小学生向け詩集のおすすめ人気ランキング【2025年】

「どきん」は、日本を代表する詩人谷川俊太郎の作品です。かろやかな言葉あそび・芝居うた・鋭い発見にみちた心の広がりを堪能できます。1983年に発行され、初期作品から最新作品まで144ページにわたって楽しめる一冊です。

作者がのはらを散歩している時に聞こえる虫の声や風の音を書きとめて、1冊にまとめた詩集です。今では小学校や中学校の国語の教科書にも掲載。同シリーズはⅠ〜Ⅴまで発売されているため、気に入ったものを選んでみるのもいいでしょう。

工藤直子氏作詞、佐野洋子氏絵の中学生を対象とした小さい詩集。誰かに会いたくて、何かに会いたくて、今日も手をのばしています。自分のなかにあるモヤモヤとしたもの、そんな気持ちをやさしい言葉で遊ばせた一冊です。

黄色の表紙が印象的な、谷川俊太郎さんの長編ひらがな詩集。胸にストンと落ちてくるような、しなやかな和語のリズムが特徴です。子どもの暗誦にもおすすめで、声を出して読むことによってより多くのものを感じ取ることができるでしょう。

豊かな日本語に出会ってほしいと願って編んだ詩のアンソロジーです。表紙の水彩タッチのイラストもあたたかい印象を与え、詩のタッチはシンプルで魅力的。46編収録したさまざまなアンソロジーをイラストとともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

小学生にぜひ読んでもらいたい詩集です。読みやすい文字・全ページイラスト・総ルビなのもうれしいポイント。近現代詩の52篇が収録されており、一度読んだら覚えてしまう楽しい詩は、五感を使って表現してみてはいかがでしょうか。

国民的な詩人であるまど・みちおさんのだれの心にも響く詩と、独自の世界観で活躍を続けるデザイナー、渡邉良重さんの絵が生み出す珠玉のコラボレーション。宇宙的な視点を持つまどさんの世界観を再発見できます。ことばから広がるアートの力を五感で楽しめる、よろこびに溢れた一冊です。

現代の子どもたちの学校や家庭でのなにげない日常生活を、気取らずユーモラスに描きます。アールバーグ・ローゼン・マッガウなど、6人の詩人の作品の中から楽しい72編をピックアップ。詩といっても、かたくるしくない内容です。

谷川俊太郎さんの全詩集の中から新たな視点で選び出した「短い詩ベスト120」+書き下ろし「巻頭詩」を収めた贅沢な詩集です。作品のセレクトは、谷川俊太郎詩選集の編者として知られる詩人・翻訳家の田原さんが担当。読者は「私のとなりに谷川さんがいてくれる」と感じることができるでしょう。

子どもから大人が一緒に楽しめる、金子みすゞの童謡絵本シリーズです。10編の詩は、あたたかいタッチのイラストで描かれていてほっこりします。ドラマで金子みすゞを演じた女優の上戸彩が、ナビゲーターとして詩の魅力を語るインタビューも掲載されていますよ。

ことばの魔術師はせみつこ氏が編集した、とびきり楽しい詩のアンソロジーです。谷川俊太郎氏・まどみちお氏・工藤直子氏など、言葉遣いの名人による詩が57篇を収録。思わず声に出してみたくなり、子どもから大人まで自由に遊べます。

ごんぎつねの作者として知られる新美南吉作の詩・童謡・短歌などを収録。美しいことばは美しい世界を作る、とのコンセプトのもと厳選した作品が掲載されています。たった30歳の若さでこの世を去った彼が残した言葉を、現代でも楽しめる1冊です。

年刊詩アンソロジーです。詩人が1人1編、これぞと思う詩を寄せてまとまる貴重な1冊。お子さんにもわかる純文学としてのポエムです。

『金子みすゞ全集』から表題作ほか「大漁」「こだまでしょうか」「星とたんぽぽ」など60編を矢崎節夫氏が選出。旧仮名づかい・旧漢字を改めて、美しい装丁の小型本にまとめています。初めて金子みすゞに出会う人にも大人にもおすすめの1冊です。

うし・しんでくれた・そいではんばーぐになった・ありがとう うし、谷川俊太郎氏の詩が絵本になりました。心に深くとどく言葉と、力強い絵で「命をいただく」ことの意味を伝えます。声に出して読めば、生きる力が湧く一冊です。

叙情溢れる詩、ユーモアたっぷりの詩など、日本語の魅力がつまった1冊です。表紙のカラフルさもステキで、詩の数々にも力強く、想像広がるような絵が描かれているのも魅力。気になる人はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

貧しい生活環境と時代の流れの中をたくましく生きぬいた大関松三郎少年が、生活の上でのさまざまな感動をみごとに歌いあげた詩集です。恩師である寒川道夫氏の、愛と真情あふれる「解説と指導記録」つき。『山芋』『虫けら』『雑草』『ぼくらの村』など23編が収録されています。

絵本・童話・詩集など幅広い分野で「ことばのおもしろさ」を教えてくれる内田麟太郎の詩集。目で見て、声に出して楽しい全64編が収録されています。ことばの魅力がちりばめられおり、親子で楽しむことができるのも魅力です。

エッセー・翻訳・脚本など幅広く活動し、8,000を超える詩を創作している谷川俊太郎氏の詩集です。すき・ひとつのほし・はみ出せこころ・えほんのくになど、全48編の書下ろしを収録。谷川俊太郎氏から子どもたちへのメッセージです。

言葉の魔術師と称されるはせみつこ氏が、たくさんの詩の中から選んだアンソロジー。声に出して読むと心が躍るような、楽しさが味わえる六十余篇を集めています。子どもが書いた詩から近・現代の名詩まで、多彩なラインナップが魅力。

子どもの心のなかには、いろいろな気持ちがあります。それをうまく伝わるように、表現するのは難しい。この詩集絵本を通して、自分と同じ気持ちでホッとしたり、友達の気持ちを想像したり、誰かにちゃんと伝える表現を見つけることができるでしょう。

つたえたい美しい日本の詩シリーズです。生命力あふれるしなやかな工藤直子の詩の世界と、日本を代表する絵本作家の一人であるいもとようこの作品世界が一つになった、工藤直子の詩絵本。季節ごとに読み返したい一作です。

よりすぐりの詩のえほんシリーズ第3弾です。自分自身についてや生きることの意味を問う詩に、ちがうタッチのイラストが描かれているのも魅力。巻末には読み方の解説がついているので、固苦しく考えることなく詩の世界に入り、味わうことができる楽しい絵本ですよ。