【徹底比較】保温卓上ポットのおすすめ人気ランキング【保温力最強なのは？2025年11月】

タイガー魔法瓶の「TIGER 真空断熱ステンレスポット PWR-A120AL」は、インテリアにマッチしやすいデザインとカラーが特徴の卓上ポットです。軽量で丈夫なステンレス製の真空二重構造により、優れた保温・保冷性能を謳っています。広口設計で、ポットの内面にはスーパークリーン加工が施されているのも特徴。

保温力・保冷力は優秀。約95℃のお湯を入れて7時間経過したあとも20.1℃しか温度が低下せず、温かさを保てました。約5.5℃の冷水は7時間経過後もわずか2.8℃の上昇にとどまり、高い保冷力を発揮。温かい飲み物も冷たい飲み物も、適度な温度で長時間楽しめるでしょう。

使いやすさも申し分ありません。フタがワンタッチで開閉できるうえ、注ぐときもレバーを押すだけと片手操作が可能です。忙しい朝や作業中でもスムーズに使えるため、日常的な使い勝手を重視する人にぴったりといえます。

保温力・保冷力・使いやすさのすべての項目において高評価を獲得した一品。どれを選ぶか迷ったら、まず検討してほしいベストバイの卓上ポットです。

HARIOの「真空二重保温ポット CHP-800」は、飲み物をよりおいしく飲めて、汚れやにおいがつきにくい卓上ポットがほしい人におすすめ。内側に施されたセラミックコーティングによってステンレス特有の金属臭が抑えられるので、飲み物本来のおいしさを楽しめるでしょう。

使いやすさは、検証したなかでもトップクラスの高評価でした。つまみを押しながらフタを持ち上げれば開閉でき、注ぐときも片手でレバーを押すだけ。水もしっかり切れて液だれしません。満水容量を入れても1,305gと軽量で、片手でも楽に扱えます。

保冷力・保温力も申し分ありません。冷水を入れて7時間後に温度を測ると3.2℃の上昇にとどまり、冷蔵庫から出したてに近い温度。また、95℃のお湯を入れた7時間後の温度は21.4℃しか下がっておらず、飲みごろの温かさをキープできていました。シーズンを問わず適温のドリンクを楽しめるでしょう。

一方で、フタのパーツ数が7個と多いうえに、食洗機には非対応。口径は約6.2cmとやや小さめでした。手入れにはやや難点があるものの、使いやすさが強みの卓上ポット。保冷力や保温力にも優れているので、金属臭が気になりにくいものを探している人はぜひ候補に入れましょう。

象印マホービンの「ZOJIRUSHI ステンレスポット SH-HC10」は、大人数で使いたい人におすすめです。サイズは1L・1.5L・1.9Lの3種類展開で、コンパクトなサイズから大容量サイズまでシーンに合わせて選べるのがうれしいポイント。サラッとマットな質感も特徴で、落ち着いたカラーのポットがほしい人にもぴったりの商品です。

象印マホービンの「ZOJIRUSHI ステンレスポット SH-RA15」は、デザインや洗いやすさよりも保温力・保冷力を一番重視したい人におすすめです。いかにも卓上ポットらしい見た目ではありますが、検証の結果、保温力・保冷力がトップクラスに優秀でした。

95℃のお湯を入れて7時間後に温度を測ると81.5℃で、わずか13.5℃の低下にとどまる結果に。5.7℃の冷水は7時間後に2.1℃しか上昇せず、冷蔵庫から出したてのような冷たさで飲み物を飲めます。

お湯を出すときはレバーを押すだけなので、片手で簡単に注げるのも魅力です。注ぎ口が尖っているため水切れがよく、液だれもしませんでした。満水容量まで入れたときの総重量は1,707gとやや重いものの、片手で扱える重さです。

一方で口径は約5.6cmと狭く、手が小さい人でも内部を洗いにくいといえます。洗うフタのパーツが3つと少ないとはいえ、食洗機に非対応なのも惜しいポイントです。しかし、保温力・保冷力は上位商品以上なので、機能性にこだわるなら候補になるでしょう。

アトラスの「軽量スリムステンレス卓上ポット ATP-1100」は、卓上ポットをとりあえず試してみたい人におすすめ。2,000円を切る価格で気軽に手に取りやすいでしょう。

低価格ながら保冷力はトップクラス。冷たい水を入れた7時間後に温度を測ると、5.1℃から0.5℃しか上がっていませんでした。保温力も良好で、94.8℃のお湯を入れてから7時間経過しても、25.6℃の温度低下にとどめました。上位商品には及びませんが、温かいと感じる温度はキープできています。

フタの開け閉めには両手が必要ですが、片手でレバーを押すだけで注げるうえ、水切れが良好。本体重量は518gと1Lタイプのなかでは軽量で、満水容量まで入れても1,518gと片手でも持てる重さです。

しかしフタの直径が約5.2cmと狭く、洗うにはブラシが必要。パーツ数は3個と少ないものの、食洗機には非対応で手間がかかるでしょう。とはいえ肝心の保冷・保温力は期待できるので、お試しとして気軽に検討してみてください。