赤ちゃんの快適な睡眠をサポートすると謳う、ベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セット。「すぐにきれいにできる」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のタックコーポレーションや西川などのベビー布団とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ベビー布団選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットは、付属品が充実しており別のアイテムを買い足さずに使える商品です。防水シーツや洗い替えシーツつきで、敷布団の汚れがある程度予防できるのは強み。しかし敷布団は手洗いのみの対応なので、比較した洗濯機対応の商品よりも手入れに手間がかかります。
洗い替えシーツは2枚つきで、簡単に取り換えられるのは利点です。1枚をいつでも使える状態で用意しておけば「すぐにきれいにできる」との評判のように、おむつ替えや吐き戻しなどで汚れてもスピーディに対応できるでしょう。
敷布団の硬さは、若干やわらかめの印象です。硬さを硬度計で計測すると33を記録し、比較した全商品の平均値である約45.3(※執筆時点)を下回りました。赤ちゃんが使う敷布団は、頭が沈み込むことや寝返りがしにくくなるのを防ぐために硬めがベターです。こちらは赤ちゃんが深く沈みこむほどではないものの、高評価の商品と比べるとやや沈むため評価が伸び悩みました。
シーツのだぶつきも気になります。シーツをセットして両手で端から手繰り寄せると、2cm以上だぶつきました。余裕のあるシーツは、寝返りした際にシーツが口元を塞ぐリスクがあるので注意したいところ。総合上位のタックコーポレーションの商品は、ピチッとフィットしてシワが残りません。対してこちらはシーツにシワが残りました。
一方で、熱のこもりにくさはトップクラス。暑さで泣いてしまう赤ちゃんには使いやすいといえます。電気あんかを置いて温度上昇率をチェックすると、平均11.3℃と高評価を獲得。比較した商品には15.3℃上昇したものもあったのに対し、熱がこもりにくくムレにくいため快適に眠れるでしょう。
掛布団は繊維の隙間が少ない仕様で、ダニやハウスダストの入り込みを防ぎます。しかし、ホルムアルデヒド検査済みの記載はなし。赤ちゃんへの安全性を第一に考えたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
実際にベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイベビー布団と、赤ちゃんの安全性に配慮されているか・熱のこもりにくさ・手入れのしやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットよりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんが寝る際に大人と寝具を共有することは、「大人が寝返りすることでの圧迫」「大人用の布団がかかることによる窒息」などの事故につながるリスクが高く危険といわれています。赤ちゃんの安全を確保するためにも寝具の共有は避けましょう。
きょうだいやペットがいる場合も同様。誤飲や噛みつきといった思いがけない接触や事故を防ぐため、ベビー布団とベビーベッドを組み合わせて使用することが理想的です。
今回ご紹介するベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットは、寝具・睡眠のプロのエアウィーヴと、赤ちゃんの特徴を研究してきたたまひよが強力タッグを組んで開発した商品。
敷布団は熱放散性・通気性に優れ、さらに体圧分散で赤ちゃんの快適な睡眠をサポートすると謳っています。掛布団は洗濯機で丸洗いできるので、お手入れが簡単なのもうれしいポイントです。
さまざまなアイテムがセットで販売されているベビー布団ですが、必ず必要なのは敷布団とシーツさのみ。10点セットである本商品には敷布団とシーツはもちろん、ベビー布団専用洗濯ネット・汗取りシーツ・ガーゼケットなど、手入れやお出かけにも便利なアイテムがそろっています。
掛布団は帝人の「マイクロシルスター®︎」素材を使用しており、繊維の隙間が少なくダニやハウスダストが入り込みにくい仕様。暑い季節には掛布団のかわりにガーゼケットを使うと、涼しく快適に過ごせるでしょう。
敷布団のサイズは縦約120×横約70cmと標準の大きさです。敷布団のクッション材はポリエチレンで、カバーおもて面表地はポリエステル55%・綿45%を採用。体感温度を上手く調整するのに適した素材です。
掛布団の素材は肌触りがよいポリエステル100%。敷・掛ともに中材は暖かさをキープする中綿です。
セット内容は以下のとおり。カバー・掛布団・シーツなどは洗濯機で丸洗いが可能です。ただしエアウィーヴBABYクッション材のみ洗濯機が使用できないので、汚れが気になる場合は手洗いで対応しましょう。
<セット内容>
柄は【スーパープレミアム】クレヨンボーダー・【スーパープレミアム】スターの2種類から選択可能。どちらもお部屋の雰囲気に溶け込むナチュラルなデザインです。
やわらかな色合いで、赤ちゃんのかわいさがより引き立つことでしょう。
今回はベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットを含む、ベビー布団全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初に、赤ちゃんの安全性に配慮されているかの検証です。モニターが各商品の敷布団の硬さ(硬度計を使用)・シーツにだぶつきがないか・ホルムアルデヒド検査済みかをチェック。
ユーザーがとても満足できる基準を「新生児~1歳未満の赤ちゃんが寝ているときに窒息のリスクが少なく、体をしっかりと支えられる硬さがあって、成長しても寝返りがしやすい商品」と定義し、評価しました。
敷布団の硬さを硬度計で計測したところ、比較した全商品の平均値である約45.3を下回る33を記録し、やわらかめであることが判明。とはいえ、赤ちゃんの頭が沈み込むほどではなく寝がえりをするにも問題ない硬さです。
やわらかすぎる敷布団では赤ちゃんがうまく寝返りできないことや、横向きになった際に頭が沈み込んで口元がおおわれ、呼吸がしづらくなる可能性も。こちらは復元性が高く、敷布団が体の動きにスムーズに反応し、むしろ楽に寝返りができると謳っています。
赤ちゃんの特徴をとことん研究し続けているたまひよと、寝具・睡眠のプロであるエアウィーヴならではの視点を生かした商品だといえるでしょう。
シーツにだぶつきがないかをチェックしたところ、両手で端から手繰り寄せたときに2cm以上だぶついた点が評価を下げる要因に。比較したなかでは10商品中5商品のシーツにシワが残りました。
こちらのシーツはボックスタイプであるためサッとつけ外しができますが、ピチッとつけたい人には向きません。シーツのシワが気になる人は、シーツがしっかりフィットしたタックコーポレーションのほうが重宝します。
ホルムアルデヒド検査済みの記載はありませんが、掛布団は繊維の隙間が少ない仕様でダニやハウスダストなどが入り込みにくくなっています。またキルトパッド内のアレルキャッチャーシートが花粉を吸着するので、花粉対策に力を入れたい家族がいる場合は候補の1つとしてもよいでしょう。
続いて、熱のこもりにくさの検証です。敷布団の上に温めた電気あんかを10分間設置し、設置前の表面温度からの温度上昇率をチェック。上昇率が低いものほど高評価としました。とても満足できる基準を「熱のこもりが原因で赤ちゃんが起きて夜泣きすることがない商品」としています。
検証の結果、温度上昇率は平均11.3℃とトップクラスの高評価を獲得。比較した全商品の平均値である13.49℃を上回り、熱がこもりにくいことがわかりました。エアウィーヴの中材は90%以上が空気のため通気性がよいことがムレを防ぐ理由といえるでしょう。
比較した商品のなかには、温度が15.3℃上昇したものも。対してこちらはムレにくいため、大人より汗をかきやすいといわれている赤ちゃんも快適に眠れるでしょう。「熱放散性・通気性に優れ、さらに体圧分散で赤ちゃんの快適な睡眠をサポートする」という謳い文句にも納得です。
最後に、手入れのしやすさの検証です。敷布団は洗濯機で洗えるか・防水シーツ・洗濯ネットつきか・洗い替えのパーツは充実しているかをチェック。敷布団の中綿ごと洗えて清潔に保ちやすく、手入れのしやすさに配慮されたアイテムがついている商品を高評価としています。
リサーチすると、防水シーツと洗い替えシーツが付属しており、セット内容は充実していることがわかりました。比較したなかで洗濯ネット・シーツの洗い替え2枚つきは、こちらを含め全体の2割と少数派。敷き布団は手洗いのみ対応なので、手間がかかることは理解しておきましょう。
敷布団やシーツは吐き戻し・汗・おむつ替えなどで汚れやすいアイテムだといえます。防水シーツを敷いておけば敷布団まで汚れにくく、洗い替えのシーツもあるので慌てて洗濯する必要もありません。「すぐにきれいにできる」との口コミどおり、手入れがしやすいといえます。
セット内容 | 掛け布団、掛けカバー、敷布団、敷カバー |
---|---|
サイズ | レギュラー |
中素材(敷き布団) | ポリエチレン |
敷布団の手入れ方法 | 洗濯機洗い |
シーツがシワになりにくい |
良い
気になる
表面素材(掛け布団) | ポリエステル100% |
---|---|
中素材(掛け布団) | 中綿 |
表面素材(敷き布団) | ポリエステル55%、綿45% |
生産国 | 日本(洗濯ネットは中国) |
ベネッセコーポレーション エアウィーヴBABY ベビー布団10点セットは公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は税込57,990円です(※執筆時点)。
公式サイトから購入すると、かわいいイラストつきのお祝いカードフォトフレームが届きます。これから赤ちゃんを迎える人はもちろん、お祝いとしても喜ばれますよ。ぜひ購入を検討してくださいね。
最後に、ほかの魅力をもった商品をご紹介します。
肌あたりのやさしいものを探している人は、タックコーポレーションのミニサイズベビー布団9点セットをチェック。オーガニックコットンを使用しており、やわらかい肌触りが特徴です。縦90×横60cmのミニサイズなうえ2つに折りたためるので、部屋のスペースが限られていても使いやすいでしょう。
西川のベビー羽毛ふとん8点セット ココレットは、敷布団から枕まですべて洗えるのが強み。敷布団のみ手洗いのみの対応ですが、防水シーツやキルトパッドが付属しているため、布団を汚しやすい新生児期も清潔を保ちやすいでしょう。硬さやシーツのつけ外しも問題なく、安全性への配慮も十分です。
セット内容 | 枕、枕カバー、ベビー枕、掛け布団、掛けカバー、敷布団、シーツ、防水シーツ、キルトパッド、洗濯ネット |
---|---|
サイズ | ミニ |
中素材(敷き布団) | ポリエステル100%(固綿) |
敷布団の手入れ方法 | 手洗い |
シーツがシワになりにくい |
良い
気になる
表面素材(掛け布団) | ポリエステル65%、綿35% |
---|---|
中素材(掛け布団) | ポリエステル100% |
表面素材(敷き布団) | ポリエステル100% |
生産国 | 中国 |
un doudou ミニサイズベビー布団9点セットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
セット内容 | 羽毛掛けふとん、掛けふとんカバー、洗える敷きふとん、フィッティングシーツ、枕、枕カバー、キルトパッド、防水シーツ |
---|---|
サイズ | レギュラー |
中素材(敷き布団) | ポリエステル100% |
敷布団の手入れ方法 | 手洗い |
シーツがシワになりにくい |
良い
気になる
表面素材(掛け布団) | ポリエステル85%、綿15% |
---|---|
中素材(掛け布団) | ホワイトダックダウン85%、フェザー15% |
表面素材(敷き布団) | 綿100% |
生産国 | 日本 |
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