サーフスケートのおすすめ人気ランキング【2025年】

初心者はまずロングボードから始めてみましょう。約40インチ（約102cm）以上とデッキが長い分、膝を落として体勢を低くできるのが特徴です。バランスが取りやすく、安定感があります。

ロングボードはサーフィンに近いスタンス（足幅）を取りやすいため、サーフィンの練習に使いたい人にもうってつけ。サーフィンのスタンスは肩よりやや広めが目安なので、とくに肩幅が広めの人にはしっかり足幅が取れるロングボードがおすすめです。

なお、デッキが長いとターンの際にある程度の荷重をかける必要があります。実際のサーフィンに近い体重のかけ方が身につきやすいので、基礎練習を積みたい人にぴったりです。

安定性・操作性のバランスを重視する人には、ファンボードが適しています。長さは約38インチ（約97cm）で、ショートボードよりも安定性が高く、ロングボードより小回りが効くのが特徴。トリックに挑戦したい人にもうってつけです。

ショートボートとロングボートのよさを兼ね備えたタイプなので、汎用性が高いのもメリット。サブボードとしてもおすすめです。基礎から技の練習まで、幅広く使えるものがほしい人はチェックしてください。

ダイナミックなアクション練習がしたい上級者は、ショートボードを選択しましょう。約35インチ（約89cm）以下の、デッキが短いタイプです。小回りが効きやすく、トリックを楽しみたいときにぴったり。サーフィンの見せ場である、トップアクションの練習にも役立ちます。

ショートボードは、子どもや小柄な人にも狙い目です。体が小さい人なら、ショートボードでも肩幅より広めのスタンスを取りやすいといえます。安定したスケーティングを目指すなら、挑戦してください。

シンプルにライディングを楽しみたい人には、オールドデッキが狙い目です。テールに反り返りがある幅広サイズで、パワーとスピードに優れています。技よりも滑ることを意識したデッキなので、ライディングに慣れたい初心者にもおすすめです。

街乗りをするなら、クルーザーデッキに注目しましょう。トリック向けのデッキに比べ、ノーズが細くテールが太いのが特徴。クルージングを楽しむことを目的としているため、街での移動に重宝します。インチサイズが幅広く展開され、レベルや体格に合うものを見つけやすいのも利点です。

トリックの練習がしたい人は、ストリートデッキに着目しましょう。前後の形が同じで細かい動きに対応しやすい形。跳んだり、板を回したりしやすいのが魅力です。サーフィンの練習をしたい人よりも、サーフスケートを使ってトリッキーな技にチャレンジしたい人に適しています。

クルージングもトリックも楽しみたい人は、ハイブリッドデッキをチェックしましょう。ストリートデッキと比べてひと回り大きく重いものの、トリックの練習も可能です。スピードやパワーが出やすく、滑走感を楽しみたいときにもぴったり。街乗りからパークまで、幅広く活用できます。

カービングやスピード感を楽しみたい人には、フリーライドデッキ・ダウンヒルデッキがマッチします。36〜40インチ（約91～102cm）ほどの長さがあるのが特徴。サーフスケートとして使う場合はソフトウィールを装着するため、カービングや坂を使った走行が得意です。スタイリッシュなライドを楽しめます。

サーフィンの練習をしたい人には、フリースタイルデッキがすすめられます。約40〜50インチ（約102～127cm）以上と長いため、安定性が高く初心者でも扱いやすい形状です。サーフィンと同じスタンスを取りやすいうえ、荷重をかけたターンもできるので、サーフィンの基礎練習にも役立ちます。

操作性の高さを重視する人は、ハイトラックを選びましょう。高さは60〜63mmほどで、可動域が広いタイプ。ハイトラックは小回りが効きやすいため、キレのあるカービングを決めたい人は要チェックです。

一方、安定性の高さで選ぶなら、ロートラックが狙い目。高さは56〜58mmほどで、可動域が狭いのが特徴です。ロートラックは動きすぎず、安定したライディングを楽しめます。サーフスケートに慣れていない初心者にもぴったりです。

なお、デッキとトラックの間に挟むライザーパッドを使えば、トラックの高さを出せます。最初はローを選んで、滑り慣れたら高さを調整するのもおすすめです。

操作性を重視するなら、トラックの幅がデッキ幅よりもやや短いものを選んでください。わずかな体重移動で曲がるので、キレのあるターンを決められます。ダイナミックな動きに挑戦したい人も要注目。滑りに慣れている上級者は短めを検討してください。

反対に、安定性を高めたい場合は、デッキの幅とトラックの幅を合わせましょう。基本的にトラック幅が広いほど、安定性が増します。ただし、デッキからはみ出てしまうと足がウィールに引っかかる可能性があるので、はみ出ていないものを選択しましょう。

操作性に優れたものを求めるなら、やわらかめのトラックがうってつけです。やわらかいほうが曲がりやすく、カービングがきれいに決まります。ボードを操作する感覚を掴むトレーニングがしたい人にもおすすめです。

一方で安定性を重視するなら、硬めを選びましょう。グラつきにくい硬めのトラックは、バランスが取りにくい初心者でも扱いやすいといえます。硬めのトラックで曲がるには強く踏み込む必要があるため、踏み込む力を強化したい人も試してみてください。

なおトラックの硬さとは、トラックの中央に入っているブッシュと呼ばれるゴムパーツの硬さのことを指します。メーカーによって、色でブッシュの硬さを分けていたり、数値で硬さを表示していたりするので、チェックしましょう。

乗り心地のよさを重視するなら、やわらかいゴムのソフトウィールがベター。ウィールの硬さは数値で表され、おおよそ75A〜85Aがソフトウィールです。ソフトウィールは衝撃吸収性が高く、コンディションの悪い路面も快適に滑れます。グリップ力も優れているので、安定したターンが決めやすいのも魅力です。

スピードに乗ったライディングを楽しみたい人には、硬めのゴムのハードウィールが適しています。一般的に、90A〜101Aがハードに分類。ソフトウィールよりもグリップ力が低いため、抵抗が少なくスピードが出やすいのが特徴です。摩耗しにくいため、長持ちする傾向があるのもハードウィールの利点といえます。

トリックの練習をするなら、ウィールのサイズは直径55mm以下を目安に選びましょう。軽量で操作性がよいため、跳んだり回したりしやすいのが魅力。ウィールが小さいとロートラックが使えるので、デッキコントロールもしやすいといえます。

ハイスピードな滑りを楽しみたい場合は、直径60mm以上の大きめがおすすめです。ウィールが大きいと、1回転で進む距離が長いのがメリット。スピードが出やすいのも利点です。小石や路面の亀裂といった障害物も乗り越えやすいため、悪路のライディングにも適しています。

トリックもスピードも楽しみたい人は、56～60mmの中間サイズを選択しましょう。操作性と安定性のバランスがよく、初心者にも向いています。重視する項目を決めて、自分に合うサイズを購入してください。

様々な商品のなかから自分のレベルや目的に合うものを見つけたい人には、カーバーがすすめられます。カーバーは、1996年にロサンゼルスで誕生したサーフスケートブランド。安定性の高い初心者向けからパワフルなライディングを楽しみたい上級者向けまで、幅広いラインナップが魅力です。

例えば、キレのあるターンを楽しみたいなら、30インチ（約76cm）以下の短いモデルがおすすめ。操作性を重視するなら、深めのコンケーブ（横幅の湾曲した部分）で、足と接着面のフィット感を高めたものが適しています。ウィールの中央がやや凹んでいるため足の力がボートに伝わりやすく、乗り心地も良好です。

価格は2023年6月現在、50,000円前後のモデルが主流。和のデザインを施した日本限定販売のモデルも展開されているので、和物が好きな人は要チェックです。

陸上でもサーフィンの練習を楽しみたいなら、ヤウが狙い目です。ヤウは2015年にスペインで生まれたサーフスケートブランドで、「どこにいても、波を見つけよう」がコンセプト。波がない日でもサーフィンを楽しみたい人のために、サーフィンに限りなく近い乗り心地を味わえるサーフスケートを販売しています。

ヤウのサーフスケートは、前輪のトラックが大きく動くのが特徴です。軽量性・安定性・耐久性に優れた独自システム「MERAKI（メラキ）」を採用し、初心者でも扱いやすい仕上がりを叶えています。ターンをしたときにボードの重みをしっかり感じられるため、サーフィンの練習に使いたい人にぴったりです。

サイズは29〜34インチ（約74～86cm）ほどのショートボードが主流で、操作性を重視する上級者にも向いています。価格は2023年6月現在、40,000〜45,000円ほどのものが多め。なかには25,000円程度の安価なモデルも販売されているので、チェックしてください。

できるだけ安く手に入れたい人は、ウッディプレスに注目しましょう。「より多くの人達にサーフスケート・サーフィンの楽しさを届けたい」をコンセプトに、低価格の商品を販売しています。2023年6月現在20,000円以下のモデルが豊富で、初心者でも手が出しやすいブランドです。

2種類のトラックモデルが展開されているのも特徴。サーフィンに近い乗り心地を楽しみたい人には、カービングモデルがおすすめです。ターン時に強めに踏み込む必要があり、実際のサーフィンに近い感覚を味わえます。初心者には軽めの踏み込みで操作できるスクラターモデルが狙い目です。

レディース向けの軽量モデルも販売されているので、女性ボーダーにもおすすめ。木の質感を活かしたおしゃれなデザインもラインナップされており、見た目にこだわる人にもすすめられます。