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【書体と使用用途で選ぶ】おすすめの書道用半紙5選

書道に用いられる紙としてもっとも一般的なサイズのものが書道半紙です。書道をするにあたって道具を揃えましょうとなったときに筆も重要ですが、同様に書道半紙の選び方もとても重要なんですよ。学校での「書写」の授業やお習字教室などでまだ書道をする機会が残っているので文具店などで気軽に書道半紙を購入することはできますが、より美しい文字をけるよう上達を目指すならば種類や原料、手漉きかどうかなどにもこだわってしっかりと使い心地の良いものを選ばなくてはいけません。

今回は半紙選びのポイントと、書く文字のタイプや練習用か清書用かといった用途に合わせたおすすめの半紙をピックアップしてご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみて下さいね!
  • 最終更新日:2020年01月20日
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目次

半紙の基礎知識

掛け軸のような縦に長いタイプや展覧会などで飾られるサイズの大きな聯落(れんおち)など、書道用紙にはさまざまな種類が存在しますが、その中で一般的に「半紙」と呼ばれているのは、私たちが学校や書道教室などで使用している長方形の紙のことです。

なぜ半紙と呼ばれるかというと、鎌倉時代ごろから広く使われていた播磨国杉原谷村で漉かれていた杉原紙(全紙)を半分に切って用いるようになったためです。杉原紙の基準規格が1尺6寸×1尺1寸だったので半紙はその半分の8寸×1寸1尺(24.24×33.33cm)の大きさになります。

楷書・行書・かな文字の違い

基本的に書道をする場合、学童が「書写」として行う場合は漢字もひらがなも「楷書」で書いていますが、大人の書道の場合は漢字を様々な書体で書いたり、かな文字を書くことが一般的です。漢字の書体として最も多く選ばれているのが楷書と行書ですが、まずはそれぞれの書体の違いをご説明しましょう。

楷書

楷書
楷書は文字の一角一角を続けずに、整然と方形に近い形で書くものを指します。最も一般的で標準的な文字を思い浮かべればよいでしょう。現在では楷書がより親しまれていますが、文字の歴史としては行書よりも後に誕生しました。

行書

行書
行書は楷書よりも一角一角が離れておらず、続け書きがされているものをさします。崩して書いてはいますがそれほど大きな崩れはないので比較的読みやすく親しみやすい書体でもあります。これをさらに崩した書体を草書と呼びます。

かな文字

かな文字
かな文字はいわゆる「ひらがな」で書かれる文字のことですが、単にひらがな・カタカナの意味ではなく、書道においては細筆で和歌などを書く時に使われる書体をさします。その書体は最初は「借字」とよばれていましたが後に「かな」と称されるようになりました。

草書よりもさらに崩して書かれています。慣れていない方には読むのが難しいと感じるでしょう。学童向けでは少ないかもしれませんが、大人の書道としては人気があります。

和紙(和画仙紙)と唐紙(中国画仙紙)

半紙も種類がいくつかあり、まず和紙なのか唐紙、手漉きなのか機械漉きなのかで大きくその性質が異なります。まずはその基礎的なお話をしていきましょう。

和紙(和画仙紙)

和紙(和画仙紙)
和紙は日本で漉かれた紙のことで原料は三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)・楮(こうぞ)・麻などを用いています。繊維が長く丈夫で切れにくいという特徴があります。雁皮紙は繊維に艶や光沢がある紙で、美濃和紙や越前和紙などが有名です。

和紙はデリケートなイメージがありますが、実は墨で文字を書くにはとても丈夫で使いやすいのです。そしてやはり国産ですので唐紙などに比べて手に入りやすいので、通常こだわりがなければ和紙を選ぶことをおすすめします。

唐紙(中国画仙紙)

唐紙(中国画仙紙)
唐紙は中国から輸入されたものです。唐紙の原料は竹・桑・藁などでできており、和紙に比べて薄く、繊維が短く切れやすいというデメリットがありますが、そもそも紙は中国から伝来されたもの。やはりお家元というべきか、書を書くために作られているので墨を吸い込みやすく、文字に表情を与えるカスレやにじみが良く出ます。

和紙のほうが手に入りやすいことと、扱いやすいということもあって初心者向きというよりは上級者向きといえるかもしれません。

手漉きと機械漉き

半紙の性質を大きく左右するのが「漉き方」です。職人さんが手で漉いた「手漉き半紙」と機械によって大量生産された「機械漉き」とに分けられます。手漉きと機械漉きではどのような違いがあるのでしょうか。次にまとめてみました。

手漉き

手漉き
手漉きは和紙職人が一枚一枚紙の原料から蒸したり、叩いたりと多くの工程を踏みながら漉いていきます。そうして丁寧に築かれた繊維の層によって紙が墨汁を吸い込み複雑に混ざりあい、美しい濃淡と光沢を生み出します。かすれや滲みもでるので文字を表情豊かに書くことができます。

また手漉きの和紙の中でもそれぞれの原料などによってにじみやかすれの出方に違いがあります。例えば原料に藁が入っているものはにじみが良く出ますが、雁皮などを原料にしているものはにじみが少なく筆運びがなめらかになります。どの文字をどの紙で書くかによってそれらの特徴は長所にも短所にもなりますので適切に紙を選ぶ必要があります。

機械漉き

機械漉き
機械漉きとは洋紙の製造技術を用いて漉いた紙のことです。大量生産が可能なので安価で多量の紙を購入することができます。機械漉き半紙の特徴としては、和紙のように墨を吸い込まず紙の表面に溜める構造になっているので墨本来の色がそのまま出ます。

和紙の原料をそのまま用いて機械で漉くものもありますが、基本的に機械漉きの半紙は木材パルプなどを原料にしているものが多いです。

半紙の選び方のポイント

それでは半紙の基礎的な知識を得たところで、実際に半紙を選ぶときのポイントをまとめてみて行きたいと思います。半紙を選ぶときのポイントはどんな文字を書きたいのか、どんな目的で書くのかというところにあります。

漢字はかすれ・にじみがあるもの、かな文字はにじまないものを選ぶ

漢字はかすれ・にじみがあるもの、かな文字はにじまないものを選ぶ
半紙に筆と墨を使って文字を書く場合、漢字なら書体は楷書・行書などがあり、また和歌などをしたためるかな文字などがあります。漢字を書く場合、楷書ならかすれは出てほしいけれどにじみが少ない方が書きやすいですし、行書ならにじんだ方が美しいです。細筆を用いて書くかな文字はにじまず筆運びがいいものを選びたいです。

まずご自分が書きたい文字の種類に合わせて、その良さを引き出してくれるものを選ぶことが大切です。

練習には機械漉き、清書には手漉きがおすすめ

練習には機械漉き、清書には手漉きがおすすめ
これは書を書く目的にも通じることですが、趣味でただ文字を書きたいとか字がきれいになりたいから書くという場合はいいのですが「練習」と「清書」とわけて書く必要がある場合は紙選びは大切なカギになります。

手漉き和紙

書を展示や昇級試験などに出す場合で、渾身の一枚を清書で書く必要があるならば手漉き半紙をおすすめします。書く側の書き心地は当然重要ですが、人にみせるならば見映えが良くなるものを選ぶべきです。せっかく綺麗な字を書いたとしても、ペラペラとした光沢のある紙であったらやはり印象が変わります。

手漉きの和紙の上で見る文字は墨色も美しく見えますし見映えがいいです。特に昇給試験の場合は作品を数人の審査員がじっくりみるというよりは「ぱっ」とみて審査するので評価に影響しないとはいえませんし、紙の質は侮れません。

機械和紙

逆に機械漉き半紙はにじみやかすれがあまり出ないので、まだ手が慣れていないうちに文字の形や流れを把握するのに功を奏すでしょうから練習用にお使いいただくと良いと思います。ただし上達を目指すならば機械漉きの場合はパルプ原料よりも和紙の原料のものをおすすめします。

なぜならパルプ紙は西洋で生まれた製法で作られた紙で、書道に使うことを前提としていないので墨にも筆にもむいていません。ですので書き心地や墨の色の出方まで変わってきてしまうのでいくら練習といえども清書とあまりにも違う書き心地では成果が出せません。高い紙が勿体ないからと一筆入魂のマインドで臨む方が安い紙を多く無駄にするより上達できます。

初心者さんにおすすめの半紙

それでは基礎知識と選び方のポイントをおさえたところで実際に、使用用途と文字の書体別におすすめの商品をみていきましょう。まず初心者の方や練習用におすすめな半紙をご紹介します。
紙の種類和紙
漉き方機械漉き

楷書用におすすめの半紙

それでは次に書道の中でも、大人から子供まで最も多く親しまれている楷書を書くのに適した半紙のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
紙の種類和紙
漉き方手漉き

行書用・草書用におすすめの半紙

楷書を少し崩して繋げた書体が行書、そこからさらに崩した文字を草書と呼びます。楷書よりは大人の方によく書かれているイメージがありますが、行書や草書は楷書と違いある程度文字ににじみがあると美しく見えます。では行書を書くのにおすすめの半紙をみてみましょう。
紙の種類和紙
漉き方手漉き

かな文字用におすすめの半紙

かな文字は、学童などは大きな文字でひらがなで「ゆめ」などと書いたりしますが一般的には細筆で和歌などをしたためます。ですので大きく文字を書く漢字と違い、なめらかな筆運びとにじみにくさがかな用半紙には求められます。それではかな用のおすすめ商品をみてみましょう。
紙の種類和紙
漉き方手漉き

いろいろ試してみたい方におすすめの半紙セット

書道には人それぞれの癖であったり墨や筆の違いもありますから、確実にこれがベスト!と断言するのは難しいかもしれません。専門店が近くにあれば実際に半紙を手に取ってみてその質感や厚みなどを確認するということができるのですが、書道用品を豊富に取りそろえたお店そのものが少なくなってしまいました。

ネット通販は便利ではありますが、実物を触ることができないので、自分の好みや用途にあわない可能性もあります。特に手漉きの半紙は高価ですし失敗したくないですよね。そこで色々使って試してみたいという方のために特徴の違う半紙が数種類少量入ったセットもあります。
紙の種類和紙
漉き方手漉き

おすすめ人気 書道用半紙の比較一覧表

商品画像
半紙 弘梅堂 書聖 伊予和紙 1000枚

弘梅堂

半紙 弘梅堂 手漉き書道半紙 青雲 100枚 漢字用

弘梅堂

半紙 雪心100枚ポリ入【漢字用】

半紙 弘梅堂 仮名用半紙 あわゆき 100枚

弘梅堂

半紙 特選手漉き半紙お試しセット10枚×9種類

商品名

書聖 伊予和紙 1000枚

手漉き書道半紙 青雲 100枚 漢字用

雪心100枚ポリ入【漢字用】

仮名用半紙 あわゆき 100枚

特選手漉き半紙お試しセット10枚×9種類

特徴機械漉きなのでリーズナブル!伊予和紙美しいかすれが出やすいので楷書や古典臨書におすすめ綺麗なにじみと落ち着いた墨色雁皮・三椏で漉きあげたかな用半紙厚みの違いやにじみ方の違いを確認できる
最安値
要確認
1,980
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1,555
送料要確認
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1,380
送料無料
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1,944
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紙の種類和紙和紙和紙和紙和紙
漉き方機械漉き手漉き手漉き手漉き手漉き
商品リンク

まとめ

いかがでしたでしょうか。書道に親しむ機会が少なくなってきている中で、自分にあったお気に入りの一品を気軽に試して使うことは難しいかもしれませんが、お試しセットなども利用しながら紙質の違いを感じていただければ書道の世界がより広がることと思います。

ご自分の書のスタイルに合う半紙をみつけて書道がもっと楽しくなりますことを願っております。

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