【徹底比較】スリングのおすすめ人気ランキング【新生児から！】

新生児から2歳頃まで使える、CUBYの「ベビースリング」。安全性を高めるために、ダブルストラップ式を採用しています。

実際に子どもを抱っこしてみると、布のなじみがよく、子どもの体をすっぽり覆えました。とくに縦抱き時の密着感が高く、袋の上部にクッションがあるので子どもの首や背中をしっかり支えられます。手を離して大きく動いても安定感を保っており、子どもの姿勢は崩れていませんでした。

ただし、背面でしか長さ調節ができないのでセットは大変。また、横抱きは子どもを抱き入れて、安定する位置にセットするまでに時間がかかりました。慣れるまでは家族に手伝ってもらうとよいでしょう。

肩への負担の検証では、「クッションのおかげで肩への負担が少なく快適」と性別・体格を問わずプラスの意見が目立ちました。肩パッドがあるのでかさばる点はネックですが、とにかく負担を軽くしたい人には適しています。

また、通気性も申し分なく、ポケット付きで使い勝手にも優れています。ママ・パパで使いやすいスリングを探している人にぴったり。他商品に比べて手頃な価格で購入できるので、できるだけコストを抑えたい人にもおすすめです。

ミニモンキーの「スリングアンリミテッド」は、バックルとセーフティーバンドのダブルロック式を採用しています。新生児から使用可能で、耐荷重は15kgまでです。

安定感の検証では、やわらかい布で子どもの体をしっかり覆えて、横抱き・縦抱きどちらも密着感が高かったことが高評価に。しかし、横抱きはかがんだときに子どもとの間に隙間ができて、グラつく感じがありました。

着脱のしやすさの検証では、ストラップやクリップなど調節箇所が多くて、どのように使うかわかりづらい点が評価を下げる要因に。慣れれば問題ないものの、最初は抱き方ごとに使い方を確認するようにしましょう。子どもの乗せ下ろしやすさは申し分ありませんでした。

肩への負担の検証では、ほとんどのモニターから「クッションがあるので負担は感じにくい」とプラスの意見が目立ちました。また、折りたたんでストラップで留めればコンパクトになるうえ、軽量なので持ち運びにも便利。外出用や、家事をしながら使えるものを探している人におすすめの商品です。

セーフティーバックル付きで2重の安全性を確保している、キャピーの「ババスリング ベビースリング」。新生児から2歳頃まで使用できます。

安定感の検証では、横抱きでも縦抱きでも密着感が高く、手を離しても安定していました。子どもの体を布ですっぽり包み込め、さらに袋の上部にクッションがあるのでしっかり支えられます。ただし、使用時は必ず手を添えるようにしましょう。

着脱のしやすさの検証では、バックルが背面にあって長さ調節がしづらい点がマイナスポイントに。また、横抱きのやり方が難しく、子どもを正しい位置にセットするまでに時間がかかりました。

肩パッドがあるので負担は少ないですが、女性モニターの数名から「バックルが背中に当たって痛い」という声がありました。また、クッションがある分かさばるので、携帯性はいまひとつ。

一方、通気性は申し分なく、使い勝手のよさにも優れています。小物を入れられるポケットや、おもちゃをつけられるループがあり便利です。散歩やコンビニに行く程度であれば、カバンを持たなくてもこのスリングだけで外出できるでしょう。

ドイツの老舗ベビーラップブランド・ディディモスの「スリング」は、新生児から2〜3歳以上まで長く使えるのが魅力。今回の検証では、オーガニックコットン100％のものを使用しています。

着脱のしやすさの検証では、袋の口が大きく子どもをスムーズに抱き入れることができました。また、布を少しゆるめると降ろすことも簡単です。しかし、布がリングの間を滑りにくいので、子どもと体を密着させる際は少しずつ布を引っ張って調節する必要があり、時間がかかります。

安定感については、子どもとピタッと密着できて、動いてもほとんどグラつきませんでした。肩パッドはないものの、たっぷりの布が肩を覆うため負担は気になりません。ただし、生地にボリュームがあるので、畳んでもかさばるのはネック。

通気性は十分ですが、より涼しく使いたいなら、同ブランドのヘンプ混やリネン混素材のものがおすすめ。子どもの成長に合わせて長く使えるものを探している人や、家族で使いたい人にぴったりな商品です。

ドレープラインにこだわって作られている、イーエスクリエイトジャパンの「ファムベリースリング しじらコレクション」。新生児から2歳頃まで使用できます。

迷うことなく装着できますが、布がやわらかく薄いので、口を広げながら子どもを抱き入れなければいけないのは大変。また、長さ調節がしにくいのもネックです。紐を絞るとリングがかなり前に行ってしまうので、元の位置に戻すのにひと手間かかります。

一方で評価が高かったのは、安定感。薄くてやわらかい生地が親子の体に自然となじんで、密着感がありつつも窮屈な感じはしませんでした。また、袋の上部にあるクッションが子どもの首や背中をサポートします。

肩への負担の検証では、「肩パッドがあり負担が少ない」という意見が多かったものの、小柄女性のなかには「クッション幅が広すぎて首に圧迫感がある」とコメントした人も。薄手で夏も使いやすいリングタイプのものを探している人には、この商品がおすすめです。

北極しろくま堂の「キュットミー！しじら織り」は、生後2週間から3歳頃まで使用可能。オリジナルのしじら織りで作られた生地は、通気性がよく強度もあると謳われています。

装着は簡単なものの、横抱き・縦抱きどちらでも子どもを抱き入れるのが難しく、安定するまでに少し時間がかかりました。また、体の前側で長さを調節できるのは便利ですが、抱っこした状態だと布が滑りにくいため、調節がやや大変です。

一方で、安定感は申し分ない結果に。布がやわらかいため体になじみやすく、子どもとしっかり密着できて大きく動いてもグラつくことが少ない印象でした。また、肩にクッションがあるので長時間の抱っこでも疲れにくいでしょう。

さらに通気性がよいので、夏場の使用にも適しています。慣れるまでは装着に時間がかかるかもしれませんが、家でも外でも使いやすい商品です。

人気育児ブランドの商品やオリジナルのベビー用品を取り扱っている、ダッドウェイの「FILT メッシュスリング」。長さ調節ができるリングタイプです。

実際に使ってみると、着脱と子どもの乗せ下ろしは簡単ですが、リングが滑って長さの調節がしづらい印象。しっかり長さを絞ると、子どもを適切な位置に抱っこでき、ピタッと密着している感じがしました。しかし、大きく体を動かすと布がゆるんで不安定な状態になったので、注意が必要です。

肩への負担の検証では、やわらかい素材は加点だったものの、「重さを感じる」「長く使うと肩が痛くなる」といった声がありました。

この商品の最大の魅力は、通気性が高いメッシュ加工の素材で夏場も涼しく使用できること。また、畳んでバッグに入れてもそこまでかさばらないので、外出先でたまに使いたい人や夏用のスリングを探している人におすすめです。