
通関士の転職は未経験でも可能?向いている人の特徴や資格を活かせる仕事を解説
輸出入などの貿易に必要不可欠な通関業務のプロフェッショナル、通関士。通関業者をはじめ、物流関連企業やメーカー・商社など活躍の幅は広いので、未経験からの転職を考えている人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、通関士への転職は未経験でも可能かどうかを解説します。向いている人の特徴や、通関士の資格を活かせる仕事を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

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通関士とは?

貨物を輸出入する際は、必ず税関で必要な検査を受け、関税を支払う必要があります。これら一連の手続きには専門知識が必要とされるため、通関のプロフェッショナルである通関士が代行する場合がほとんどです。
通関士の業務内容は、通関手続きの代行や必要書類の作成・不服申し立てなど。ひとつのミスが大きな問題へ発展する場合があるため、責任は大きく高い適性が求められます。
通関士試験の難易度は?

通関士試験の合格率は10%〜15%前後で推移しており、難易度の高い国家資格です。難関として知られる行政書士試験とほぼ同程度の難易度であることから、難易度の高さが伝わってきます。
法律や貿易分野の知識がない場合、必要な勉強時間はおよそ400時間以上ともといわれています。独学で合格した人も存在するため不可能とは言えませんが、自信がない場合は通学や通信講座などで学ぶのがおすすめです。
また、通関士の資格以外に、貿易実務検定や語学の資格があれば通関士への転職に有利になります。通関士試験に合格することが難しいと感じたら、これらの資格の取得を目指すのもおすすめです。
貿易関連の仕事への転職は未経験でも可能?
貿易関連の仕事への転職難易度は、資格の有無によって異なります。資格なしでもチャンスはありますが、やはり資格保有者が有利。それぞれのケースを以下で詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
資格があれば未経験でも求人多数

通関士資格保有者を対象とした「未経験可」の求人は多く、貿易関連の仕事への転職は十分可能です。
通関士資格は貿易業界で唯一の国家資格であり、その難易度の高さは広く知られています。そのため、通関士資格の保有者は、貿易関連業務の採用において優遇されるでしょう。
通関士資格を取得できれば、通関業者だけでなく物流会社・メーカー・商社など広い職場で活躍可能です。難関資格ではありますが、取得のメリットは非常に大きいといえるでしょう。
資格なしの未経験者でもチャンスはある

実際に、資格なしの人でも応募できる貿易関連の求人は一定数存在します。資格がある場合よりも数は少ないものの、このような求人に積極的に応募するとよいでしょう。
また、通関士の試験には科目免除の制度が存在します。通関業務の従事期間によって、免除される科目も増えていくため、実務経験を経てから資格取得を目指すのもおすすめの方法といえるでしょう。
通関士の仕事に向いている人の特徴
通関士の仕事内容は専門性が高く、責任も大きいため適性が求められます。通関士への転職を検討する際は、自身にその適性があるのか慎重に検討しましょう。ここでは、通関士の仕事に向いている人の特徴を詳しく解説します。
責任感の高い人

通関手続きでは、少しのミスが大きな問題に発展するケースも。最悪の場合、依頼主が営業停止などのペナルティを受ける可能性もあるので、慎重さや正確性が求められます。
一つひとつの業務に大きな責任が伴うため、責任感が強い人でなければ通関士業務の遂行は難しいといえます。
細かいタスクをこなすのが苦でない人

通関士が行う通関業務は多岐にわたり、膨大な作業をひとつずつ着実にクリアしていく必要があります。書類に間違いや不備がないかなど、細かい事務作業や確認作業に達成感を得られる人は通関士に向いているでしょう。
逆に、変化のない作業が苦になってしまう人や、モチベーションを保ちづらい飽き性の人には、通関士の仕事はおすすめできないといえます。
海外情勢に関心が高い人

海外情勢に関心が高い人も、通関士に向いているでしょう。
輸出入などの貿易に関わる通関士の業務で、海外の情勢を敏感にキャッチしておくことは仕事の成果に直結します。たとえば、日本と貿易国との関係性は日々変化していくもの。これに伴う輸出規制などの動向を理解しておくことは必要不可欠です。
さらに、通関士の仕事には、商品知識や法律面の知識もある程度求められます。さまざまな分野に興味や探求心を持つ人も通関士に向いているでしょう。
通関士の資格を活かせる転職先とは?
通関士資格取得者の転職先は通関業者に限らず、物流関連企業・メーカー・商社など幅広い候補が存在します。ここでは、通関士資格を活かせる転職先を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
通関業者

通関業者の主な業務は、輸出入の申告や税金に関わる申請の代理、不服申し立て、検査への立ち合いなど。税関業務に関わる一連の業務を代行します。
通関業者への転職では資格が必須ではありませんが、あればほかの応募者と差を付けやすいでしょう。資格を保有している場合は積極的にアピールするのがおすすめです。
物流関連の企業

最近では、物流関連企業が通関業務をまとめて請け負うケースが数多く存在します。物流と通関業務を合わせて依頼すれば、手続き面やコスト面で負担が少ないので、依頼側には大きなメリットがあります。
このようなメリットから、物流関連企業への通関業務の需要は拡大すると予測されており、将来性も高まっていくと期待されます。通関士が活躍する機会も、ますます増えていくでしょう
メーカー・商社

メーカーや商社への転職にも、通関士の資格が活かせるでしょう。
多くの場合、メーカーや商社はプロフェッショナルである通関業者に通関業務の代行を依頼します。しかし、通関業者への依頼ややりとりをスムーズに行うためには、社内に専門知識がある人材が必要です。
実際に通関業務を行わないメーカーや商社の採用においても、通関士の資格保有者は優遇されるでしょう。
通関士への転職には転職サイトや転職エージェントを活用しよう!
通関士への転職には、転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。通関事業者だけでなく、物流関連企業・メーカー・商社など幅広い応募企業から、あなたにあった転職先を探せるでしょう。
以下の記事では、おすすめの転職サイトや転職エージェントのサービス内容を比較して、ランキング形式で紹介しています。転職のプロによるサービスの上手な選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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