立ち上がり・歩行が困難な犬を支える犬用介護ハーネス。サポートする部位・犬の体格に合ったアイテムを使うことが重要です。しかし、さまざまな形状・素材・サイズがあり、どのようなものを選べばよいかわからず迷ってしまいますよね。
そこで今回は、犬用介護ハーネスのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。散歩時の歩行補助用や、寝たきりの老犬の寝返りをサポートできるものなどバリエーション豊かな商品がランクイン。ぜひ本記事を参考に、愛犬にぴったりの介護ハーネスを見つけてくださいね。
生体販売・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー等を経験し、現在は大手ペット専門学校講師、海外製ペット用品の開発・販売、ペット関連プロモーション事業にも従事。トリマー兼トレーナーとして動物保護活動にも取り組む。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
犬用介護ハーネスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
介護ハーネスは犬の介護状態に合わせたタイプを選ぶことが重要。立ち上がり・歩行が難しい部位は犬によってさまざまなので、愛犬に合うものを探しましょう。
上半身・下半身のどちらかにケガをしている犬や筋力が低下した老犬には、前足用・後ろ足用の介護ハーネスをチェック。前足用は肩や胸周り・後ろ足用は腰周りに装着し、飼い主が上から持ち上げることで立ち上がり・歩行をサポートします。
このタイプは、立ち上がりや歩行がしにくい部分のみ装着できるのがメリット。可能な範囲で自分の足で歩行させることで、筋力の維持をサポートできます。必要以上にサポートすると、できるはずのことができなくなる恐れがあるので注意しましょう。
気管が弱い犬・老犬に前足用を選ぶ場合は、首元を避けたデザインがおすすめです。首元に刺激を感じると咳き込む恐れがあるため、前足を通して肩でホールドするタイプなどがよいでしょう。
老犬は先に後ろ足が立たなくなることが多いので、サポートが必要なときは後ろ足用を活用。また、前足・後ろ足両方に使える2WAYタイプもあるため、ケガの部位に合わせて使用したい人や多頭飼いで複数匹に使いたい人は要チェックです。
我が家の13歳のチワワにはペティオ「ずっとね 歩行補助ハーネス 前足用」を使用しています。骨格構造を熟知した有名ブランドのロングセラーアイテムなので、使い勝手がよく体にフィットしてくれるのがおすすめポイントです。
老犬など全身の筋力が低下した犬には、四肢用(全身用)を選択しましょう。上半身・下半身・胴体をバランスよく包む構造で、立ち上がり・歩行をサポートします。体全体を支えるため、体圧が分散され1点に負荷がかかりにくいのがうれしいポイントです。
大型犬など体重の重い犬は、体全体を広範囲にホールドできるタイプをチェックしましょう。体のサイズに対してサポートする部分が狭いと、ハーネスが部分的に食い込み、皮膚がこすれて痛い思いをします。
ダックスフントなどの胴長種には、胴周りをホールドできるタイプを選ぶのがポイントです。胴周りに負担がかかりやすい犬種のため、前足用・後ろ足用のみを使用すると腰椎を痛める原因に。悩んだときはダックス用など、犬種専用の製品をチェックしましょう。
四肢用のハーネスなら、はじめて使っても全身をバランスよく支えて体勢を保てます。前足用・後ろ足用はハーネスを持つ飼い主の手の位置によって犬の姿勢が傾きやすいので上級者向き。ハーネスの着用に慣れるまでは四肢用を使うのがおすすめです。
最近人気の手足を通さないタイプは、介護初期段階の犬向け。簡単に着脱できる点が魅力ではありますが、左右にずれやすいため全身のサポートが必要な犬には向きません。
寝たきりの犬には、眠ったまま装着可能の介護ハーネスが便利です。犬が寝た状態で介護ハーネスを持ち上げて寝返りをサポートし、床ずれなど体への負担を軽減できます。
長時間装着することになるため、通気性のよいメッシュ素材や、やさしいつけ心地の綿素材などを選択しましょう。
寝たきりになると楽に着脱できないため、装着したまま排泄できるかどうかも重要です。オムツを使う場合は、介護ハーネスを脱がずに交換できる形状が理想的。腰やお尻の部分が開くファスナー付きなら、介護ハーネスから足を抜かずにオムツ交換ができますよ。
また、オムツの着け心地・吸収力も大切なポイントです。以下の記事では、犬用オムツの選び方について紹介しているので、気になる人はぜひこちらもチェックしてくださいね。
寝たきりの犬にとっては、ハーネスを着脱するために立ち上がることも、その姿勢を維持することも大きな負担です。犬とお世話をする家族それぞれの負担を軽減するためにも、着用したまま過ごせるタイプがおすすめです。
ただし、着用時間が長くなるとハーネスの汚れも目立つので、洗い替え用に数枚買い置きしておくとよいでしょう。
犬用の介護ハーネスは散歩用と室内用で使いやすいものが異なります。飼い主にとっての使いやすさも考慮して選んでくださいね。
散歩のときに使用するなら、女の子・男の子どちらに対応したものかを確認して、お腹側・お尻側の両方が排泄しやすい形状を選びましょう。せっかく排泄する部分が開いていても、サイズが合わないと汚れるので注意してください。
万が一汚れたときのために、防水機能付きで汚れに強いタイプをチェック。防水機能があれば、多少の雨にも対応できるのがメリットです。手洗い可能なら、日々のお手入れでさらに清潔に使えます。
また、散歩用はできるだけ持ち手ベルトが長いものを選ぶことも重要です。特に小型犬・胴長犬は歩行位置が低いため、持ち手ベルトが長いものがおすすめ。短いと飼い主が長時間腰を屈める姿勢になり、体に負担がかかります。
散歩中に犬が歩かなくなっても、肩掛けでの使用は犬に負担がかかるため避けてください。犬が散歩中に介護ハーネスを嫌がる場合は、犬用車椅子も検討しましょう。以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。
排泄時の姿勢は体勢が崩れやすく、犬にとても負担がかかります。この姿勢が取りにくいことで排泄を諦めて便秘になったり、排泄中に転倒して体を汚してしまったりすることも。
排泄時に家族がサポートをしてあげると快適に排泄を終えることができ、犬のストレス軽減にもつながりますよ。
室内のみで装着するものを選ぶなら、持ち手ベルトが短いものに注目。トイレへの移動・階段の昇降時など歩行補助をする際に長いものより安定感があり、動作をコントロールしやすいのがうれしいポイントです。
前足を通して背中のファスナーをとめるだけのタイプが多いので、こまめに着脱させたい人も使いやすいでしょう。大型犬・超大型犬の介助の寝返りをサポートしたい場合も、短めの持ち手ベルトなら力が加わりやすいためおすすめです。
持ち手ベルトが長いと階段の昇降中に犬の体が上下左右に大きく揺れ、犬の歩調や姿勢が崩れてしまいます。犬のサイズや飼い主の身長に合わせて、持ち手の長さは調整しておきましょう。
被毛の長い長毛種・2層の被毛を持つダブルコートの犬種は、夏・冬ともに素材に注意しましょう。夏場の暑さ対策には、通気性のよいメッシュ素材などがおすすめです。特に胴周りをホールドする四肢用は熱がこもって蒸れやすくなるため、暑がっていないかこまめにチェックしてくださいね。
冬は静電気の起こりにくい綿素材のみを選ぶのもポイント。静電気は毛玉ができる原因にもなるため、特に静電気が起きやすい長毛種・ダブルコートの犬種は素材に気を配りましょう。一度でも痛い思いをした場合、静電気が起きたハーネスを怖がって装着しなくなることもあるため、気を付けてください。
被毛の短い短毛種・皮膚の弱い犬には、綿・ガーゼ素材などを使用したソフトハーネスを選びましょう。ハーネスの摩擦により皮膚が荒れないように、肌触りのやさしい柔らかな素材を選んでくださいね。
老犬も皮膚トラブルが起きやすいので、ソフトハーネスで皮膚への負担を減らすのがおすすめ。体にフィットしすぎるものも摩擦が起きるため、サイズがきつくなっていないかどうかも定期的に見直すようにしましょう。
被毛が長い犬にはマジックテープではなく、バックルタイプの留め具がおすすめです。マジックテープはサイズ調整が簡単な一方、被毛をテープに巻き込んでしまうことがあります。愛犬に合わせて、使い勝手がよいタイプを選んでください。
私が犬用介護ハーネスを選ぶ際は、すべての部分が柔らかい素材でできていることを重要視しています。介護が必要な状態の犬は、筋力が低下し、自身の意思とは異なる方向に体が曲がってしまうもの。ハーネスが固い素材の部分があると、窮屈さや布による摩擦・痛みを感じてしまうため、どんな角度でも体に負担がかからないことが理想的です。
介護ハーネスのサイズは、犬のボディサイズを計測して決めてください。サイズが合わないと、必要な部分をサポートできなくなる恐れがあります。また、きついものは摩擦で皮膚に負担がかかり、ゆるいものは脱げて散歩中に脱走するリスクも。介護ハーネスのサイズは慎重に選ぶことが重要です。
足間・首囲・脚囲など、商品ごとに必要なサイズをチェックしましょう。例えば同じ小型犬のチワワでも個体により細身・ふくよかなど体型が違うため、小型犬用・Mサイズなどの表記は目安としてとらえてください。
ダックスフント・コーギーなど胴長の犬種や、ポメラニアンなどの胴が短い犬種は、胴の長さに合うサイズかどうか要チェック。特に胴体をホールドする四肢用は、胴体の長さをしっかり計測してから選びましょう。長さの合わないものを選ぶと、体に負担がかかります。
面ファスナー付きのベルトやボタンで、犬の体格に合わせてサイズ調節できるタイプにも注目。サイズの微調整ができると、体型の変化にも対応しやすく便利です。ほかにも、購入後のサイズ交換などうれしいサービスを行っているショップもあるので、ぜひ購入前に確認してくださいね。
ハーネスに余計な隙間があると着用中にハーネスが左右にずれ、皮膚や被毛が擦り切れる原因になります。特に腕部分の隙間が大きいハーネスは、腕が抜けて転倒事故を招く危険があるため、購入前に念入りにサイズを計ってください。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||
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適応犬種 | リード幅 | リード長さ | 留め具 | 素材 | 長さ | サイズ調整可能 | 機能 | |||||
1 | Loobani 歩行補助ハーネス | ![]() | ふわふわな素材で老犬の歩行をやさしくサポート | 小型犬 | 不明 | 不明 | 不明 | ナイロン | 不明 | 不明 | ||
2 | Parhumsin 介護ハーネス | ![]() | これ1つで上半身から下半身まで幅広くサポート | 大型犬、超大型犬 | バックル | 不明 | 不明 | |||||
3 | Yurika 犬用介護ハーネス | ![]() | 移動時に便利な肩掛けできるタイプ。軽量で調整も簡単 | 小型犬 | 不明 | 不明 | 面ファスナー | 内側:メッシュ/外側:デニム | 不明 | 不明 | ||
4 | Refoiner ハーネス | ![]() | 簡単装着で老犬の歩行を優しくサポート | 不明 | 不明 | 不明 | 面ファスナー | ポリエステル | 不明 | 不明 | ||
5 | Hitasi 犬用介護ハーネス | ![]() | 耐久性・通気性がよく、マジックテープで着脱が簡単 | 不明 | 不明 | 不明 | バックル、面ファスナー | デニム、メッシュ | 不明 | 不明 | ||
6 | motayu18 介護用ハーネス | ![]() | 体にしっかりフィットし、軽量で負担が少ない | 小型犬 | 不明 | 不明 | バックル | 不明 | 不明 | |||
7 | limande 犬介護ハーネス | ![]() | 大型犬専用の反射板付き介護ハーネスで移動や散歩をスムーズに | 大型犬 | 不明 | 不明 | バックル | ポリエステル | 伸縮機能 | |||
8 | DAYING 歩行補助ハーネス | ![]() | 視認性の良い反射デザイン。負担少なく歩行をサポート | 不明 | バックル | 不明 | 不明 | |||||
9 | Ferplast エルゴコンフォート ノルディック 介護ハーネス 中・大型犬用 | ![]() | ミリ単位でサイズ調整可能で外れにくい安全ロック機能付き | 大型犬、中型犬 | ‐ | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 安全ロック | ||
10 | Ohuisu 介護ハーネス 後ろ足用 | ![]() | 優れた通気性と耐久性。持ち手にはソフトパット付き | 不明 | 不明 | 不明 | ワンタッチバックル | 通気性サンドイッチメッシュ布、PU | S、M、L、XL | 不明 |
通気性のよいメッシュ布とPUを使った、耐久性が期待できます。足腰の筋力が弱くなったシニア犬の介護用としてだけでなく、階段や車の昇り降りにも役に立ちますよ。ストラップの持ち手部分には取り外し可能なソフトパットがついており、柔らかくて手に優しいのもメリットです。
適応犬種 | 不明 |
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リード幅 | 不明 |
リード長さ | 不明 |
留め具 | ワンタッチバックル |
素材 | 通気性サンドイッチメッシュ布、PU |
長さ | S、M、L、XL |
サイズ調整可能 | |
機能 | 不明 |
犬用介護ハーネスは、前足・後ろ足用ならバスタオルで簡単に作れます。犬のお気に入りのタオルや、飼い主のにおいがついたタオルを使用するのがおすすめ。介護用ハーネスを購入する前に、犬が補助して歩けるのかどうかを確認する用途にも使えますよ。
作り方は、バスタオルを太めに折りたたみ、穴を2つあけて、前足もしくは後ろ足を通すだけ。犬の体に食い込まないよう、太めに作るのがポイントです。バスタオルの両端を持って軽く持ち上げると、歩行補助ができます。ただし耐久性はないので、室内だけの使用にとどめてください。
本格的に作る場合は、作り方動画・型紙などがインターネット上に多くあるので、それらを活用するとよいでしょう。犬にぴったりのサイズ・デザインが用意できます。ぜひすてきなアイテムを作って、介護のひとときを犬と一緒に楽しく過ごしてくださいね。
前足・後ろ足・四肢のうちどの部分を支えたいかを確認し、採寸・試着したうえで最適なサイズで縫い合わせてください。バスタオルを使用する場合、そのまま愛犬の体に巻きつけるとタオルの厚みで四肢の稼働が制限される恐れがあります。愛犬が動きやすいように、縦半分に裁断する工夫をほどこすとよいでしょう。
体を自由に動かしにくくなった犬との外出には、介護ハーネスだけではなくペットカートとの使い分けも検討しましょう。以下の記事ではペットカートについて詳しく解説しているので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
1位: Loobani|歩行補助ハーネス
2位: Parhumsin |介護ハーネス
3位: Yurika|犬用介護ハーネス
4位: Refoiner|ハーネス
5位: Hitasi|犬用介護ハーネス
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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