旅行や出張に欠かせないスーツケース・キャリーケース。キャリーバッグとも呼ばれ、ビジネス向けのシンプルなものから、おしゃれなものまで幅広いデザインの商品があります。サイズや容量もさまざまで、人気ブランドやメーカーもRIMOWA・ace.・サムソナイト・イノベーター・アメリカンツーリスターなど選択肢は豊富。相場はどれほどか、日本製を選ぶべきかなど、悩むことは多いですよね。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のスーツケース・キャリーケースのなかから、おすすめの商品や人気の商品をランキング形式で紹介します。
果たしてどの商品がマイベストの選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?スーツケース・キャリーケースの選び方のポイントも説明しているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
トラベルグッズを愛してやまない「スーツケースの伝道師」。舞台業界を経て、雑貨業界でトラベルグッズやレイングッズの仕入れ・商品開発に携わる。その経験を活かし、現在は個人で「スーツケースの伝道師」を名乗り活動。趣味で始めたスーツケースや旅行用品への愛をSNSで発信し、テレビや雑誌を通じて旅の楽しさを伝えている。業界を盛り上げるため、「旅道具大賞」「アンブレラアワード」を主催。自宅には32台のスーツケースを所有し、アンブレラマスターの資格を持つ。
整理収納アドバイザー。片づけられない人生32年間に終止符を打ち、予約の取れないカリスマ整理収納アドバイザーとして活躍。訪問件数は2000件を超える。2022年からは、整理収納アドバイザーの起業家応援として「整理収納キャンプ」をスタート。学長として整理収納アドバイザーの教育をおこなう。同年4月には、ハウスキーピング協会より子ども向けの講座「整理収納アドバイザージュニア2級認定講座」をリリース。日本全国第一号の認定講師として活動中。NHK「あさイチ」・日本テレビ「ヒルナンデス」などメディア出演多数。主な著書は『心も整う「捨てる」ルールと「しまう」ルール』『捨てない片づけ』など。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
コンテンツ全体の記載内容を刷新しました。
目次
現代ではキャリーケース(キャリーバッグ)とスーツケースは同じものとして扱われており、呼び名が異なるだけで違いはほとんどありません。もともとスーツケースは、ビジネスシーンでスーツやシャツなどの衣類をきれいに収納するために用いられていたもので、キャリーケースは、重い荷物を楽に持ち運ぶために車輪とハンドルがついたもの。
しかしキャスター付きのほうが便利であるため、多くのスーツケースにキャスターが取りつけられた結果、実質キャリーケースとの違いがなくなりました。さらに現在も進化を続けており、豊富なサイズバリエーションに加え、最新モデルではリュックのように背負えるタイプに変形するものも登場しています。用途に合わせて、ぴったりのスーツケースを探してくださいね。
最近のスーツケースは、ドリンクホルダーやスマホスタンド、充電機能がついたものなど付属品の充実性・多機能性がトレンド。ドリンクホルダーはコンパクトな日傘置きとしても活躍するので、とくに女性人気が高い印象ですね。
スーツケース・キャリーケースを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
スーツケース・キャリーケースの適切なサイズがわからないという人も多いですよね。一般的に、1泊分の荷物量は約10Lが目安とされています。これは1泊分のシャツや下着などの衣類、歯ブラシやコスメなどの洗面用品に加え、その他プラスαで入れる用品など、旅行に必要な基本アイテムを想定した容量です。
旅行日数が増えればその分荷物も多くなるため、スーツケースの容量も日数に応じて大きくするのが賢明。1泊2日や2泊3日などの短期旅行には20〜40L程度のSサイズ(機内持ち込みサイズ)を、3泊4日から1週間程度の中期旅行なら41〜80L程度のMサイズを、1週間以上の長期旅行には81L以上のLサイズを選ぶとよいでしょう。
ただし、これらの容量はあくまで目安。持ち歩く荷物の量や旅行の目的によって、適したサイズ・容量は変わります。下の選び方も参考に、滞在期間や用途に合った適切な大きさのスーツケース・キャリーケースを探してくださいね。
2泊3日程度の旅行には、26〜40LほどのSサイズのスーツケースが最適。このサイズは多くの場合、機内への持ち込みが可能なので、預け荷物を待つ手間が省け、空港に到着してすぐに旅をスタートできます。とくに短期間の旅行では、移動の効率性が重要なので、手荷物として機内へ持ち込める大きさのスーツケースを選ぶのがおすすめ。
ただし、機内持ち込み可能なサイズは航空会社によって異なるため、出発前に確認が必要です。とくにLCC(格安航空会社)は、通常の航空会社よりもサイズや重量の規定が厳しいことが多いので注意しましょう。重量制限にはスーツケース自体の重さも含まれることにも留意が必要です。
また、拡張機能付きのスーツケースは便利ですが、拡張した際に機内持ち込み基準を超える可能性があります。一般的に、国内線で機内持ち込みが可能なスーツケースのサイズは高さ55cm、横幅40cm、奥行き25cm、3辺の合計が115cm以内ですが、LCCではさらに厳しく、奥行きが23cm以内に制限される場合も。国際線でもルールは異なるので、事前に規定を確認して快適な旅行を楽しんでください。
1泊程度の旅行ならSSサイズのスーツケースや、1泊旅行用バッグも選択肢に入るでしょう。また、2泊3日程度の滞在予定でも、子どもの洋服や家族の荷物も一緒に入れたいという人もいますよね。そんなときにはMサイズのスーツケースも検討してくださいね。
PCを持ち運ぶことが多い人には、フロントオープンタイプのスーツケースがおすすめ。スーツケースを立てたまま、空港や出先でもPC・書類・小物を簡単に取り出せるため、わざわざ倒す必要がなく楽にものの出し入れが可能です。
一方で、フロントオープン型は収納スペースが少し狭くなり、パッキングに制約が出るというデメリットも。ビジネス出張や旅先でのPC作業が必要な人には便利な選択ですが、観光やレジャー目的のみなら必ずしも選ぶ必要はないでしょう。自分の旅行スタイルに合ったスーツケースを選んでくださいね。
Mサイズのスーツケースは一般的に60L前後の容量で、3泊4日や4泊5日など1週間以内の中期旅行にぴったり。衣服や日用品に加え、お土産やレジャー用品などもしっかり収納できるため、旅行中に荷物のスペースを気にすることなく過ごせます。機内持ち込み用では容量が足りず、大型サイズだと少し大きすぎると感じる場合には、Mサイズのがバランスよく活躍するでしょう。
また、修学旅行や卒業旅行といったイベントにもMサイズのスーツケースがおすすめ。お土産も余裕をもって持ち帰れて、帰宅時の荷物の整理もスムーズに行えるでしょう。また、2泊3日程度の短期旅行であっても、子どもや家族の荷物を一緒に詰めたい場合にも活躍します。
Mサイズをわざわざ購入せずとも、Sサイズのスーツケースとボストンバッグを使用したり、子ども用にキッズスーツケースを用意したりするのもひとつの手。ただしMサイズのキャリーケースは、必要な荷物をこれひとつにしっかり収納できる点が魅力なので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
Mサイズの購入時は、拡張機能がついたスーツケースも検討するとよいでしょう。とくに修学旅行などでは、お土産をたくさん買うことも考えられます。荷物の量に合わせて容量を調整できる拡張機能つきだと便利ですよ。
海外などに1週間以上の長期旅行に行く場合は、90〜100Lの大型スーツケースが必須アイテム。この容量であれば、必要な衣類や日用品だけでなく、使い慣れた雑貨・靴・本に加えて食料品など「これがあると便利」というアイテムまで余裕を持って詰め込めますよ。
1週間程度の旅行には70〜90Lのスーツケースで十分な場合もありますが、ビジネス出張や留学、多目的な旅行には90〜100Lが安心。日常的なアイテムに加え、リュックや革靴などのビジネスグッズ、資料などを追加で詰める場面も考えられるため、少し大きめサイズのスーツケースを選ぶのがおすすめです。
さらに、数か月にわたる長期滞在では100L以上の超大型スーツケースが活躍するでしょう。冬物のコートやお気に入りの靴、さらには日本からのお土産も詰められるので、海外生活がより充実します。なお「単発の旅行や出張に必要で、今後あまり使う機会がない」という場合は、必要に応じてスーツケースをレンタルするのもひとつの手ですよ。
スーツケースのボディ素材は、「ハード・ファスナータイプ」「ハード・フレームタイプ」「ソフトタイプ」の大きく3つのタイプに分けられます。迷ったら耐久性と扱いやすさの両方を兼ね備えた、ハード・ファスナータイプのスーツケースを選ぶのがおすすめ。
ハード・ファスナータイプはつなぎめがファスナーで布製なので、クッション性がありボディが割れにくい点が魅力です。ファスナーを使った開閉も簡単で扱いやすいでしょう。防犯面ではフレームタイプに劣るものの、耐久性と使い勝手のバランスが取れており、多くの旅行者に人気があります。
一方、ハード・フレームタイプは、防犯性が高いことが特徴です。しかし、つなぎめにクッションがなく、外部からの衝撃でボディが割れやすい点や、重さがデメリット。防犯性を最優先したい方には向いていますが、持ち運びやすさを重視する場合は注意が必要です。
ソフトタイプ(布製)のスーツケースは軽量で持ち運びやすい点が利点ですが、防犯性にやや不安が残るため、国内旅行や荷物を常に手元に置いておける場面での使用に適しています。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の重視するポイントに合わせてスーツケースの素材を選んでくださいね。
アメリカ渡航には、TSロック(旧:TSAロック)付きのものが必須。TSロックとは、アメリカ運輸保安局が承認した特殊なカギで、空港職員が荷物を検査する際にスーツケースを破壊せずに開けられる仕組み。これがついていないと検査の際にロックを壊される可能性があります。
ただし、現在販売されているほとんどのスーツケースにはTSロックが標準装備されているため、念のため確認する程度で十分でしょう。目印は赤いひし形、もしく赤い松明の印です。
容量 | 38L |
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重量(公称値) | 3.3kg |
3辺の合計 | 115cm |
素材 | ポリカーボネート |
良い
気になる
トリオの「Innovator スーツケース INV50」は、北欧デザインらしいミニマルな美しさと実用性を兼ね備えたバランス型の人気モデル。両面チャックの仕切りとフロントオープンが特徴で、ビジネス・プライベート問わず幅広いシーンに活躍。
操作性は「小回りも利きやすく、軽い力でどんな路面も快適に進める」「キャスターがとても滑らか」とモニターから絶賛。加水分解対応キャスターや外付けバー設計など耐久性の工夫も多彩です。キャスター音は65.32dBと非常に静かで、長時間の移動や夜間利用にも安心。両面チャックの仕切りで荷物整理がしやすく、フロントオープンで立てたまま荷物の出し入れも快適。耐水性の検証でもまったく濡れない優秀な結果でした。
本体重量は3.3kgと平均的な重量ですが、グリップはクッション性がなく端寄りの配置で、長時間持ち上げたり階段での持ち運びには負担を感じやすい点は惜しいところ。両面チャックなので開いた時に中身が出ない点は良いものの、ゴムバンドの仕切りに比べると収納量は限られます。
高い操作性や静音性、フロントオープンの便利さ、そして防水力を重視する人におすすめ。他人にも胸を張って薦めたい、デザイン性と実用性に優れた一台です。
TSロック付き | |
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カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | ファスナー、フロントオープン |
キャスターの種類 | ダブル |
USBポート搭載 | |
ノートPC収納あり | |
フロントポケットあり | |
容量拡張機能 | |
タイヤストッパー機能 | |
保証期間 | 2年 |
走行音(実測値) | 65.32dB |
加水分解対応キャスター |
容量 | 36L |
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重量(公称値) | 約3.1kg |
3辺の合計 | 115cm |
素材 | ポリカーボネート |
良い
気になる
KURUKURUの「MAIMO STAND U」は、キャスターの静音性と軽快な走行性能が自慢の実用派モデル。フロントオープン構造で荷物の出し入れがしやすく、旅行や出張などさまざまな場面で活躍します。素材はPC100%採用で、軽さと一定の耐久性も両立しています。
操作性では「静かで滑らか、悪路でも引きやすい」「キャスターの動きがとても軽い」とモニターから高評価。実際にキャスター音は64.88dBで、検証商品の中でもトップクラスの静音性でした。フロントオープン構造は移動中でも荷物の出し入れがしやすく、両面チャック仕切りで整理もしやすい仕様。PC100%+リブ有りで軽さと一定の耐久性も両立しており、加水分解対応キャスターで長期利用にも安心です。
本体重量は約3.1kgとフロントオープンにしては標準的ですが、グリップは硬く薄い形状で端寄り。階段や長時間の持ち運びにはやや負担がかかります。耐水性ではチャック横の布部分から若干浸水する傾向があり、雨が強い日や長時間の屋外移動では注意が必要です。
静音性とフロントオープンの快適さを両立したい人、早朝や夜間の移動が多い人におすすめ。旅や出張を静か&スムーズに楽しみたい人にぴったりの一台です。
TSロック付き | |
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カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | フロントオープン、ファスナー |
キャスターの種類 | ダブル |
USBポート搭載 | |
ノートPC収納あり | |
フロントポケットあり | |
容量拡張機能 | |
タイヤストッパー機能 | |
保証期間 | 1年 |
走行音(実測値) | 64.88dB |
加水分解対応キャスター |
容量 | 約37L |
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重量(公称値) | 約3.2kg |
3辺の合計 | 115cm |
素材 | ポリカーボネート |
良い
気になる
衣川産業の「BERMAS スーツケース 60550」は、本体一体型フロントオープン構造を採用したモデル。ビジネス・旅行どちらにもなじむ落ち着いたデザインで、中身の整理や出し入れのしやすさを重視したい人向けに作られています。
操作のしやすさは「スムーズかつ思い通りに動かせる」「細かい方向転換も軽い力でできて便利」といった高評価コメントが多数。耐久性も高く、PC100%素材&リブ有り構造で長く使いたい人にも安心です。フロントオープン構造で、立てたまま荷物の出し入れがスムーズ。観音開きした際に出し入れが楽で収納スペースが柔軟に使える片面ゴム仕切りもポイントです。
一方、静音性は70.84dBでキャスター音がやや大きいのが惜しいポイント。グリップはクッション性なし・端寄り配置なので、階段などで持ち上げが必要な場面では手や腕への負担がかかりやすい仕様です。耐水性の検証では下部が濡れる結果になったので、雨天時は注意してください。
ビジネス・旅行問わず荷物の出し入れや整理のしやすさを重視したい人におすすめ。静音性や持ち上げのしやすさを重視する場合は慎重な検討を。
TSロック付き | |
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カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | ファスナー、フロントオープン |
キャスターの種類 | ダブル |
USBポート搭載 | |
ノートPC収納あり | |
フロントポケットあり | |
容量拡張機能 | |
タイヤストッパー機能 | |
保証期間 | 1年(メンバー登録者のみ) |
走行音(実測値) | 70.84dB |
加水分解対応キャスター |
容量 | 55L |
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重量(実測値) | 4.24kg |
素材 | ポリカーボネート |
フロントポケットあり | |
保証期間 | 2年 |
良い
気になる
トリオの「Innovator スーツケース INV155」は、どれを選べばよいか迷った人や、中型のフロントオープンスーツケースを探している人におすすめ。すべての検証でよい結果を残した商品で、機能性や使い勝手のバランスが取れています。
底に凹みがあるためたわみに強く、耐久性の高さは特に優秀です。ファスナーもしっかりした太い番手で壊れにくいでしょう。キャスターは加水分解などの劣化に強く、肉厚で幅も広いため長持ちしそうです。そのうえ耐水性も高く、キャリーバーを上げた状態で50cmの高さからシャワーを5秒間かけても、スーツケースの下部が濡れたのみでした。
荷物の出し入れがしやすいのもメリットです。モニターからは「本体の内側にファスナーがあるので開いたときに荷物がばらけなかった」などと好評。フロントポケットは本体一体型で、大きく手前に開くため、立てたままでもパソコンなどの大きなものを出し入れしやすいようです。
操作のしやすさも良好で、キャスターはおおむねスムーズに動きました。モニターからは「砂利道やマンホールなどの段差もふらつかず安定して動かせた」との声が。一方、グリップには角度がついており、手にフィットしたという人と角が当たって痛いという人で意見が分かれました。持ち上げたときの重さも少し気になったものの、ハンドルは手にフィットする印象です。
走行音は平均55.38dBと静音性も十分な結果に。駅や空港などで使用するぶんには、音はほとんど気にならないでしょう。
総じて大きな欠点が見当たらず、バランスの取れた使いやすいスーツケースといえます。カラーバリエーションも10色と豊富であるため、デザインを重視する人もぜひチェックしてみてください。
3辺の合計 | 126cm |
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TSロック付き | |
カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | ファスナー、フロントオープン |
キャスターの種類 | ダブル |
ポケットの数 | 7 |
USBポート搭載 | |
走行音(実測値) | 平均55.38dB |
キャリーバーの高さ調節 | 3段階 |
容量 | 51L(拡張時61L) |
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重量(実測値) | 3.81kg |
素材 | ポリカーボネート、ABS混合樹脂 |
フロントポケットあり | |
保証期間 | 3年 |
良い
気になる
ティーアンドエスの「LEGEND WALKER EARTH 5512-57」は、2万円以下で満足度の高いシンプルなデザインのスーツケースがほしい人におすすめです。比較的安価なうえ、検証ではバランスよく評価されました。
最も評価が高かったのは耐水性の高さ。検証ではスーツケースの下部がわずかに浸水したものの、突然の雨でも影響は少ないといえます。本体にリブは入っていませんが、ある程度の柔軟性があるので衝撃にも耐えられるでしょう。キャスターも6cmと大きく、耐久性に貢献しています。
持ち上げたときの負担の少なさも良好で、モニターからは「素材が柔らかく手にフィットする」との声が多数。階段での揺れが気になる人もいましたが、おおむねスムーズに持ち上げられそうです。操作性もよく「直線も砂利道も比較的スムーズに動き、小回りも利く」と好評。段差では多少の引っかかりがあったものの、安定感があり行きたい方向に軽い力で動かせるでしょう。
本体のファスナーをスムーズに開け閉めでき、荷物の出し入れのしやすさも好印象。フロントポケットはないものの「ファスナーが思いどおりの広さに開けられ、荷物の出し入れが楽」などと本体収納スペースは使いやすい印象です。走行音は平均54.18dBで、駅や空港で問題なく使用できるレベルでした。
デザインは特に目立つ部分がなく、荷物を入れて運ぶためのスーツケースとしてシンプルにまとまっています。拡張機能があり、荷物が増えた際に対応できる点も魅力です。手頃な価格ながら使い勝手がよいスーツケースを求める人にぴったりでしょう。
3辺の合計 | 125.3cm |
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TSロック付き | |
カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | ファスナー |
キャスターの種類 | ダブル |
ポケットの数 | 1 |
USBポート搭載 | |
走行音(実測値) | 平均54.18dB |
キャリーバーの高さ調節 | 3段階 |
容量 | 53L(拡張時60L) |
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重量(実測値) | 4.17kg |
素材 | ポリカーボネート |
フロントポケットあり | |
保証期間 | 10年(条件付き) |
良い
気になる
SAMSONITEの「ミンター スピナー61 エキスパンダブル」は、高品質なものを長く使いたい人におすすめです。6万円台と高価ですが、その分質のよいものを使用しています。
ポリカーボネート100%で柔軟性があるので割れにくく、耐久性の高さは高評価に。本体だけでなく、キャスターやキャリーバーも丈夫なつくりです。耐水性の高さもトップクラスで、シャワーで5秒間水をかけても浸水することはありませんでした。突然の雨に降られても、中の荷物が濡れる可能性は低いでしょう。
キャスターの動きがスムーズで、操作のしやすさも良好。モニターからは「点字ブロックも砂利道も動かしやすかった」といった声が挙がっており、軽い力で動かせるでしょう。ただし、キャリーバーの調節段階が少なく、好みの位置で止めにくい点には注意が必要。フロントポケットがない点も惜しいものの、本体の収納スペースは使いやすい印象です。
走行音が平均58.30dBとやや大きい点は気になりました。混雑している場所でも少しうるさく感じる可能性があります。
持ち上げたときの負担が気になりやすいのも惜しい点です。重心が下にある感じがして「重さをしっかり感じて疲れた」というモニターもいました。グリップのクッション性もいまひとつで、握った手が痛くなりやすいでしょう。
とはいえ、耐水性・耐久性が高く、操作性もよいスーツケースです。拡張機能もあり、長く使える良質な1台を探しているなら、検討する価値があるでしょう。
3辺の合計 | 126cm |
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TSロック付き | |
カギの種類 | ダイヤル式 |
開閉部 | ファスナー |
キャスターの種類 | ダブル |
ポケットの数 | 3 |
USBポート搭載 | |
走行音(実測値) | 平均58.30dB |
キャリーバーの高さ調節 | 3段階 |
容量 | 88L(拡張後108L) |
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重量(公称値) | 5.1kg |
3辺の合計 | 157cm(拡張後164cm) |
素材 | ポリカーボネート、ABS樹脂 |
走行音(実測値) | 63.02dB |
良い
気になる
ティーアンドエスが展開するブランド「LEGEND WALKER」の中でも、「BLUE WHALE 5525-69」は拡張+7cmのPOWERFUL-EXTENSION機構と、横開きのフロントオープン構造を備えた大型モデル。狭い場所でもスムーズに荷物を取り出せる設計で、5段階以上の多段階キャリーバーや、幅5.5cmのダブルキャスターを採用したタフで安定感のあるつくりが特徴です。
検証では「キャスターがスムーズで小回りがきく」「軽い力で進み、段差でも問題ない」といったモニターコメントのとおり、操作性の高さが際立つ結果に。キャスター音は63.02dBと静音性にも配慮されており、早朝や深夜の移動にも向いています。さらに、PC+ABS混合素材ではあるもののリブ付きのボディや、拡張した状態でもまったく濡れない耐水構造により、高い耐久性と防水性を両立しています。
一方で、グリップやサイドハンドルにはクッション性がなく、中心からややずれた配置のため、持ち上げる際には手への負担がやや気になります。また、仕切りのない内装構造は荷物の整理や頻繁な出し入れにはやや不向きです。
長期旅行や海外出張など、大容量・堅牢性・静音性を重視したい人に適したモデルです。狭いスペースでも開閉しやすい前開き構造を重視する人にも向いているでしょう。
幅 | 51cm |
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奥行 | 30cm(拡張後37cm) |
高さ | 76cm |
タイプ | ハード |
TSロック付き | |
開閉部 | ファスナー、フロントオープン |
保証期間 | 最大3年(公式サイトから購入の場合) |
キャリーバーの高さ調節 | 多段階 |
加水分解対応キャスター |
容量 | 100L(拡張後110L) |
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重量(公称値) | 5.1kg |
3辺の合計 | 156.5cm |
素材 | ポリカーボネート |
走行音(実測値) | 65.88dB |
良い
気になる
LOJELはSmart Travelをコンセプトに掲げ、洗練された機能性を追求するブランドです。「Cubo Fit」は大型で特徴的なフラットトップ構造により、限られたスペースでもスムーズに開閉可能。PC100%素材のボディに加え、高い拡張性と3段階調整のスマートなキャリーバー設計が際立つ一台です。
キャスターに関しては「キャスターがスムーズに動く」「軽い力で進む」「小回りが利く」とのモニターコメントが複数寄せられ、操作性が高評価でした。また、耐久性はPC100%素材かつリブ構造により優れ、加水分解対応キャスターなど構造面でも安心感があります。静音性も65.88 dBと、夜間移動でも音を気にせず使える仕様です。耐水面では、拡張した状態でも内部への浸水がまったく見られず、雨天時の荷物保護も万全です。
一方で、グリップにはクッション性がなく、中心からわずかにずれて配置されたため、持ち上げた際には手への負担が生じやすい点が課題。仕切りのない一室構造も、荷物整理や頻繁な出し入れには適していないため、整理整頓重視の人には注意が必要です。
大容量&優れた機能性を備え、長期旅や家族旅行向きのモデルです。特に軽快な取り回しと高い防水・耐久性を両立したい人に適しています。平置き開閉の設計は、狭いスペースでの荷物出し入れにも向いているでしょう。
幅 | 43.5cm |
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奥行 | 34cm |
高さ | 76.5cm |
タイプ | ハード |
TSロック付き | |
開閉部 | ファスナー、フロントオープン |
保証期間 | 10年 |
キャリーバーの高さ調節 | 3段階 |
加水分解対応キャスター |
容量 | 98L |
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重量(公称値) | 約4.4kg |
3辺の合計 | 147.5~156cm |
素材 | ポリカーボネート |
走行音(実測値) | 59.84dB |
良い
気になる
FREQUENTERは、兵庫県豊岡市の老舗・エンドー鞄が手がける国内ブランドで、202年近い歴史と特許取得の静粛キャスターを使用した設計が強みです。「4輪キャリーケース 1-253-68」は、大型モデルながら重量約4.4kgと軽量で、旅道具大賞では2年連続1位を受賞しています。
段差や砂利道でも振動が伝わりにくく、「小回りが利いて方向転換しやすい」「キャスターの動きが非常にスムーズ」とモニターからも満足の声が多い結果に。キャスター音は59.84dBと非常に静かで、深夜や早朝の移動でも安心して使えます。加えて、PC100%素材&リブ付きボディ、10mm以上の厚みと幅5mmのダブルキャスター、外付けのキャリーバーなど堅牢性にも優れた設計です。検証では内部への水の浸入もなく、防水性の面でも信頼できる内容でした。
一方で、グリップやハンドルにクッション性がなく、端に寄った配置のため、持ち上げ時に手への負担が生じやすい設計でした。頻繁に荷物を出し入れするには不便な横開き仕様であり、傾斜や長時間の移動ではキャスターが動きすぎる場面も見られました。
静音かつ耐久性も高い前提で、機能性と価格のバランスを重視したい人におすすめのモデルです。
幅 | 48cm(総外周:49.5cm) |
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奥行 | 31cm(総外周:31.5cm) |
高さ | 68.5cm(総外周:75cm) |
タイプ | ハード |
TSロック付き | |
開閉部 | ファスナー |
保証期間 | プレミアムケア:2年、3年 |
キャリーバーの高さ調節 | 4段階 |
加水分解対応キャスター |
スーツケースは大きさによって、手荷物として飛行機内に持ち込めるものや航空会社に無料で預けられるものなど、各航空会社によってルールが定められています。実際に旅行をする際はどちらのほうがよいのでしょうか。
機内持ち込みサイズのスーツケースの大きなメリットは、ほかの人に乱暴に扱われ破損する恐れがないこと。自分で管理しておけば破損の恐れも少ないうえ、ロストバゲージのリスクも少なくなります。さらに着陸後ベルトコンベアで自分の荷物を待つことなく速やかに出発でき、煩わしさもありません。
一方航空会社に預けることのメリットは、機内持ち込みよりも大きなサイズまで無料で預かってもらえるため、容量の大きなものに家族の荷物をまとめられることです。またチェックインの際に預けられるので、そのあとは空港内を身軽に行動できることもメリット。
自分にとってメリットが大きいと感じるサイズのスーツケースを選ぶことで、旅行中でのストレスを少なくできますよ。
どんなによいスーツケースを買っても、扱い方や管理方法次第ではすぐに壊れて寿命が短くなる可能性もあります。日常生活でやりがちなNG使用例を下記にまとめました。
電車から降りるときやちょっとした階段をあがるときなど、うっかり持ちがちなスーツケースのハンドル部分ですがそれほど耐久性は高くありません。ハンドルを持つことは避け、備えつけの持ち手を掴むようにしましょう。
急いでいるときにやりがちですが、ファスナーを開け切らない状態で無理にスーツケースを開くと、ファスナーの破損に繋がります。ファスナーは修理費用も高い傾向があるため、注意しましょう。
とくにフロントオープン部分のファスナーは修理不可能な場合があり、最悪の場合買い替えの可能性があるので、ファスナーを確実に開け切ってからスーツケースを開いてください。
スーツケースのファスナーを開く際は水平に引っ張るようにしましょう。上や斜め方向に引っ張ると破損に繋がります。
普段使っているとスーツケースのキャスターは髪の毛やゴミなどを巻き込んでしまう場合があります。異物が挟まった状態のまま使用していると、タイヤの回転が悪化し、最悪タイヤが壊れるケースも。異物が挟まった際はすぐに取り除き、それでも回転がスムーズではないと感じるなら油を注すなどのメンテナンスをすれば長持ちします。
スーツケースを長期間使わずに保管しておくと、タイヤや持ち手などのゴムパーツが劣化し、使用時に割れる可能性(加水分解)も。壊れると修理に1か月程度かかり、旅行に間に合わないケースも考えられます。少なくとも使用の1か月ほど前にコンディションの確認をしておきましょう。
また使う機会がなければ、市販のゴム劣化防止スプレーを1か月に一度吹きかけるなどの工夫が有効的ですよ。
使わなくなったスーツケースを捨てる場合は、自治体のルールに従って粗大ごみとして出すのが一般的。各自治体のゴミ出しルールに従い、収集日の前に申し込みを行い、指定された場所に置いておきましょう。とくに大型のスーツケースは、そのまま普通ゴミとして出せないことが多いので注意が必要です。
もうひとつの選択肢として、スーツケースの無料引き取りサービスを利用する方法があります。一部の店舗やリサイクル業者では、使わなくなったスーツケースを無料で引き取ってくれるのでチェックしましょう。
また、まだ使える状態のスーツケースであれば、買取を検討するのもよいアイデアです。リサイクルショップやオンラインプラットフォームで買取サービスを提供しているところが多く、一定の価値を見込めることもあります。スーツケースを処分する際は、まずは状態を確認し、自分に合った方法で処分を進めましょう。
ビジネス用のスーツケース・キャリーケース(キャリーバッグ)なら、PCや書類が収納しやすいという利点が。また、デザインもビジネスに相応しいものを選べば、どんな出張のどんなシーンにもマッチする頼もしいパートナーに。仕事用を探している人は、以下のコンテンツも参考にしてくださいね。
スーツケースの目印や飛び出し防止などに有効なスーツケースベルトや、傷や汚れから守るためのスーツケースカバーなど、よりケースが使いやすくなるグッズもチェックしておきましょう。
スーツケースの購入を検討している人に、一度選択肢に入れてほしい「スーツケースレンタル」。
旅行や出張の頻度が低い方や、自宅に収納スペースがあまりない方には特におすすめ。必要なときだけ使えて、使い終わったら返却するだけなので、管理の手間もかかりません。
近年は、クリーニング済みのきれいなスーツケースが届いていたり、破損時の補償がついていたりするなど、サービスの質もあがっています。
購入よりも安い料金でレンタルができるので、迷ったらまずはレンタルを試すのもひとつの方法です。気になる人は「スーツケースレンタル」のコンテンツをチェックしてみましょう。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
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