三菱UFJカード VIASOカードが使えないって口コミ・評判は本当？ポイント還元率を調査してメリット・デメリットを解説！

ポイント還元率は、比較したクレジットカードのなかでは低めです。通常のポイント還元率は0.50%。1,000円につき5ポイントが貯まる仕組みです。

一般的に、クレジットカードのポイント還元率は0.50%～1.00%であることがほとんどなので、1.00%以上なら高還元といえます。比較したなかには通常還元率が1.00％のクレジットカードも多いことを思うと、効率よくポイントを貯めたい人には不向きです。

また、後述するように、身近なコンビニ・スーパーなどでポイントアップしない点も惜しいところ。日常生活で使いやすいクレジットカードとはいいがたいでしょう。

主要なECサイトでのポイント還元率は、いずれも0.50%。ネットショッピングでのお得さはいまひとつです。

1. 楽天市場：0.50％
2. Amazon：0.50％
3. Yahoo!ショッピング：0.50％
4. au PAY マーケット：0.50％
5. メルカリ：0.50％

比較したなかには楽天市場での利用で3.00%還元の「楽天カード」や、Yahoo!ショッピングでの利用で5.00%還元の「PayPayカード」もありました。ネットショッピングをよく利用するなら、ECサイトに特化したクレジットカードを検討するとよいでしょう。

スーパー・コンビニ・ドラッグストアでもポイントアップする店舗はなく、チェックした以下の店舗でのポイント還元率ははすべて0.50%です。

1. イオン：0.50％
2. イトーヨーカドー：0.50％
   
3. マルエツ：0.50％
4. ライフ：0.50％
5. 西友：0.50％
   
   
6. セブン−イレブン：0.50％
7. ファミリーマート：0.50％
8. ローソン：0.50％
9. ミニストップ：0.50％
10. NewDays：0.50％
    
    
11. ウエルシア：0.50％
12. ツルハドラッグ：0.50％
13. マツモトキヨシ：0.50％
14. スギ薬局：0.50％
15. サンドラッグ：0.50％

比較したなかには、特定のコンビニで利用するとポイント還元率が5.00〜9.50%にもアップするクレジットカードも複数ありました。その点、三菱UFJカード VIASOカードは日常の買い物でポイントが貯めづらいため、メインカードとしてザクザクポイントを貯めたい人には物足りないでしょう。

チェックした飲食店チェーンでも、ポイント還元率は0.50％にとどまっています。

比較したなかには、スシローで5.50%還元になる「三菱UFJカード」のようなクレジットカードも。外食をよくする人にとってもお得度は低めです。

1. マクドナルド：0.50％
2. スターバックス：0.50％
3. ガスト：0.50％
4. すき家：0.50％
5. スシロー：0.50％

百貨店やショッピングモール、家電量販店でもポイント還元率は0.50%。比較したほかのクレジットカードを見ても、百貨店/ショッピングモール・家電量販店でポイントアップするクレジットカードは少数派でした。

とはいえ、通常ポイント還元率が1.00%のクレジットカードに比べるとポイントは貯まりにくいといえます。お得とはいえず、評価を伸ばせませんでした。

1. 三越伊勢丹：0.50％
2. マルイ：0.50％
3. 高島屋：0.50％
4. 西武百貨店：0.50％
5. 大丸松坂屋：0.50％
   
   
6. ヤマダ電機：0.50％
7. ビックカメラ：0.50％
8. エディオン：0.50％
9. ケーズデンキ：0.50％
10. ヨドバシカメラ：0.50％

ガソリンスタンドでのポイント還元率も0.50%です。比較したクレジットカードのほとんどが、ガソリンスタンドの利用では1.00%か0.5%の二択でした。車移動が多く、給油で効率よくポイントを貯めたい人にも不向きでしょう。

1. 出光：0.50％
2. ENEOS：0.50％

クレカ積立には対応していません。お得にクレカ積立をしたい人は、マネックス証券×dカード（1.10%還元）・SBI証券×三井住友カード ゴールド（NL）・Olive フレキシブルペイ ゴールド（最大1.0%付与）のように、クレカ積立の付与率1.00%のカードがおすすめです。

JR東日本・東京メトロでの支払いに対するポイント還元率は0.50%。比較したほかのカードのなかでも、交通費でポイントアップするものはほとんどありませんでした。定期代や出張費でポイントを貯めたい人は、交通系に特化したビックカメラSuicaカードも視野に入れてくださいね。

公共料金のポイント還元率は0.50%。高くはありませんが、比較したクレジットカードの多くが公共料金の支払いでは還元率が下がることをふまえると、さほど大きなデメリットではないでしょう。

1. クレカ積立：不可
   
2. JR東日本：0.50％
3. 東京メトロ：0.50％
4. 公共料金：：0.50％

ポイントの使い方が限られる点にも注意しましょう。三菱UFJカード VIASOカードの利用で貯まるのはVIASOポイント。VIASOポイントは1,000ポイント貯まるとキャッシュバックされますが、電子マネーへのチャージや楽天ポイント・Pontaポイントなどへの交換には非対応です。

また、VIASOポイントで支払える店舗もありません。比較したクレジットカードの多くのようにポイントの使い道を選んだり、使い道によってよりお得にポイントを交換する選択肢がないため、ポイ活を楽しみたい人には不向きです。

年会費無料なので、持っていて損をすることはありません。比較したなかには年会費を無料にするための条件があるクレジットカードもありますが、三菱UFJカード VIASOカードは条件なしで年会費が永年無料です。

また、比較した年会費無料のクレジットカードのなかでは珍しく、海外旅行保険が付帯しています。保険の種類は、三菱UFJカード VIASOカードで旅行代金を支払った際にのみ適用される「利用付帯」。保険金の内容は以下のとおりです。

＜海外旅行保険の内容＞

1. 障害による死亡・後遺障害：最高2,000万円
2. 傷害・疾病による治療費：100万円程度
3. 携行品の損害：1旅行につき20万円程度（※）

自己負担額1事故3,000円・保険期間中100万限度

ただし、国内旅行保険は付帯していません。以下のコンテンツでは、おすすめの国内旅行保険や選び方のポイントを解説しています。国内旅行での医療費や携行品の補償、飛行機の遅延にも備えたい人は、あわせてチェックしてくださいね。

通信費やETCの利用料の支払いに使いたい人には候補になるでしょう。通常のポイント還元率は0.50%と低めですが、携帯電話・インターネット・ETCの支払いではポイント還元率が2倍にアップします。

＜ポイント2倍の対象サービス＞

1. 携帯電話・PHSの利用料金（NTTドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル）
2. インターネットプロバイダーの利用料金（Yahoo! BB・OCN・au one net・BIGLOBE・ODN・So-net）
3.  ETCマークのある全国の高速道路・一般有料道路の通行料金

ポイント管理の手間がかからない点も魅力です。VIASOカードで貯めたポイントは、1年に1回自動でキャッシュバックされ、キャッシュバック申請などの手続きは不要。1ポイント＝1円で換算されます。

比較したなかでも、オートキャッシュバックが受けられるクレジットカードはユニークです。ポイントの使い道を考えたり、交換申請をする手間を省きたい人にはうってつけでしょう。

なお、ポイント還元対象月は入会日によって異なります。例えば、1月16日～2月15日に入会した場合、ポイント蓄積期間は3月10日付与分〜翌年2月10日付与分、ポイント還元対象月は3月です。

ただし、注意点もあります。キャッシュバックの対象は、蓄積ポイントの合計が1,000ポイント以上の場合のみ、ポイント蓄積期間は1年間です。つまり、「年20万円使わないとポイントがムダになる」との口コミどおり、1年で1,000ポイント貯まらないとキャッシュバックはありません。