LAVIE A23 A2335/DABは、一体型PCを探しているすべての人におすすめです。実際に使用してみると、ディスプレイの高さ・角度調節が可能で使い勝手が良好でした。比較したなかには角度しか調節できない商品も多かったのに対し、見やすい画面の位置を追求できます。インターフェースは側面にもあり、USBメモリやSDカードをさっと使えて便利ですよ。処理性能も良好で、複数のアプリを開いても快適に作業できます。CPUはRyzen 3 5300Uとスペック上はロークラスですが、実測したマルチスコアは5,265pts。比較したLAVIE A27に搭載されていた、第10世代のIntel Core i7 10510Uの数値を約1.3倍上回りました。メモリは8GBと十分な容量で、ストレージも大容量のデータ転送も素早く行えるスペックです。複数のアプリを開くなどの負荷をかけても、動作音が静かなのも魅力。騒音計でファンの音を測定したところ、比較した商品の平均37dB(※執筆時点)下回る36.5dBを記録しました。本体もあまり発熱せず、長時間作業しても処理速度に影響が出にくいですよ。キーボードはコンパクトながら、タイピングのしやすさは良好。実際に使用したモニターからは、「キーの幅が狭く、高低差もあまりないためスムーズに打てる」と好評でした。インターフェースも必要十分で、USB Type-Aは3個・USB Type-Cは1個備えています。DVDドライブが搭載されているので、映画鑑賞も楽しめます。WEBカメラとマイクの性能が高いため、Web会議用に外づけデバイスは必要ありません。比較したHDの商品には顔の表情がぼやけるものもありましたが、本商品はフルHDのためはっきりと映りました。マイクも自動でノイズが除去され、男女の周波数問わず声がクリアに聞こえます。執筆時点のECサイトの価格は13万円台と手が出しやすい価格帯ながら、デスクワークをするのに困らない処理性能・機能を備えた一台です。評判どおり画面もきれいで、スピーカーの音質も良好でした。メーカーが謳うように臨場感を味わえるので、動画・映画観賞用のPCはほしい人にもぴったりです。ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょう。
Dell S2722DCは、デスクワークが捗るPCモニターを探している人におすすめです。27インチかつ高解像度のWQHDで、画⾯分割しても見切れず小さな文字までくっきり映ります。比較した多くの商品になかったピボット機能つきで、縦画面での使用も可能。スタンドは高さや上下左右の角度を柔軟に変えられ、使用環境に合わせて細かな位置調整をしやすいでしょう。実際に専門機器で測定したディスプレイ性能も優秀です。色の差を示すdE値は平均2.01と小さく、⾚・⽩⾊でやや誤差はあるものの全体的に高精度でした。比較したなかには3~4以上と誤差が大きく出たものもあったなか、デザインや動画制作にも活躍するスペックといえます。BT.2020の70.4%をカバーしており、⾊域の広さも十分。色鮮やかな映像を映し出せるでしょう。HDMIが2つ、Type-C・Type-Aが各1つとインターフェースも充実。Type-Cケーブル1本で出⼒・給電が完結するので、デスク周りの配線をすっきりさせられます。台座の奥⾏きも17.5cmと比較したなかでもコンパクトなので、作業スペースを広く使えますよ。スピーカーも内蔵されており、音質にこだわりがなければ外付けスピーカーも必要ありません。⼀⽅で、コントラスト⽐は実測値で221:1と低め。メーカー公称値の1,000:1には届かず、映画やゲームなどでメリハリある映像を楽しむには物足りない可能性があります。デスクワークには十分な性能ですが、気になる人は8種類のカラーモードを活用して見え方を調節しましょう。公式サイトでの価格は28,800円(※2024年10月時点)とやや高価格ですが、総合的に見てもディスプレイ性能と使い勝⼿は申し分のない1台です。デスクワーク⽤のPCモニターを探している人は、ぜひ候補に入れて検討してくださいね。<おすすめの人>デスクワークにぴったりな⾼品質なモニターを探す人デザイン制作や動画制作に使いたい人デスク周りをすっきりさせたい人<おすすめできない人>ゲームや映画鑑賞メインで使いたい人
EIZO FlexScan EV2781は、PCモニターをお探しのすべての人におすすめです。直射日光・外光を遮断して実際に色の正確さを測定すると、定量指標のDeltaEの値は1.33dEと優秀な数値でした。比較したなかには規格からズレて白が黄味がかる商品もありましたが、こちらは赤味がやや強く出た程度。全体の色の誤差は非常に少なく、デザイン制作に使いたい人にもぴったりです。色域の範囲も幅広く、口コミどおり鮮やかな映像が映ります。実際に色味を測定すると、自然界に近い色域の規格であるBT.2020の色域カバー率は68.9%と好記録に。比較したなかには彩度に欠ける商品もあったのに対し、全体平均の約65%(※執筆時点)を上回りました。表現できる色が豊富で、深みのある映像を楽しめるでしょう。メリハリも感じられます。黒と白の輝度を測定してだしたコントラスト比は947:1で、公称値の1,000:1と同等の結果に。比較したなかには300:1以下のものが多かったのに対し、明暗がはっきり映ります。「文字がややにじんで見える」との口コミに反し、視認性の高い映像を映し出せました。接続端子は8つと充実。USB Type-C1本で給電・出力ができ、デスク周りをすっきり使えますよ。モニターは高さ調節・上下左右の角度調整ができる仕様で、楽な姿勢で作業できます。「画面の調整がしにくい」との口コミに反し、設定の変更はタッチパネルで直感的な操作が可能。カラーモードは4種類と少ないものの、縦長コンテンツを見るのに便利なピボット機能もありました。公式サイトの価格は税込79,970円(※執筆時点)と、比較したなかでは値が張る本商品。とはいえ、映りのよさと機能性を兼ね備えた優秀な1台です。デザイン制作や動画視聴など、幅広い用途に活用できるので、ぜひチェックしてみてください。
Pixio PX248 Waveは、デザイン性の高いFPS・TPS用のモニターをお探しの初心者におすすめです。低価格帯でありながら、画面の滑らかさを表すリフレッシュレートは最大200Hzと高め。比較したなかには、本商品の2倍以上の価格帯の商品でも200Hzを下回る商品がありました。こちらは応答速度も1msと高速で、敵の動きを見逃しにくいでしょう。暗部に隠れた敵を見つけやすくするナイトクリアビジョン機能を細かく設定できるのも長所。比較したなかには非搭載だった商品もあったのに対し、100段階から選べます。映像のズレや遅れを軽減するFreeSyncやオーバードライブにも対応。黒挿入機能はないものの、FPS・TPSに必要なスペックを十分装備し、「ゲームに有利」という謳い文句にも納得です。色域が広いのもうれしいポイント。実際にBT.2020の色域をどれだけ表現できるかチェックしたところ、カバー率は71.55%と良好でした。比較した全商品の平均58.56%(※2025年3月時点)を大きく上回り、「発色が悪い」という口コミを払拭。緑は弱めですが、赤と青はしっかりと鮮やかに出力され、彩り豊かなゲームの世界を楽しめます。設定では色域・輝度・コントラスト・シャープネスの調節も可能。プリセットは4つと少なめですが、色は色温度・色相・彩度・ガンマ値をそれぞれ設定できます。解像度はフルHDで、比較した4KやWQHDの商品と比べるとRPGなど美麗さが売りのゲームを楽しむには物足りないものの、FPS・TPSには十分。「画質が荒すぎる」という口コミほどではありません。本体カラーが全7種類と豊富なのも特徴。自分の好みやほかの周辺機器に合わせやすく、デスク環境を追求したい人にぴったりです。しかし、スタンドが前後の角度しか調節できないのは気になるところ。「遅延を感じない」との口コミどおり、動きが速いゲームでもなめらかに映せますが、自分好みに高さや角度を調整したい人はほかの商品を検討してくださいね。<おすすめな人>低価格の商品から性能のよいものを選びたい人はじめてFPS・TPS用のモニターを購入する人デザイン性にこだわる人<おすすめできない人>角度や高さを自分好みに調節して設置したい人予算度外視で性能にとことんこだわる人RPGなどのゲームを美麗な映像で楽しみたい人
Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8は、快適にデスクワークを行いたい人におすすめです。処理性能はミニPCとしては優秀で、専用ソフトで測定したCPUのベンチマークスコアは平均9,609ptsを記録。比較した多くの商品が2,000pts台だったのに対し、高スコアを記録しました。実際にさまざまなアプリを起動させても、カクつきや動作の重さは気になりません。画像処理性能を示すGPUの性能もおおむね良好でした。専用ソフトでGPUスコアを計測したところ、840.33ptを記録。比較した商品は400pt未満のものが多かったので、CPU同様に高スコアといえます。3Dゲームや動画編集など高負荷の作業には物足りないものの、CPU性能やメモリ容量などを加味すると、2Dゲームなら快適に動作するでしょう。接続端子も必要なものは一通りそろっています。USB Type-A×4・USB Type-C×2・HDMI・DisplayPortがあるので、複数のモニターや周辺機器を接続できますよ。新規格のM.2 SSDを増設できることも魅力です。比較したほかの商品は従来規格の2.5インチSSDに対応しているものが多かったのに対し、こちらはより高速化を図れます。拡張性が高いので、サブPCとして幅広い用途に使用可能です。排熱性能はそこまで高くないものの、パフォーマンスが落ちる心配もないでしょう。実際に高負荷をかけて温度を測ったところ、CPUパッケージは平均88.67℃、ディスクは平均42℃でした。比較した商品にはより排熱性能が高いものもありましたが、こちらも使用には支障ないレベルです。デスクワークには十分な処理性能を備えているだけでなく、縦置きにして省スペースで設置できるところも便利な点です。デスク周りをスッキリ整理できるので、ミニPC選びに迷ったらぜひ検討してみてください。<おすすめの人>デスク周りをスッキリ整理したい人デスクワークに使いたい人増設して処理性能をアップさせたい人<おすすめできない人>3Dゲームや動画編集に使いたい人
オーエスのMP-100HM-K1-WF204は、壁に穴を開けられる環境なら第一候補にしてほしい商品です。壁に固定する工事は必要ですが、設置後は準備や片付けがスムーズ。半自動でスクリーンが巻き上がる手動スプリング式のため、比較した手巻き式のように自分でスクリーンを巻く手間がかかりません。使わないときは、邪魔にならないように巻き上げておけます。ゆがみのない映像を楽しめるのも魅力です。18.1kgと重くしっかりと自重がかかるため、スクリーンのたわみは気になりません。エアコンの「強」程度の風が当たっても揺れは抑えられていました。比較した商品には軽さゆえにスクリーンがたわんだり、風にあおられたりするものも。対してこちらは、風が当たる場所で使っても安定感がありますよ。どの角度からでも試聴しやすいのも大きなメリットです。専用機器で光度を測定したところ、正面と45度の位置との明るさの差は、わずか17cd/m2でした。比較したなかには見る角度によってザラつきが生じたものもありましたが、本品は反射のムラが少なめです。斜めからでも快適に視聴できるので、大人数でも映画鑑賞やゲームを楽しめます。色の再現性も優秀です。色の誤差の少なさを示すΔEを測定したところ、1.1とほぼ誤差はありませんでした。比較した一部商品はやや黄色味を強く感じたのに対し、本品は発色が自然。色を正確に再現できるので、プロジェクターの性能を存分に発揮できますよ。壁固定式のため、壁に穴を開けられない賃貸にお住いの人・持ち運びたい人には不向きですが、手軽にきれいな映像を楽しめる商品です。工事ができる環境であれば、ぜひ購入を検討してみてくださいね。<おすすめの人>たわみのない、きれいな映像を楽しみたい人準備・片付けが楽なものを選びたい人大人数で映画鑑賞やゲームを楽しみたい人<おすすめできない人>賃貸住宅にお住いの人