
発根促進剤のおすすめ人気ランキング【2026年9月】
お気に入りの植物を挿し木や株分けで増やそうとして、根が出ずに枯らしてしまった経験はありませんか?そんな失敗を防ぐために役立つのが、根の成長を助ける発根促進剤。液体・粉末・ジェルなどさまざまな種類から、使いやすいタイプを選べます。しかし、ホルモン剤系や活力剤系など成分にも違いがあり、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、園芸研究家の富山昌克さんに伺った選び方とともに、おすすめの発根促進剤をAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。種類や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください。

千葉大学園芸学部卒(ハワイ大学で洋蘭等の研究に従事)。昭和63年より『NHK趣味の園芸』など多数のテレビ・ラジオ番組に出演する園芸研究家。藤井寺市緑化推進協議会会長を務め、大学・専門学校講師としても活動。平成28年4月から日本農業新聞日曜版「トミーのわくわくガーデニング」を毎週連載。YouTube「ショクナナ」では関西各地のオープンガーデンを取材し、100本以上の動画を公開。長年のオープンガーデン普及活動と多くの庭を見てきた経験を活かし、実践的な庭づくり・植物選びの知識を発信している。著書多数。

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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
更新 ランキングを更新しました。

発根促進剤にはどんな効果がある?
発根促進剤の効果は、挿し木や挿し芽のときに発根を早めて、活着率を高めること。大きく2種類あります。
- ホルモン剤系(ルートン・オキシベロン):根を出すきっかけをつくる「スイッチ役」
- 活力剤系(メネデール):出てきた根を元気に育てる「燃料役」
挿し木や挿し芽で根づきをよくしたいなら、まずはスイッチ役のホルモン剤系から試すのがおすすめですよ。

発根促進剤は、挿し木・挿し芽・移植・株分けのときに植物の発根を早め、根付いて育つ成功率(活着率)を高める園芸資材です。発根までの期間を縮めたり、根の伸びを促したりする効果が期待できます。
挿し木では、切り口にカルスという組織ができ、そこから新しい根を出す準備が始まります。発根促進剤は、この過程で植物ホルモンの働きを補ったり、発根に必要な栄養を補給したりして、根が伸びるのを後押しします。
ただし、使えば必ず活着するわけではありません。発根率は枝を採る木の状態、枝を採る時期、温度、湿度、挿し床の通気性で大きく変わります。発根促進剤はあくまで根を出す力を補うものと考え、適した時期に元気な枝を採り、乾燥や蒸れを防ぎながら管理することが大切です。
発根促進剤の選び方
発根促進剤を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
まずは目的に合わせて、タイプを選ぼう
発根促進剤は、根を出させるホルモン剤系と、株を元気にする活力剤系の2つに分かれます。それぞれのメカニズムを理解し、目的に合うものを選びましょう。
ホルモン剤系:挿し木で根を出したい人に
ホルモン剤系に含まれるオーキシンは、植物が体内で作る植物ホルモンの一種で、新しい根を作るよう働きかけます。オーキシンが不足しがちな切り口に補うことで、発根を後押しできるのが特徴です。おもに次の2種類があります。
- ルートン(粉末)
- 切り口に直接つけて使うタイプ
- 大量にかけると除草剤のように働き、かえって枯らしてしまうので、ごく少量にとどめる
- オキシベロン(液体)
- 体内でゆっくり天然のオーキシンに変わるIBAを含むタイプ
- 薬害が少なく、初心者でも扱いやすい
とくにバラや、ブルーベリーなどの果樹、硬く充実した枝を使う木本性の植物など、発根しにくい植物の挿し木で活躍します。ただし成分を過剰に使うと、奇形や徒長を招いたり正常な発根を妨げたりするおそれもあるため、希釈倍率や使用量は自己判断で増やさず、製品の使用方法を守りましょう。
なお、ホルモン剤系を食用作物(野菜・果樹など)に使う場合は、その作物への使用が登録された商品に限られます。登録外の使用は農薬取締法に違反するおそれがあるため、食用に使うときはパッケージの適用作物を必ず確認しましょう。
挿し木や挿し芽で根を出したいなら、オーキシン系のホルモン剤を選びましょう。ルートンは切り口に白い粉をちょんとつけるだけ。つけたものとつけないものを並べると、つけたほうが根がよく出るのを何度も見てきました。挿し木をしたい時にはまずこのホルモン剤系から選ぶのが個人的にもおすすめです。
なお、ルートンの有効成分を「NAA」と説明しているものをよく見かけますが、これは誤りです。実際は名前のよく似た別の成分(1-ナフチルアセトアミド)で、農業用のNAAとは働きが異なります。成分表示を見るときは混同しないよう気をつけてください。
活力剤系:弱った株を元気にしたい・食用にも使いたいときに

活力剤は、発根を直接促すホルモン剤とは異なり、植物の生育環境を整えながら根の伸びを助けるのが特徴です。植え替えや移植後の活着を助けたいときにも向いています。
ただし、活力剤だけでは発根を直接誘導することはできません。挿し木で発根率を重視する場合は、ホルモン剤系と併用すると、それぞれの特長を生かしやすいでしょう。
弱った株を元気にしたい人や、食べる植物に使いたい人は、水溶性の鉄を主成分とする活力剤のメネデールがおすすめです。活力剤は発根を命令するのではなく、必須元素の鉄を補うことで、植物自身が根を作る体力を回復させます。普通の肥料に鉄は含まれないので、元気のない株の健全化に役立ちますよ。
使い方に合わせて、液体・粉末・ジェルなどの剤形を決めよう

剤形によって使い方や一度に使う量が変わります。それぞれの特徴と向いている人は次のとおりです。
- 液体タイプ(メネデールなど)
- 希釈して水やりに使ったり、挿し穂を浸けたりと用途が幅広い
- 挿し木が多い人や、植物をたくさん育てている人向き
- 開封後は冷暗所で保管する
- 粉末タイプ(ルートンなど)
- 切り口に直接つけられ、希釈の手間がなく手軽
- まずは手軽に試したい人向き
- 湿気で固まるため、使用後は密閉して乾燥した場所で保管する
- ジェルタイプ(海外製のクローンジェルなど)
- 切り口に塗るだけで液だれしにくく、薬剤を均一につけやすい
- 粉末の飛び散りが気になる初心者にも
このほか、HB-101のように植物全体の生育を助ける活力液もあります。なお、どの剤形を選んでも、発根の成否を最終的に左右するのは環境です。適した時期に元気な枝を選び、温度・湿度・風通しを整えることが、発根促進剤の効果を引き出す前提になります。
液体のメネデールは、濃くすれば効くというものではありません。挿す前に100倍ほどに薄めた液へ30〜60分浸し、挿したあとは最初の1週間だけ薄い希釈液を与えれば十分です。そのあとは普通の水やりに戻して問題ありませんよ。
対応植物の記載をチェック!観葉植物・多肉植物・果樹など育てたい植物に合わせて選ぼう!

観葉植物・多肉植物・果樹など、植物の種類によって使える発根促進剤や適した使い方は異なります。購入前に、パッケージやメーカー公式サイトで次の点を確認しましょう。
- 対応植物
- 育てたい植物が対象に含まれているか(「万能タイプ」でも植物により希釈倍率・使用回数が異なる)
- 対応する用途
- 挿し木専用か、植え替え・移植にも使えるか
- 食用作物への可否
- 食べる植物に使うなら、その作物への使用が登録された商品か
説明書の使用方法を守ることで、薬害や効果不足といった失敗を防ぎやすくなります。育てたい植物に合った発根促進剤を選ぶことが、失敗を減らす近道です。
観葉・多肉植物はもともと発根力が高いので、発根促進剤より湿度管理が大切。使うならメネデールのような活力剤で十分です。一方、発根しにくい果樹には、IBA系の発根促進剤に底面加温やミストを組み合わせるのがおすすめですよ。

発根促進剤全19商品
おすすめ人気ランキング
一部の商品情報はAIが自動で入力しており、誤りを含む可能性があります。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | 詳細情報 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ | 剤形 | 容量 | 成分 | ||||
1 | メネデール 植物活力素 | ![]() | 活力剤 | 液体 | 2L | ミネラル | |
2 | 住友化学園芸 ルートン | ![]() | ホルモン剤 | 類白色粉末 | 15g | α-ナフチルアセトアミド | |
3 | ハイポネックスジャパン ハイポネックス|リキダス | ![]() | 活力剤 | 液体 | 720mL | コリン、フルボ酸、アミノ酸、カルシウム、10種類のアミノ酸(鉄・銅・亜鉛・モリブデンほか) | |
4 | フローラ HB-101|植物活力剤スプレー | ![]() | 活力剤 | 液体 | 1140g | ミネラル | |
5 | KINCHO園芸 X-ENERGY | ![]() | 活力剤 | 液体 | 600mL | バイオスティミュラント成分(ビール酵母抽出物)、酢酸カルシウム、アミノ酸、マルチミネラル、ビタミンB群 | |
6 | 石原バイオサイエンス ルートン | ![]() | ホルモン剤 | 類白色粉末 | 20g | 1-ナフチルアセトアミド | |
7 | バイエル クロップサイエンス オキシベロン液剤|05955211 | ![]() | ホルモン剤 | 淡黄褐色透明液体 | 500mL | インドール酪酸 | |
8 | Technaflora シュガーダディ | ![]() | 活力剤 | 液体 | 約3992mL | アミノ酸、炭水化物、タンパク質、脂肪酸 | |
9 | 住友化学園芸 X-ENERGY|ロング 粒タイプ | ![]() | 活力剤 | 粒剤 | 700g | ミネラル(マルチミネラル(Ca・Mg・S・Fe・Mn・B・Zn・Mo・Cu・Cl))、アミノ酸(ゼラチン由来)、ビタミンB群(B1・B3・B6) | |
10 | General Hydroponics GH Rapid Start ラピッドスタート|726850 | ![]() | 活力剤 | 液体 | 125mL | 不明 | |


ルートンとメネデールは併用していい?順番は?
併用しても大丈夫ですよ。まず切り口にルートンをつけて挿し、根が出はじめてからメネデールを与えるのが自然な順番です。メネデールは挿す前の吸水に使うのもおすすめです。
まず、切り口にルートンをつけて挿し木するのが第一歩。根が動き出した頃に、メネデールを100倍ほどに薄めて7日に1回のペースで水やりし、役割ごとに順番を分けて使います。順番を逆にしたり別の液と混ぜたりすると、せっかくの発根の働きが打ち消し合うので気をつけましょう。
発根促進剤はどのくらいで効果が出る?目安日数は?
発根促進剤を使った場合でも、根が出るまでの日数は植物の種類や温度・湿度などの環境によって大きく異なります。比較的発根しやすい観葉植物や多肉植物では5~14日ほどが目安ですが、発根しにくい樹種では30日以上かかることもあるでしょう。
たとえば適切な管理環境なら、パキラやゴムの木などの観葉植物では7~14日、多肉植物の胴切りでは10~21日、バラの挿し木では14~40日が目安です。一方、マツなど発根しにくい樹種では、さらに時間がかかる場合があります。
ただし、2か月ほど経っても根が出ない場合は、挿し穂の状態や管理環境を見直しましょう。切り口が黒く変色して腐っている場合は挿し直しが必要になることもあります。発根適温は20〜25℃で、30℃を超えると腐敗菌が増えるので、涼しく明るい日陰で管理することが大切です。
発根後はいつ移植する?肥料に切り替えるタイミングは?
発根を確認したら、根が十分に育ったタイミングで本来の用土へ移植しましょう。水挿しの場合は根が3〜5cmほど伸びた頃が目安。土挿しの場合は根を無理に確認すると傷むことがあるため、新しい葉が動き出すなど生長の変化を確認してから移植すると安心です。
移植直後は根がまだ環境の変化に慣れていないため、1か月ほどは肥料を控えましょう。肥料を与える場合は、根がしっかり張ってから薄めの液体肥料を少量ずつ与えてください。発根直後の根の成長をサポートする目的で、メネデールなどの活力剤を使用する方法もあります。
発根直後の根は細く傷付きやすいため、早すぎる移植や濃い肥料の使用は根に負担を与え、枯れる原因になることも。まずは直射日光を避ける、適度な湿度を保つなど、根が安定して育つ環境を整えることが大切です。
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