工作やDIYなど、幅広い用途に活用できる両面テープ。3M・ニチバン・無印などのメーカーから販売され、100均や通販などで手軽に入手できます。強力なタイプやはがせるタイプのほか、壁用・布用や耐熱タイプなど種類も豊富。使用場所で十分な粘着力を発揮できるかや、厚手・薄手などにも違いがあり、迷いますよね。
そこで今回は、両面テープの選び方を解説。さらに、おすすめの両面テープをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
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目次
両面テープを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
両面テープはタイプによって粘着力や機能が異なります。貼り付けるものや場所との相性が悪いと本来の粘着力が発揮されなかったり、土台を傷つけたりする恐れがあるため、用途に合ったものを選びましょう。
軽いものを接着したいときは、一般両面テープがおすすめです。最もオーソドックスなタイプでリーズナブルな商品が多く、経済的な負担が少ないのが魅力。また、サイズ展開が豊富で、貼るものや場所にぴったり合う大きさを見つけやすいのも利点です。
ただし、負荷が加わるとはがれやすい傾向があるため、重みのかかる用途や振動・衝撃が加わる場所には不向き。封筒の糊付けや写真の貼り付け、紙・プラスチックを使った工作など、主に軽量なもの同士を貼り合わせる用途に向いています。
重いものを貼り付けたいときは、強力両面テープを選択。一般両面テープよりも粘着力が強いため、荷重のかかる用途でも高い耐久性が期待できます。壁掛けの小物や家具の固定、フックの貼り付け、木材や金属を使ったDIYなど、多用途に活用できますよ。耐候性に優れた商品なら、表札の設置など屋外での使用も可能です。
ただし、粘着力が強いぶん、貼り付けたあとに剥がしにくい傾向があるため、後々取り外したい場所に使用するのは避けるのがベター。土台を傷つけたり、糊が残ったりするリスクが高いため、粘着跡を残したくない場所には使わないようにしましょう。
なお、強力両面テープの選び方は以下のコンテンツでも紹介するので、あわせてチェックしてください。
原状回復が必要な賃貸物件の壁や床には、はがせる両面テープがおすすめです。引っ張ってもちぎれにくい丈夫な素材を使用しており、はがすときにテープが残りにくいのがメリット。きれいに剥離できるため、こびりついたテープを除去する手間が軽減されます。水洗いすると粘着力が回復する商品なら、再利用も可能ですよ。
土台に傷や跡が残りにくい反面、粘着力はやや弱め。重さがあるものを貼り付けたい場合は、「強力」と謳う商品をチェックしましょう。粘着力を高めているため、すぐにはがれるリスクを軽減できます。ただし、粘着力が強すぎると土台を傷つける恐れがあるため、口コミで実際の使用感も確認しておきましょう。
以下のコンテンツではがせる両面テープの選び方を詳しく紹介しているので、気になる人は目を通してみてください。
両面テープは、主に基材・粘着剤・剥離紙の3層で構成されており、基材と粘着剤の素材によって粘着力に差が出ます。「一般両面テープ」「強力両面テープ」などの同じタイプの商品でも、採用している素材は異なるので注目してみましょう。
基材は、紙・不織布・布・発泡体・フィルムの5種類が主流です。軽量物の接着や一時的な固定には紙・不織布・布、荷重のかかる場所や長期間固定したい場所には発泡体・フィルムを検討しましょう。基材の強度が上がるほど価格が高くなる傾向があるため、用途に合わせた素材を選ぶことで、適正なコストに抑えられます。
紙同士を接着する場合は、紙に注目です。強度が低いので荷重のかかる用途には適していませんが、安価な商品が多いので出費を抑えられます。凹凸面に接着したいなら、不織布や布をチェック。柔軟性があるため、粗面に密着しやすい傾向があります。
重みや振動が加わる場所には、アクリルフォームやPEフォームといった発泡体を選択。優れた強度と柔軟性で凹凸面に密着しやすいことに加え、衝撃にも強いため振動する場所にもしっかり固定できます。ガラスなど透明性が求められる場所ならPPやPETなどのフィルムが候補ですが、凹凸面に密着しにくいのがネックです。
粘着剤には、アクリル系・ゴム系・ウレタン系の主に3種類が使われています。屋外で使用するなら、アクリル系をチェック。耐候性に優れており、紫外線・風雨・温度変化などの影響を受けにくいため、屋外で使用しても劣化しにくい傾向があります。ただし、プラスチックには貼り付きにくいので気をつけましょう。
屋内で使用する人は、ゴム系にも注目です。幅広い素材に対して優れた接着性を発揮する、汎用性の高さと強力な粘着力が魅力。凹凸面にも密着しやすいので、多用途に活用できます。注意点は、熱に弱いこと。高温環境下で劣化しやすいため、直射日光が当たる場所や高温になりやすい車内での使用は、避けるのが無難です。
はがしやすさを重視するなら、ウレタン系も選択肢のひとつ。再剥離性に優れているため、傷や糊が残りにくいのがメリットです。ただし、粘着力はやや弱い傾向があります。耐久性の低さを指摘するユーザーの声も多いため、口コミにも目を通して実際の使用感を確かめてから購入しましょう。
耐荷重や粘着力の数値も確認しておきましょう。実際に測定して得られた数値を記載しているため、耐久性を見極めるひとつの判断材料になります。ただし、接着面や外部環境などによって耐久性には差が出るため、あくまで目安として参考にしてくださいね。
耐荷重とは、どれだけの重さに耐えられるかを示す数値のこと。数値が高ければ高いほど、耐久性に優れていると判断できます。耐荷重を超える重さが加わるとはがれるリスクが高まるため、実際に使用するときは耐荷重内の重さのものを貼り付けるようにしましょう。
商品によっては、粘着力を示す「N/mm」という単位で表記している場合も。「20N/10mm」のように表記されており、Nの前の数値が大きいほど粘着力が強いことを示しています。なお、mmの前の数値は測定するテープの幅を示す値です。
幅 | 2cm |
---|---|
全長 | 10m |
厚さ | 0.75mm |
粘着剤 | アクリル系 |
接着可能な素材 | 金属、木、プラスチック、布、内装材(化粧合板)、カーアクセサリーなど |
色 | 黒 |
良い
気になる
ニトムズの「強力両面テープ No.541」は、日本の粘着製品メーカー・ニトムズが発売した製品で、家庭用から業務用まで幅広く使えます。厚さは0.75mmで、粘着剤はアクリル系、基材には発泡ブチルゴムを採用しています。
金属・プラスチック・ガラスに対して3kgの強力な接着力を発揮し、特に金属やガラスへの密着性は優秀です。木材は2.33kgと若干落ちるものの、凹凸がある素材にも十分な粘着力でしょう。また、加熱・冷却後でも3kgの接着力を維持し、耐熱・耐寒性にとても優れています。水中でも安定した粘着力を保つことから、水回りでの使用にも適しています。
剥がす際には若干糊残りが見られるため、剥がし液やお湯などで落とす必要があるでしょう。剥離紙はやや薄く、剥がし始めに手間取ることもあるため、作業前の準備は丁寧に行うことが大切です。
あらゆる素材に対して高い粘着力を発揮し、過酷な環境下でも性能を維持できる点で、DIY愛好者から業務用途まで幅広く活用できます。特に、耐熱・耐水・耐寒性を求める場面には心強い存在です。
幅 | 1.2cm |
---|---|
全長 | 5m |
厚さ | 1.3mm |
粘着剤 | アクリル系 |
接着可能な素材 | 金属、セラミック、タイル、プラスチック、紙 |
色 | 黒 |
良い
気になる
ニトムズの「PROSELF 一般材料用 超強力両面テープ J0960」は、日本のメーカー・ニトムズが展開する高性能な両面テープです。厚さは1.3mmで、粘着剤はアクリル系、基材はポリオレフィン系フォームを使用しています。
実際に検証ではほとんどの素材で3kgの荷重に耐え、粘着力の強さは申し分ありません。粘着力の持続性も非常に高く、1×3.5cmのテープ2枚で2kgの重さに24時間耐えられました。木材への粘着力も2.33kgとほかの素材ほどは高くありませんが、軽いものであればしっかり固定できるでしょう。耐環境性も高い結果となりました。
しかし、比較した多くの商品と同様に、粘着力が強いためか剥がすと粘着剤が残りました。ふわふわとしたポリオレフィン系フォームの黒い基材が伸びやすく、やや剥がすのに手間がかかるでしょう。粘着剤が残ったら、剝がし液やお湯を使って落とすのがおすすめです。
強力な粘着力と優れた耐久性を兼ね備えた商品。使いやすい強力両面テープがほしい人に特におすすめできる商品です。ぜひ検討してみてくださいね。
ニトムズ 一般材料用 超強力両面テープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 1.5cm |
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全長 | 3m |
厚さ | 1.2mm |
粘着剤 | アクリル系 |
接着可能な素材 | 金属、木、ガラス、内装タイル、ゴム、プラスチック |
色 | 白 |
良い
気になる
3Mが展開する「Scotch 超強力なのにあとからはがせる両面テープ プレミアゴールド粗面用 SRR-15」は日本製の両面テープです。粘着剤にはアクリル系を採用し、厚さは1.2mm。基材には高密度ポリエチレンフォームを使用しています。
検証では、プラスチック・ガラス・木材・耐熱性・耐寒性の各項目で3kgの荷重に耐える非常に高い粘着力を発揮しました。特に木材やガラスなど凹凸や滑りやすい素材でもしっかり固定でき、DIY用途にも安心です。剥がしやすさも良好で、跡が残りにくい点も高く評価されました。
水に濡れると耐荷重が2.7kgと若干落ちるため、水回りの使用は注意する必要がありそうです。また、1×3.5cmのテープ2枚では2kgの重さに24時間耐えられないため、実際の使用時には面積を広げることでより安定した固定力が期待できます。
高性能で扱いやすいため、DIY初心者から上級者まで幅広くおすすめできる製品です。高い粘着力と優れた耐環境性、さらに剥がしやすさまで兼ね備えており、賃貸住宅での仮止めや屋外用途にも安心して使えるでしょう。
幅 | 3.0cm |
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全長 | 1.0m |
厚さ | 2.0mm |
接着可能な素材 | 金属、木、ガラス、プラスチック、タイル、皮革、大理石 |
形状 | ロールタイプ |
強力タイプ |
簡単にカットできる、アクリル素材を採用した透明の両面テープ。粘着性が高いにもかかわらず糊残りしにくく、汚れても水で洗い流せば粘性が戻るため、繰り返し使えるのが便利なポイントです。置物の固定・地震対策・カーペットの滑り止めなど、さまざまな用途に使えますよ。
色 | 透明 |
---|---|
再利用可能 | |
カッター付き | |
カッター不要 | 不明 |
メモリ付き | |
耐熱性 | |
防水加工 | |
屋外使用可能 |
両面テープの欠点は、貼ったあとにはがしにくいこと。無理に引っ張ると土台を傷めたり、糊が残ったりする恐れがあるため、慎重にはがす必要があります。
はがしにくいと感じたときは、まずドライヤーなどで温めてみましょう。熱を与えることで粘着剤が柔らかくなり、きれいにはがしやすくなります。熱に強い場合は、中性洗剤を塗り込む方法がおすすめです。洗剤に含まれる界面活性剤には、粘着剤の粘着力を弱める効果が期待できます。
はがしたあとに糊が残った場合は、消しゴムでこすったり、両面テープの粘着面を貼ったりはがしたりすることで、除去できる可能性があります。これらの方法を試しても糊が完全に取れないときは、シール剥がし用の溶剤を使うことを検討しましょう。傷つけたくない場所なら、最初から溶剤を使うのもひとつの手です。
シールはがしにも使える「接着剤はがし液」は以下のコンテンツで紹介するので、気になる人はチェックしてみてください。
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