新生児から約4か月頃まで使用するおくるみ。アフガンやスワドルとも呼ばれていて、フードつきや動物モチーフのデザインなどかわいいものがたくさんあります。しかし素材1つとってみても、ガーゼやコットンなどさまざま。そもそも退院時に必要なのかどうかも悩ましく、購入に踏み切れずにいませんか?
今回は、おくるみのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。春夏向け・秋冬向け・オールシーズンタイプなど幅広く登場しますよ。おしゃれなものもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ベビーグッズの企画、開発、販売をトータルに携わること30年。現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして育児情報を発信。ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。延べ1800人のパパママに育児グッズ講座を開催。新米ファミリーの育児を助けるオリジナルベビー服「ラクラクふわふわバルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。 メディア歴:「おはよう日本」(NHK)
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
おくるみとは、赤ちゃんの体をやさしく包む布のことです。生まれたてで首がすわっていない赤ちゃんは、抱っこも一苦労。おくるみがあれば、ふにゃふにゃの新生児でも抱っこしやすいのがメリットです。はじめて赤ちゃんが外に出る退院時も、おくるみで包んであげると抱っこしやすいので、出産祝いにもうってつけ。
寝たあとのモロー反射(赤ちゃんの手足がビクッとなること)予防も期待できるため、赤ちゃんがすぐに起きてしまうと悩んでいるママにもおすすめです。手足までくるむとママのおなかの中にいる感覚になり、寝つきがよくなることもあります。
なお、頻繁に使用するのは、おもに新生児~4か月頃までです。バスタオルでも代用可能ですが、おくるみとして販売されているものは、サイズ・形・素材が赤ちゃん向けで使いやすいというメリットがあります。授乳ケープやおむつ替えシートとして外出先でも気軽に使用できますよ。
おくるみを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ひとくちにおくるみといっても、素材はいろいろあります。赤ちゃんの生まれる季節やその後の使い方によって、快適に使えるものを選びましょう。
季節を問わず使えるものがいいなら、綿素材のものを選びましょう。吸放湿性がよく赤ちゃんの汗をしっかり吸い取って放出するため、蒸れにくく快適に過ごしやすいのが魅力です。
肌触りもやわらかく、合成繊維と比べて静電気が起こりにくいというメリットも。保温力がほしいなら、中綿が入ったキルティング加工のものを選ぶのもよいでしょう。しわになりにくく洗濯もしやすいので、頻繁にお手入れしたい人にもおすすめです。
暑い時期に使えるものを探しているなら、薄手のガーゼやパイル地をチェックしてみましょう。寒暖差が激しく体温調整がしづらい春先や、夏場の冷房から赤ちゃんを守るのにぴったりです。
汗を吸い取りやすい素材なので、汗ばむ季節にうってつけ。暑い時期だけでなく、寒い時期のプラス1枚としても役立ちます。おくるみとして使わなくなっても、バスタオル・授乳ケープとして使いまわせる、汎用性が高い素材です。
秋冬の寒い時期にしっかり保温してあげたいなら、もこもこ感が心地よいフリースやボアをチェックしましょう。ポリエステルやアクリルのような保温力の高い化繊素材を使用したものが多く、起毛しているためふんわりした手触りも魅力です。
よりかわいく赤ちゃんをくるみたいなら、動物のような毛並み感のボアがおすすめ。薄手のものがいいなら、フリースを選ぶとよいでしょう。フリースは速乾性もあるため、お手入れしやすいものがほしい人にも向いています。
大判の1枚布のイメージがあるおくるみですが、ほかにもさまざま形状のものがあります。使い勝手がよいものを選びましょう。
汎用性の高さで選ぶなら、オーソドックスな1枚布タイプがおすすめです。広げると正方形のものが多く、基本巻き・おひな巻きなどさまざまな巻き方ができます。
シンプルな形状なので、おくるみとしてだけでなく、バスタオル・授乳ケープ・おむつ替えシートなど用途の幅が広いのも魅力。1枚持っておいて損はないため、初めて購入する人にもおすすめです。
寒い季節など、赤ちゃんの頭部も包んであげたいときに便利なのがフードつきです。手軽に頭部を覆うことができて、よりしっかりとした寒さ対策ができます。
紫外線や光が気になるときも重宝するタイプです。フードで影をつくることで顔まわりの日よけができて、寝ている赤ちゃんが起きてしまうのを防ぐ役にも立つでしょう。綿やガーゼ素材なら、お風呂あがりの赤ちゃんの頭を拭くのにも役立ちますよ。
手足の動きを制限されるのが苦手な赤ちゃんには、手・足つきのタイプを検討してください。手や足をカバーしつつも赤ちゃんがある程度自由に動けて、しめつけ具合と快適さのバランスがよいのがメリットです。
手をばんざいのようにして寝る赤ちゃんや手足の動きが活発な赤ちゃん向けでもあります。指先まで覆う形状のものが多いですが、切れ目があって必要に応じて手足を出せるタイプもありますよ。
赤ちゃんが寝た後に外したいときや、くるむ範囲を調整したいときは、ボタンやファスナーがついたものが便利です。屋外ではしっかりくるんで、室内では胸元を少しあけて、といったフレキシブルな使い方ができます。
上下どちらからもファスナーが開けられるタイプなら、おむつ替えもスムーズです。手足つきタイプと同様、手足がバタバタ動いてもはだけにくいといったメリットもあります。
なかには、人魚やサメがモチーフのユニークな商品や、白菜やクレープをモチーフにした変わり種もあります。クスっと笑えるようなアイテムがほしい人、SNS映えするような個性的なアイテムを探しているなら、ぜひチェックしてみてください。
洗い替え用などで何枚か購入を検討しているなら、セット商品をチェックしましょう。2~4枚ほどの商品が多いですが、洗い替え用として検討しているなら2~3枚セットのものがおすすめ。リビング用・車用・ベビーカー用など場所ごとに使いわけるなら、4枚ほどあると便利でしょう。
セット商品は薄手のガーゼタイプのものが多いため、おくるみとしてだけでなく、おむつ替えシートや入浴後のバスタオルとして活用しやすいのも魅力。また、色・柄違いなどデザインの統一性があるおしゃれなセットなら、プレゼントとして選ぶのもよいでしょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
生地タイプ | 素材 | 形状 | |||||
1 | カーミセンス コペルタ|スワドルメリー | ![]() | 赤ちゃんが楽な姿勢で熟睡できるデザインを採用 | コットン | オーガニックコットン100% | ||
2 | Love to Dream スワドルアップ オリジナル | ![]() | 起きてしまう赤ちゃんに。通気性と吸水性に優れる | 不明 | コットン、ポリウレタン | 不明 | |
3 | スワドルアップ スワドルアップ|バンブーライト | ![]() | 赤ちゃんをぴったり包む形状がポイント。夜泣き対策におすすめ | バンブーレーヨン | バンブーレーヨン、ポリウレタン | 不明 | |
4 | マザースマイル スワドルアップ|スワドルアップ オリジナル | ![]() | 上半身にやさしく密着。夜泣きなどの予防に | ガーゼ | コットン93%、ポリウレタン7% | 不明 | |
5 | マザースマイル スワドルアップ ライト | ![]() | 夜泣きや寝かしつけに苦労しているご家庭に | 不明 | コットン97%、ポリウレタン3% | 袋タイプ(ファスナーつき) | |
6 | SwaddleUP スワドルアップ ステージ2 | ![]() | おくるみ卒業までのスワドル。竹素材で通気性もよし | 不明 | バンブーレーヨン95%、ポリウレタン5% | スワドル | |
7 | タックコーポレーション undoudou|6重ガーゼケット | ![]() | あたたかさと涼しさをあわせ持ちオールシーズン快適 | ガーゼ | コットン | 長方形 | |
8 | タックコーポレーション undoudou|6重ガーゼケット | ![]() | リバーシブル仕様の6重ガーゼケット | ガーゼ | コットン | 長方形 | |
9 | マザースマイル スワドルアップ|オリジナル ステージ2 | ![]() | 腕や足を自由に動かせ、おくるみ卒業につなげる | 不明 | コットン、ポリウレタン | ||
10 | マッシュスタイルラボ gelato pique|パウダーベアおくるみ | ![]() | パウダー素材の愛らしいベア耳つきおくるみ | ニット | ポリエステル | くま型 |
ラップスワドルは誰でも簡単におくるみができるようにデザインされています。腰回りにゆとりがあり、赤ちゃんの股関節の発達を妨げないよう配慮されているのも特徴。足元ファスナー開閉デザインで、おむつ替えが簡単にできるのも魅力です。
生地タイプ | 不明 |
---|---|
素材 | コットン100% |
形状 |
通気性に優れたモスリン織で、体温調節が苦手な赤ちゃんが快適に過ごせるようサポート。おくるみとしてだけでなく、ベビーカーの日よけや授乳ケープとしても使えます。丈夫で洗濯機で簡単に洗えて、洗うたびにやわらかくやさしい風合いへと変化するため長く愛用できるのもポイントです。
生地タイプ | モスリン |
---|---|
素材 | コットン100% |
形状 | 正方形 |
ここからは、おくるみを手に入れたけどどうやって使うの?という疑問をお持ちの人向けに、巻き方をいくつかご紹介します。
まだ生まれて間もない頃は、「基本巻き」がおすすめです。胎内にいるときに近い姿勢で包むことで、落ち着く赤ちゃんも多いでしょう。
最初におくるみをひし形になるよう置き、上部の角を三角形に折り返します。次に、赤ちゃんの肩が折り目に合うように寝かせてください。赤ちゃんの右腕を胸の上に置き、右腕側の布で体を包み込むように巻き付け、布端を体の下にはさみます。
その後、下に余った布でふんわり脚を包んで、端を左肩部分に入れ込みましょう。このとき脚がM字になっていることを確認。左腕も同様に巻きつけ、端の布をぐるっと一周巻けばOKです。
手足の動きが活発になる頃には、半ぐるみという巻き方も要チェックです。手を出した状態で基本巻きをする方法で、赤ちゃんの動きたい欲求を大事にしつつ、しっかり保温できます。
それ以上の月齢になると寝返りをはじめる赤ちゃんもいるため、手足が動かせない状態は危険です。寝返りをしていない月齢のときも、赤ちゃんの様子を確認しながら使用してくださいね。
今回は、出産前に準備しておくと必ず役立つおくるみをご紹介しましたが、ほかにも出産前に準備すべきベビーグッズはたくさんあります。ぜひ以下のリンクから確認してみてくださいね。
1位: カーミセンス|コペルタ|スワドルメリー
2位: Love to Dream|スワドルアップ オリジナル
3位: スワドルアップ|スワドルアップ|バンブーライト
4位: マザースマイル|スワドルアップ|スワドルアップ オリジナル
5位: マザースマイル|スワドルアップ ライト
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめのおくるみをご紹介します。
プレママ必見!ママブロガーがおすすめする買ってよかった育児グッズ10選
暑い夏を快適に!ママブロガーおすすめする赤ちゃんの暑さ対策グッズ12選
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