そこで今回は、テニス用ガットのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ポリエステル・ナイロン・ナチュラルといった素材や、太さの違いも解説。手持ちのラケットやプレースタイルに適したものを選んで、レベルアップを目指しましょう。
青山学院大学経済学部卒業後、役者の専門学校に通いながらテニスのインストラクターと塾講師を始める。「本音」で人付き合いができるテニスに魅了され、海外(アメリカ、スペイン、オーストラリア、イタリア)に短期留学しテニスを学ぶ。現在はテニススクール2店舗の運営と共に指導にもあたる。いじめられっ子と落ちこぼれの少年時代を乗り越えた経験から、自己肯定感を高めるためのノウハウを指導でも取り入れながら活動中。他、テニスYouTuber「てにしんぐTV」としても活動。整体師、心理カウンセラーの資格を持つ。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
テニスラケットのガットは週に1〜2回の練習であれば、2〜3か月を目安に張り替えましょう。週に3回程度練習をするなら、2週間を目安に張り替えてください。練習の頻度が高い人やハードな練習をする人は、より短いスパンで張り替える必要があります。
ガットは使っていくうちに劣化して、弾性がなくなるのが一般的です。ガットの弾性が失われると、ボールが飛びにくくなるのがデメリット。弾性が弱まると手に伝わる衝撃が強くなり、ひじを痛めるリスクも高まるので注意しましょう。
ケガを予防するためにも、ガットは切れていなくてもこまめに張り替えてください。弾性が高い状態なら、少ない力でもボールをしっかり飛ばせます。力まずに打てると、ボールがラケットに当たる繊細な感覚をとらえやすくなり、ショットの修正も素早くできますよ。
ガットの張り替えを自分で行うのは難しいので、スポーツ用品店やテニスショップを利用してください。なお、本コンテンツでは硬式テニス用のガットについて解説します。ソフトテニス用ガットは以下のコンテンツで紹介しているので、参考にしてください。
テニス用ガットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
テニス用ガットには、ポリエステル・ナイロン・天然素材といった3種類の素材が使用されています。また、2種類の素材を組み合わせたハイブリッドも売られていますよ。種類によって打球感や耐久性などが異なるので、レベルやこだわりに合うものを選びましょう。
攻撃型のハードヒッターは、ポリエステルを選びましょう。伸縮性が少ない硬めの素材で、力がボールに伝わりやすいのが特徴。パワーロスが少ないため、強い球を打ちたいときに重宝します。ただし、打ったときの衝撃が大きいので、パワーのある中・上級者向きです。
回転がかかりやすいため、スピンをかけてコントロール性を上げたい人にも適しています。耐久性が高く、できるだけ張り替えの頻度を抑えたいときにもおすすめ。切れにくいので、試合中も思いっきりボールを打てますよ。
初心者には、ナイロンが適しています。ソフトな打球感で、打った感覚がわかりやすいのが利点です。衝撃が小さめなので、ひじへの負担が気になる人にもおすすめ。ナイロンは、コントロールしやすいものやスピードが出やすいものなど製品のラインナップの豊富さも魅力です。
2023年7月現在、12mあたり1,500円程度と低価格で購入できる商品もあります。練習が多く、ガットが劣化しやすい人でも気軽に張り替えられます。ただし、水分に弱いので、雨のなかでのプレーは控えるのが無難です。
高性能なガットがほしい人は、ナチュラルに注目しましょう。牛の腸などの天然素材で作られており、反発力が高く少ない力でも飛びやすいのがメリットです。2023年7月現在、12mあたり5,000円以上の商品が多く値段は高め。しかし、心地よい打球感なので初心者から上級者までおすすめできます。
ナチュラルは、ケガを予防したい人やひじに負担を感じやすいシニアにもぴったりです。衝撃吸収性に優れ、ひじへの負担を抑えられます。ただし、湿気に弱く耐久性も低めなので、こまめな張り替えを意識しましょう。
より高いパフォーマンスを目指すなら、縦と横で違う素材を張るハイブリッドも試してみてください。2種類の素材を使うことで、それぞれの特性のいいとこ取りができ、ボールの飛びや耐久性を上げられます。ただし、特性を理解していないと思いどおりの性能に仕上がらないため注意が必要です。
ボールの飛びやバウンド後の伸びをよくしたいときは、縦ナチュラル×横ポリエステルがおすすめ。ガットが切れやすいものの、球質が向上しやすくハイブリッドのよさをしっかり感じられます。トッププロもよく使用している組み合わせです。
安定感を重視するなら、縦ポリエステル×横ナチュラルを試しましょう。コントロール性が高まるうえ、衝撃が少なく心地よい打球感を味わえます。ナチュラルのみの場合よりもボールが失速しやすいため、飛びすぎを抑えたいときにもぴったりです。
コントロール性を重視する人には、主にナイロンを使用したマルチフィラメントがおすすめです。複数の細い糸を束ねて構成されたガットで、ホールド感がよいのが特徴。タッチショットなど、細かいプレーが得意なプレーヤーに向いています。
ひじに負担がかかりにくく、シニアにもうってつけ。振動吸収率が高く、ボールを打つときの振動が少ないためケガのリスクも軽減できますよ。一方で、耐久性はあまり高くないという欠点もあります。パワー系のプレーヤーが使うと、すぐに切れてしまう場合もあるので注意しましょう。
力強く速い球を打ちたいパワー系のプレーヤーには、モノフィラメントがうってつけです。1本の太い芯糸に細い糸を巻きつけたような構造で、ナイロン・ポリエステルの両方で採用されています。硬めの打感で反発力が高く、パワーボールを打ちやすいのが特徴。一方で、球離れが早くミスをしやすいので注意も必要です。
ゲージとも呼ばれるガットの太さは、求める性能を考慮して選びましょう。テニス用ガットの標準的な太さは、約1.25mmです。細めを選ぶなら1.25mm以下、太めがほしいなら1.26mm以上を目安にしてください。
スピンをかけやすいガットがほしい人は、1.25mm以下の細めを選びましょう。柔らかく目が細かいため、ボールに食いつきやすいのが特徴。回転をコントロールしやすいのが強みです。力のない人でも回転をかけやすいため、スピン・スライスなど繊細なショットに挑戦できますよ。
反発力が高く、伸びのあるボールを打ちたい人にも適しています。一方で、パワーがある人が使うとボールが飛びすぎてしまうことも。耐久性は低めなので、力強い球を打つとガットが切れやすい点にも注意しましょう。面が小さくボールが飛びにくいラケットや、フレームが薄いラケットと好相性です。
耐久性や安全性を重視する人は、1.30mm以上の太いガットを選びましょう。強い球を打っても切れにくいため、パワーヒッターにも向いています。ただし、細いガットよりも反発力が低いので、ボールが飛びにくい傾向です。スイングが遅い人や力が弱い人には扱いにくい場合があるので、注意しましょう。
ボールのホールド感がよく、安定感のある打球を打ちたい人にもぴったり。コントロール性にこだわる人も要チェックです。フレームが厚めの飛びやすいラケットと合わせると、打球感がよくなるので試してみてください。
素材・構造・太さを決めてもまだ選択肢が多くて悩む場合は、人気メーカーのガットに絞って選ぶのもおすすめです。愛用するプロも多いテクニックファイバー・ルキシロン・バボラといった3つのメーカーを紹介するので、それぞれの特徴を押さえてガット選びに役立ててください。
マルチフィラメントガットがほしいなら、テクニックファイバーに注目してください。1978年にフランスで設立されたメーカーです。ナイロン繊維とポリウレタンのマルチフィラメント構造の開発に、世界ではじめて成功。複数の素材を組み合わせたマルチフィラメントガットが充実しているのが特徴です。
性能の高さで選ぶなら、X-ONE BIPHASEが狙い目。ナイロン・ポリウレタンを組み合わせたマルチフィラメント構造で、高い反発力を持ちながら耐久性にも優れているのが魅力です。価格は2023年7月現在、12mで4,620円とやや高めですが、ナチュラルガットに近い心地よい打球感を味わえます。
リーズナブルなものがほしいなら、XR3に着目しましょう。マルチフィラメントでありながら、モノフィラメントのような芯が設計されているのが特徴。ただ柔らかいだけではない芯のある打球感で、操作性がよくスピード感のあるショットを打てます。価格は2023年7月現在、12mで3,080円です。
ポリエステルガットが好きなプレーヤーは、ルキシロンをチェックしましょう。1959年にベルギーで設立されたメーカーで、設立当初はミシン糸を生産していました。1991年からテニスストリングの販売を開始し、ポリエステルガットを中心に展開しています。
スピードとパワーを重視する上級者には、ALU POWERシリーズがおすすめ。ボールの食いつきがよく、うまくとらえれば力強いショットを打てます。一方、ミスを抑えたい場合は4Gシリーズをチョイスしましょう。ALU POWERシリーズよりも飛びが控えめで、飛ばしすぎを抑えられるのが魅力です。
ルキシロンは、ガットのカラーにこだわりたい人にもうってつけ。白・黒・青・黃・緑など豊富なラインナップから、好みの色を選べます。見た目を重視するなら、ラケットのデザインに合わせてカラーを選ぶのもおすすめですよ。価格は2023年7月現在、12.2mで3,000円台のものがほとんどです。
レベルアップとともにガットの素材を変えたい人は、バボラを候補に入れてください。1875年にフランスで創業した老舗ラケットスポーツ専門メーカーで、テニス用品やバドミントン用品を幅広く展開。テニスガットはナイロン・ポリエステル・ナチュラルを取り扱っています。
初心者には、エクセルがおすすめ。マルチフィラメントのナイロン素材で、柔らかな打球感が特徴です。ほどよくボールが飛ぶので、力が弱めでもきれいな弾道で飛ばせます。衝撃吸収性も優れており、腕への負担を軽減したい人にもぴったりです。
パワーが備わった中・上級者は、RPMブラストが狙い目。モノフィラメントのポリエステル素材で、硬めの打感が特徴です。飛びが控えめなのでアウトになりにくく、スピードと威力を存分に発揮したショットを打ち出せます。しっかり振り切れば、重いスピンをかけられますよ。
価格は気にせず性能を重視するなら、タッチVSを検討しましょう。爽快な打球感を得られるナチュラルガットで、多くのプロも使用しています。ボールの食いつきがよく、パワーのある深いショットを打てるのが魅力です。2023年7月現在、約10,000円で販売されています。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
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素材 | 構造 | ゲージ | |||||
1 | Tecnifibre(テクニファイバー) X-ONE BIPHASE | ![]() | ナチュラルガットに近いフィーリング | ナイロン、ポリウレタン | マルチフィラメント | 12m:1.18mm、1.24mm、1.30mm、1.34mm/200m:1.24mm、1.30mm | |
2 | ヨネックス YONEX|ポリツアーレブ 125 | ![]() | スピン性能に優れたハードヒッター向け | ハイポリマーポリエステル | モノフィラメント | 1.25mm | |
3 | Babolat(バボラ) TOUCH TONIC|201032 | ![]() | 普及版のナチュラル。コスパ重視の人に | 天然繊維(牛腸) | ガット | 1.30mm | |
4 | Wilson Sporting Goods LUXILON 4G | ![]() | ツアー選手も使用する次世代ストリング | ポリエステル | 不明 | 1.25,1.30mm | |
5 | Wilson Sporting Goods LUXILON 4G SOFT|WRZ997111 | ![]() | ボールとのコンタクト時間を延ばす食いつき感のあるアイテム | ポリ・エーテル・エーテル | モノフィラメント | 1.25mm | |
6 | LUXILON ALU POWER | ![]() | 多くのツアープレーヤーに支持され続けるストリング | ポリ・エーテル・エーテル、アルミ・ファイバー | モノフィラメント | 1.25mm | |
7 | BABOLAT TOUCH VS | ![]() | 優れたテンション維持性能で腕への負担を軽減 | 不明 | ガット | 125,130,135 | |
8 | ヨネックス POLYTOUR PRO|PTGP125 | ![]() | 高い耐久性と緩み感の軽減を実現 | 芯糸:ハイポリマーポリエステル | モノフィラメント | 1.25mm | |
9 | Wilson Sporting Goods テニスストリング | ![]() | 快適さと耐久性を備えたマルチフィラメントストリング | 合成素材 | マルチフィラメント | 1.34mm | |
10 | Babolat(バボラ) RPM BLAST|243101 | ![]() | 力強くボールを打つプレーヤーにおすすめ | ポリエステル | モノフィラメント | 1.35mm |
優れたテンション維持性能により、パワーと初期の打球感を長時間維持する次世代ストリングです。分子の核生成密度を高めることで、ルキシロンならではのしっかりと芯のあるフィーリングはそのままに、しなやかさがアップ。素材にポリ・エーテル・エーテルを使用した、単張りのモノフィラメントです。
素材 | ポリエステル |
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構造 | 不明 |
ゲージ | 1.25,1.30mm |
ガットのテンションは、ラケットのスペックやスイングスピードを参考に決めましょう。テンションとは、張り上げ時にガットを引っ張る強さのこと。ポンドという単位が使用され、数値が高いほど強くなります。
打球面が小さくフレームが薄いラケットなら、42〜52ポンドを目安にしてください。ラケット自体の飛ばす力が弱めなので、ガットのテンションを下げて反発力を上げたほうが楽にボールを飛ばせます。スイングスピードが遅い場合も飛びにくいため、テンションを低めにするのがおすすめです。
打球面が大きめでフレームが厚いラケットなら、46〜58ポンドを目安にしましょう。飛びやすいラケットなので、テンションを上げて飛びを抑えたほうが操作性がよくなります。スイングが速い人もボールをしっかり飛ばす力があるので、テンションは高めに設定してみてください。
思いどおりの球を打つためには、自分に合ったラケット・グリップテープを選ぶことも重要です。以下のコンテンツでは、硬式テニスラケット・グリップテープのおすすめ商品をご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてくださいね。
1位: Tecnifibre(テクニファイバー)|X-ONE BIPHASE
2位: ヨネックス|YONEX|ポリツアーレブ 125
3位: Babolat(バボラ)|TOUCH TONIC|201032
4位: Wilson Sporting Goods|LUXILON 4G
5位: Wilson Sporting Goods|LUXILON 4G SOFT|WRZ997111
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