アグリシートRをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
高い遮光性と透水性で防草対策ができると謳う日本ワイドクロスの防草シート、アグリシートR。しかしインターネット上では口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、アグリシートRを含む防草シート全16商品を実際に使ってみて、遮光率の高さ・耐久性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
はじめに結論！雑草の成長抑制に十分な遮光率。紫外線劣化もしにくいが、強い雑草対策には不向き
良い
- ・遮光率99.86%と高く、強力な遮光で雑草の生長を抑制
- ・紫外線劣化防止剤配合で熱や紫外線で劣化しにくい
気になる
- ・目付量が127g/m2と基準を下回り、とがった雑草を抑えるのに不向き
アグリシートRは、日当たりのよい場所の雑草を抑えたい人におすすめです。専門機関に依頼して遮光率を測定したところ、99.86%と高い数値を記録。比較した4割弱しか超えられなかった、遮光率99.51%という基準を大きく上回りました。快晴の日の昼頃の太陽光でも、雑草が成長できないレベルまで遮れるでしょう。
ポリエステルに比べて紫外線や熱に弱いポリプロピレン製ですが、紫外線劣化防止剤が練り込まれているため、日差しでの劣化はしにくいでしょう。
しかし、目付量（密度）は127g/㎡と、高評価の基準となる200g/㎡を大きく下回る結果に。密度が低いうえ繊維の目が粗い織布でできているため、葉先がとがった雑草は抑えられない可能性があります。チガヤやスギナなどが生える場所に使用したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
アグリシートRのデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介
実際にアグリシートRと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
アグリシートRよりも高い評価を獲得した商品も！ぜひこちらも検討してみてくださいね。
アグリシートRとは？
そもそも防草シートは、太陽光をカットすることで雑草を成長させないアイテムです。アグリシートRもそのひとつで、高い遮光性と透水性を謳う商品。水を速やかにとおし、ぬかるみを防止するとしています。
ポリプロピレンで作られた織布で、横糸にはチタンホワイト糸を使用。太陽光を反射するので、周辺を明るくするほか、畑に使えば果実の色づきを促進する働きに期待できます。販売元は、農園芸資材や土木資材などを開発している、日本ワイドクロスです。
ブラックとホワイトのリバーシブル。幅は6種類
サイズは長さ100m×厚さ0.48mm×幅1.5m、重さは20kgです。幅はほかにも、0.5m・0.75m・1m・2m・3mがあります。生地はホワイトとブラックのリバーシブルで、用途に合わせた使い分けが可能です。
20cm間隔で格子状にひかれた青い線と1m間隔の太線があるので、カットする際の目安にしてください。
実際に使ってみてわかったアグリシートRの本当の実力！
今回はアグリシートRを含む防草シート全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 遮光率の高さ
- 耐久性の高さ
遮光率は99.86%と優秀。雑草の成長を十分妨げられる
まずは、雑草の成長を妨げるのに最も重要なポイントである、遮光率の検証です。一般的な試験方法のJIS L 1055 A法にのっとった試験を専門機関に依頼しました。
検証の結果、99.86%と高い遮光性があるとわかりました。強光下でも雑草が成長できないという基準である99.51%を上回ったのは、比較した商品の4割弱のみ。日差しがたっぷり降り注ぐ場所でも、雑草が成長するのを抑制できるでしょう。
日差しによる劣化はしづらいが、貫通力の高い雑草には不向き
次に、耐久性の高さの検証です。耐久性につながる以下のポイントについて確認しました。
- 強壮雑草に強い不織布でできているか
- 紫外線劣化や熱に強いポリエステルでできているか
- 紫外線劣化防止剤が練りこまれているか
- 目付量が200g/㎡以上か
素材はポリプロピレンです。ポリエステルに比べ紫外線や熱に弱いものの、紫外線劣化防止剤が配合されているため、耐久性はある程度期待できます。
一方で、目付量（密度）は高評価の基準となる200g/㎡を大きく下回る、127g/㎡という結果に。密度が低いうえ、不織布に比べ繊維の目が粗い織布でできているため、葉先のとがったチガヤなどの強い雑草を抑えるのには不向きです。
アグリシートRの詳細情報
アグリシートRの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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24,852円
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販売価格：25,080円
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防草シートの効果的な敷き方は？
防草効果が長続きする、敷き方のポイントを紹介します。
まず、事前に防草シートを敷きたい場所の雑草や石を取り除き整地しましょう。雑草は除草剤を使ってしっかり取り除くと、防草効果が持続します。
次に、防草シートを必要なサイズにカットしてください。繋ぎ目ができる場合は防草シート同士が10cm以上重なるように大きめにカットすると、すき間から雑草が生えてくるのを防げます。
その後、防草シートが風で飛ばされないよう、50cm間隔で垂直にピンを刺して固定しましょう。最後に、雑草の侵入を防ぐためにすき間やピンの穴はテープでふさぐと効果的です。
防草シートの上に砂利を敷いてもいい？
庭に防草シートを敷く際、むき出しで使うと見た目が気になることもあるのではないでしょうか。その場合は、防草シートの上に砂利やタイル、レンガなどを敷くのをおすすめします。
見た目がよくなるだけでなく、砂利が紫外線を吸収するため、防草シートの劣化防止に役立ちますよ。
遮光率と耐久性が高い、こちらの商品もチェック
最後に、日差しをしっかり遮れて硬い雑草にも強い、おすすめの商品を紹介します。
ザバーン 防草シート 240は、目付量（密度）が258g/㎡と非常に高いのが強み。特殊なポリプロピレン不織布でできているため、葉先がとがった硬い雑草でも突き抜けづらいでしょう。遮光率も99.07%と良好です。紫外線劣化防止剤が配合されていて、日差しによる劣化も防ぎやすいですよ。
エコナル 防草シートは、99.96%と遮光率がトップクラス。日当りのよい場所でも雑草の成長をしっかり抑制できるでしょう。ポリエステル製で、日差しでの劣化に強い点も魅力ですよ。目付量は172g/㎡とほどほどですが、目の細かい不織布なのである程度の雑草には対抗できそうです。
デュポンザバーン 防草シート 240
| 幅 | 1m |
|---|---|
| 奥行 | 10m |
| 遮光率（実測値） | 99.07% |
| 目付量（実測値） | 258g/m2 |
| 素材 | ポリプロピレン不織布 |
良い
- ・密度が高く葉先がとがった雑草も生えてこないよう抑制できる
- ・遮光率は99.07%と比較的高い数値
- ・目付量258g/m2で高耐久
気になる
- 特になし
| 耐用年数（公称値） | 7～13年 |
|---|
デュポン ザバーン 防草シート 240をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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