旅行時の荷物の重さにうんざり……。それならスーツケースは「ソフト」がおすすめです【36商品比較】
そろそろ夏の旅行シーズン本番。今年の夏は国内旅行に、と準備をはじめている人も多いはず。一泊から二泊ほどの旅行に欠かせないアイテムといえばスーツケースですが、実は選び方ひとつで旅の快適さが段違いになること、知っていましたか?
スーツケースは行き帰りの飛行機や新幹線はもちろん、旅の道中でも転がして歩く機会は意外と多いもの。重たいスーツケースを引っ張って歩くのは、かなりの疲労感があります。そんなときにおすすめなのが、街中でもたまに見かける布製の「ソフトタイプ」のスーツケースです。
今回、商品比較サービス『マイベスト』では、機内持ち込み用のスーツケースを徹底検証!36商品を比べるなかで見つけた理想のアイテムが、エースの「PROTECA フィーナRF スーツケース」なんです。
ソフトタイプならではの軽さ、加えて操作性や収納力まで兼ね備えた一台。マイベマガジンでは、そんな「旅を快適にする」マストバイの理由を紹介します!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年6月14日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込で表記しております。

2021年まで大手自動車メーカーでタイヤ・ホイールの設計を担当。mybest入社後は幅広い商材を担当し、検証した商品は500商品以上にものぼる。実際にテストしてみないとわからない情報を、正確にわかりやすく届けることをモットーに、日々コンテンツ作りに取り組んでいる。
スーツケースのマストバイ:エース「PROTECA フィーナRF スーツケース」
今回のマストバイは、日本を代表するメーカーのひとつ、エースの「PROTECA フィーナRF スーツケース」。ひとつひとつ職人の手作業で作られている、「日本製」ならではの品質の高さがうりです。
こちらは、プロテカ史上最軽量とうたう、ソフトタイプのスーツケース。容量29Lモデルで、2泊3日分ほどの荷物を収納することが可能です。JAL・ANAの100席以上の航空機なら、機内への持ち込みもできます。
最大の特徴は、本体重量2.09kgという軽さ。今回検証した36商品のなかには、同じサイズで4kg以上のものもありましたが、こちらは半分程度の重量です。これだけの差があると、持ち上げて運ぶにも転がして移動するにも、体力の消費が段違いになります。
また、操作性に優れているのも魅力。小回りが利くうえ、舗装工事中の道や点字ブロックといった凹凸がある路面でも、騒音をセーブした安定した走行をすることができます。
そのうえ、フロントポケットにも小物を収納できるから、チケットやパンフレットなどの出し入れが可能。何かと荷物が増えがちな旅行にうれしい便利設計です。
体力的にも断然ラクだし、細かい荷物の取り出しにストレスを感じにくいという精神的なメリットは大!目的地までの過程も最大限に楽しくしてくれる、旅の相棒にふさわしい逸品です。

最近は、サイドフックつきだったり、容量拡張があったりと、いろいろな便利機能のあるスーツケースが続々登場しています。一方で根強い人気があるのが、「PROTECA」のようなフロントポケットつきのケース。
このスーツケースがあれば、旅先のちょっとした移動が手ぶらでOK!小さいカバンを持たなくてもよくなるのは便利です。
36商品を比較してわかった!「PROTECA フィーナRF スーツケース」がマストバイな3つの理由
ここからは、「軽さ」や「収納性」「操作性のよさ」など、検証の結果をベースにおすすめの理由3つをピックアップし、深掘りしてご紹介します。
理由①:ソフトケースならではの強み!スーツケース自体がめちゃ軽い
理由②:小物の出し入れがスムーズにできる。収納力も申し分なし!
理由③:軽やかな足回りで操作しやすい!走行音も驚くほど静かです
より詳しく検証方法や結果を知りたい人は、マイベストの機内持ち込み用スーツケース比較コンテンツもチェックしてみてください!
理由①:ソフトケースならではの強み!スーツケース自体がめちゃ軽い
そもそもスーツケースには、プラスチックやアルミニウムなどでできたハードタイプと布製のソフトタイプの2種類があります。ソフトタイプのスーツケースは、ハードタイプほどの頑丈さはありませんが、そのぶん、軽量でフットワークが軽いというメリットがあります。
今回おすすめする「PROTECA」は、ハードタイプはもちろん、ソフトタイプのなかでも突出した「軽さ」が魅力!
同じソフトタイプでも3.3kgほどの商品もあるなか、わずか「2.09kg」という驚きの軽さ。同量の荷物を収納しても、ほかのソフトタイプのスーツケースと比べて1kg以上軽いんです。
検証では、実際にスーツケースを持って階段を上がり、どのくらい負担がかかるかをチェック!150〜170cm台まで、体格もバラバラのモニター6人全員が「楽だった」と回答しました。力に自信がなくても使いやすいでしょう。
また、持ち手も柔らかい素材でできているため、モニターのなかには「指の腹に食い込む感覚がまったくなく、ノンストレス」と回答する人も。旅行中は、新幹線や航空機の棚に入れたり、ちょっとした階段や段差を越えたりと、持ち上げる機会は多いので、少しでも負担が減らせるのは大きなメリットです!

今回、耐久性の評価も行いましたが、ハードタイプに比べてソフトタイプは総じて低い傾向に。ボディがポリエステル素材なので雑に扱うと壊れやすく、強度が高いとはいえません。割れものや精密機器などを収納する際は、保護ケースを活用するといいでしょう。
一方で、伸縮ハンドルは「小さいわりにガッチリしている」と高評価。内部のつくりや細かなパーツの強度は十分なので、よっぽど雑な扱いをしない限りは、必要以上に心配しなくても大丈夫でしょう。
理由②:小物の出し入れがスムーズにできる。収納力も申し分なし!
見逃せないポイントなのが、フロントポケットにある深さが異なる2つのポケット。深いほうにはA4サイズの雑誌・タブレット・化粧品など、浅いほうにはチケット・ガイドブックなどと分類できるのが便利です。
飛行機や新幹線のチケット確認をしたり、待ち時間にガイドブックを見ながらプランを立てたり、出し入れする機会は案外多いもの。そんなとき、小物をササッと出し入れできるのは魅力的です。
もちろん、収納力もバッチリ。実際に下記の着替えや旅アイテムを詰めていくと、ちょうど二泊三日分のボリュームが収まりました。
<収納できたアイテム>
- Tシャツ×2・シャツ・靴下×3・ズボン・ハンカチ・パーカー・女性用下着×3・モバイルバッテリー・ビニール袋・収納ポーチ・化粧品・メイク道具・整髪料・メガネケース・耳栓・アイマスク・コンタクト洗浄剤・サンダル・ネックピロー・雑誌・ヘアアイロン・シャンプー・リンス・生理用品・折りたたみ傘・香水
ファスナータイプで片面がガバッと開くタイプなので、開け閉めもパッキングもしやすい。内装に小分けポケットが複数あるのもうれしい点です。小物を整理して収納できるので、どのポーチに入れたっけ?と探す手間もなくなるかもしれません。

今回、30秒間シャワーの水を浴びせ続けて、「防水性」もチェックしました。検証した商品には、ほとんど濡れてしまったものもあったなか、「PROTECA」は少し濡れる程度という結果に。小雨くらいなら、荷物が濡れる心配は少ないでしょう。
理由③:軽やかな足回りで操作しやすい!走行音も驚くほど静かです
路面で転がすことも多いスーツケースは、操作性も重要です。
極端に安いものでなければ、整備されている屋内の通路はスムーズに動かせますが、舗装工事中の道や凹凸のある道は手に振動が伝わりがち。とくに2輪キャスターの商品には、ガタつきを感じやすいものも多くありました。
その点、4輪キャスターを搭載している「PROTECA」は、小回りが利き、スイスイ操作できました。
さらに、手元のスイッチで操作できるタイヤストッパーを搭載しているのが珍しい!比較した商品には搭載していないものが多かったのですが、これがあれば揺れやすい電車やバスなどでも、ズルズル動いていってしまうのを防げるでしょう。
また、走行時の静音性の検証では、音量が53.9dBでNo.1評価を獲得!クーラーの室外機のノイズが50dbといわれているので、人によってはやや音が気になる程度。住宅街の移動や、早朝・夜道などの移動だと周囲へ迷惑になっていないか心配になってしまうものですが、比較的目立たず使いやすいでしょう。

持ち手は4段階での調節ができるので、自分に合った長さで使えるのもメリット。1台あれば、家族でシェアするといった使い方もできますよ。
まとめ:旅の移動が快適になる!国内旅行ならソフトケースのプロテカがマストバイ
ソフトタイプならではの驚くべき軽さで、どうしても疲れやすい道中の負担を軽くしてくれます。そのうえ、小さいカバンひとつ分の荷物を収納できるサイドポケット、周囲の人に対する騒音への配慮など、扱いやすさも抜群です。
お値段は少し高めかもしれませんが、その分長持ちするので、長い目で見るととてもお得です。旅行の頼もしい相棒として、エースの「PROTECA|フィーナRF スーツケース」をぜひお試しください。
頑丈で防犯性が高い「ハード・ファスナータイプ」と「ハード・フレームタイプ」のおすすめが知りたいという方は、こちらからご覧ください!
(執筆/マイべマガジン編集部・坂本知大)