フルタワー・ミドルタワー・ミニタワーなどさまざまな種類があるPCケース。自作PCの拡張性や冷却性能・静音性にも関わる重要なパーツです。5,000円程度の安価なものから30,000円以上の高価なものまであり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のPCケースのなかから、おすすめのPCケースや人気の商品をランキング形式でご紹介します。
果たしてどの商品がmybestの選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?PCケースの選び方も解説しているので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
目次
PCケースは安いもので5,000円前後のものから、高いもので30,000円以上のものも。なかには同じ見た目なのに2倍の価格の差があるものもあり、なにが違うのか気になりますよね。
一般的に本体が大きくなるほど価格は高くなります。ケースが大きいほど大型のパーツが設置できるので、ハイスペックなPCを作ることが可能に。
また、冷却性能によっても価格が変わります。大型のファンを取りつけられるものや、通気性のよい加工が施されたものなど多様。PCのパフォーマンスに関わるため、メーカーが力を入れる部分といえます。
内部パーツから外側の筐体までとことんこだわれるからこそ、ぜひぴったりのケースを選んで理想のPCを作ってくださいね。
PCケースを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
まずは、ケースに格納したいマザーボードのサイズを確認しましょう。マザーボードには規格があり、サイズが大きく拡張性の高いものから順にATX・Micro-ATX・Mini-ITXの3種類。コアなオーバークロックに対応したE-ATXという規格の大型のものもあります。
固定するネジ穴の規格は共通なので、ATX対応のPCケースにMini-ITXのマザーボードを取りつけることもできます。設置場所を確認し、適した大きさのケースを選びましょう。
今回は、一般的な形状であるタワー型の3種類のサイズを紹介します。
はじめての自作PCにおすすめなミドルタワ ーケース。高さ・奥行きは50cm以下のものが多く、一般的なサイズといえます。安いもので6,000円程度から購入でき、ラインナップも豊富です。
ATXサイズのマザーボードが取りつけられ、拡張性も十分。大型の冷却ファンなどの設置は難しいものの、ファンを標準搭載し冷却効果を高める設計のものもありますよ。
内部スペースが広めなので、工具を使っての取りつけ作業もしやすいといえます。ケース選びで迷ったらミドルタワーケースから選ぶのが無難でしょう。
フルタワーケースは、高さ・奥行きが60cm以上のものもある大型のケースです。価格は15,000円程度からとやや高めですが、ハイスペックな自作PCを組みたいならフルタワーケース一択といえるでしょう。
ATXマザーボードを取りつけられ、大型のファンやグラフィックボードの設置も可能。内部のスペースに余裕があるので、クリーニングやメンテナンス作業もしやすいといえます。
設置場所の確認は必須ですが、PCを組んでからもパーツの交換・追加がしやすく、将来的な拡張性に優れていることが魅力。快適にゲームプレイができる自作PCを作りたい人におすすめです。
コンパクトで軽く、デスクやラックの上に置きやすいミニタワーケース(小型PCケース)。安価なものが多いですが、パーツを取りつけるスペースが限られるため自作PCに慣れた中級者向きといえます。
設置できるマザーボードはMicro-ATXまでの大きさまで。拡張スロットの数も限られます。排熱効率のよい配置を考えながら狭いスペースで作業をするのは、初心者には難しいでしょう。
とはいえ、目的と構成を明確にして組めばミドルタワー以上のハイスペックなPCを自作することも可能。PC自作スキルの腕試しをするにはもってこいのケースといえます。また、PC全体の安定性や性能にこだわる人は、PC電源ユニットを決めてからケースを選ぶのもひとつの方法です。
PCの構造上、冷却性能と静音性を両立したケースは限られます。目的や用途が決まっている場合は、どちらかに特化したケースを選ぶことがおすすめですよ。
PCの寿命やパフォーマンスに直結する冷却性能。ハイスペックなパーツで構成したマシンも、エアフロー(熱を冷却・排出するための空気の流れ)が悪ければ本来の性能を発揮できません。
内部の通気性を高め良好なエアフロー環境を目指すなら、メッシュ加工が施されたケースを選びましょう。3面以上がメッシュのものなら、空気の吸入・排出がスムーズになり、高い冷却効果が期待できます。
一方で、構造上ファンや内部パーツの騒音・ノイズが抑えられないので、ボイスチャット中や作業に集中したいときに気になるかもしれません。
騒音を抑えるためには、音が漏れないように密閉性の高いケースを選ぶ必要があります。加えて、吸音材・遮音材を搭載しているものなら、騒音を吸収しより高い静音効果が望めます。
ただし、冷却性能が悪くなってしまうため、内部のファンの配置や数などエアフローの最適化がマスト。
冷却性能も重視するなら水冷システムを導入するのもひとつの手です。対応ケースやラジエーター・冷却ユニットは高価であるうえこまめなメンテナンスが必須ですが、ファンを用いる空冷式より高い冷却性能と静音性が期待できます。
用途がはっきり決まっていない人は、パネルの一部がメッシュのケースを選ぶのもひとつの手。
静音性・冷却性能を両立したものは少ないですが、PCケース用の吸音材や防塵防音フィルタをつけるなど、あとから工夫できることもありますよ。
長期的に使うからこそ、手入れのしやすさも考慮に入れましょう。PC内部はホコリが溜まりやすく、清掃を怠ると基盤・回路のショートや帯電による起動不良につながります。
また、防塵フィルターにホコリがたまると、内部のファンの吸気・排気効率が悪くなりPCのパフォーマンスに支障をきたします。ファンの回転率が上がるので、騒音が悪化してしまうことも。
側面パネルやフィルターが簡単に取り外せるものなら清掃も容易です。せっかく組んだPCだからこそ、長く使うことを考えてケースを選びましょう。
ドライブベイとは、内蔵の周辺機器を取りつけるためのスペースのこと。
将来的にストレージの増設をしたいなら、HDD向けの3.5インチベイと、SSD向けの2.5インチベイの数を確認しましょう。
光学ドライブをPC内部に取りつけるには5インチベイが必要。最近は5インチベイが搭載されていないケースも多いので注意しましょう。
デスクに常に置いておくものだからこそ、ケースのデザインにもこだわりたいですよね。
内部のパーツを見せたいのであれば、サイドパネルがアクリル・強化ガラスのものを選びましょう。ゲーミングPC用にはLEDライトを搭載した ケースが人気。価格が安いものもあり、部屋全体の雰囲気をがらっと変えられますよ。Cooler MasterやThermaltakeといったメーカーが有名です。
シンプルなデザインを求めるなら、Fractal DesignやCORSAIRといったメーカーがおすすめ。ブラックやホワイトを基調としたケースの種類が豊富です。
また、CORSAIRやInWinから、インテリアと調和する木目調のものも販売されています。自作PCのかっこよさの要であるからこそ、ぜひ気に入ったデザインのケースを見つけてくださいね。
なおミドルタワーPCケースの選び方については、以下のコンテンツで詳しく解説しているので参考にしてみてください。
アクリル製サイドパネルを備え、LEDライティングが目を引くミドルタワーケース。フロント・トップ共に24mmサイズの水冷クーラーに対応しており、汎用性が高いサイズ設計です。フロントメッシュ構造により、ケース内エアフローを正常化します。
前面インターフェース | USB Type-A |
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サイドパネル | アクリル |
拡張ベイ | SSD:2.5インチ×3/HDD:3.5インチ×2 |
拡張カード搭載スペース | 不明 |
冷却性 | ファン1基搭載(最大6基搭載可能)、240mmの水冷クーラーに対応 |
幅 | 409mm |
奥行 | 214mm |
高さ | 485mm |
素材 | アクリル |
ブラックのパウダーコーティングにより、シンプルなデザインに仕上げて耐久性を向上しています。3.5インチドライブを2台、2.5インチドライブを4台まで取り付けできるほか前面には最大240mmの水冷ラジエーターを搭載可能。電源ユニットの配置はトップマウント式を採用しています。
前面インターフェース | USB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1、LEDコントロールボタン×1 |
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サイドパネル | 不明 |
拡張ベイ | 外部5.25インチ×1、内部3.5/2.5インチ共用×1、内部3.5インチ×1、内部2.5インチ×4 |
拡張カード搭載スペース | 最大295mm |
冷却性 | 前面に最大240mmの水冷ラジエータの取り付けが可能 |
幅 | 200mm |
奥行 | 394.5mm |
高さ | 423mm |
素材 | スチール、プラスチック |
パネル3面を手軽に開閉できる、新型シャーシを採用しました。本格水冷もできる大容量かつ、柔軟性のあるデュアルレイアウト設計が特徴。最大でHDD14台・SSD4台・ODD1台を搭載できるストレージの収納能力も魅力です。
前面インターフェース | USB Type-C、USB Type-A、マイク、ヘッドホン |
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サイドパネル | ソリッドパネル |
拡張ベイ | 外部5.25インチ×1、内部3.5/2.5インチ共用×3(ストレージレイアウト時:内部3.5/2.5インチ共用×7)、内部2.5インチ×2 |
拡張カード搭載スペース | 最大491mm |
冷却性 | ファン3基標準搭載(ケースファン最大9基搭載可能)、120~420mmまでの水冷ラジエータ取り付け可能、Nexus+ 2ファンハブ装備 |
幅 | 240mm |
奥行 | 547mm |
高さ | 475mm |
素材 | 鋼鉄、スチール |
なおフルタワーPCケースの選び方については、以下のコンテンツで詳しく解説しているので参考にしてみてください。
形状 | フルタワー型、フルタワー |
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対応マザーボード | ATX、Extended ATX((≤285mm))、Micro-ATX、ITX |
対応グラフィックボード | 455mm |
対応CPUクーラー | 190mm |
対応電源ユニット | サイドマウント:180mm/HDD搭載時:180/300mm(ケーブルを含む)/HDD非搭載時:470mm(ケーブルを含む) |
前面インターフェース | USB Type-C |
サイドパネル | 強化ガラス |
拡張ベイ | 3.5インチ、2.5インチ:4/4/2.5インチ:2 |
拡張カード搭載スペース | 不明 |
冷却性 | 多方向の気流、ラジエーター対応 |
拡張スロットの数 | 8 |
ファンコントローラーあり | |
電源 | 別売り |
幅 | 245mm |
奥行 | 530mm |
高さ | 545mm |
容積 | 不明 |
重量 | 13.6kg |
素材 | スチール、プラスチック、ガラス、木材 |
形状 | フルタワー型、フルタワー |
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対応マザーボード | ATX、Extended ATX、Micro-ATX、ITX |
対応グラフィックボード | 400mm |
対応CPUクーラー | 175mm |
対応電源ユニット | 245mm(HDDあり・ケーブルを含む)/440mm(HDDなし・ケーブルを含む) |
前面インターフェース | USB Type-C |
サイドパネル | 強化ガラス |
拡張ベイ | 3.5インチ / 2.5インチ:2/2、2.5インチ:3 |
拡張カード搭載スペース | 不明 |
冷却性 | 空冷、ラジエーター対応 |
拡張スロットの数 | 8 |
ファンコントローラーあり | |
電源 | 別売り |
幅 | 230mm |
奥行 | 522mm |
高さ | 522mm |
容積 | 不明 |
重量 | 12.55kg |
素材 | スチール、プラスチック、ガラス |
形状 | フルタワー |
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対応マザーボード | E-ATX、ATX、Micro ATX、Mini ITX |
対応グラフィックボード | 最大440mm(リザーバー・ポンプ非搭載時)、最大300mm(リザーバー・ポンプ搭載時) |
対応CPUクーラー | 最大175mm |
対応電源ユニット | ATX 12V(最大200mm) |
前面インターフェース | USB Type-C(USB3.1 Gen1 Type-C×1)、USB Type-A(USB3.0×2、USB 2.0×2)、マイク×1、ヘッドホン×1 |
サイドパネル | ガラス(強化ガラス) |
拡張ベイ | 3.5インチ/2.5インチ×2,2.5インチ×2 |
拡張カード搭載スペース | 最大440mm |
冷却性 | 空冷 |
拡張スロットの数 | 8 |
ファンコントローラーあり | |
電源 | 別売り |
幅 | 315mm |
奥行 | 525mm |
高さ | 550mm |
容積 | 不明 |
重量 | 14.95kg |
素材 | SPCC、強化ガラス |
なおミニタワー(小型)PCケースの選び方については、以下のコンテンツで詳しく解説しているので参考にしてみてください。
シンプルでスタイリッシュなフロントデザインが魅力。最大5基のケースファン・最大280mmサイズの水冷ラジエータの設置が可能です。ケーブルマネジメントに優れた、電源カバーを搭載していますよ。
形状 | キューブ型、ミニタワー、スリム型 |
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対応CPUクーラー | 全高155mm |
前面インターフェース | USB Type-A(USB3.0×1、USB2.0×2)、マイク×1、ヘッドホン×1 |
サイドパネル | SPCC |
拡張ベイ | 内部3.5インチ×2、内部2.5インチ×2 |
拡張カード搭載スペース | 最大350mm |
幅 | 205mm |
奥行 | 423mm |
高さ | 400mm |
素材 | SPCC |
自作PCのドレスアップを楽しめるよう、左サイドのスイングドアパネルに3mmの強化ガラスを採用。換気用のPSUカバーを設置しており、ケーブルを隠しながら空気の流れを向上させます。上下2か所にホコリやゴミの侵入を防ぐダストフィルターを備えているのもポイントです。
形状 | キューブ型、ミニタワー、スリム型 |
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対応CPUクーラー | 全高165mm |
前面インターフェース | USB Type-A(USB3.0×1、USB2.0×2)、マイク×1、ヘッドホン×1 |
サイドパネル | ガラス(強化ガラス) |
拡張ベイ | 内部3.5/2.5インチ共用×2、内部2.5インチ×2 |
拡張カード搭載スペース | 最大330mm |
幅 | 220mm |
奥行 | 441mm |
高さ | 411mm |
素材 | SPCC、強化ガラス |
PC内部がよく見える、全面強化ガラス製のサイドパネルは手回しねじで固定するため、工具なしで簡単に外すことができます。8基の120mmファンを搭載可能。フロントパネルは側面に縦長のエアインテークを設け豊富なエアフローを産み出し、PCケース内の温度を低く保ちます。
形状 | ミニタワー |
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対応CPUクーラー | 150mm |
前面インターフェース | USB Type-A |
サイドパネル | 強化ガラス |
拡張ベイ | 1×2.5インチ、1×2.5/3.5インチ共用ベイ |
拡張カード搭載スペース | 不明 |
幅 | 206mm |
奥行 | 355mm |
高さ | 422mm |
素材 | スチール、プラスチック、強化ガラス |
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