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転職の軸の作り方は?会社選びの基準の決め方を紹介

転職の軸の作り方は?会社選びの基準の決め方を紹介

転職をするうえで譲れない条件を決める転職の軸。実際に軸を作るにはどうすればいいのか、どのような条件を設定すればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。


今回は転職の軸の作り方を5つのステップで解説するとともに、軸を決めるときの希望条件の例や、面接などの実際の転職活動で活用する方法を紹介します。転職の軸を作って転職活動を成功に導きたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

2024年03月01日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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転職活動を始めるときには必ず転職の軸を設定しよう

転職活動を始めるときには必ず転職の軸を設定しよう

転職の軸とは転職するうえで譲れない条件のことで、転職活動を始めるときには必ず設定したほうがよいものです。


転職の軸をはっきり決めないまま転職活動をすると、ミスマッチが発生して理想の転職が叶わない可能性があります。転職後に後悔しないためには、譲れない条件や会社選びで何を大切にするかを明確にしておくことが必要です。


どのような条件を選ぶかは人によって違いますが、例えば働き方・年収・福利厚生などから条件を設定します。各条件に優先順位をつけると、会社選びで何を重要視するのかの基準(軸)が定まるでしょう。


転職の軸は転職先を選ぶ明確な指標になるので、志望先の会社を選んだ理由にあたる志望動機に直結します。履歴書作成・面接時の回答・自己分析にも転職の軸は役立つため、事前にしっかり決めておくとよいでしょう。

転職の軸を作る5つのステップ

転職の軸を作るときは、転職したい理由・これまでの経験やスキル・キャリアプランを具体化し、そこから希望する条件を明確にして優先順位をつけて決めるのが一般的です。ここからは、転職の軸をスムーズに作ることができる5つのステップを詳しく解説します。

①まずは転職したい理由を書き出してみる

①まずは転職したい理由を書き出してみる

転職の軸を作るときは、まず自分が転職したいと思った理由を書き出してみましょう。実際に手を動かして文章化することで、自分がなぜ転職したいのかを明確にすることができます


例えば現職に不満を感じていたときは、何に不満があるのか具体的に洗い出しましょう。十分にスキルを身につけられなかった、労働に見合った給料がもらえなかった、時間外労働や残業が多くて体力的に疲弊したなど詳しく書き出してみてください。


現職を退職する前に転職活動を進めている場合は、書き出した理由を上司に伝えることで、職場環境の改善が行われて辞めずに済む可能性もあります

②これまでの経験・身につけたスキル・強みを書き出す

②これまでの経験・身につけたスキル・強みを書き出す

次にこれまでの仕事の経験や身につけたスキル、自分の強みなども具体的に書き出してみましょう。これらを文章化することで自分の現時点での能力を客観的に把握できて、転職先の企業選びの基準を作りやすくなります


例えばこれまでの職務経歴や具体的な業務内容、職場でのポジションや実際に取得した資格などを文章化してみましょう。仕事をするうえで成功したことや自分が大切にしている信念、得意だと感じている業務なども詳しく挙げてみてください。


このステップと同時に提出する履歴書や職務経歴書も作成すると、転職活動を効率よく進められるのでおすすめです。

③今後歩みたいキャリアプランを具体化する

③今後歩みたいキャリアプランを具体化する
今後こう歩んでいきたいという自分のキャリアプランも、具体的にイメージして文章化してみましょう。

キャリアプランとは、将来どのような仕事や働き方をしたいか計画することです。キャリアプランを明確にできていないと、どの職場でどのような経験を積んでいけばいいのかがわかりにくくなってしまいます


キャリアプランを書き出すときは、1・3・5年後など時間を区切って決めると考えやすいのでおすすめです。例えば営業職を志望するなら、1年後は扱うサービスや商品の理解を深めて成果を挙げる、3年後は部下の指導に携わってチーム全体の数字を管理する、5年目以降は自分の部署を持って中間管理職に就くなどが考えられます。

今後の計画を立てるときはキャリアプランのような仕事の計画だけでなく、結婚や出産などのライフステージの変化もあわせて具体化すると、人生をトータルで計画しやすくなると理解しておきましょう。

④ここまでの整理を元に転職先に求める条件を書き出す

④ここまでの整理を元に転職先に求める条件を書き出す

ここまで整理してきた内容を元に、転職先に求める条件を具体的に書き出してみましょう。ぼんやりと想像していた希望が文章化することで可視化されて、自分が転職に何を求めているかがわかりやすくなります


自分の経験が活かせるなどの仕事内容、雇用形態や休暇などの働き方、収入や福利厚生などの待遇などが挙げられるでしょう。ただ単に「休みはできるだけ多いほうがいい」と大まかな内容にするのではなく、「完全週休2日制で土日と祝日は確実に休める」と詳細な条件を出すのがポイントです。


それぞれの条件の詳しい内容は後述するので、あわせてチェックして転職先に求める条件を書く際の参考にしてみてください。

⑤希望条件に優先順位をつけて整理する

⑤希望条件に優先順位をつけて整理する

最後のステップでは、書き出した希望条件を整理して優先順位をつけましょう。希望する条件に優先順位を設定することで、自分が強く求めている条件を導き出すことが可能です。


優先順位をつけるには、「MUST」と「WANT」を活用するとよいでしょう。MUSTは絶対に譲れない条件で、WANTは譲歩できる条件です。各条件をMUSTとWANTに分類したら、MUSTから優先順位をつけて、続いてWANTにも順位づけをしてみてください。


MUSTに設定されている条件のなかで現職では叶えられないものを、転職することで手に入れるのだとしっかり認識しておくとよいでしょう。

軸を決めるときの参考にしたい希望条件を紹介

転職先に求める希望条件には、大別すると仕事内容・働き方・待遇・組織に関するものがあります。以下で、転職の軸を決めるときの参考にしたい各希望条件の詳細を確認しましょう。

仕事内容に関する条件

仕事内容に関する条件

仕事内容に関する希望条件では、これまでの経験やスキルが活かせるか、応募する求人がどのような業種・職種なのかなどが挙げられます。仕事内容は日々の仕事に直結するため、条件を明確にできれば応募したい会社を選ぶときの方向性も明瞭になるでしょう。条件の詳細は以下のとおりです。


仕事内容の条件の具体例

  • 自分の経験が活かせる
  • 経験を積める
  • スキルを活かせる
  • 未経験でも挑戦できる
  • 業種
  • 職種
  • 資格を活かせる
  • 得意分野である
  • 好きな仕事である
  • 社会や人に役立つことができる

条件を決めるときは上記をそのまま使うのではなく、資格なら日商簿記2級の資格を活かせるなど具体的にカスタマイズするとより明確になります


ちなみに厚生労働省が発表している「令和2年転職者実態調査の概況」では、現在の勤め先を選んだ一番の理由は「仕事の内容・職種に満足がいくから」と答えた人が18.8%を占めていました。多くの人が重要視していることからも、仕事内容に関する条件は明確しておくことがおすすめです。

働き方に関する条件

働き方に関する条件
働き方に関する希望条件には、就業環境・雇用形態・ワークライフバランス・昇進・勤務地などがあります。自分がどのように働きたいかによって応募する求人が変わるため、働き方もできるだけ明確にしておきましょう。各条件の詳細は以下のとおりです。

就業環境・雇用形態の条件の具体例

  • 正規社員
  • 非正規社員(派遣・契約・非常勤など)
  • 時短勤務
  • 副業
  • フレックス勤務
  • テレワーク(在宅勤務)

ワークライフバランスの条件の具体例

  • 休日(固定かシフト制かなど)
  • 休暇(連続休暇がとれるか、有給取得率など)
  • 残業の有無
  • 傷病休暇
  • 産前産後休暇
  • 育児休暇
  • 介護休暇

昇進の条件の具体例

  • 評価制度の明確さ
  • 人事制度(成果主義型・年功序列型)
  • 表彰制度
  • 教育研修制度
  • ジョブローテーション
  • 異動希望制度

勤務地の条件の具体例

  • 通勤手段
  • 通勤時間
  • 通勤手当
  • 転勤

現在は様々な働き方があることから、自分の理想の働き方を改めて考えることで軸が決まる可能性もあります。ただし休日・休暇・勤務地などにこだわりすぎると、転職先の選択肢が狭くなってしまう場合があるため注意しましょう。

待遇に関する条件

待遇に関する条件
待遇に関する希望条件には、収入や福利厚生などがあります。待遇は転職先を考えるうえで重要な要素のひとつであり、何を重視するかやどこでバランスをとるかを明確にしておかないと希望条件が曖昧になってしまうでしょう。各条件の詳細は以下のとおりです。

収入の条件の具体例

  • 月収
  • 年収
  • 特別手当(資格手当など)
  • インセンティブ制度
  • 昇給制度

福利厚生の条件の具体例

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 労働保険
  • 資格取得手当
  • 書籍購入制度
  • 財形貯蓄
  • リフレッシュ休暇
  • 慶弔金
  • 退職金制度
  • 年金制度(企業年金・確定拠出金など)
  • 社宅・家賃補助
  • 育児・託児・介護支援制度
  • 持ち株会制度
  • 健康診断

仕事内容に重きを置くなら、待遇にはこだわりすぎずに転職先を選ぶのも方法のひとつといえます。また今の自分が求めているものだけでなく、将来的にどの程度の収入や福利厚生が必要になるかを考慮しながら条件を考えるのもよいでしょう。

組織に関する条件

組織に関する条件
組織に関する希望条件には、組織の内情・経営方針・職場の雰囲気などが挙げられます。希望する企業の内容や規模によって応募する求人の選択肢が変わり、職場の雰囲気が合わないとミスマッチにつながりやすいため組織の条件も明確にしておきましょう。各条件の詳細は以下のとおりです。

組織の内情・経営方針の条件の具体例

  • 企業規模
  • 管理職や役員の男女比率
  • 経営方針
  • 企業理念
  • 外資系
  • ベンチャー
  • 老舗企業
  • 社員の定着率
  • 将来性
  • 社会貢献度
  • 経営基盤

職場の雰囲気の条件の具体例

  • 人間関係の円滑さ
  • 意見がいいやすい
  • 風通しがよい
  • 若手ベテラン問わず活躍できる
  • 女性が活躍できる

ちなみに厚生労働省が発表している「令和2年転職者実態調査の概況」では、会社の将来性に魅力を感じて転職した人の割合は12.2%に及びます。また同省の令和3年雇用動向調査結果」によると、転職入職者が前職を辞めた理由は職場の人間関係が好ましくなかったが8.1%を占めていました。


つまり会社の将来性を軸に転職した人が多く、職場の雰囲気がよいと離職の可能性が低いことから、組織に関する条件も具体的に決めておくとよいことがわかります。

転職の軸を実際の転職活動に活用する方法

設定した転職の軸は、求人への応募・面接・内定獲得後などに役立てることが可能です。ここからは、転職の軸を実際の転職活動に活用するシチュエーションごとの方法を解説します。

譲れない条件を満たしている企業へ積極的に応募する

譲れない条件を満たしている企業へ積極的に応募する
転職の軸を設定するときに決めた、譲れない条件(先ほど紹介したMUSTの条件)を満たしている企業へ積極的に応募してみましょう。転職の軸を設定する際につけた優先順位の高いものが、自分が転職によって叶えたい条件だからです。

転職サイトやハローワークなどに掲載された求人から、自分が設定した譲れない条件を満たしていると考えられる企業を選んで実際に応募してみてください。譲れない条件を検索条件に設定して探すことで、自分の希望する条件を満たした企業が見つけやすくなります。


ただし、MUSTの条件を完全に満たしている企業はまず存在しないと理解しておきましょう。優先順位の高い条件のいくつかに合致していれば、とりあえずエントリーしてみる程度の判断基準でかまいません。

面接で軸をうまく話せるよう準備しておく

面接で軸をうまく話せるよう準備しておく
自分で設定した転職の軸を整理して、面接でうまく話せるように入念に準備しておくことも大切です。面接の場ではなぜこの企業を選んだのかなど、転職の軸で設定した内容を聞かれることが少なくありません

例えばなぜこの企業を選んだのかに対して、就業環境の改善をMUSTにしているなら、働きやすくなったことでどのように企業に貢献できるかをセットでアピールするとよいでしょう。具体的な例文は以下を参考にしてみてください。


例文

御社に魅力を感じた理由のひとつは、リモートワークができる環境が整っていることです。通勤・退勤時間を勉強の時間に変えることで、資格取得を目指したいと考えています。時間を有効に使いスキルアップをして、御社の業務に貢献していきたいです。


ほかにも収入がMUSTの場合で年収アップを狙いたいなら、単純に年収の高さのみで応募をしてきたと評価されないようにしましょう具体的な例文は以下を参考にしてみてください。


例文

御社を志望した動機は、実力で評価される制度が整っていることです。前職では結果を出しても評価や収入に反映されず、モチベーションの低下にもつながっていました。御社の明確な評価制度や実力主義の面に魅力を感じたことが応募の決め手です。入職後は自分の実力を100%発揮して、高い評価を得られるよう努力いたします。


転職の軸をしっかり設定できていれば、質問の答えも明確にしやすくなるでしょう。企業によっては転職の軸をそのまま聞かれることもあるので、用意しておいて損はありません

内定獲得後は譲れない条件を満たしているか再度確認する

内定獲得後は譲れない条件を満たしているか再度確認する
内定が決まってもすぐに入社を決めずに、譲れない条件をきちんと満たしているか再度確認したうえで企業に返事をしましょう。内定をもらえたとしても自分が譲れない条件を満たしていなければ、仕事のしにくさや後悔を感じて早期離職につながる可能性があるためです。

内定した企業の労働条件通知書・雇用契約書や面接時に確認した条件と、応募する際に満たしていると判断した転職の軸(MUST条件)を丁寧にひとつずつチェックしましょう。もし満たしていない条件があれば、企業に連絡して確認してもらうなどで対処してみてください。


ただしMUST条件を満たしている企業なら、譲歩できるWANT条件にはこだわりすぎなくてもよいでしょう。WANT条件は、今後の会社の成長にともなって満たされることもあるからです。

転職の軸を設定したら転職サイトや転職エージェントを使ってみよう

転職の軸を設定したら転職サイトや転職エージェントを使ってみよう

転職の軸ができれば、自分の希望条件が理解できます。4つのステップで転職の軸を決めることで、転職先の候補も効率的に絞り込むことができるでしょう。転職先の絞り込みには、転職サイトや転職エージェントの活用がおすすめです。


転職サイトは多くの企業が求人を出していて、転職の軸に設定した条件で検索することができます。複数の求人を比較して検討することもできるため、企業のWebサイトなどから求人を見つけるよりも遥かに効率的に転職活動を進められるでしょう。


転職エージェントは、専属のキャリアアドバイザーが条件や希望に応じた求人を提案してくれるので、自分で探しただけでは見つからない求人が発見できることも。またスキルやキャリアの棚卸しなども手伝ってくれるため、転職軸が定まらなかったり、自分では決めらなかったりする人にもおすすめです。


以下では、転職サイトと転職エージェントのサービスを求人数の多さや検索のしやすさなどから比較検証しています。効率的に転職先を探したい人や、転職軸の作成を手助けして欲しい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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