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日本の年収の平均・中央値は?年齢・男女・職種・地域別に紹介

日本の年収の平均・中央値は?年齢・男女・職種・地域別に紹介

その人の状況によって大きな差が生じる年収の中央値。会社員の平均年収はどれくらいなのか、世間の相場と比べて自分の年収はどこに位置しているのかなどが、気になる人も多いのではないでしょうか。


本記事では、年代・男女・職種・都道府県別などの条件別の年収中央値を詳しく解説します。年収アップの方法についても紹介するので、自分の年収の位置を理解したうえで給与を上げたい人は最後までチェックしてみてください。

2024年03月01日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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年収の中央値と平均値とは?

年収の中央値と平均値とは?

年収の中央値とは、金額が低い順または高い順に並べたときにちょうど真ん中にくる年収のこと。それに対して、平均値は計算するすべての人の年収を合計して人数で割った値です。中央値は平均値のように年収が極端に高い人や低い人に影響されないため、より実際の数値に近いデータを算出できます。


例えば、年収がそれぞれ150万円・300万円・550万円・700万円・1200万円の5人がいる状況を考えてみましょう。平均値を求めるときは、5人の年収を足して人数の5で割ると平均値は580万円です。中央値とは、真ん中に位置する550万円を指します。


中央値の方が平均値より一般的な値を表すため、より実態に近い年収額を知りたいなら中央値をチェックしましょう。

日本の年収中央値は350万円

日本の年収中央値は350万円

転職サービスdodaに登録した人を対象にしたアンケートでは、年収中央値は350万円でした(引用:転職サービスdoda)。


同アンケートでは300〜400万円未満の割合が一番多くて32.7%を占めており、次いで300万円未満が23.8%となっています。年収が300万円未満と300万円~400万円未満の人の割合を合わせれば半数を超えるため、半数以上の世帯で年収が400万円以下だとわかるでしょう。


また中央値ではなく平均値に注目すると、403万円と若干高くなります。先ほど解説したとおり平均値は極端に高い人の年収額に引っ張られるため、同アンケートで1.7%存在する年収1,000万円以上の人に影響されたと考えられるでしょう。

男女・年齢別の年収中央値

年収の中央値は男女別だと男性が高い傾向にあり、年齢別では高くになるにつれて上がるのが一般的です。ここからは、男女・年齢別の年収中央値の詳細を解説します。また以下で紹介する年収の数字は、転職サービスdodaを参考にしました。

20代の年収中央値:310万円。男女差が最も小さい年代

20代の年収中央値:310万円。男女差が最も小さい年代

20代の年収中央値は310万円で、男女差が全年代で最も小さい特徴があります。20代は社会人としてスタートを切ったばかりの人が多く、役職に就いたり昇給があったりすることもそれほど多くないことから、給料の差もほかの年齢に比べて生じにくいと考えられるでしょう。


例えば20代全体の年収中央値は、男性350万円・女性300万円と50万円ほど高い結果です。特に20歳の年収中央値は男性250万円・女性240万円と、男性と女性でわずか10万円ほどしか差が生じていません


ただし28歳では男性400万円・女性340万と60万円の差、29歳では男性400万円・女性が350万円と50万円の差と、20代後半になると差が大きくなる傾向です。昇進などで給料が増えたり、非正規職員の数が減ってフルタイム勤務している正職員が増えたりするなどで徐々に差が出てくると考えられます。

30代の年収中央値:400万円。男女間の年収差が生まれ始める

30代の年収中央値:400万円。男女間の年収差が生まれ始める

30代の年収中央値は400万円で、男女差は30代からより大きくなっていきます。


女性は結婚や子育てなどで退職・転職をすることが多く、勤務形態も正社員からパートなどの短時間勤務に変わる傾向です。一方で男性は管理職ポジションに就き始めることが増えてくるため、男女差が開きやすい年代だといえます。


例えば30代男性の年収中央値は、男性450万円・女性350万円と100万円の差が生じました。特に39歳では、男性490万円・女性350万円と年収差が140万円です。


日本は約10年ごとに男女雇用機会均等法を改正しており、男女が等しく就労の機会を得る方向を目指しているものの、依然として男女の年収差は埋まっていないのが現状です。

40代の年収中央値:450万円。男性の年収中央値が高くなる

40代の年収中央値:450万円。男性の年収中央値が高くなる

40代の年収中央値は450万円で、男性の中央値が高くなることもあって男女差が30代よりさらに開いていきます。


子どもの進学によって育児が落ち着くものの、正社員として復帰できずに契約社員やパートの人も少なくないことが、女性の平均値を下げるひとつの原因でしょう。それに対して男性は正規雇用が多く、管理職などの役職に就く人も増えるため、40代は後半に行くほど年収中央値が引き上がる傾向です。


実際に40代の年収中央値は、男性500万円・女性が350万円と150万円ものが差が生じています。特に46・47歳は150万円差、48歳は140万円差、49歳は147万円差と後半でより差が大きくなるのが現状です。


ただし、女性だからといって収入アップが必ずしも難しいわけではありません。すでに持っているスキルや実績を活かして高待遇の企業への転職を目指したり、資格を取得して資格手当を狙ったりするなどで対処することも十分可能です。

50代の年収中央値:500万円。男女ともに年収のピークを迎える

50代の年収中央値:500万円。男女ともに年収のピークを迎える

50代の年収中央値は500万円でどの年代よりも一番中央値が高く、男女ともに年収のピークを迎えることがわかりました。


男女ともに40代までの頃よりも高い役職へ昇進したり、経営に関わる仕事へ就いたりして50代が年収のピークになります。それとともに、これまでのキャリアの影響などから男女差の開きも大きくなるのが現状です。


50代の年収の中央値は、男性600万円・女性が360万円で差額が240万円と、どの世代よりも最も大きい金額に。特に50代最後の59歳では、男性650万円・女性400万円と差額が250万円まで開く結果です。


50代でピークを迎えた年収は、60代になると定年退職や再雇用などで下がり始める傾向にあります。年収においては、これまでのキャリアやスキルがより重視される年代だといえるでしょう。

職種別の年収中央値

年収中央値が高い上位の職種は、医師・ファンドマネジャー・投資銀行勤務です。ここからは、各職種の年収中央値と年収が高い理由を詳しく解説します。また以下で紹介する年収の数字も、転職サービスdodaを参考にしました。

医師の年収は最も高い。中央値は855万円

医師の年収は最も高い。中央値は855万円

医師の年収中央値は855万円と、全職種のなかでも最も高いのが特徴です。


医師の年収が高い理由には、長期間の学習をして膨大な知識を身につけたうえで緊急時に対応する必要があるなど、激務をこなす職業であることが考えられます。出産から老後の疾患まですべての人が頼りにするなど、社会的な需要の高さも理由のひとつです。


上述したように医師の年収中央値は855万円ですが、平均値は1,027万円で中央値と比べて約200万円もの差が生じています。最新技術を導入した病院に勤務していたり、開業医として成功したりと極端に高い収入を得ている人もいることがこの差額に繋がっていると考えられるでしょう。


医師は高収入を得られる代表的な仕事のひとつですが、患者の命を預かって適切な治療をする必要があったり、必要な薬を処方したりと重い責任がともないます

ファンドマネジャー・ディーラーの年収中央値は710万円

ファンドマネジャー・ディーラーの年収中央値は710万円

投資信託会社などに在籍して顧客の資産を運用する、ファンドマネジャー・ディーラーの年収中央値は710万円です。


ファンドマネジャー・ディーラーの年収が高い傾向にあるのは、投資家から多額のお金を預かって運用し、資産を増やすことを求められる責任の重さが理由に挙げられます。実績主義の企業が多いことから結果を求められる頻度が高く、日々勉強をし続けて世界の情勢に気を配る必要もあるなど、求められる仕事のクオリティの高さも理由のひとつに考えられるでしょう。


上記したようにファンドマネジャー・ディーラーの年収中央値は710万円ですが、平均年収は845万円と差額は135万円です。これは成果を出すほどインセンティブが基本給に上乗せされたり、独自のインセンティブ・ポイントなどの取り組みを実施したりしているなど、年収が上がる仕組みを導入している会社が多数あることが要因に考えられます。

大口顧客を対象とする投資銀行勤務の年収中央値は700万円

大口顧客を対象とする投資銀行勤務の年収中央値は700万円

投資銀行勤務の年収中央値は700万円です。この仕事は政府や機関投資家などの大口顧客の証券を引き受けて資金調達を行ったり、M&Aの仲介や財務のアドバイザーなどを担当したりします。


投資銀行勤務は高度なスキルや専門性が求められるため、結果的に年収が高くなりやすいのが特徴です。例えば日系・外資ともに英語力は必須スキルで、法務・税務・会計を始めとする幅広い知識や経験も求められます。


上述したように年収中央値は700万円ですが、平均年収は850万円と約150万円の差があるのが現状です。外資系は年収が高くなりやすい反面、業績が悪ければリストラされてしまうケースもあります。実力主義でハイリスクハイリターンな職業であることを理解しておきましょう。

都道府県別の年収中央値ランキング

都道府県別で年収の中央値が高いのは、東京都・神奈川県・千葉県です。ここからは、3つの都県の年収中央値と年収が高い理由を詳しく解説します。また以下で紹介する年収の数字も、転職サービスdodaを参考にしました。

東京都の年収中央値は400万円で最も高い

東京都の年収中央値は400万円で最も高い

東京都の年収中央値は400万円と、47都道府県のなかで最も高い金額になりました。


東京都は人口密度が高くて商品・サービスが売れやすいため、企業の売上も増えやすい傾向にあります。そのため数多くの大企業が集まっていて入職先の選択肢も多いことから、優秀な人材が集中して年収が高くなりやすいと考えられるでしょう。


男女別の年収中央値を見てみると、男性420万円・女性350万円と両方とも47都道府県のなかで最大の金額です。ただし東京都は物価が高いため生活レベルが上がりやすく、求人数も多いためライバルも増えやすいことを理解しておきましょう。

日本最大の工業地帯を有する神奈川県の年収中央値は377万円

日本最大の工業地帯を有する神奈川県の年収中央値は377万円

各分野の製造業が盛んな、神奈川県の年収中央値は377万円です。日本最大級の京浜工業地帯を有しているほか、横浜港は古くから外国交流の窓口となっていて貿易なども活発に行われていることから多くの企業が神奈川県にあります。


日産自動車や富士通など有名企業が本社を置いているほか、近年ではコロナ禍の影響で本社を東京都から神奈川県に移す企業も増えていることが、年収に影響していると考えられるでしょう。


男女別の年収中央値を見てみると、男性420万円・女性330万円と両方とも47都道府県で2位の金額です。大企業の本社に加えて支社も多数存在することから、転職しやすいエリアのひとつといえます。

千葉県の年収中央値は360万円。さまざまな分野で高い生産力を誇る

千葉県の年収中央値は360万円。さまざまな分野で高い生産力を誇る

さまざまな分野で高い生産力を誇る、千葉県の年収中央値は360万円です。


東京都内への通勤者が多いことから給与水準自体も高くなりやすいため、高収入家庭が多いと考えられます。東京都と神奈川県ほどではないものの日本を代表する企業の本社や拠点が多く、高収入を得ている農家も多いことも年収に影響している可能性があるでしょう。


男女別の年収中央値を見てみると、男性は400万円・女性は310万円です。千葉県は製造業・情報通信業・観光業など豊富な業種のなかから転職先を選べるため、希望する求人も見つけやすい環境だといえます。

年収アップを目指すための方法

年収アップするための方法は、スキルを磨いて昇進・昇格を目指す、隙間時間で副業をする、給料の高い職場に転職するなどが挙げられます。以下では年収をアップさせるための3つの方法を紹介するので、自分に合った方法を見つけてみてください。

スキルを磨いて昇進・昇格を目指す

スキルを磨いて昇進・昇格を目指す

現職で役立つ資格を取得してスキルを磨き、昇進・昇格を目指すのが年収アップを目指す方法のひとつ。スキルアップをして目に見える業績を残すと、企業の条件によっては年収アップが可能です。


昇進に役立つ資格・検定には、ITパスポート・日商簿記・TOEICなどがあります。これらの資格を取得することで昇進や昇格の条件を満たせる場合があるため、積極的に取得を目指してみるといいでしょう。


資格取得を目指す際は、どの資格が昇進の条件に当てはまっているのかを確認する必要があります。企業によって条件が異なるため、労働契約書を確認したり上司に相談したりしてみましょう。


以下の記事では、おすすめの通信講座と資格スクールをランキング形式で紹介しています。資格を選ぶ際のポイントや通信講座の選び方も解説しているため、資格取得に興味がある人は参考にしてみてください。

隙間時間で副業をする

隙間時間で副業をする

隙間時間に副業をすることも、収入を増やす方法のひとつです。クラウドソーシングサイトなどにスキル不要の案件が多数募集されているため、空いている時間を利用して取り組めば収入を増やすことができます


アンケートに答えて報酬を受け取るアンケートモニター、エクセルなどにデータを入力するデータ入力、商品の画像や説明文などを入力するネットショップの出品代行などがあるため、自分に合う案件を見つけて挑戦してみましょう。


ただし、副業によって体調を崩してしまうなどの本業に支障が出るリスクがある点には注意が必要です。副業での収入がどのくらい欲しいのか、1日にどれくらいの時間を副業に割り当てられるのかなどの状況を把握して無理なく活動しましょう。

給料の高い職場に転職する

給料の高い職場に転職する

給料の高い会社や業界を狙って職場を変えるのも、年収アップの方法のひとつです。


同じ業種の給与水準の高い会社に転職することで、仕事内容はそれほど変わらずに収入を上げられる可能性があります。市場規模が拡大しているなどの業界の同じ職種に転職することでも、前職のスキルや経験を活かして収入アップを期待することもできるでしょう。


例えば現在の年収が300万円だったら、同じ業種で年収500万円の求人の応募条件を満たしていれば、転職することで年収を上げることができます。現在食品・生活消費財メーカーの会社で営業職として勤務しているなら、求人ニーズの高いIT業界の営業職に転職することでも年収アップを狙えるでしょう。


転職をするときには、転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職サイトは、業種や職種などの希望する条件で求人を探すことができます。転職エージェントでは、専門のアドバイザーから自分にあった求人の紹介を受けることが可能です。


以下の記事では公開求人数や公式サイトの使いやすさに着目し、おすすめの転職サービスを比較検証しました。転職で年収アップを狙いたい人は参考にしてみてください。

転職エージェントおすすめTOP5

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