単三電池1本でコロコロ転がる「ワンダーボール」。犬が夢中になるおもちゃとして飼い主のみなさんにも人気ですが、一方で「ボールがすぐに割れる」「音が気になる」といった口コミも見られます。便利なおもちゃとはいえ、悪い口コミを見ると買うのが不安になりますよね。
そこで今回は、口コミの真偽を確かめるべくワンダーボールを実際に使って、食いつき・耐久性・安全性を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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ワンダーボールは、飼い主の手間は省けるものの、犬の性格で好みが分かれてしまうおもちゃでした。不規則な動きに夢中になるか、怖がってしまうかのどちらかといえるでしょう。知らないものに臆病になる犬にはあまり向きませんが、狩猟本能が強めなシュナウザーやビーグルでは、食いつきが増すかもしれません。
飼い主にとっての魅力は、やはり自走式であること。電池1本で勝手に動いてくれるので、長時間遊び相手になってあげられない方にはとくにおすすめです。ただし、プラスチックの耐久性は低めなので、フローリング上や階段付近で遊ぶ場合は注意しましょう。
また、口コミにもあったとおり、塗装が落ちる可能性があります。転がした場所についたり、犬の口に付着したりするかもしれませんので、できるだけ様子を見守りながら遊べると安心ですね。
怖がりな犬は少し戸惑うかもしれませんが、飼い主の負担軽減にも効果的なのでぜひ一度遊んでみてくださいね!
サッカーボールをイメージしてつくられた電池式のおもちゃ「ワンダーボール」。犬用のアイテムとしては数少ない、自走式おもちゃの魅力をご紹介します。
ワンダーボールは、ペット用のフード・グッズなどを展開する「マブチ」が販売している犬向けのおもちゃ。サッカーボールの模様が描かれたデザインが特徴的で、厚めのプラスチックでできています。
自走式となっており、スイッチを押すと自動でグルグルど動き出すのが大きなポイント。単三電池1本で遊べるので、「ボールを投げる遊びは長時間続けられない」という方にもおすすめですよ。
留守番することが多い犬や、ボール投げのような単調な遊びに飽きてきた犬にもぴったりのおもちゃです。
ワンダーボールの魅力は、本体の大きさと動き方。大人が両手で握って収まるほどのサイズで、大型犬でも丸飲みする危険性はほとんどありません。小型犬は転がしたり追いかけたり、大型犬は追いかけて咥えたりと、体の大きさに合わせて遊べます。
さらに、単調な動きではなく予測不能で不思議な転がり方をするのもワンダーボールの特徴です。一直線に転がったと思えば突然切り返したり、直角に曲がったり…。人でも予想できない動きで、犬の遊び心をくすぐってくれます。「壁に当たり続けて戻ってこない」ということもなく長時間遊べますよ。
電池式がうれしいワンダーボールですが、耐水性能はないため水洗いができません。とはいえ、遊んだままで何もせず放置するのは、雑菌や汚れが心配ですよね。
ワンダーボールで遊んだあとは、硬く絞った濡れタオルで拭き取るのがおすすめ。表面には犬の唾液が付着しているので、全体的にしっかりと拭き取りましょう。ベンジンやシンナーは犬の健康に悪影響となるため、汚れが気になる場合はペット用のウェットティッシュなども便利ですよ。
電池1本でゴロゴロ動いてくれる魅力的なワンダーボール。一方で、購入をためらってしまうような口コミも見られます。実際にどんな口コミがあるのか見てみましょう。
ワンダーボールの口コミで見られたのが、「壊れそうで心配」という声。頑丈につくられているおもちゃが多いのに対し、プラスチック製のボールには少々不安が残るようです。実際に購入した方の中には、「壊れるたびにリピート買いしている」という方も…。
そのほかには、「塗装が落ちた」という声がいくつか見られました。プラスチックの上に塗装しているだけなので、長く使用しているとどうしても色が落ちてしまうのかもしれません。
塗装がはがれやすいと転がした場所に色が付着してしまう可能性があるため、気になりますよね。実際、「自宅の床では使えない」という声もありました。
「耐久性が気になる」「転がる音がうるさい」といった声が見られるワンダーボール。自動で動いてくれる魅力もありますが、悪い口コミを見ると買うのも躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、専門学校ビジョナリーアーツ ペットビジネス専攻のみなさんにも検証に参加していただき、ワンダーボールを実際に使って、比較検証レビューを行いました。
まずは、ワンダーボールへの食いつきを検証します。人と同じく犬にも好き嫌いがあるため、「どのような犬に向いているのか」が気になる方も多いでしょう。
検証では、2匹以上の犬にそれぞれおもちゃを与えて様子を観察。数分間遊んでもらい、追いかけたり口にくわえたり、どういった遊び方をするのかを重視しながら検証していきます。
犬の食いつきは比較的良好で、勝手に動くボールに興味津々。トイプードルもポメラニアンも、口に咥えようと歯を立てていました。
しかし、少し控えめな遊び方が気になるところ。遠くへ行ったり自分の元へ戻ってきたりするため、怖がりな犬は全力で遊べないかもしれません。ビーグルのような狩猟本能の強い犬であれば、ハンティングをするようにボールを追いかけて遊んでくれるでしょう。
次に耐久性の検証です。口コミでも「壊れないか気になる」という声が多くみられましたが、割れると誤飲やケガのリスクを高めてしまうため、耐久性は重視したいところ。思いきり遊ばせるためにも、しっかり確認しておきたいですよね。
耐久性の検証では、ビジョナリーアーツ ペットビジネス専攻の皆さんにも協力していただき、実際に手に触れて「すぐに壊れそうな部分がないか」をチェック。長期的に使っても問題なく遊べそうか、外側から内側まで細かく検証しました。
ボールを形成するプラスチックはしっかりとしたつくりですが、やや薄めで耐久性は低そうです。犬が遊びやすい軽さではあるものの、落とすとすぐに割れる可能性が高いといえるでしょう。
ワンダーボール本体のサイズが大きいので、小型犬であれば咥えずに転がして遊びます。しかし、口の大きい大型犬は「咥えて落として割れてしまった」となるリスクも考慮しなければなりません。家具やドアに勢いよくぶつかった際に割れる可能性もあるため、平面かつ硬くないスペースで遊べると安心です。
また、口コミにもあったとおり、長期間使用すると塗装が落ちてしまう可能性も。塗装が落ちると見た目が悪いだけでなく、転がした場所についたり、犬の口に付着したりするかもしれません。できるだけ様子を見守りながら遊べると安心ですね。
最後は、飼い主が安心して与えられるかを重視して安全性を検証していきます。誤飲に関する口コミはほとんどないものの、小さな部品が取れたり尖った部分があったりすると心配ですよね。
耐久性の検証に引き続き、手で触れて形状や構造をチェックしました。落としたときにケガをするような部分がないか、咥えたときに口を傷つける部品がないか、といった点がポイントです。
プラスチックの耐久性にはやや不安が残るワンダーボールでしたが、安全性は良好で犬種を問わず与えられるおもちゃである、と言えそうです。ボール状のおもちゃは誤飲リスクがあるものの、サイズが大きいため「丸々飲み込む」という心配はほとんどないでしょう。
ただし、咥えて遊ぶようであれば、念のために口にすっぽりハマるサイズでないことを確認しておくと安心です。落とすと割れる可能性があるため、衝撃を吸収するマットやカーペットの上で与えるとよいでしょう。
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