JN-IPS2381FHDR-C65W-HSP-W
JAPANNEXT JN-IPS2381FHDR-C65W-HSP-Wは、デスクワーク用の手頃なPCモニターを探している人におすすめです。コントラスト比は実測値で1129:1とほぼスペックどおり高く、くっきりとメリハリある映像を楽しめます。色味はやや赤色が強調されるものの単体ではさほど気にならず、比較した上位のモニターと並べてわかる程度。執筆時点で約2万円とお手頃ながら、資料作成やウェブブラウジングには十分な画面性能です。HDMI・DisplayPort・Type-Cなど主要な映像出力端子に対応しており、インターフェースも充実。Type-C端子は給電・出力の両方に対応しており、PCとの接続がケーブル1本で済むところも魅力です。比較した一部商品にはなかったスピーカー機能もあり、音質にこだわらなければ別途スピーカーを用意する必要もありません。買ってすぐに使い始められるうえ、デスク周りもごちゃつきにくいでしょう。付属のスタンドは高さ調整に加えて、上下・左右の角度調整が可能。VESAマウントに対応しており、市販のモニターアームも取りつけられます。比較したなかでも数少ないピボット機能により画面を縦向きにもできるため、ブログの執筆やコードリーディングにもぴったりです。プリセットのカラーモードも6種類と多く、好みの設定を見つけやすいでしょう。ただし、画面サイズは23.8インチと小さく、画面を2分割して作業すると見切れてしまいます。コンパクトに置ける点はメリットですが、ブラウジングをしながら文章をまとめるなどの作業を効率よく行いたい人は、視認性とサイズのバランスがよい27インチを検討しましょう。加えて、カバーできる色域も58.2%と広くなかったので、映画鑑賞では画に深みが物足りないと感じるかもしれません。とはいえ、一般的なオフィスワークや普段使いには十分な性能を備えており、非常にコスパの高い1台です。低予算でPCモニターを試したい人は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
LenovoのL27h-4Aは、PCモニターをお探しのすべての人におすすめです。「画面は明るく、発色も悪くない」との口コミどおり、高精細なディスプレイが魅力。色の正確性に優れており、画像編集やデザイン作業にもぴったりです。色の誤差を示すdE値を専用ソフトで測定すると、1.59dEと優れた数値を記録。比較した商品のなかには6.03dEと大きなズレが生じたものもあった一方、こちらは色の誤差が少なく正確に再現できる性能です。色域の広さも十分で、多彩な色を表現できます。実際に測定したところ、超広色域の規格であるBT.2020を69.5%もカバーできました。コントラスト比も高く、実測で1254:1を記録。比較したなかには169:1と映像がのっぺり感じられる商品もありましたが、こちらは暗部から明部まで映像にメリハリがありました。鮮やかで迫力のある映像を楽しめるため、映画鑑賞用途にもぴったりです。1秒間に何回画面を書き換えられるかを表すリフレッシュレートは100Hzと、一般的なデスクワーク用モニター標準値である60Hzより高速でした。応答速度は1msと高水準で、ゲームにも十分対応できます。また、「USB Type-C1本で映像の出力・充電が行えて、机がすっきりする」との口コミどおりインターフェースが充実しており、USBハブやドッキングステーションの役割を果たせる点も便利です。スタンドは高さと上下左右の角度が調整ができ、作業姿勢に合わせて使いやすい仕様。VESAマウントに対応し、モニターアームでの取り付けも可能です。また、比較したなかでは非対応の商品も多いピボット機能もあり、縦長でも使用できます。「設定ボタンが使いやすい」との口コミもあるように、ジョイスティックで直感的に操作できる点もよいところです。高性能ながらも29,700円(※2025年6月時点)と比較的手に取りやすい価格も魅力のひとつ。幅広い用途に活用できるため、PCモニター選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してくださいね。<おすすめの人>画像編集やデザイン制作で使いたい人インターフェースが充実したモニターがよい人作業姿勢に合わせて細かく位置調整したい人<おすすめできない人>なし
Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8は、快適にデスクワークを行いたい人におすすめです。処理性能はミニPCとしては優秀で、専用ソフトで測定したCPUのベンチマークスコアは平均9,609ptsを記録。比較した多くの商品が2,000pts台だったのに対し、高スコアを記録しました。実際にさまざまなアプリを起動させても、カクつきや動作の重さは気になりません。画像処理性能を示すGPUの性能もおおむね良好でした。専用ソフトでGPUスコアを計測したところ、840.33ptを記録。比較した商品は400pt未満のものが多かったので、CPU同様に高スコアといえます。3Dゲームや動画編集など高負荷の作業には物足りないものの、CPU性能やメモリ容量などを加味すると、2Dゲームなら快適に動作するでしょう。接続端子も必要なものは一通りそろっています。USB Type-A×4・USB Type-C×2・HDMI・DisplayPortがあるので、複数のモニターや周辺機器を接続できますよ。新規格のM.2 SSDを増設できることも魅力です。比較したほかの商品は従来規格の2.5インチSSDに対応しているものが多かったのに対し、こちらはより高速化を図れます。拡張性が高いので、サブPCとして幅広い用途に使用可能です。排熱性能はそこまで高くないものの、パフォーマンスが落ちる心配もないでしょう。実際に高負荷をかけて温度を測ったところ、CPUパッケージは平均88.67℃、ディスクは平均42℃でした。比較した商品にはより排熱性能が高いものもありましたが、こちらも使用には支障ないレベルです。デスクワークには十分な処理性能を備えているだけでなく、縦置きにして省スペースで設置できるところも便利な点です。デスク周りをスッキリ整理できるので、ミニPC選びに迷ったらぜひ検討してみてください。<おすすめの人>デスク周りをスッキリ整理したい人デスクワークに使いたい人増設して処理性能をアップさせたい人<おすすめできない人>3Dゲームや動画編集に使いたい人
ニトリ 遮光ロールスクリーンは、はじめてプロジェクタースクリーンを使う人におすすめです。天井やカーテンレールに固定するロールスクリーン式のため、取り付け後は上げ下げするだけで使えました。比較した自立式の商品のように毎回準備・片付けをする手間がなく、使わないときはそのままカーテンや部屋の間切りとして設置しておけます。「少しゆがみが出る」との口コミに反して、映像のゆがみはほぼ気になりません。光をしっかり反射できていたのも利点です。実際に裏面を使用してほぼ正面の5度・45度の位置から同じ地点の光度を測定したところ、誤差は25cd/mと抑えられていました。光を均一に反射できており、ギラつきを感じにくいといえます。色の再現度も高く、色差を表す数値のΔEは1.6と大きな誤差は生じませんでした。光の反射・色ともに両面で試しましたが、裏面のほうが数値はよい結果に。表面はざらっとした手触りなのに対し、裏面はつるっと光沢があるためか、裏面の方が光が反射しやすく色味もきれいに出ました。美しい映像を楽しみたいなら、裏面を使いましょう。しかし重量が1kgとかなり軽い分、たわみやすく風の影響を受けやすいのはネックです。実際に風を当てると、弱い風量ですら揺れてしまいました。エアコンや扇風機から離す必要があり、設置場所を選びます。また固定して使用するため、基本的に持ち運びはできません。取り外しは可能ですが、移動して使いたい人には不向きです。スクリーン専用ではないものの、映像の見づらさはほぼ感じません。公式サイトでの販売価格が2,990〜7,990円と手頃(※)かつ、インテリアになじみやすいデザインなのも魅力です。とはいえ、上位商品には風の影響を受けにくい・持ち運びやすいものもありました。場所を選ばずに使いたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。2025年2月時点<おすすめな人>スクリーンを単体で買うのに抵抗感のある人コストをあまりかけたくない人きれいな映像を手軽に楽しみたい人<おすすめできない人>いろんな場所に持ち運んで使いたい人空調に近い場所に設置したい人
HUAWEI MateView GT 34インチ ZQE-CAAは、仕事にも普段使いにも便利な商品がほしい人におすすめです。色の正確性は優秀で、専用ソフトで色味のズレを測定したところ、2.24dEに収まりました。比較したなかには5.70dEと誤差の大きい商品もありましたが、こちらは色の正確性が求められる画像編集やグラフィックデザインなどの用途にも使用できるレベルです。ゲームも自然な色味でプレイでますよ。解像度は、細部まで鮮明な映像を映し出せるUWQHDに対応。超広色域の規格であるBT.2020を68.16%をカバーしていました。比較した一部商品はカバー率が60%前後にとどまったのに対し、こちらは色域が広いので鮮やかで見応えある映像を楽しめますよ。ややメリハリには欠けますが、「映画はきれいな発色で鑑賞できる」との口コミにも納得でした。34インチと大画面の湾曲モニターで、視界いっぱいに映像が広がることも魅力。画面中央と端では色味に若干の違いはありますが、「予想以上に没入感がある」との口コミどおり、没入感のある映像体験を楽しめます。スクロールの動きも滑らかです。しかし、応答速度は4msと遅めだったので、FPSなどの動きの速いゲームでは残像感が気になる可能性があるでしょう。ゲームサウンドを楽しみたい人にもおすすめです。実際に映画を視聴したところ、声の輪郭がはっきりとしていてセリフが明瞭に聴こえました。比較した一部商品は音がこもりがちだったのに対し、こちらはヘッドホンなしでも動画視聴やゲームを楽しめるほどの高音質です。「音質はかなりいい」との口コミがあるのにも頷けます。給電の出力は4.67W低くPCの給電には物足りないものの、1本で出力・給電が可能なType-C接続に対応している点も便利です。スタンドは高さと上下の角度調整が可能で、好みのポジションに合わせやすい設計でした。アダプターレスのため、デスク周りをすっきり整えられますよ。これといったデメリットがなかったので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。<おすすめの人>映画鑑賞やゲームプレイの臨場感を重視する人グラフや資料作成、画像編集などのデスクワークで使いたい人スピーカーの音質を重視する人<おすすめできない人>FPSやレースゲームなど動きの激しいゲームが好きな人
オーエスのMP-100HM-K1-WF204は、壁に穴を開けられる環境なら第一候補にしてほしい商品です。壁に固定する工事は必要ですが、設置後は準備や片付けがスムーズ。半自動でスクリーンが巻き上がる手動スプリング式のため、比較した手巻き式のように自分でスクリーンを巻く手間がかかりません。使わないときは、邪魔にならないように巻き上げておけます。ゆがみのない映像を楽しめるのも魅力です。18.1kgと重くしっかりと自重がかかるため、スクリーンのたわみは気になりません。エアコンの「強」程度の風が当たっても揺れは抑えられていました。比較した商品には軽さゆえにスクリーンがたわんだり、風にあおられたりするものも。対してこちらは、風が当たる場所で使っても安定感がありますよ。どの角度からでも試聴しやすいのも大きなメリットです。専用機器で光度を測定したところ、正面と45度の位置との明るさの差は、わずか17cd/m2でした。比較したなかには見る角度によってザラつきが生じたものもありましたが、本品は反射のムラが少なめです。斜めからでも快適に視聴できるので、大人数でも映画鑑賞やゲームを楽しめます。色の再現性も優秀です。色の誤差の少なさを示すΔEを測定したところ、1.1とほぼ誤差はありませんでした。比較した一部商品はやや黄色味を強く感じたのに対し、本品は発色が自然。色を正確に再現できるので、プロジェクターの性能を存分に発揮できますよ。壁固定式のため、壁に穴を開けられない賃貸にお住いの人・持ち運びたい人には不向きですが、手軽にきれいな映像を楽しめる商品です。工事ができる環境であれば、ぜひ購入を検討してみてくださいね。<おすすめの人>たわみのない、きれいな映像を楽しみたい人準備・片付けが楽なものを選びたい人大人数で映画鑑賞やゲームを楽しみたい人<おすすめできない人>賃貸住宅にお住いの人