スタイリッシュなデザインが人気のテニスラケットバッグ、テクニファイバー Team Dry Standbag TFAB153。ネット上では「重さをあまり感じない」と評判ですが、「シューズを入れる場所が小さい」といった口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のヨネックスやバボラなどのテニスラケットバッグとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、テニスラケットバッグ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
テクニファイバー Team Dry Standbag TFAB153は、毎日のクラブ活動で使いたい人におすすめです。実際に背負うとフィット感があり、「重さをあまり感じない」との口コミにも納得。体に当たる部分のクッション性も十分でした。比較したなかにはベルトが薄めで体への負担が気になる商品もありましたが、こちらは肩への食い込みを気にせず快適に使えるでしょう。
収納スペースは、マジックテープで取り外し可能な仕切りつき。比較した同ブランドの商品には、メインの収納スペースに仕切りが備わっていませんでした。こちらは水筒・タオル・貴重品などをすっきり整頓して収納可能。チャックつきポケット4か所・ラケットが入るカバーポケットも備え、機能性は十分といえます。
実際に収納してみても使い勝手は良好です。比較したなかには出し入れがしにくい商品もありましたが、こちらはメインポケット開口部が大きく開くためスムーズに扱えました。ただし、口コミで指摘されていたとおり、シューズスペースは小さめ。1足入れるにも工夫が必要だったため、足サイズが大きいと入らない可能性があります。自立しないのも気がかりです。
耐久性をチェックしたアパレル・服飾雑貨の専門家は、バッグ表面に強度の高いターポリン素材を使っている点を評価。「耐久性が非常に高い」とコメントしました。防水加工により汚れや水がつきにくいのも魅力。肩掛けベルト部分にしっかりかんぬき止めがされており、壊れる心配は少ないでしょう。
必要な荷物をしっかり収納できるうえフィット感があり、デザインもスタイリッシュで満足度の高い一品です。テニスラケットバッグ選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそもテニスラケットバッグとは、ラケットやシューズなどテニスに必要な道具をまとめて持ち運べるバッグのこと。移動時のラケットの揺れでファスナーが開かないようロック機能がついたものや、ラケットを固定するバンドがついたものなどさまざまな工夫がされています。
今回ご紹介するTeam Dry Standbag TFAB153は、人間工学を取り入れることで快適性に配慮したリュックタイプです。大きさは32×55×23cmで、防水性を高めた熱圧着ジッパーを使用しています。ポケットが複数あり、フロントアクセサリーポケット・トップアクセサリーポケット・インナーネットポケットを備えています。
テクニファイバーは、1979年創業のフランス発スポーツ用品ブランド。テニス・スカッシュなどをメインに、ラケット・アクセサリー・ボールといったアイテムを展開中です。
今回は、テクニファイバー Team Dry Standbag TFAB153を含むテニスラケットバッグ全32商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、機能性の検証です。
シューズ専用の収納スペース・収納スペースの仕切り・小物類用のチャックつきポケットなどがあるかを確認し、機能の多い商品ほど高評価としました。
機能性はまずまず。シューズ1足が入る専用収納ポケットがついています。マジックテープで取り外し可能な仕切りもありました。比較した同ブランドの商品には仕切りがありませんでしたが、こちらは荷物の量や内容に合わせて中身を整頓して収納できます。
チャックつきポケットは4か所。側面にもついているため、背負ったまま小物を取り出しやすいですよ。ラケット固定バンドはないものの、ラケットの半分を覆えるカバーポケットを備えていました。チャックを閉めればさらに動きにくくなります。
比較したなかで、リュックタイプは普段の練習用にちょうどよい大きさのものが多くありました。こちらも同様に必要な荷物を収納可能。両手が空くので、水を飲んだり定期券をかざしたりといった動作もしやすいですよ。
次に、使い勝手の検証です。
実際に、テニスラケット1本・テニスシューズ1セット・4個入りテニスボール缶2本・500mLペットボトル5本・タオル5枚・帽子1個をバッグに収納。きれいに入れられるか・出し入れはしやすいかといった観点からチェックしました。
機能性の検証でわかったとおり、仕切りがあるためきれいに入れられました。底部分にシューズ専用スペースがあるにも関わらず、その上が平らなため縦にものを入れても安定感があります。上に向かって大きく口が開くタイプなので、サイズの大きい荷物もスムーズに収納できますよ。
ただし、口コミで指摘されていたとおりシューズ専用スペースはやや小さめ。開き口が小さいため、1足入れるにも工夫が必要でした。足のサイズが大きい人はシューズが入らない可能性があるので注意してください。
荷物をぱんぱんに入れると上のベルトが届かず、閉まらない点も要注意です。底部分に靴を入れている関係もあるのか、バランスが取りにくく収納後は自立しませんでした。比較したなかにはしっかり自立し、底面に防水加工つきで雨の日に地面に置ける商品も。こちらは自立するタイプが好みな人には向きません。
続いて、持ちやすさ・背負いやすさの検証です。
実際にバッグを持ち、背中のフィット感があるか・軽く感じるか・肩掛けベルトや手持ちベルトが硬すぎないかをチェックしました。
持ちやすさ・背負やすさは、比較したなかでトップクラスの評価を獲得。フィット感が薄い商品もあったなか、こちらはしっかり背中に固定できて軽く感じました。「重さをあまり感じない」との口コミにも納得です。
体に当たる部分・肩ベルトのどちらもクッション性があり、体への負担を抑えられるのも魅力です。比較したなかにはベルトが薄めの商品もありましたが、こちらは快適に背負えるでしょう。
最後に、耐久性の検証です。
アパレル・服飾雑貨の専門家である深沢光さんに協力を依頼。バッグ表面の素材・持ち手部分の耐久性・縫製の丁寧さなどを調べました。
表面にはターポリン素材を使用。専門家は「耐久性が非常に高い」と評価しました。防水加工が施されているため、汚れや水もつきにくいつくりです。比較したなかには水がしみやすい素材の商品もありましたが、こちらは雨が降ってもバッグの中が濡れるリスクは低いでしょう。
肩掛けベルトにも同様にターポリン素材を使用し、メッシュ・パッドの一体型形状に。裏地素材にも、210デニール・同素材のオックス織ポリエステルを使用しています。全体的に強度の高い素材を使っているため、破れる心配は少ないでしょう。
肩掛けベルトの縫いつけ部分をチェックしてみると、かんぬき止めが2か所されていました。テープとショルダー部分もかんぬき止めがあり、ほつれを防ぐ効果が期待できます。ただし、比較したほかの商品よりも耳部分の補強にやや物足りなさがあり、惜しい結果でした。
中ポケットは縫い込まれており、パイピング処理もされています。中央のステッチが返し縫いのみなのがネックですが、専門家は「ジグザグステッチなので伸びやすい」「丈夫なつくり」と評価しました。
5号のコイルファスナーを使用。比較したなかには滑りがいまひとつだったり、荷物を入れた状態で動かすと生地を噛んでしまったりする商品もありましたが、こちらは比較的スムーズにファスナーを動かせました。
ただし、ファスナーが小さい部分はやや開けにくいことも。カーブ部分は問題ないものの、表面のファスナーには負荷がかかりやすく劣化が気がかりです。荷物が増えたときにもスムーズに開閉できるかどうか、できれば店頭で実際にファスナーを動かして確認してみてください。
種類 | リュック |
---|---|
シューズ収納スペース |
良い
気になる
素材 | 塩化ビニル樹脂、ポリエステル |
---|---|
幅 | 45cm |
奥行 | 18cm |
高さ | 52cm |
重量 | 1.07kg |
ポケット数 | 4個 |
容量 | 41L |
持ち手・肩掛けベルト幅 | 7cm |
防水加工 | |
キャスター付き | |
メッシュポケット付き | |
付属品 |
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バッグが汚れてしまったときは、中に入った砂をはたいて出しておきましょう。カビが発生することがあるため、表面は濡れタオルで拭く程度に。丸洗いは避けてください。使わないときは、中に消臭剤を入れておくのがおすすめです。
家で保管する際は、折りたたまずにそのままの状態で置いておきます。バッグに折り目がつくとそこから劣化してしまうため、なるべくそのままの状態で置くのが理想です。
テクニファイバー Team Dry Standbag TFAB153は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。取扱店舗によって値段が異なる場合があるため、送料を含めて検討してみましょう。
なお、テクニファイバーの商品は、ラコステジャパン社により国内店舗での販売を行っています。実物をチェックしてから購入したい人は、店頭に問い合わせてみてくださいね。
最後に、荷物を入れた状態で自立した商品をご紹介します。
バボラ バックパック マキシは、底面に防水加工済み。自立するため、雨の日も地面に置けて便利です。リュック前面に取り出し口があり、大きく開いて出し入れできます。ラケットは2本まで収納できました。フィット感があり、軽く感じるのも魅力です。年齢や性別を問わず使いやすいでしょう。
WilsonのRG SUPER TOUR BACKPACK 2022も、荷物を入れた状態で自立しました。シューズスペースが表面側にあり、底面が平らで荷物を入れやすいのも特徴。サーモガード機能つきのサイドポケットがあり、飲み物入れスペースとして重宝します。クッション性が高く、背負い心地も良好です。
種類 | リュック |
---|---|
シューズ収納スペース |
良い
気になる
素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
---|---|
幅 | 33cm |
奥行 | 22cm |
高さ | 50cm |
重量 | 0.73kg |
ポケット数 | 4個 |
容量 | 不明 |
持ち手・肩掛けベルト幅 | 7.5cm |
防水加工 | |
キャスター付き | |
メッシュポケット付き | |
付属品 |
Wilson Sporting GoodS RG SUPER TOUR BACKPACK 2022 WR8018301001をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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