V端子 |
幅 | 8.7cm |
奥行 | 2.5cm |
高さ | 3.8cm |
重量 | 60g |
ペダルボード組み込み用にデザインされたワイヤレスシステムです。BOSS独自のワイヤレステクノロジーにより、音の遅れや音質の劣化の心配なく、安定した信号伝送を実現。自動で最適なワイヤレス接続を確立し、セッティングの手間と時間を短縮しています。
最大チャンネル数 | 14(使用場所の状況により変動) |
---|---|
混線回避機能 | 不明 |
使用周波数帯 | 2.4GHz |
通信可能範囲 | 見通し20m(使用場所の状況により変動) |
電源 | レシーバー:アルカリ電池(単3形)×2、ACアダプター(別売)、トランスミッター:充電式リチウムイオン電池、DC IN 5V端子より取得 |
幅 | レシーバー:72mm、トランスミッター:87mm |
奥行 | レシーバー:121mm、トランスミッター:22mm |
高さ | レシーバー:56mm、トランスミッター:36mm |
重量 | レシーバー:220g、トランスミッター:43g |
ギターやベース、バイオリンなどの電気音響楽器に使用できる、ギターワイヤレスシステムです。有効範囲は約35mで、最大4個の楽器に同時接続可能。ステージ上でダイナミックなパフォーマンスをすることができますよ。
最大チャンネル数 | 4 |
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混線回避機能 | |
使用周波数帯 | 2.4GHz帯 |
通信可能範囲 | 35m |
電源 | 充電式 |
幅 | 送信機:4.34cm、レシーバー:9.89cm |
奥行 | 送信機:2.87cm、レシーバー:5.03cm |
高さ | 送信機:9.2cm、レシーバー:13cm |
重量 | 受信器:264g |
コンパクトかつ軽量でありながら、同時にツアー使用にも耐えうる強固なポリカーボネート製のシェルを採用したギターワイヤレスです。アップトップとペダルボード、どちらに配置しても信頼のパフォーマンスを提供。エレキ、アコースティックにかかわらず、どのようなタイプのギターでも最高のサウンドを実現します。
最大チャンネル数 | 6 |
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混線回避機能 | |
使用周波数帯 | 2.4GHz |
通信可能範囲 | 見通し30m(使用場所の状況により変動) |
電源 | レシーバー:DC-1g電源(9VDC)、トランスミッター:単3アルカリ電池 |
幅 | レシーバー:83mm、トランスミッター:67mm |
奥行 | レシーバー:33mm、トランスミッター:32mm |
高さ | レシーバー:117mm、トランスミッター:83mm |
重量 | レシーバー:100g、トランスミッター:100g |
ギター用ワイヤレスシステムを使ってギターとアンプを接続する方法は、ギター本体にトランスミッター(送信機)を挿し、ギターアンプにレシーバー(受信機)をつなぐだけです。あとは電源を入れてギターを弾けば、有線で接続したときと同様に音を鳴らせます。
エフェクターに使う場合は、レシーバーをエフェクターにつなぎ、エフェクターとアンプは有線で接続するとよいでしょう。シールドケーブルを使いたくない場合は、エフェクターからアンプへの接続にもう1台ワイヤレスシステムを使う方法もあります。各自のスタイルに合わせたセッティングで演奏を楽しみましょう。
ギターでよい音を奏でるためには、ギター本体やシールドケーブル、ギター用ワイヤレスシステムだけでなく、アンプにもこだわりましょう。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
1位: ローランド|BOSS|BOSS Wireless System|WL-20
2位: ローランド|BOSS|BOSS Wireless System|WL-50
3位: LEKATO|ギターワイヤレスシステム
4位: XIAOKOA|ギターワイヤレスシステム
5位: XIAOKOA|ギターワイヤレスシステム
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